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伊吹嶺落書  (14年7月からの12月の落書)(みなさんからのメールや出来事&ネット同人からのお知らせなど)
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26.12.31 (3347)
 隣の部屋のテレビのボリュームを上げて、パソコンに向かっています。 勿論「紅白歌合
戦」が映っています。興味のありそうな内容の時は、急いでテレビの前に。女性司会者の
赤の花柄のドレスの丈が もう少しだけ長いと もっと素敵ではないでしょうか。(お節介?)

★「伊吹嶺」新年号が届いています。 執筆者の交代等々 少しづつ内容が変わっていま
すね。いぶきネットスタッフとしては…・ ネット部・国際部の担当ページが 3ページ少なく
なった事。 作文に弱い私としては・・・・・・有難いような…・寂しいような・・・です。
 河原地さんは、「・・・・スリム化させた分、より密度の高い、充実した内容を目指したい。」と
書いておられますので、インターネット部でも皆さんと協力しあって、より充実を!ですね。

★伊吹嶺誌の表紙の絵が新しくなりました。 菜の花の黄色が前面に広がる明るい絵です。
作者は、今年と同じ小林章三画伯です。作者の<表紙のことば>で、「・・・・フランスは絵
描きにとっては とても恵まれた土地であり、その幸せをいつも感じています。」と書いてお
られます。 我々も 美しい黄色の画面から しあわせ感を味わう事が出来ます。

 表紙の絵は 大聖堂で有名なシャルトルの街の郊外の景色のようです。 私は、2か月ほ
ど前に旅行でこの地を訪れました。丁度 黄葉の季節で、表紙絵とは趣が違いましたが・・・
大聖堂は霧に包まれて落ち着いた感じの街でした。どこまでも続く畑や牧場の風景も甦りま
した。 来年は、表紙を見る度に シャルトルを思い出す事が出来ると思います。
 下の写真は、大聖堂の中の「聖母マリアの衣」です。説明を聞いていると 本物と思えて来ます。

★12月のいぶきネット句会の会報も、配信していただきました。 切子さんが毎月取り纏めて配信
してくださいます。 今年も滞りなく会報をいただだく事が出来ました。切子さんに感謝!
 会員各々の俳句の他に、毎月2人ずつ順番にエッセイを寄せていただいています。今月は、栗生
さんが「俳句の文法は易しい」、一灯さんが「文教地区・国立」と題して、書いておられます。
感心したり、羨ましく思ったりしながら 読みました。

★ 今年も皆さんと協力しあって、無事に(?)いぶきネットの作業が終りました。 皆様に感謝!
今日は、購読申込の方が複数ありました。会社等がお休みの間は、「いぶきネット」の読者も増えるかもしれませんね。

 俳句に興味のある皆様! 「伊吹嶺」は、俳句の基本中の基本である 即物具象の俳句を学んでいます。 
皆さ~~~ん!「伊吹嶺」で一緒に俳句の基本学びませんか!(孝子) 

 来年も 宜しくお願いします。(いぶきネット・矢野孝子)


26.12.30 (3346)

静岡支部句会報「一番茶」が届きました。
 
 「一番茶」は磯田なつえさんを支部長とする元気いっぱいの静岡支部から発行される句会報です。
同人、会員、子供たちの俳句に加えて吟行記、自句自解、旅行記など構成が充実して、楽しい会報です。
 
 十一月号は「鳴沢吟行記」と題して、下河辺美乃里さんが吟行記を書いておいでです。
共感した一部を抜粋させていただきます。
 
「同じ景を見れば似かよった句ができる。それらの中でどの句が皆の心に訴えるか、今まで使ったことのない季語や言葉をどう使っているかなど参考になる。常々思っていることではあるが、吟行句会は大切な勉強の場であることを再確認した。」とあります。
 
 静岡の皆さんの俳句に対する真摯な姿勢を垣間見るようで、自分自身の反省も加えて頷きながら読ませていただきました。
 
「鳴沢吟行句」より
 
  富士樹海落葉敷き積む溶岩の道      操子
  風穴の暗き入口しぐれ来る          和世
  初冬の日ざしこぼるる樹海かな       法子
  冬はじめ雨の樹海の鎮もれり        一枝
 
他に今月の一句として、
 
  ハンモック甲斐駒ケ岳を目の前に      秀治
 
    景がはっきりして、大らかな句に仕上がりました。作者のお人柄までみえてく
    るような佳句です。     
                                          (内田陽子)
 


26.12.28 (3345)

いぶきネット句会の皆様

 年の瀬寒波に泣かされて、年用意の作業に追われています。

只今、部屋の片付け作業をしておりますが、過去の投句メモや、無くした
と思っていた本などが出てきて、そのたび手が止まり、作業は遅々として
進みません。それもまた楽しい大掃除です。


そんな中、伊吹嶺の大先輩で尊敬して止まない、鈴木真理子さんの初句
集、伊吹嶺叢書第四十四編の句集「白桔梗」が届きました。「白桔梗」は
傘寿を迎えられたという真理子さんのずしりと重たい句集です。読んでい
たいのは山々ですが、初読みの楽しみにと句集を閉じました。


     母いつも人待つ暮し白桔梗  鈴木真理子(句集名となった句)

 

茶の花や潜り戸低き芭蕉庵  鈴木真理子

  今月は風邪を引かれた樹炎さんに替わって、坪野洋子からの投句のお知
 らせです。

 いぶきネット句会の投句締切はいつもと同じ1月5日(月曜日)午後9時です

  尚、言わずもがなではありますが、締め切り日、締切時間をお守りください。


 今年もネット句会へのご協力ありがとうございました。
来る年もどうぞよろしく御願いします。皆様、良いお年をお迎えください。(坪野洋子)


       写真は国枝さんがスキャナーで取って 送ってくださいました。鮮明ですね! (孝子)


26.12.26 夜  (3344)
 岐阜支部長の兼松秀さんから 連絡がありました。 平成27年の岐阜支部新年大会につい
てです。 内容は、会場の変更の件と、皆さんへ参加のお願いです。不在投句は岐阜支部に
籍を置く方に限りますが、 当日の大会への参加は伊吹嶺の会員なら何方でもOKです。
 講師として河原地副主宰をお迎えし、選評もしていただけるそうです。

  一人でも多くの方に参加していただいて、会を盛り上げていただきたいと思います。
詳しくは 以下に記します。(孝子)

 日時    平成27年1月18日(日)   11時から受け付け     11時30分開会

 会場    臨江館  ℡ 0568-61-0977 (名鉄 犬山遊園駅下車・・徒歩5分)師弟句碑のある犬山ホテルへ行く途中です。

 投句    当日3句持参   

 会費    6,000円

     参加申し込みは、4 5日前まででも良いとか・・・・・皆様 ご一考下さい! 問い合わせ等は、伊吹嶺12月号の
     新年大会案内を御覧ください。

                                                          写真はフランスの風見鶏です。

26.12.26  (3343)  今年のHP句会年間成績発表
 今年一年多くの方からHP句会に糸憂くして頂きました。HP句会案内に書いてありますように、昨年から年間を通して、高得点の方を表彰することにしました。高点句の計算方法は、特選2点、入選1点で、年間合計をカウントします。その結果、上位5位まで表彰しています。「伊吹嶺」会員、「伊吹嶺」会員外を問わず、平等で計算します。今年の結果は次のとおりです。(敬称は略させて頂きます)

   1位 眞人  得点30点
  2位 雪絵  得点28点
  3位 一橋  得点26点
  4位 晴夫  得点25点
  5位 蝶子  得点22点
  5位 健雨  得点22点


 以上です。5位が同得点でしたので、6名様に表彰します。入賞の皆様、おめでとうございます。賞品としてささやかな図書カードを送らせて頂きます。
 また一月から新しく入選者のカウントを始めます。来年もHP句会へ多く方からの投句をお待ちしています。(隆生)
(380640)


26.12.25  (3342)
 夕べは 孫(小学生)の家にはサンタが来たようです。 皆さんのお宅は いかがでしたか?

★ 12月いぶきネット句会の添削例を アップしました。文法や即物句について・・・参考になりま
せんでしょうか?担当の皆さんで頑張りました。「いぶきネット句会」から ご覧ください。

★角川の『俳句』1月号が発売されました。 まだパラパラと読んだだけですが・・・・・・
特集「47都道府県で詠む! 日本のお正月」のページに主宰の俳句が載っています。

    < 愛知県>   たこ焼の隣は射的初詣    栗田やすし

 「第9回 角川全国俳句大賞」の選考結果が発表されました。ネット仲間の梶田遊子さんの名前を
見つけました。 遊子さんおめでとうございました。(孝子)

    愛知県<中日新聞社賞>   前進の文字みちのくの星祭   梶田遊子

                                             写真は名古屋・榮のクリスマスマーケットの風景です。

26.12.24  (3341)
 メリー クリスマス!
 孫たちは 午後クリスマス会とか・・・急いで出かけて行きました。 スポーツジムのインストラクター   
も 生徒もキラキラの衣装で いつもと違って華やいでいました。  教会では今夜 馬小屋の籠の
中に赤ちゃんの人形(キリスト)が加えられるでしょう!
 我が夫婦は、忘年会を兼ねて 姉夫婦と食事。 酔うほどに昔話で盛り上がりました。
帰り道に ふと・・・  沢木先生の <金銀の紙ほどの幸クリスマス>  を思い出していました。
<紙ほどの幸>のしみじみとした幸せ感も、そして昔話も・・・・良いものですね。(孝子)

       降誕祭讃へて神は二人称        津田清子

       エレベーター聖樹映して昇りけり      藤田岳人

       髭拭いて菓子食ひ余す降誕祭       守 孫二

       蝋燭で回る人形クリスマス         水野征男

       白髪また増えて聖夜のケーキ食ぶ     栗田やすし

                                                       写真は我が家のささやかなクリスマス!

26.12.22  (3340)

 今日12月22日は冬至です。

 

 冬至寺、南瓜寺として知られるハズ観音へ詣でました。

 

 蒲郡に隣接する西尾市の東幡豆のハズ観音 妙善寺は、別名、中風除け寺
 かぼちゃ寺とも呼ばれ、その始まりはとても由緒正しく、およそ1300年前、天
平年間(729~749)、行基菩薩(ぎょうきぼさつ)の開基と寺史に伝えられてお
ります。

 海岸沿いの門前の松は大きな数珠で繋がれ、寺の庭は中風除け、呆け封じ
の観音さまに参拝する善男善女で賑わいました。大竈が据えられ、大鍋で煮
た南瓜汁粉をいただく列が途切れることなく続きました。

 

 堂縁には巨大な南瓜が並び、かぼちゃサミットと称して南瓜の姿を競う行事も
あわせて開催され、大変な盛り上がりでした。

 

 お参りの方に配られる南瓜を割るのは何と「鉈」です。男衆の力の見せ所です。

 

 門前では年の市が開かれ、年用意の松や野菜を買う人で大賑わいでした。地元の名産品
も合わせて売られ、地元活性化に大いに役立っているようです。

 

海辺の小さなお寺ですが、無事に過ごせた皆さんの安堵と、来る年に向け明るい笑顔が素敵
な行事でした。  (内田陽子)

 

   写真は大南瓜を鉈で切る瞬間、つやつやの巨大南瓜、本堂の賽銭箱の前にも大南瓜  

 



26.12.21  (3339)
 ★今夜はカリンカ句会でした。昼の「伊吹
嶺句会」は46名で 盛会のようでした。
 その句会からの流れで、カリンカ句会に
はいつものメンバー12名が集まりました。
 今までは旅遊さんに指導をいただきなが
ら「伊吹嶺」の俳句を学んで来ましたが、来
年からは、河原地副主宰から指導をいただ
く事になりました。 皆さんから旅遊さんに御
礼の気持をこめて お花を差し上げました。 
右上の写真)河原地さんと旅遊さんのツーシ
ョットです。 これからも旅遊さんに 辛口の
コメントをいただく事に変わりはありません。
 
 旅遊さ~ん 長い間有難うございました。 河原地さ~ん  宜しくお願いします。
  ロシア料理とワインで歓談の後、5句づつ投句をして句会を行いました。(孝子)


★ 今朝の中日新聞の「中日俳壇」は 年間賞が載っていました。な・なんと 栗田主
宰の<最優秀賞>は 伊吹嶺のホープ 大島知津さんの作品でした。 佳作にも
「伊吹嶺」の仲間の加藤ゆうやさんが載っていました。  
知津さ~~ん ゆうやさ~~ん おめでとうございました。(孝子)

     カンバスの室咲きの影やはらかし    大島知津

  <佳作>
     ホールインワンの余韻や星月夜       加藤ゆうや

  主宰は総評の中で、以下のように書いておられます。

            ・・・・・・・・日常生活の中での発見(感動)を十七音で説明するのではなく、的確に写生
            することを心がけて来年も句作を楽しんでいただきたいと思います。


26.12.20  (3338)
 ★HP俳句会・12月の選句結果をアップしていただきました。高点句は 
一橋さん(町田市)の <冴ゆる夜や光の帯の終電車>でした。
 早速 賞品の伊吹嶺12月号を送らせていただきます。おめでとうございました。 

 年間の高点賞の結果は 後日 発表します。  お楽しみに!


 20日は、織部句会でした。 一応 指導者ですので・・・・・一年無事に仲間と学んで
来られた事に安堵しています。 幹事さんや仲間に感謝 感謝です。 
 しかし毎年12月は、来年も全員が句会に参加されるか、心配な時期でもあります。 
いろいろな都合で、俳句を続けるかを悩まれる方もあります。 止められるか続けら
れるか、何れにしても 本人の気持ちを察すると切ないです。
 友人は、ご主人から、「今辞めたら呆けるからダメだ!」と叱られたとか。来年も参加
してくれるそうです。家族は有難い(?)ですね。

             写真は  巴里土産と言いましょうか。エッフェル塔・凱旋門・聖堂です。 マカロニですが・・・・・(孝子)

26.12.19夜  (3337)
 昨日の全国的な大雪にはびっくりしました。私の住んでいる三重県北部でも30cmほど積もりました。ただ昨日、困ったことは審査員研修があり、欠席する訳にはいかないのですが、私は雪の日には運転しないことに決めて、ノーマルタイヤにしています。やむ得ずいつもは車で1時間10分程度のところ、公共交通機関を使って出かけ、2時間半もかかりました。朝早く出かけたのですが、結局少し遅刻しました。名古屋では12月にめずらしく、23cm降ったそうです。皆さんの地方ではいかがでしたか。

 いぶきネット句会ではMLで皆さんの雪の状況を知らせていただいた方が多くいらっしゃいました。


 広島は暖かいイメージがありますが昨日からあっという間に雪がつもり(30センチ位)、風も強く日影では長い氷柱が、、、(Mさん)

  今朝の彦根は15センチほどの積雪です。伊吹山はたしか二度目の冠雪でしたから、例年より早い平地の雪です。(伊吹山が三遍白くなると平地にも雪が降ると言われています。)(Sさん)

 静岡でも初雪を迎えました。でも その中でもテニスができるのが 静岡です。(Yさん)

 今朝は零下で、裏の池に薄氷が光っていました。寒いですね。(Jさん)
 
 名古屋は朝起きたら21センチの積雪でした。(Tさん)

 名古屋近辺も20センチくらいの積雪、2歳半の孫が雪に喜ぶかと思ったら怖がっていました。(Kさん)


 昨日の雪が凍り付いて、県道を車がゆっくり走っています。(Sさん)

 写真は昨日、研修に出かける時の我が家の前の道路です。12月に積雪があるのはめったにありません。写真としては白一色であまり面白くもない写真です。(隆生)


26.12.19  (3336)

 昨日、主人と一緒に汐留にイルミネーションを見に行きました。ここのイル

ミネーションは、全国でも第一位だそうです。


風の冷たい夜でしたが、ビルに囲まれた広場に、青い幻想的な世界が広がってい

ました。
25万球のLEDが使われているそうで、20分ごとに音楽と光の競演が始ま

ります。まるで夢の中につつまれているようです。息子の勤務先のビルがすぐ近

くなので、ちょっと顔を見せてくれました。この写真は息子のおすすめのスポッ

トから撮った写真です。来年の
1月半ばまで開催しているそうです。

ぜひお出かけくださいね。行かれない方は ネットで写真が沢山出ているのでそ

ちらでお楽しみください。   (鈴木みすず)


聖夜来てすずらん通りの電飾樹   高澤良一

電飾の聖樹のともる夜の川      魚井イチエ

電飾の光さざめく師走の夜      牛島淳吉ルミネーションの中に溶け込むかのような、360度光に包ま


26.12.18 夜 (3335)

    伊吹嶺の皆様

 各地に大きな被害をもたらした、「爆弾低気圧」皆様には雪の被害は御座いませんか。

お見舞い申し上げます。

 このところ、歳を重ねたせいか、はた又 寒さのせいか、長年炬達の無い暮しでしたが、(炬達)と

(火鉢)を復活させてみました。

(旧満州)大陸に居た子供の頃は(オンドル)(ペチカ)( スチーム)を体験しましたが、

戦後の足腰を芯から温める炬達・炭火の匂う遠い記憶・・・すっかり惚れ込んでしまい

ました。鉄瓶の湯気は加湿になり、昔の人の知恵を再認識しています。

 遠い昔 二人の弟が、竹を十字に組み合わせ、四つの先端を糸で結び、なれない手

つきで和紙を張り凧を作っていました。失敗を重ね凧の足はご飯粒がゴロゴロ付いて、

 12月の底冷えする朝、子供たちの声が大空に響いて・・・炭火の記憶に呼び覚まさ

れたようです。ご笑覧下さい。

    
 身ほとりに鉄瓶の湯気賀状書く      八尋 樹炎



26.12.18 (3334)
 夜の9時頃から降り出した雪が、積もり始めました。(只今午前0時) 自動車の行き交う音も今夜は
無く、静かな夜です。  明日の朝の出勤や登校は凍結で大変でしょうね。 
 
 ★HP俳句会の投句を アップしていただきました。 選句結果は25日頃になるでしょうか??
その結果が出ると、今年の年間最高点が発表されます。上位5名でしたね?可能性のある皆様
楽しみにお待ち下さい。

 ★いぶきネットの来年の行事等も、皆さんで知恵を出し合っているところです。 部長さんを中心に、
来年に向けて歩み始めています。 充実した<いぶきネット>になると思います。

 ★司馬遼太郎賞に伊集院静の小説「ノボさん」が決定したと、2日ほど前の新聞に載っていました。名古屋へ出かけた折に書店に寄りましたが、見つける事が出来ませんでした。 正岡子規と夏目漱石の事が書かれているようです。 他にも気になった本がいろいろあり、購入したかったのですが、家に積んである読みさしの本が、「この本を読んでから買ったら?」と・・・・・声なき声が聞こえて来そうでした。 結局 来年の手帳を買って帰りました。
 書籍はネット購入も便利で良いのですが、手に取って見てから購入したい本もありますネ。さて「ノボさん」はどうでしょう??
                                                                   (孝子)


26.12.16 (3333)
 昨日、今日といぶきネット句会の合評会が行われました。両日とも20名以上のメンバーが参加して、活発な意見が出されました。皆さん、段々句を深く読むことになってきており、進行役としても事前の勉強不足が問われる事態もありました。
 佳句も多くありましたし、即物具象句と事柄俳句の違いについても質問が出ました。また忌日の句についても新しい忌日、従来からの忌日の句がありましたが、自分の体験に引きつけた忌日の句には力強いものがありました。
 今年最後の合評会で、これでしばらくパソコン上でもお会いすることが出来ません。また来年も元気な声(指先?)でお会いできるのを楽しみにしています。
 明日から全国的に寒波がやって来るようです。私はなるべく雪道を走らないように、あえてノーマルタイヤにしていますが、18日にはどうしても出席しなければならない審査員研修があるため、雪の予報にどうしたらよいものか思案中です。皆様の地方でも雪、風雨に十分注意して、また健康にも留意して年末年始の仕事などに準備して頂きたいものです。(隆生)(379294)
 

26.12.13 (3332)

   いぶきネット会員の皆様    合評会のお知らせ

  今朝は風花が舞う寒さです。又 寒冷前線の南下です。

一年中でもっとも日が短いのは22日の冬至からですね。十二月に入った途端、何かに急かされるよ
うです。

 農家から貰った新藁で、手製の注連飾りを作って見ました。先ず藁の無駄葉を整理して、霧を吹き、

横槌で叩き しなやかに成ったところで、綯うのですが、昔の勘所は何処えやら・・・何とか注連飾り

らしくなりました。これに、松、南天、水引等でアレンジしてみます。南天は「難を転ずる」で我が家で

は毎年懲りずに正月花としています。皆さんのお宅は如何でしょうか。

    さみどりの藁の香たつや注連作り    山田 英津子 

    注連作る揃へし藁に御神酒かけ     宮地  順一 

 さて、合評会はいつものように、15日(月曜日)・16日(火曜の両日)
    午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
     伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。          

                                                    (八尋 樹炎 



26.12.12 (3331)
 いろいろな事が重なり、「落書」のアップを 部長さんにお願いしていました。
どちらかと言えば、やはり「落書」はアップより読む方が楽しいかな??と思いつつ・・・・・・
部長さんや原稿を送って頂いた皆様に感謝! これからも 宜しくお願いします。

 9日の愛知の同人句会で、下里編集長と目が合いました。 やはり楽しい話題を送
って頂けました。 下里さ~~ん 有難うございました。(孝子)

最近友人間で、久しぶりに会った友人を夫に紹介しようとして名前
が思い出せないというコマーシャルが話題に上がります。誰にも思い
当たる節があるからでしょうか。私自身、一日のうちで探し物に費や
す時間は年々増えてきて、自分でも情けなくなるほどです。

ところで私にはここ二ヶ月ほど探し続けている物が二つあります。一つは歳時記。もう一つは切手。歳時記はある程度の大きさがあるし、切手はまとめ買いした2円切手と82円切手をファイルに入れておいたので、紛れ込む筈はないのに・・。気がかりな日々が続いていましたが、今日何気なく本棚の隅を見たら歳時記があるじゃないですか。ホッとするやら苦笑いするやら。残るは切手のファイルのみ。果たして今年中に見つけることが出来ますことやら。

 <短日や一書を探しあぐねをり   やすし>   


 ところで件のコマーシャルは何のコマーシャルなのか、全く意識にないのですから、笑ってしまいます。
                                        
(美恵子)

                  写真は9日の愛知同人句会の時の主宰と副主宰です。 最新のお2人です。(孝子)

26.12.11 (3330)
 今朝のTVは日本人3人のノーベル賞授賞式で盛り上がっていました。名古屋の旧TV塔でも青色LEDの照明でライトアップしていました。樹炎さんから早速福岡でのLED照明のお便りを頂きました。

 博多港の「サンタ灯台」
 
 今朝、青色LDEでノーベル物理学賞受賞された三氏を日本人として誇らしいく授賞式をテレビで拝見しました。

近年のクリスマスのイルミネーションは、けた外れに華やかなですね。一般家庭でも、ご近所同志楽しまれる様になりました。

青色LDEのお蔭で三色、省エネ・・・・豪華絢爛おとぎのせかいです。

 一方、地味で微笑ましい「サンタ灯台」が 博多の沖合にある赤灯台に出来ました。起源は福岡沖地震が起きた2005年に被害者を励まそうと・・・

高さ19メートル・顔や白鬚などを飾り(髭はビニール)
出入港の多い年末に向け海難防止につなげたい、との意向で始まったそうです。

対比があまりにも大きいクリスマスに、メモしてみました。ご笑覧ください。(樹炎)




そんなことをしているうちに内田陽子さんから、暦のお便りを頂きました。合わせて紹介致します。

 最近、徳間書房から出ている「暦のおしえ」という本を買いました。
その中の「暦の楽しみ方」の章で、冬とは旧暦で10~12月、新暦では12~2月頃のこと。
寒さで「冷ゆ」や寒さが威力を「振るう」、寒さに「震う」の音から「冬」が生まれたそうです。
 へ~~「冬」の語源はそんなんでした・・・・
 
お歳暮のつもりで、春夏秋についても書き加えます。
 
春は予想がつきますね。
眠っていた植物や動物、虫たちが目をさまし、活発に活動し始める時期。地中で縮んでいた草木の芽が「発る」「張る」、気候の「晴る」などの意味から。
 
夏は旧暦で4~6月、新暦では6~8月頃。一年で最も暑い季節で、農作物や草木がよくしげります。
「熱」「暑」「生」などの字音から「夏」に。
 
秋は旧暦7~9月、新暦では9~11月頃。「秋空がアキらか(清明)である」「収穫が多くて食べ物にアキる(飽きる)」ことなどから「秋」に。
 
 先月東京巣鴨のとげぬき地蔵の門前で今年の暦(運命宝鑑)を求めました。結構はまっています。
ちなみに来年は甲午(きのえうま)の年、万物が盛大になって木の枝が伸びることで、交わる意もあるそうです。(陽子)
 
 私はいつも新聞配達店から無料の「高島暦」を貰っています。薄い冊子ですが、二四節気、雑節なども出ています。ただ七十二候まではないようです。それでも俳句を作るときには役立っています。(隆生)


26.12.10 (3329)
 いぶきネット句会の選句結果を送信するとともに、愛知支部新年俳句大会の選句締切が迫っています。私は連日くだらないことで夜更かししているのですが、締切に遅れては申し訳ないので、今日やっと選句結果を発送しました。皆さんの支部でも新年俳句大会が迫っていると思います。年末年始にかけて各支部でも活発に動き出す時期ですね。

 このところ急激に寒波が押し寄せる気配がします。地元の鈴鹿山系もすべて冠雪状態になりました。
 写真は鈴鹿とは関係ありませんが、岐阜県山岡町の寒天田です。山岡町は寒暖の差が大きく、夜寒ければ寒いほどよい寒天が出来るそうです。数年前に関東支部の皆さんとこの寒天田を訪れたことを思い出しました。確かこの時、横森今日子さんもご一緒だったと思います。その句友とももう会えないと思うと、切ないですね。(隆生)


26.12.9夜 (3328)
 樹炎さんからのいぶきネット句会選句締切のお知らせです。
   くれなゐの色を見てゐる寒さかな   細見綾子

 
立冬に入りましたが、(冬となる)でなく、真冬並みの天候です。

この四・五日 急な寒波に見舞れて各地に雪の被害が深刻です。

馴れない地での降雪は人の命をも奪いました。天候不順に驚くばかりです。

 日短・日つまる・暮早し・など 実感のこもった季語です。

巡り歩けば、大苅田に高く掛大根、軒に吊るす干大根、筵に広げる切干大根

古くから人の暮らしに馴染んだ景色ですね。これから益々美味しい

季節です。最も記憶の底に甦る物の一つでもありますね。

12月8日・・・大根の話しは平和で暖かいものです・・・・・

      伊吹嶺の影くる速さ掛大根    中本   紀美子

   庭木まで大根掛けし杣家かな  中津川  幸江

 
さて、明日12月10日(月曜日)午後9時選句の締切です。

 締切までに出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。(樹炎)

 
なお写真は樹炎さんからの大根干し風景です。(隆生)


26.12.9 (3327)
 
今日は愛知同人句会でした。冒頭に栗田主宰から「もう一度即物具象の俳句の精神に戻ってほしい。句会指導する同人の皆さんも会員さんにくどいくらい即物具象の大切さを指導してほしい。」と力説されました。
 そのことが頭にあったせいか、私はなるべく即物具象に適した句を選句するように心がけました。この落書を読まれている伊吹嶺会員の皆さんも即物具象の俳句をめざして頂きたいと思います。
 今日も多くの佳句に出会うことが出来ました。なかでも栗田主宰の「漱石忌」の句に惹かれました。忌日の句は難しいと思いますが、一般的な忌日の季語から連想される句でなく、自分に引きつけて詠むことが大事だと思っていました。そういう点で栗田主宰の句を選することが出来てよかったと思います。
 以前、大垣で結社を越えた俳句交流会に出席したことがありましたが、その時、講師の櫂未知子さんも忌日の句はテレビ俳句のような誰もが詠むような句でなく、自分しか詠めない自分に引きつけた句を作ることが重要だとの発言を思い出しました。
 
 右の写真は孝子さんから送られてきた句会前の同人相互の語らいの写真です。これから句会に入る久闊と緊張感がうかがえる写真です。時にはこういう何でもない写真には雰囲気がよく出ていますね。(隆生)

26.12.8 (3326)
 HPのウイルス騒ぎでしばらく落書のニュースが滞っていました。俳人協会の『俳句文学館』12月号が届きました。今月は俳句大賞、準賞、選者選などが掲載されています。伊吹嶺関係の方々の特選、入選をお知らせします。

大串章 特選
◎種採つて朝顔日記終りけり    篠田法子

西村和子 特選
◎戦争を知らぬ三代墓洗ふ     小原米子

栗田やすし 選
〇父征きし聯隊跡や夏あざみ    上杉和雄

斎藤夏風 選
〇梅花藻の花や戸毎に石の橋    角田勝代
〇最上川船曳き道の葛かづら    近藤文子

特選、入選の皆さん、おめでとうございます。
なお今月号に9月21日に栗田主宰が講演なさった東北俳句大会模様も掲載されています。この大会にも伊吹嶺の皆さんが特選など多くの方が受賞されています。この模様はこの落書の9月23日欄をご覧下さい。

 ところで今日はネット部名古屋の皆さんに集まって頂いて、インターネット部の1年の総括と来年の企画について話し合いました。ただ今日は都合の付かない方が多く8名の打合せになりました。
 特に来年の「自然と親しむ吟行会」「オフ句会」、来年のibukinet記事の予定も打ち合わせました。いずれインターネット部の皆さんに来年の執筆者予定をお知らせします。
 写真は久しぶりに出席頂いた眞由美さん、徒歩さんも入っています。
また伊吹嶺の皆さんにはインターネット部行事のご支援をお願い致します。(隆生)(378190)


26.12.7 (3325)
 4日に伊吹嶺HPがウイルス感染したことをお知らせしましたが、これまで確認してきましたが、今日正常であることをお知らせします。その間、落書も滞り、失礼しました。「伊吹嶺」誌12月号が届いたことに合わせて、トップページの季節の俳句のほか、栗田主宰の今月の俳句、いぶきネットの四季、いぶきネットたより、ネット関係の同人俳句、伊吹集、山彦集俳句、俳SCHOOLの句等を更新しました。今後、落書欄も賑やかになると思います。(隆生)


26.12.4 (3324)
 いつも伊吹嶺HPを閲覧して頂き、ありがとうございます。今日はお知らせがあります。実は伊吹嶺HPが悪意のある第三者によりウイルス感染したようです。現在対策中です。しばらく関連ページのアップが滞ることになります。対策が済めばまたこの落書欄にてお知らせします。なおこのHPを閲覧する限りは皆さんのパソコンにウイルス感染することはありません。
 今後ともよろしくお願い致します。(隆生)


26.12.1 (3323)  ままこのしりぬぐい
 今日、「伊吹嶺」12月号が届きました。「伊吹山房雑記」の記事を読まれましたか。栗田主宰は「ままこのしりぬぐい」を紹介されています。何故こんな残酷な名前の付いた草花かというと、草の茎に棘が逆さに付いているため、「継子のお尻をこの草で拭うための草」という通説です。先月の伊吹嶺全国俳句大会で哲半さんが新同人挨拶で、この草の花のことを知らなかったかと言うエピソードを思いださいます。この草は結構可愛らしい花ですが、茎に逆さ棘が付いているのすぐ分かります。昔の写真をいろいろ探しているうちに右の写真しか見つかりませんでした。写真では棘がかすかに見える程度ですが、本物はもっと棘が目立っています。
 同時に「地獄の釜の蓋」という草の花は春咲く草で結構良く見かけます。この花はキランソウというのが本来の学名です。
 皆さんも一度この長い季語で俳句にしてみませんか。

 またibukinet記事では隔月に「俳SCHOOL」という欄で子供達の俳句を掲載しています。そして何と今月には主宰のお孫さんの栗田夏帆ちゃんの句も並んでいます。
  うるま市でいとこと花火楽しいな  夏帆
 
 なお以下に継子の尻拭いと地獄の釜の蓋の写真を紹介します。後者はあまり映りがよくありません。

継子の尻拭い(小さい棘が見えます) 
 
地獄の釜の蓋(一般にはもう少し花が多く咲きます)

 合わせてインターネット部では会計担当が交代しました。それに伴い、いぶきネット句会会費の振込先、有料添削の振込先も変更しました。皆さんそれぞれ確認して下さい。(隆生)(377222)


26.11.30 (3322)
 吟行にはとても良いシーズンですね。 皆さん 元気に吟行をされているよ
うです。 横井一夫さんから 写真を添えて お便りをいただきました。  
横井さ~ん  有難うございました。


 1129日午後、朝日カルチャ-センタ-俳句教室の仲間で名古屋市東区の建中寺から   
布池教会界隈を吟行に行ってきました。
 参加者は都合ナルミ先生ふくめ9名。
 晴れ女が多いせいかちょうど雨もあがり、銀杏黄葉が見事でした。
筒井町
「松月」の名物の「あやめ団子」をほおばりながら散策。句より団子です。
建中寺は尾張徳川家の菩提寺で、古い建物が残り、句材は一杯でした。


 句会(東生涯学習センタ-で実施)後は、ドイツ料理店(CBC南にあるPilsen)で、
すこし早目の忘年会です。黒ビ
-ルと自家製ソ--ジが美味で、おそくまで俳句
談議が続きました。(写真は建中寺総門前で)       (横井一夫)



 朝日カルチャーセンター俳句教室では、 「伊吹嶺」副主宰の河原地英武さんと 「伊吹嶺」同人の都合ナルミさんが指導をされています。 詳しくは、<朝日カルチャー 名古屋教室>で検索されると良いですね。(孝子)


26.11.28 (3321)

    いぶきネット句会の皆様      投句・選句・締切のお知らせ



      灯がひとつ紙漉く谷の夕紅葉   栗田やすし

 手すき和紙の技術が 無形文化遺産登録に決まり誉れですね。

紅葉といえば、楓でしょうが、紅葉樹はさまざまな,樹々それぞれに個性のある色に染

めあげます。秋のお宝です。

 先日、「糸島市民大学」で筑前琵琶を鑑賞して参りました。プログラムは「平家物語」 

糸島には 平家一門の九州落ちが多く、「重盛の内妻が自刃」した、糸島の唐原地

区・・・昔、盲僧の爪弾きに始まった筑前琵琶が今も引き継がれて、その 独特の語

りと音色に暫し 時代をタイムスリップして参りました。

                  秋の山吊橋揺るるたび傾ぐ    坪野 洋子

              粧へる山いただきに一部落    坂本操子

              紅しづく黄しづく雨の紅葉狩    桜井 幹郎


   さて、投句締切 12月1日(月曜日)から5日(金曜日)午後9時締切

      選句締切 12月6日(土曜日)から10日〈水曜日)午後9時締切   (八尋 樹炎)



26.11.27 (3320)
★いぶきネット句会11月の会報を配信していただきました。会員2人づつのエッセイが 毎月載っ
ていて、 これも楽しみの1つです。 切子さんが毎月纏めて、滞り無く配信して下さいます。 
切子さ~ん 有難うございました。
 これで 今月のネットの行事が滞りなく終わりました。皆さん ご協力を有難うございました。

角川の『俳句』12月号を 読まれましたか?
 特集の「冬の季語と名句100」のページに、<必修!冬の基本季語 生活 ・ 暮らしの中で息
づく季語>と題して、主宰の文章が載っています。 

         炬燵より跳ぶ吾子全身にて受ける   沢木欣一     

 「月評・河原地英武が読む<今月の10句>」も楽しみにしているページです。1句1句、河原地さん
は どんな鑑賞をされるのかを先ず考えますが、 なかなか予想が付きません。 大きく飛躍した内
容もあり・・・楽しいですね!

 昨日範子さんが知らせて下さいましたが…・ 「平成俳壇」では 徒歩さんが1番初めに載っていま
す。坊城俊樹氏の選評には  <日常のいつもの風景を簡素に写生したところにかえって余韻を感
じた。・・・・>とあります。  徒歩さん 良かったですね。

  写真は 昨夜の名古屋の風景です。榮のオアシスの下に 毎年恒例のスケート場が出来ました。床は氷ではないようですが・・・・。(孝子)


26.11.26 夜 (3319)
 範子さんから メールをいただきました。 楽しい経験をされたようです。徒歩さんの 嬉しい
ニュースも 知らせてくださいました。 徒歩さ~~ん  おめでとうございました。 


 『俳句』12月号で 徒歩さんが坊城俊樹特選第一席でしたね。

       踏切の先の七夕祭かな  松井徒歩

        ★.。.:*・°★.。.:*・°★

 先週東海市の小学校の5年生十数名ずつに 俳句の授業をする機会をいただきました。
資料の他に、学校のHPにアップされていた、キャンプや運動会 稲刈りなどの写真をプリントしていきました。
2時限目には 各自の自信作?一句を黒板に並べて番号を付けて選句です。なかなか素敵な句を作った子も
いました。

             夏休みいつもとちがう海の色
             太陽がおうえんしている運動会
             雨の中星が泣いてるキャンプの空

 最後にマスキングテープで縁を飾った画用紙の短冊に清書してもらい、先生に掲示をお願いしてきました。一期一
会の授業だったかもしれませんが、俳句の楽しさを少しは味わってもらえたかなと思いながら校門をあとにしました。

                                                             ☆NORIKO☆

                              ☆.:*・°.。.:*・°☆.。.:*・☆°.。.:*.。☆.:*


                                                         写真は、美男葛の実です。(孝子)

26.11.26 (3320)
 昨日は、三島忌でしたか。11月下旬から、12月初旬にかけて身近な忌日が続きますね。11月21日が波郷忌、11月23日が一葉忌、12月8日がレノンの忌、12月9日が漱石忌そして年が押しつまると、蕪村忌が旧暦の12月25日ですね。目白押しの忌日のどれかを詠んでみたいものです。
 ただ忌日を詠むにしても親しみやすさに違いがありますね。私は今まで波郷忌と漱石忌しか作ったことがありません。忌日はただその人物にちなんだ句を作るのでなく、日常の中で自分に引きつけてその忌日を詠むしかないと思います。そういう意味で三島忌やレノンの忌は縁遠い忌日です。
 一番親しみの持てる波郷忌を今年も作ってみたいと思います。
 右の写真は数年前に深大寺を訪れた時の波郷句碑です。俳句は次の句です。
   吹き起こる秋風鶴を歩ましむ  波郷

 ところで24日にHP句会の成績をアップしました。そして今日、その選評を掲載しました。HP句会の選句結果に書いてあります。【こちら】をクリックして下さい。(隆生)(376644)


26.11.25 (3319)
★11月いぶきネット句会の添削例をアップしました。トップページのいぶきネット句会から
ご覧ください。 

★今日は、三島忌です。 三島由紀夫が最後に自衛隊員を前に演説をしたテラスのある建物は、
今、防衛省の敷地内に移築されています。 忘れていた あの日(昭和45年)の衝撃の記憶が甦り
ました。
 3年前の冬に、防衛省の見学に行きました。 三島の付けた刀傷も見る事が出来ましたが、その時
の案内の女性(写真)の真っ赤なコートと美人揃いであった事が 印象的でした。(孝子)

        三島忌や空のプールに日の差して   片山由美子   

        三島忌の男美学の首飾         井沢 正江


26.11.24 (3318)
★11月のHP俳句会 ・ 選句結果をアップしていただきました。 今月の高点句は、
 健雨さん(横浜市)の <小春日や手話の親指よく喋り >でした。
健雨さ~~ん おめでとうございました。 
係の長崎さんから、 早速 賞品の伊吹嶺誌を送って頂きます。

 皆さ~~ん HP俳句会は何方でも投句していただけます。 毎月2句(無料)です。
12月も、12月1日~15日が、投句の期間です。 伊吹嶺の即物具象の句を実感して
いただける 良い機会と思います。 ご参加下さ~~~い!


★愛知県美術館の「デュフィ―展」に 先日出かけました。 俳句仲間から、この美術展
の感想(感動!)のメールをいただいて、落ち着かなくなり・・・急いで出かけました。
 デュフィ―が 個性を確立して行く過程でもある、画歴50年ほどの作品を観る事が出
来ました。 以下の言葉が今も印象に残っています。

    ・・・・・青はそのすべての段階において、本来の個性を保ち続ける唯一の
   色彩である。最も濃いものから最も澄んだものまで、いろいろの表情を持って
   いる。 いつも青なのだ。・・・・・

 青い空や湖を見ても、最近はこの言葉を思い浮かべます。   (孝子)

      
      凍て滝の青き剣となりて垂る     栗田やすし


26.11.22 (3317)
 樹炎さんから 写真を添えて、お便りをいただきました。 私も 思わず笑って
しまいました。 樹炎さん いつも有難うございます。(孝子)

 伊吹嶺の皆様

      歳をとるって悪くない。

 11月22日今日は 「良い夫婦の日」 です。

「シルバー川柳」の傑作選を夫に三冊プレゼントしました。

         「紙とペン探してる間に句を忘れ」

         「カード増え暗証番号裏に書き」

         「まだ生きるつもりで並ぶ宝くじ」

         「つまずいて何もない道振り返り」

 我が家でも、「二人とも症状を言えば言う程薬増え」・・・の日々ですが「介護してふたたび芽生える夫婦愛」・・・この川柳で、しめたいと思います。!!
 今、夫が大声で笑っています。 ( 八尋樹炎)


26.11.1 8 (3316)
 ★今日は、思い立って愛知県美術館のデュフイー展を見に出かけました。これだけ纏めて
デュフイーの作品が名古屋に来ることは無いかもしれません。 感動しました。
 
 帰りの地下街で、な・な・なんと! 憧れの高倉健さんの死去された事を知りました。速
報が新聞社のビルの入り口に貼ってありました。デュフイー展の感動は吹っ飛び・・・・・・
帰りの電車では、スライドショーの様に 健さんの映画のシーンを思い浮かべていました。
 
 青春時代から洋画一辺倒でしたが、高倉健さんだけは別格です。素敵過ぎた健さんは、
もしかして、俳優高倉健を 演じておられたかもしれないと・・・・          (孝子)



★ チャットの時に<このしろ>が話題になリました。早速 樹炎さんから写真を添
えてメールが届きました。 樹炎さ~~ん 有難うございました。

 最近 娘夫婦の「岸壁釣り」について行きます。

玄海に面して防波堤の多い糸島は家族で楽しむには絶好の場所です。今まで釣など経験の無い私には釣れるまでの、

時間待ちが 少々我慢がいりますが俳句を詠むのに、

又一つレパートリーが増えました。日が西に傾くこ

ろから出かけて、夜釣になります。「サビキ釣」

「投げ釣り」言葉を覚え・・・

「来た来た!コノシロだ~」外灯にピチピチと銀色

に輝いています。思わずすごい!!(樹炎)

  低き鳶海女の部落の根釣かな  皆川 盤水

  海近く住む幸せや鰯引く  小西 滝女


★いぶきネット会員の西村信子さんから 写真が届きました。
西村さんは、北名古屋市にお住まいです。 そして・・・・な・なんと!
今月のいぶきネット句会では、主宰の特選です。
 西村さ~ん  良かったですねぇ~。 (孝子)

 いつもお世話になっています。
我が町の隣町 豊山町には、まだ稲架が掛かります。
この町に来て農村風景に感動し、私の目には新鮮です。             
                               (西村信子)


26.11.1 6 (3315)
 15日と16日はいぶきネット句会のチャットによる合評会です。 夕べは 23名が56句について 意見を出し合いました。 時間が足りないくらいですが・・・・・・俳句は勿論、その他にも各地の情報を教えていただける楽しい句会です。

★ HP俳句会の投句をアップしていただきました。  選句結果は 20日過ぎと思います。お楽しみに!


 関東支部のみすずさんから 写真を添えてメールをいただきました。 確か去年も 干し柿の話題を頂きました。今年も100個!みすずさ~ん  有難うございました。 (孝子)

 我が家の干し柿作りが始まりました。今年は100個を予定しています。

一つ食べましたが、ほっぺたが落ちるくらい美味しいです。(鈴木みすず)

   干柿や祖母の財布の重みもて    殿村菟絲子 『菟絲』

   干柿やあまたの恵み受けて生く    角川源義 『西行の日』

   旅ながら干柿むすぶ膝かしら     『定本石橋秀野句文集』

   干柿の母より届き吊し見る       野畑節子

   干柿に闇たつぷりと甲斐の国     橋本榮治

       
26.11.1 4 (3314)

 いぶきネットの皆様    合評会のお知らせ

 今朝、北風が強く庭の落葉は綺麗に吹き飛んでいて、助かりました。

今年も(出水平野)に「万羽ヅル」がやって来います。シベリヤ方面から渡来する

鶴の世界的越冬地です。調査は地元の中学生や県の鶴保護会の会員、約100

人で行うそうです。又、観測史上初めて、「カナダツル」4羽、2羽は幼鳥で、親に

寄り添っているそうです。

「ナベツル1万1802羽」「マナズル451羽」過去最高だそうです。


      登校の空晴れ渡り鶴来る    藤原冬人  (火星より)

      鶴来て何やらうれし朝の庭   東芳子   ( 酸漿より)


  さて、合評会はいつものように、15日(土)・16日(日)の両日
    午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
     伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。          

                               八尋 樹炎 


     写真も樹炎さんが送って下さいました。地元の新聞の写真だそうです。(孝子)

26.11.1 2 (3313)
 <菊薫る!> 嬉しい事が 続いていま~~す。
朝日カルチャーの俳句教室で学んでおられる、橋本淳さん(藤ヶ丘句会)から
写真を添えてメールが届きました。 淳さ~ん 有難うございました。
 川島さ~ん おめでとうございました。 (孝子)

 11月9日、朝日俳句大会が、朝日カルチャーセンター名古屋教室の設立50
周年を記念し、朝日新聞名古屋本社ビルにて開催されました。河原地英武副
主宰、都合ナルミさんを含め、講師9名が勢揃いしました。

 俳句大会では、川島和子さん(写真中央の素敵な和服の方)の句が選者賞
(都合ナルミ賞)を受賞しました。おめでとうございます。(淳)

              大脚立拡げてよりの松手入        和子



26.11.11  (3312)
 今日は、愛知の同人句会でした。 5名の新同人の初参加で、句会も盛会でした。
出席者62名でしたので、選句だけでも時間がかかりましたが、良い句を 沢山見せて
頂く事が出来ました。
 河原地副主宰は欠席でした。 愛知の同人句会では、副主宰からも直接指導をいた
だく事が出来ます。何時も 楽しみにしていますが・・・・・今日は残念でした。

 沢木先生・細見先生の全句集は 売り切れになったそうです。 再版のお話も出てい
るようです。両先生の俳句は、多くの方に読んでいただきたいですね。(孝子)



26.11.9  (3311)
 いつもこの落書欄が重くなったとき、これまでの落書は倉庫の方に移していますが、今回は早めの整理で申し訳ありません。10月以前のページは倉庫に移しました。
 皆さんが見た目には問題ないように見えますが、HPBでこの落書で書いているとき、壁紙との境とこの日記スペースがうまく合っていませんでした。どこでこのような問題が発生したのか、少しずつ調べてみたら、原因が分かりましたので、早めに倉庫に移しました次第です。皆さんがHPを閲覧するには何の問題もありませんからご安心下さい。(隆生) (374069)


26.11.8  (3310)
         いぶきネット会員の皆様      選句締切のお知らせ

 初冬の花として暮らしに馴染んだ「山茶花」は椿とよく似ていますが、やわらかな香気があることと、

椿はポトリと散るのにたいして、貝殻のように一枚一枚散り敷くさまに風情があります。

ほかにも、目立たない花なのに、何て美しい花だろうと思う「茶の花」。静かな日差しに映える金色の

蕊・・・うつむき加減に咲く清楚なはなです。無住寺に咲く「茶の花」を散策の帰りにお地蔵さんに手向

けて来ます。

皆さんの辺りの初冬は如何でしょうか。ご体調にご注意下さい。

   山茶花は咲く花よりも散つてゐる  細見  綾子

   散り敷きてなほ山茶花の花盛り   熊澤  和代

   茶の花のほつほつ咲いて事無き日  下里  美恵子



     さて、明後日11月10日(月曜日)午後9時選句の締切です。




26.11.7  (3310)
 「伊吹嶺」11月号が届いてから、ほぼ1週間になりました。その間ネット部の皆さんのご協力を得て、伊吹嶺HPも11月号に更新して頂きました。栗田主宰のトップページの「季節の俳句」「伊吹山房雑記「いぶきネットの四季」「環境と俳句「いぶきネットたより」、その他ネット同人俳句、伊吹集4句欄の俳句、山彦集の俳句などそれぞれ更新しました。
 各ページのうち、リンク表示してあるものはそこをクリックすると該当のページ飛ぶことが出来ます。

 とりわけ今月号で皆さんによく読んで頂きたいのは、栗田主宰の「伊吹山房雑記」です。その中の一文に次のような記述があります。

沢木欣一先生が俳句の基本として繰り返し説かれた即物具象の俳句をめざして私たちは句作に励んでいるが、句会で安易な事柄俳句、言い換えれば月並俳句を良しとすることがあるのではなかろうか。ここでもう一度、即物具象とは何かを確認する必要がありそうだ。

というものです。これは私自身も含めて自戒しなければならないと思います。私自身が即物具象に最もふさわしい俳句は何かと考えたとき、沢木先生の句集『地聲』『赤富士』です。特に『地聲』は『塩田』以降、沢木先生が新たな境地として即物具象に辿り着いた句集という位置付けと考えています。インターネット部の皆さんも日頃個人的な指導を受けにくい方もいらっしゃると思いますが、この『地聲』が指導の最高の手引だと思います。(隆生)


26.11.6  夜(3309)
 沢木くみ子さんのブログを読むと…・・
何方かが、沢木先生のお墓参りをされたようです。 関東支部のとみおさんも お墓にお参り
に行かれました。  とみおさ~~ん  お墓参りもメールも 有難うございました。(孝子)


 老後の楽しみは唯一「落書」の拝読、ありがとうございます。

 『沢木欣一全句集』の「あとがきに代えて」(P685)を読み、  昨5日 「田島山誓願寺」
を訪ねてみました。  途中道をお聞きした親父さんが枝つきの柿をくださいました。 墓前
にお供えしたのですが、熟柿になり墓石を汚してはと思い、 駅から引き返して持ち帰りました。

 くみ子さんの書かれておられる方は私ではありません。 私はどなたにもお会いしておりませ
んし、 供花が若干痛んでおりましたので・・・   ほんの少し私の方が早かったのでは?
                                                   (佐藤とみお)

                                                          写真はプラタナスの実です 

26.11.6  午後 (3308)
★昨日は 沢木先生の命日でした。 私の俳句を纏めているノートの表紙裏には
<平成13年11月5日 午後1時30分 ・82歳逝去>と 書いてあります。 それ
なのに・・・・・・・沢木先生 忘れていて、ごめんなさい。

★愛知の新年大会の投句締切が 明日に迫っています。 皆様 お忘れではあ
りませんか?  昨日は 朝から 俳句仲間に投句の確認電話をしました。
出席が出来ない方は、不在投句をされると 良いですね。

★他の支部の新年大会へ参加を予定の皆様!投句を お忘れなく!

 写真は10日ほど前の旅行で、機上から写した富士山です。雪を乗せて美しい
水色の景色でした。 沢木先生の入院されていた病棟からも 富士山が見えた
ようですね。(孝子)


                 師はみまかれり秋冷の十二階   (悼 沢木欣一先生)

                 欣一亡し夕日まみれの師走富士

                 武蔵野の欅紅葉や師の忌過ぐ


                                           以上三句  栗田やすし句集『海光』より

26.11.6 (3307)
 5日ほど前に、コンビニで買った新聞に友人の写真を見つけました。 褒賞のページに大き
く写真が載っていたのは、俳句を通してご縁の出来た方でした。早速一句を添えて祝電を送
りました。 その句の季語は「菊薫る」で 定番の感アリですが、改めて良い季語がある事 
に気付きました。 
 先日、句会仲間の新同人Sさんのお祝い会も行いました。参加者全員 即吟でお祝い句を
一句づつ披露しました。 Sさんのお人柄通りの温かい句ばかりでした。私は、30年近く一緒
に学んで来た事へのお礼を込めました。 やはり季語は<菊薫る>!

 俳句は、投句か応募の為に詠んで来たような気がしますが、<お祝い句>は、良いものだ
なぁ~~~と、しみじみ思いました。俳句を学ぶ事の原点は、こんな所にあるのかもしれません。
<お祝いの句>は差し上げても、頂いても嬉しいものですね。(孝子)

       祝「山繭」二十五周年
                 山繭にひかり満ちくる朝かな

       古希
                 ほろ酔ひて涼しき声に祝はるる
                                            以上二句  栗田やすし句集『海光』より


26.11.5 (3306)
 ★天文的には、今夜は<特別の日!> だったようです。樹炎さんから写真をえて
お知らせが届きました。

      伊吹嶺の皆様   『幻の十三夜』のお誘い

 今日は『ミラクルムーン』 171年ぶりの 『幻の十三夜』にだけ見られる3度目”の
秋の名月は、「後(のち)の十三夜」と呼ばれるもの。立ち会えること自体が奇跡に
近い、そんな夜、そして月が今日、2014年11月5日の月です。
  空を見上げて、歴史に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?どうぞ、お天気が
崩れません様に。(樹炎)

     ぼんやりと佐渡望む浜後の月    伊藤旅遊

    ポストまで一枚羽織る十三夜    中川 光子


★皆様 楽しい連休を過ごされましたか? 範子さんからも 写真を添えて、連休の話題が届きました。(孝子)

 11月3日 愛知池で中部地方の学生(大学生と高校生)の新人戦がありました。
風の強い日で スタート地点が北側(追い風)になっていました。
新潟 富山  石川 福井 長野 滋賀 三重 岐阜から参加の学校があり、
ワゴン車や小型バスに自分たちの艇を搭載し 保護者も大勢応援に来てい
ました。 それぞれの応援旗も「漕思漕愛」「爆漕〇〇高校」など人目を引く
旗もあり 青空にはためいておりました。
 愛知池では11月で大会行事は終わり コースを撤収してレガッタは2月ま
でお休みになります。

               ☆.:*・°.。.:*・°☆.。.:*・☆°.。.:*.。☆.:*
                                      (伊藤範子)


                                


26.11.3 (3305)
★お知らせが遅くなりましたが…10月HP俳句会の高点は、「 石蹴りの輪の続く路地鳳仙花   眞人さん(さいたま市)」でした。賞品の伊吹嶺誌を 送らせていただきました。 眞人さ~~ん おめでとうございました。

 11月のHP俳句会の投句を受け付けています。 2句・無料です。 何方も参加し
ていただけます。 詳しくは、トップページの<HP俳句>を御覧ください。(孝子)


  いぶきネット会員の皆様        投句 締切のお知らせ

 今日は「文化の日」です。早いもので、十一月に入りました。

     皇居では文化勲章の授与式が行われます。


 樹々が山を彩る美しい季節ですね。紅葉前線は 慌しく駆け下りて静かな夕暮れは、
                                                         
写真は樹炎さんのお宅のお庭です。
物思い「愁い」・・・             

  「秋の夜のブィオロンのためいきの身にしみてひたぶるにうら悲し」秋風に舞う枯れ葉に人の哀切を重ね、心の琴線に触れる

ころです。ランスの詩人ベルレーヌの詩「落葉」ですね。つい、くちずさみます。

ぐーんと気温が下がって来ました。風邪にご用心ください。


         筆立に天眼鏡や文化の日   栗田 やすし

         山鳩の枯葉踏む音近づけり  中山  敏彦

         落葉舞ふスクランブルの交差点  佐藤 喜美子


                さて、  明後日5日午後9時投句の締切りです。 
                     早めにお送りくださるようにお願いいたします。(八尋 樹炎 )


26.10.31 (3304)
 樹炎さんが、毎年バルーンの写真を送って下さいます。 この写真が送られて来ると 秋も
終る頃と思います。稲刈りもすっかり終わった佐賀県の景色を思い浮かべて…・・・・・・・
樹炎さ~~ん 有難うございました。(孝子)

 いぶきネットの皆様       佐賀のバルーンフェスティバル


 「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」を家族で観に行きました。

10月30日(木)~11月3日(月・祝)、佐賀市の嘉瀬川河川敷で開催されます。

裏道の脊振嶺を越えて、佐賀県にはいります。「糸島市は脊振嶺を分水嶺として、後が
佐賀県です。」

佐賀平野の大空を彩る無数のバルーンが飛び交うさまは、おとぎの世界です。

大口を開けて眺めながら、暫く夢の世界を味わって参りました。


今年も16カ国・地域の115機が参加し、華やかな飛行を披露です。
写真を添付してみます。

                               八尋 樹炎 


26.10.29 (3303)
 いぶきネット句会では毎月最後となる「いぶきネット句会報」が配信されました。これで今月の一連の活動が終わりました。
 樹炎さんからは来月のいぶきネット句会に向けて会員の皆さんに句会案内が届きました。

  いぶきネットの皆様     投句・選句・締切のお知らせ

 晩秋から初冬にかけて田園風景に欠かせない柿の木、空気が澄み切って、赤い実が陽を受けて輝いています。

一瞬 掻き曇り、刈りあとの田圃に初時雨・・・嘴太鴉の声行く秋を惜しみ、人を惜しみ、命を惜しむ頃でしょう。

  旅人と我名よばれん初しぐれ  芭蕉

  行く秋の淋しく成し田面哉  子規


山茶花が咲き始めました。石蕗の花に黄蝶が舞ってます。皆さんの辺りは如何で
しょうか。急な気温差にご注意下さい。

  石蕗の花薬缶転がる窯場跡  横森 今日子

  山茶花のこぼれし庭に陶の屑  神谷 洋子

 さて、投句締切 11月1日(土曜日)から5日(水曜日)午後9時締切

選句締切 11月6日(木曜日)から10日〈月曜日)午後9時締切
 
投句・選句とも、締切までに出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。


 写真の柿と山茶花は樹炎さんから送って頂きました。また横森今日子さんの句を見ることは切ないですね。

 次に『俳句四季』11月号が届きました。今月は我らが編集長下里美恵子さんの「四季吟詠」が掲載される月で、今月は谷口千賀子さんが見事特選を得られました。谷口さんおめでとうございます。(隆生)(372422)

  あめんばう水のひかりを飛びにけり   千賀子

26.10.26 (3302)
  今日は蒲郡の三谷祭が行われました。ここの神輿の海中渡御は有名な行事だそうです。海中渡御の模様と写真を小田二三枝さんから頂きました。また夜祭りである連獅子の踊りの写真を内田陽子さんから頂きました。
以下にご紹介致します。(隆生)

10月26日(日)午前、蒲郡市指定無形民俗文化財、三谷祭のハイライトである海中渡御を見ました。
号砲を合図に、浜辺に待機している4台の山車が順次200人近くの氏子に曳かれ海を渡る祭りで、山車は高山祭りの山車に負けないくらい絢爛豪華です。

 子どものお囃子連を乗せた山車を、「わっしょい、わっしょい」の掛け声と共に海へ曳き込む様子を間近に見ていると、祭衆のパワーに飲み込まれそうです。
  いよいよ海に入る直前に鉢巻を外し、これから渡ろうとする海に向けて全員で一礼しました。港町に暮らす祭衆の、海に対する畏敬の気持を見た思いでした。
20分ほど掛けて胸までの深さの海を渡り終え、山車を曳き出した祭衆は全身から潮を滴らせ、紅潮した肌は輝いていました。
 蒲郡っ子の誇りとする、この珍しい祭りは、一見の価値有りですよ。(小田二三枝)


海中渡御(二三枝さん撮影) 
 
夜祭りの連獅子(陽子さん撮影)


26.10.24 (3301)  伊吹嶺全国俳句大会
 伊吹嶺全国俳句大会が行われた次の月曜日から3日間、出張に出かけておりました。大変遅くなりましたが、当日の全国大会模様を内田陽子さんに書いて頂きました。大会記とともに、写真、入選句などをアップしました。その大会模様は【こちら】をクリックして下さい。またトップページの大会写真をクリックしても大会記に入ることが出来ます。
 右の写真は大会記に掲載しきれなかった宮田先生と武田さん、荒川さんの三ショットです。

 ところで私は全国大会の宮田正和先生の「『風』で出会った人々」の講演のうち、川口重美が一番記憶に残っています。  そもそも宮田先生が「風」に入会した動機は昭和39年の朝日新聞に川口重美の遺句が掲載されたのを見たことからでした。その頃川口重美の遺句集が発刊されたことは、俳壇でも大きなインパクトではなかったのではないかと思っています。そして宮田先生の初志が平成20年に実を結んで、『川口重美句集』の復刻版が発行されました。
 昭和39年というと、私は俳句のことが何も分からないまま「風」に入会した年です。以前「伊吹嶺」にも書いたことがありますが、私は沢木先生から『川口重美句集』をお借りして筆写したことがありました。その時はその頃の私が個人的に好きな句だけを抜き書きしました。今から思うと何故全句を筆写しなかったかと、長い間残念な思いでいましたが、宮田先生のおかげでようやく『川口重美句集』の全句を読むことが出来るようになりました。こんなことを書いてみたのも宮田先生の講演がきっかけです。伊吹嶺の皆さんも是非一度は『川口重美句集』を読んで頂きたいと思います。(隆生)


26.10.23 (3300)
★いぶきネット句会の添削例アップしました。 添削係の8人が頑張りました。お役に立つと嬉し
いのですが…・

★ 愛知県豊田市の鈴木英子さんから メールをいただきました。小原の四季桜が満開になる
頃は、連日渋滞になります。俳句仲間の好きな土地ですが……(孝子)

 私は、10月15日に「小原の和紙のふるさと」と「杉田久女の句碑」めぐりをしてきました。小原
の地は西三河の奥にあり、平成の大合併で豊田市になっていますが、自宅から車で1時間もか
かります。昨年の11月にボランティアで、和紙のふるさとへ観光バスで出かけ、和紙のうちわ作
りの体験をした際にとてもお世話になり、優しくして頂いたので、ご挨拶をかねて一人で伺いまし
た。和紙作りの作業が始まっており、楮の繊維が絹糸のようにきれいでした。

 豊田市では、全員の小学生の卒業証書を手すきの小原和紙で書くそうです。いまその制作の
最中でした。何ともうらやましい話です。

 久女の句碑のある夫「宇内」の実家は「和紙のふるさと」から数百メートル離れたところにあります。久女もこの地で何年か暮らしました。句碑と観音像の後ろに四季桜がまだ数輪ぽつぽつと咲いておりました。 この地は、かなり山深く、今の時期朴ノ木の落葉が始まり、ガサゴソと音を立てて散ります。ま向いの山の高いところに大きな柿の木があって沢山の赤い実をつけているのが見事でした。

 紙漉きの売店のご主人によると、今年は四季桜の花の咲が悪く、まだまだどこもパラパラでした。11月になったらきれいに咲くでしょうか。小原の人々はほんとに親切です。良い旅でした。 (英子)

  写真は今日の話題に関係ありませんが、名古屋のテレビ塔です。 歩道橋の上から写しました。 ふんだんに灯りが使われているのは、LEDの発明のお蔭?でしょうか。 美しい夜景でした。(孝子)



26.10.20 (3299)
 セリーグは阪神がリーグ優勝をしました。阪神ファンの皆様おめでとうございます。
我が夫婦は、ジャイアンツファンですので、阪神戦が始まってから 野球の話は一切
していません。仕方ないですね。

★ 昨日は、大垣で芭蕉蛤塚忌(こうちょうき)俳句大会が開かれました。
坪野さんが参加され、大会の様子を知らせて下さいました。 坪野さんも20句の作品で、
佳作に入られたとか…・。坪野さ~ん  有難うございました。   
そして、せつ子さ~ん、ナルミさ~ん、坪野さ~ん おめでとうございました。(孝子)

芭蕉蛤塚忌「全国俳句大会」入賞者


 10月19日は芭蕉蛤塚忌でした。

その日恒例の「全国俳句大会」が開催され、会場の奥の細道結びの地記念会
館に全国から大勢の俳人が集いました。大会は、園児たちのソーラン踊りや、
蕉翁船出跡の川面に舟を浮かべての献句流し、蛤塚碑に白菊の献花などのア
トラクションで賑やかに始まりました。


 午後からの全国俳句大会は、大垣市総合福祉会館ホールに会場を移して高野
ムツオ先生の「俳句の言葉の力」と題した講演があり、東北震災の体験の俳句、
平常時の俳句などを話題にお話くださいました。

今年の投句は、事前投句の小中高生の部、ネット投句の部、一般投句の3句の部、20句の部、当日投句(席題は初鴨、鴨渡る、胡桃)などで、総投句数は31,740句とのことでした。  その沢山の投句の中、伊吹嶺のお二人が受賞されました。

     栗田せつ子様「壱岐の旅」二十句     蛤塚忌賞

都合ナルミ様「平家の里」二十句     大垣市文化連盟賞


 
授賞式には栗田主宰も同席されて奥様を祝福されました。

伊吹嶺に入会して以来、せつ子先生の句会で教えていただいた私は授賞式の感激に胸が震えが止まりませんでした。栗田せつ子様、都合ナルミ様、誠におめでとうございます。

 せつ子先生は去年の同大会にて「吉野晴」二十句で特別賞を受賞しておられますので2年連続の快挙となりました。お二人の受賞作品は追って伊吹嶺誌に掲載されます。お楽しみになさってください。

             (坪野洋子報)


  (写真)名古屋祭60回記念の行事の1つとして「山車揃え」が名古屋城で行われました。大会の会場に近い事もあり、大会の後で見物しました。 9基の山車がからくりの披露をしていました。 おめでたい事が続きます。(孝子)

26.10.19 (3298)
 伊吹嶺全国大会の話題の続きです。徒歩さんの伊吹嶺賞受賞挨拶、本当に初々しいですね。最近私は何事にも何も準備しません。しかしメモを取り出して挨拶するのもかえってよいですね。
 今年の全国大会ではいぶきネット句会から伊吹嶺賞の徒歩さん、新同人の英之さん、哲半さん、晴夫さんの3名が晴れ舞台に名乗りを上げました。晴夫さんは体調不良で欠席で一寸残念です。大会後にはホテルロビーでお祝いの集まりをしました。その時の徒歩さんと新同人3名の方への花束贈呈がありました。そして最後は栗田主宰にも入って頂き、全員写真を撮りました。その写真は以下のとおりです。
 
奥様同席の徒歩さんへ花束贈呈
 
前列に主役の皆さん、主宰、副主宰
そしてネット部全員写真
 

 また次に栗田主宰の大会挨拶を徒歩さんに撮って頂きました。それを一度落書にアップしましたが、過去の徒歩さんのユー・チューブ動画が続いて出てしまいました。後で確認したところ、徒歩さんのアカウントでyou tubeに載せましたので、ダブってしまいました。次は伊吹嶺専用のアカウントを取得して、動画を作成して頂く予定です。また掲載方法については検討したいと思います。(隆生)(370371)



26.10.18 (3297)
 第13回伊吹嶺全国大会に参加しました。参加者164名と盛会でした。講演をいただいたのは、『風』の時代の大先輩の宮田正和先生でした。 何と言っても・・・・いぶきネットとして盛り上がったのは、伊吹嶺賞・新同人としてネットの仲間が壇上に立たれた事でした。 

写真左は主宰と新同人8名(いぶきネット仲間の栗生さんは欠席でした)
右の写真は、左から、徒歩さん・荒川さん・哲半さんです。凛々しい3人です。


 詳しくは 後日トピックスで
紹介していただきます。 楽し
みにお待ちください。(孝子)








 早速 徒歩さんから お礼メールが届きました。

 今日の全国大会お世話になりました。

伊吹嶺賞受賞の挨拶ですが、朝の練習にもかかわらず「この
度は」と言った瞬間頭が真っ白になり、原稿メモをひたすら読む
ことになってしまいました。

お恥ずかしい限りですが、これも私らしい思い出として残した
いと思います。

ご来賓の宮田先生の選評と講演は優しく温かい語りで心に残
るお話でした。

皆様のおかげで楽しい一日を過ごさせて頂きました。感謝申し
上げます。(松井徒歩

 写真は、ご挨拶で読む予定になかった下書き(?)を読んでおられる徒歩さんと、その下書き(写真右)です。 初々しいご挨拶で、良かったと思いました。(孝子)


26.10.17 (3296)
 今度の土曜日(18日)は 全国大会です。皆さんにお会い出来るのが楽し
みです。 「伊吹嶺賞」の 徒歩さ~~ん  今頃 落ち着かないのでは? 
ご挨拶をされるのですよね。 頑張れ!

 昨日に続き・・・元気な蒲郡の仲間からメールが届きました。
内田さ~ん  有難うございました。 

 昨日 静岡支部から「一番茶」が届きました。回を重ねて548号の発行です。
句会案内を見ましても、10句会、子供たちの水見色ほたる句会と どんぐり
句会を含めますと、なんと12句会。
 輝かしい明日を感じます。

 今月の句会報から、私の好きな句を選んでみました。
皆さんのご意見もぜひ静岡支部へ送ってあげてください。    (内田陽子)

 茄子の牛金のどんすの鞍置かれ      悦江
  茄子の深紺と金の鞍の色彩が鮮やかです。

 秋風や仏間に妻の宝くじ           悦三
  思わず笑ってしまいました。仏頼みですね。わかります、奥様のお気持ちが・・・

 裏山に玉虫飛べり綾子の忌         愛乃
  「裏山に」で綾子先生を偲ぶお気持ちが身に沁みます。

 ジーパンの案山子胸張る棚田かな     美智子
 今時の案山子が見えてくる、若々しい句です。

 緑陰にどつかと駿府城址の碑        修一郎
  「どつかと」が歴史を感じさせますね。さすが!と思いました。 

 半熟のやうな日の出や 梅雨兆す     なつえ
   おめでとうございます! 俳句四季十月号で、今瀬剛一先生の特選に輝いた一句です。
   なつえさんの笑顔満開、うれしい知らせです。


  写真は、我が町内の秋祭です。 馬の鞍も祭半纏も随分古いものです。 ご祝儀を出すと、鞍に挿してあるご幣が1本いただけます。参道で馬駆けを見物しましたが、引き手の若い衆が少なくなってきているそうです。この祭りがいつまでも続くように 願っています。(孝子)

26.10.16 (3295)
 ★15日は、いぶきネット句会10月のチャットによる合評会でした。 25名の会員さんが
しっかり学ばれたようです。 今夜も9時から行われます。 皆様 お忘れなく!   

 ★10月のHP俳句会は締め切りました。 選句結果をお楽しみに!

 ★蒲郡(リラ句会)の長崎さんから写真を添えてメールを頂きました。
長崎さんは、まだ(?)現役で忙しくお仕事をされていますが、いぶきネットも支えて
頂いています。 長崎さ~ん 有難うございました。(孝子)

 10月15日、岡崎市蔵次(くらなみ)町、熊野神社で行われたどぶろく祭に句友7人で
行ってきました。

 岡崎市街から東北へ車で約20分、山道を走ったところに数件の民家があり、
その奥の小高い山に熊野神社があります。5軒の氏子が毎年持ちまわりでどぶ
ろくを醸造し、10月15日に参詣者に振る舞います。

 今年取れた米で9月20日頃から作り始めたとのことで、27ℓのどぶろくが
境内の約3畳ほどの御神酒醸造殿に運び込んでありました。午後2時より、禰
宜が一人入るのがやっとの本殿で神事が行われ、その後、薬缶に入れたどぶろ
くが一般の参詣者にも配られました。

 私は初めての体験で、どぶろくの味は甘みのない甘酒って感じでした。飲み
干したら、米粒が舌に触れお猪口にもつぶれた米粒が少し残りました。

 看板には「この辺りに平家の落武者が住み着いたと言われている」とあり、
古に想いを馳せるには絶好の場所でした。           (長崎眞由美




26.10.13 夜 (3294)
 只今23時。 時々5階の窓を風や雨が襲います。 今度こそ 被害が無い事を神様に
お願いしたいですね。

 いぶきネット句会から新同人が3人誕生しました。 メーリングリストで、お祝いメールが
飛び交って…・ 盛り上がっています。

 いぶきネット句会の幹事・樹炎さんのお宅に又も・・・・鳥が迷い込みました。(孝子)

  いぶきネット句会の皆様       合評会のお知らせ

   ネット句会から、お三人の新同人の誕生おめでとうございます。

  荒川英之さん、栗生晴夫さん、東口哲半さん益々のご健吟を期待しています。


 朝露が冷たく、日暮れが早くなりました。「釣瓶落し」

井戸水を汲み滑車を使った昔、釣瓶が底に落ちて行く早さですね。

(季語)として、例えの旨さに唸ります。言葉の持つ風情が好きです。

幼い頃、真っ赤な夕焼けの中を駆けて帰った思出がよみがえります。

 雁渡しならぬ、台風19号が本土を狙っています。

気圧が少し上って風よりも雨台風になりそうです。皆さんご用心下さい。


     振り返る釣瓶落しの妻の墓       兼松 秀

     芋の葉を転げ落ちたる露ひとつ     関根近子

 さて、合評会はいつものように、15日(水)・16日(木)の両日
    午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
     伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。          

  台風は九州に上陸しましたが、今の所(13日・朝9時)大した風も雨も降っていません。今朝縁側に動くものを発見・・・カイツブリの雛が イタチに追われて置石に潜っていました。イタチは素早く逃げましたが、長い間追い回されたのか、カイツブリは弱っています。娘が捕まえてきて暫く鳥かごに保護しました。 驚いたことに、カイツブリの足の形 水掻きが羽根の延長のように立派です。
知らないことが多いですね。 写真を添付してみます。   (樹炎)

                                                  


26.10.13 (3293)
 新同人の発表がありました。 皆さんは 改めて俳句への思いを膨らませておられるのではないでしょうか。18日の全国大会の壇上に並ばれます。拍手でお祝いしたいですね。 「伊吹嶺賞」の徒歩さんも壇上に! 皆様 おめでとうございます。

★遅くなってしまいましたが・・・・・
 月食の写真を野瀬ひろさんから送っていただいていました。どんな
カメラを使われているのかお聞きしましたら、ニコンD40を使われて
いるとか…・  本格的ですね。

 昨夜は台風19号の影響でしょうか、薄い雲、厚い雲に覆わ
れて皆既月食満足のいく撮影ができませんでした。
 
雲の切れ間からかろうじてとらえた月です。
 
 次回は2015年4月4日とのことです。皆既の時間がたったの12分。
地球の影の縁ぎりぎりを通る「すれすれ皆既月食」なのだそうです。(野瀬ひろ)


★「大和句会」の様子を、ゲストの安藤一紀さんが写真を添えて送って下さ
いました。名古屋市にお住いの河村惠光さんが毎月奈良へ通って指導をされ
ています。  美しい女性ばかりの句会のようですね。(孝子)

 10月11日(土)大和句会は栗田主宰の<新句会訪問>を受けました。

奈良県斑鳩の同句会は、ゲスト5名を含め15名で行われ、主宰から丁寧に

ご指導をいただきました。緊張の内にも学ぶところの多い句会となりました。

句会の写真を添えて・・・・・・・(一紀)


     地蔵祭漫画ばかりの箱行燈   河村惠光

     山門は風の抜け道濃紫陽花     〃


                  以上2句「伊吹嶺」10月号より



26.10.12  (3292)  新同人決定
 今日から14日まで台風19号が日本列島を縦断する勢いです。皆さんの地域では準備は万全でしょうか。願わくば大きな災害が発生しないことを願っています。
 ところで明日、伊吹嶺運営委員会が行われる予定でしたが、台風のため延期になりました。あと今週末には伊吹嶺全国俳句大会が控えています。今日栗田主宰より今年の新同人の皆さんの名前の連絡がありました。HPでは全国大会に先駆けて、伊吹嶺会員の皆さんにお知らせします。新同人の皆さんは以下の9名です。(50音順、敬称略)
  
  荒川 英之

  久野 和子

  栗生 晴夫

  沢田 充子

  鈴木 文

  東口 哲半

  三井 あきを

  山口 耕太郎

  横井 美音


 以上です。新同人の皆さんにはこれまで以上に「伊吹嶺」の発展に力を出して頂きたいと思います。またこのHPをお読みになった方は新同人へのお祝いメッセージをお願いいたします。(隆生)

26.10.8  (3291)

    いぶきネット句会の皆様     選句締切のお知らせ

  杭打ちて秋雲ふやしゐたりけり   細見綾子


 雲が美しい秋です。むくむくと柔らかい羊雲、鰯雲、空一面の茜雲・・・

「くも」違いの動物の(蜘蛛) 朝露を含んだ女郎蜘蛛、

日光に輝くレース蜘蛛、機織り上手な蜘蛛の囲に何度も立つどまります。

 稲刈りが台風19号を睨んで急ピッチです。見上げる空を鴨の渡りです。

庭に啄木鳥が音をたて、団栗が落ちはじめました。秋たけなわですね。

皆さんの辺りは如何でしょうか。今夜の「皆既月食」が楽しみです。


   鬼蜘蛛が巣をゆさぶつて雨落す    栗田やすし

   ブーメラン放つ渚や鰯雲         中野 一灯


 さて、明後日10月10日(金曜日)午後9時選句の締切です。


★内田さんに10月4日の俳人協会岡崎大会の様子を知らせていただきましたが…・
追加分です。 内田さ~ん 有難うございました。(孝子)

  すみません!俳人協会岡崎大会の入選句について

 もう一つ落としていたのが発覚しました。

 稲石治子さん (蒲郡句会のかたです。)

          栗田やすし先生入選

                 発掘の続く城跡小鳥来る     稲石治子  

 西尾さんの入選もあったあったと思いましたが???・・・・・いろいろ目が行き届きません
でした。何たること!と深くお詫び申し上げます。     (陽子)

                                               写真は、樹炎さんが送ってくださいました。


26.10.7 夜 (3290)
パソコンの前に座り、東に向いた窓から今日も月を眺めています。1句浮かばない
かなぁ~~~~と思っているうちに、月は南の窓の方に行ってしまいました。
 宇宙の好きなお2人から、メールが届きました。 樹炎さ~ん・ひろさ~ん 有難
うございました。(孝子)
 
  
 
  いぶきネットの皆様     お月見のお誘い

今夜は綺麗な月が揚って昨日の嵐は何だったのでしょうか~~~。
近畿・東海の皆様御見舞い申しあげます。

 10月8日は 「赤い満月・皆既月食」 が見られます。
太陽と地球、月が一直線に並ぶために起こるそうです。
月全体が地球の影にすっぽりと入り込み、(赤い月 )のように見える「皆既月食」が起こります。

8日18時14分から満月が次第に欠け始めます。如何ですか。   

                                              (八尋 樹炎)   
 
                         ☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆



 矢野様
 
 良い句を加えてくださいましてありがとうございました。付け加えること忘れ
ていました。


 ことしはたまたま旧暦9月の翌月(10月24日から)閏月が入り、9月13日が
2回訪れるということになります。ちなみに、2回目の十三夜は 「後の十三
夜(ことしは11月5日)」と呼ばれ、以前に見られたのは、1843(天保14年)と
171年前。今世紀はもうないとのこと。

 昔の人が考えた計算はすごい。さらにその自然の巡り合わせも不思議
ですね。11月5日今から楽しみです。晴れるといいですね。

 
 この閏月のことは、 26.2.27 (3134)の「落書」で八尋樹炎さまに   
教えていただいたのでした。感謝!(ひろ)      

  上の写真は、台風前(4日)の瀬戸川から眺めた夕焼です。 下の写真の紫式部は、町内のお宅の庭を写しました。


26.10.7 (3290)
 「伊吹嶺」10月号が届いてから、皆さんにibukinetHPも10月バージョンに更新して頂いています。
 更新したページはトップページの「季節の俳句」「栗田主宰の今月の俳句」「伊吹山房雑記」「いぶきネットの四季」「環境と俳句そしてネット同人の俳句、会員俳句、俳SCHOOLの句なども更新しました。それぞれ綾乃様、ネット同人のご協力で更新が出来ました。皆さんにお礼を申し上げます。このうち色違いになっているタイトルのところはクリックすると、そのページに移ります。
 またこのページの落書も重くなりましたので、7月、8月分はこのページの上の「<<14年後半保存分の落書へ」移しました。(隆生)



26.10.6 (3289)
 台風18号の被害の様子が 一日中テレビに映っていました。 静岡へ上陸! 水浸し
の葵区が映りました。 静岡支部の皆さんは 大丈夫だったでしょうか? 関東の皆さん
も心配です。 大きな被害にならない事を祈るばかりです。

 先日 十五夜の写真も送って頂いた野瀬さんから、十三夜の写真が届きました。
上手く撮れていますね。 野瀬さ~~ん 有難うございました。

 早速 沢木欣一全句集で「十三夜」の句を探してみました。 季語索引の<十三夜>で
は探せませんでしたが「後の月」で 9句ほど見つけることが出来ました。 沢木先生の
俳句が、簡単に探せるようになりました。 (孝子)


  今夜は十三夜です。
 台風18号通りすぎた列島各地の皆様お見舞い申し上げます。
 
  台風の影響で十三夜は見られないと思っていました。
 午後から晴れ間が出て月夜となりました。

 
      十三夜とは、十五夜の後に巡ってくる十三夜をさし、
 十五夜または十三夜のどちらか一方のお月見しかしないことを
 「片見月」と呼び、縁起が悪いといわれているそうですね。
 
  本年は両方見られましたので縁起がいいといえましょう。
 
                           ( 秋桜句会 野瀬ひろ)


          十三夜乏しき星の光り出づ      句集「雪白」より     昭和17年作

          夜学生集る駅の栗名月        句集「地聲」より     昭和39年作

          手を拍つて鯉をはげます十三夜   句集「赤富士」より    昭和46年作


26.10.5 (3288)
 我らが下里編集長からメールが届きました。下里さんは、超贅沢な採れたて
の野菜で料理をされています。 ただ・・焼き茄子は失敗?のようですが・・・・・
 「俳句四季」の投句は、10月が下里さんの担当月です。 綴じ込みの葉書を
お持ちの方は、投句をお忘れなく!

 空気が一段と澄んで、秋野菜が美味しい季節になりました。
我が家では八月に入ってから植えた茄子が、ようやく収穫の時期を
迎えました。つやつやとした紫の実は小さいけれど美しくて、見て
いるだけで幸せになります。
 先日大きさの程よいものを焼茄子にしてみました。さぞ美味しか
ろうと焼き上がる前からワクワクしてたのに、結果は皮が少しも焦
げず茶色になるだけです。ですからうまく剥くことも出来ません。
無理して食べても少しも美味しくありません。期待が大きかっただけにガッカリです。腕が悪いのかな
と反省しつつ、キュッと身の締まった秋茄子は焼くのに向いてないのでは・・・と、勝手に結論つけしてしまいました。皆さまど思われますか?

        <燈台守種茄子雨に放置して  綾子>


   「俳句四季」の投句締切が今月20日となっています。皆さまの
                                      投句をお待ちしています。(下里美恵子


       写真は、食べ物の話題繋がりです。 一灯さんのドイツ旅行の続きです。 フランクフルトを焼きながら売っている???(孝子)

26.10.5 (3287) 沢木欣一・細見綾子全句集出版
 昨日、購入依頼していた「沢木欣一全句集」「細見綾子全句集」が届いた。「風」で勉強したものにとって待望の2冊です。沢木先生の句集は685ページ、細見先生の句集は595ページでずっしりと手応えのある両句集です。ここの句集は既に持っているものばかりですが、沢木先生の『雪白』は初めて見ます。
 沢木くみ子さんの「あとがきに代えて」を読みますと、太郎さんの急死、出版に当たってお世話になられた方々への感謝の言葉が続いています。その一翼を担当して頂いた栗田主宰にとっても両先生への恩返しが出来たのではないかと思っています。「伊吹嶺」の原点である沢木・細見先生を知って頂くためにも、「伊吹嶺」会員の皆さんには是非座右の書として購入して頂きたいと思います。
 申込みは「KADOKAWA読書係」の電話049-259-1100で、両句集とも10,000円+税です。
 なお右の写真をクリックして頂ければ、両句集の広告を見ることが出来ます。
 この落書のあと、孝子さんに購入の感想でも書いて頂ければと思っています。(隆生)(367884)


26.10.4 (3286)
 今日、俳人協会に参加された内田さんが、早速 メールを送ってくださいました。伊吹嶺の仲間の成績が載っています。 入選の皆様 おめでとうございました。
内田さん、有難うございました。他にも 入選がありましたら、お知らせください。(孝子)

 
4日、岡崎市シビックセンターにて俳人協会愛知県支部岡崎俳句大会が開催
されました。
302名の参加で、コンサートホールは大いに盛り上がりました。

 関森勝夫氏の「猿蓑に学ぶ」の演題で約1時間ほどのご講演がありました。
関森先生は大野林火に師事し、「
自分を表現するという気持ちを持つことで、
楽しさを見出し、いい作品が出来る」と唱えておられる著名な俳人です。

 その後、各先生方の選句の披講に移りました。各選者の特選句
1句、入選
10句の発表です。

 栗田やすし先生の選句が一番に披講され、「伊吹嶺」の皆さんの名乗りが待たれました。伊藤範子さんのつつましい名乗りが印象的でした。他にも金田義子さん(高点句)、服部慢代さん、林尉江さん、西尾スミ子さんが入選されました。

   以下高点句、各選者の入選句です。(聞き取りですので漢字、仮名等間違いがあるかもしれませんが、悪しからず)(内田 陽子)


   高点句    五万石の城下は母郷菊香る      金田 義子

   栗田やすし選  味噌仕込む葵の紋の屋根瓦      伊藤 範子

  伊藤 敬子選  日吉丸の石投げ井戸や水澄めり    林 尉江

   加古 宗也選  味噌桶の竹釘尖る神の留守      林 尉江

   片山 浮葉選  冬近し仕込む味噌桶ふくらめり    服部 萬代

          発酵にふくらむ樽や秋うらら     伊藤範子


26.10.3  夜 (3285)

   いぶきネットの皆様       投句締切のお知らせ


 御嶽山の大噴火で多くの命が犠牲になりました。悔やみ切れない思いです。

何度も味わう自然の驚異に、戦くばかりです。一日も早い終息を願い 合掌。


 今年は随分早い鳥の渡りです。、例年は10月中旬に来る鴨が早くも

水落して間のない池に、今朝6羽来ています。

散策の渓流に(釣り舟草)が満開になりました。芒が風にそよいで

団栗が足下に転がっています。山頂はすでに紅葉が始まりました。

皆さんの辺りは如何でしょうか。台風が接近しています。ご用心下さい。


    

     御岳の風にすすきの輝けり           柴田孝江

     夫逝きて秋夕焼に手を合はす          澤田正子 


  さて、  5日午後9時投句の締切りです。 
     早めにお送りくださるようにお願いいたします。 (八尋 樹炎 ) 



 写真も樹炎さんから届きました。 釣舟草の赤と黄 そして芒です(孝子)





26.10.3  夜 (3285)

   いぶきネットの皆様       投句締切のお知らせ


 御嶽山の大噴火で多くの命が犠牲になりました。悔やみ切れない思いです。

何度も味わう自然の驚異に、戦くばかりです。一日も早い終息を願い 合掌。


 今年は随分早い鳥の渡りです。、例年は10月中旬に来る鴨が早くも

水落して間のない池に、今朝6羽来ています。

散策の渓流に(釣り舟草)が満開になりました。芒が風にそよいで

団栗が足下に転がっています。山頂はすでに紅葉が始まりました。

皆さんの辺りは如何でしょうか。台風が接近しています。ご用心下さい。


    

     御岳の風にすすきの輝けり           柴田孝江

     夫逝きて秋夕焼に手を合はす          澤田正子 


  さて、  5日午後9時投句の締切りです。 
     早めにお送りくださるようにお願いいたします。 (八尋 樹炎 ) 



 写真も樹炎さんから届きました。 釣舟草の赤と黄 そして芒です(孝子)



26.10.3 (3284)
 内田さんから、写真を添えて メールが届きました。 
伊吹嶺10月号・84頁に「俳人協会 愛知県支部 岡崎俳句会」のお知らせが載っています。
皆さ~~ん ご参加ください。(孝子)

 こんばんわ
 
 一昨日、句友たちで岡崎の八丁町の味噌蔵へ吟行に出かけました。
 
愛知環状線の中岡崎駅で下車、すぐ前が蒸した大豆がほのかに匂う八丁味噌の社屋です。
 
このあたりは岡崎城から八丁(約1キロ)に位置することから、八丁町と呼ばれています。
 
「まるや」と「カクキュー」が軒を並べ、味噌蔵の案内をしてくれます。
 
天保の六尺桶も展示され、その大きさには圧倒されます。
 
仕込み桶には3トンほどの石が積まれ(石を積む職人はたった一人だそうです)、
 
そのまま寝かされること三年・・・・味噌のつぶやきが聞こえてきそうです。
 
 来る4日は岡崎シビックホールにて俳人協会愛知県支部岡崎俳句大会が開催されます。
 
岡崎市は徳川家康出生の城、岡崎城を始め、歴史と文化の街として親しまれています。
 
 ぜひ皆さんで俳句大会へお出かけ下さい。                (内田 陽子)



26.10.2 (3283)
 毎日 毎日 灰色の御嶽山をテレビや新聞で見ている間に、10月になっていました。
子供の頃、町内では御嶽講の行事がありました。家族で、登山やスキー、ドライブに出かけた山でもあり、親しみがありますが、<夏帽を脱ぎ御嶽に真向かへり>そんな句を詠んだ記憶があります。やはり 御嶽は特別な山です。・・・・・今は、御嶽の神様に叱られたような気持ちでいますが、もうこれ以上 被害が出ない事を祈るばかりです。

 「伊吹嶺」10月号が届きました。しばらくは、<秋の夜長は、伊吹嶺誌と共に!!>ですね。


一灯さんから 美しい景色の写真が届きました。 先月20日間(?)ほどの気儘な旅をされたようですね。(孝子)

 チェスケークルムロフはプラハから鉄道で4時間弱。ドレスデンからエルベ川
を遡り
 一時間余りでチェコ共和国に入ると川の名がヴルタヴァ川(スメタナ作
曲のわが祖国では御存じモルダウ)になりプラハを流れ、源流近くチェスケーク
ルムロフに至る。 ヴルタヴァ川は巾着形に旧市街を囲み30分もすれば街を
抜けられる小さな町です。小高い丘に聳えるチェスケークルムロフ城は13世紀
創建、14世紀に華々しく栄えたが16世紀にはルネッサンス都市として繁栄の
頂点に達し
 その後の近代化に取り残されて現在に至る。 お蔭でルネッサン
ス様式の街並みが美しく残っている。

     路地あればみな石畳秋灯   一灯


 エゴンシーレが第二の故郷としてこよなく愛し恋人と住んだ町です。町全体が
世界遺産であることも納得である。 写真はお城の塔に登って俯瞰したものです。
どこから撮っても絵になる町ですが・・・・・。(一灯)












26.9.29  (3282)
 都合ナルミさん指導の 朝日カルチャー俳句教室の吟行が行われました。   

 無沙汰してます。お元気ですか。

朝日カルチャ-センタ-俳句教室(都合ナルミ指導)の仲間で、恒例の吟行に行っ

てきましたので報告します。


 9/27(土)9時、地下鉄伝馬町駅にナルミ先生含め8名が集合。

旧東海道を歩き、熱田宮の渡し公園(七里の渡し跡)を訪ねました。

潮風がここちよく、鯔が飛び跳ねてました。公園をゆったり散策し

休憩所で句会をおこないました。今日は、天高しのよい天気でした。

この俳句教室は、ナルミ先生の的確な指導で、伊吹嶺で活躍されるひとが増え、

ずいぶんレベルがあがってきたように思います。
写真は、旧東海道の道標です。横井一夫)


 「朝日カルチャーセンター 俳句教室」 で 皆さん 俳句を学びませんか!

     ☆河原地英武さんの教室     第2週日曜日  午前10時より

     ☆都合ナルミさんの教室     第4週水曜日   18時より

                           問い合わせ ・ ℡052(249)5553


26.9.27 夜 (3281)

  いぶきネットの皆様         投句 ・選句・締切のお知らせ

   秋澄む、水澄む 候ですね。

 裏沼の水を落して鯉攻めが済みました。年を追う毎に(鯉攻め)の参加人数も減り

閑散としています。魚離れや少子高齢化のせいかもしれません。

しかし、!底の見える沼に、現在では、国の特別天然記念物に指定されている

「コウノトリ」が青鷺や白鷲に交ざり一羽来ているではありませんか!!!

鶴に似て真っ白、羽根がまっ黒、嘴が長く黒い・・・鳥図鑑で調べると、

まさしく、「コウノトリ」で、家族が浮足立つ瞬間に飛び立ちましたが、優雅ですね・・・

早速 婿殿が兵庫県の「コウノトリ保護センター」にメールを入れると「福岡では初めて」と

大変感謝されました。8月に放鳥した17羽の中の一羽だそうです。

皆様に幸せが舞降りますように。嬉しいお知らせです。


       底の石見えて船着く水の秋     栗田やすし

       江ノ電に手を振る子等や秋桜    花村登美子


  さて、投句締切 10月1日(水曜日)から5日(日曜日)午後9時締切

     選句締切 10月6日(曜日)から10日〈金曜日)午後9時締切
 
                   投句・選句とも、締切までに出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。(樹炎)


   
「伊吹嶺」8月号より

                嘴鳴らし競り合ふ鸛
(こう)や若葉冷     服部鏡子     


26.9.27 (3281)
 今日は 近くの小学校(孫が通っています)の運動会でした。帰宅して、テレビのニュースで御岳の噴火を知りました。
いぶきネット句会の幹事の樹炎さんから お見舞いメールも届いていました。 樹炎さん お見舞いを有難うございました。
                                                                      (孝子)

   いぶきネットの皆様

      御嶽山の大噴火!!!

 午後3時のニュースで驚いています。

「山小屋関係者が語る 御嶽山噴火時の状況。 27日午前11時53分ごろ、岐阜と長野県境にある活火山の御嶽山が7年ぶりに噴火した。」  皆様には被害は御座いませんか。
 岐阜・長野・の坪野さま、高橋さま いかがでしょうか。名古屋圏の皆様御見舞い申しあげます。       (八尋 樹炎




26.9.26 (3280)
★巨人がリーグ優勝をしました。 巨人ファンの皆様 乾杯!

★角川の「俳句」10月号を御覧になりましたか? 
 主宰が、加藤憲曠先生の句集『母の国』の中の1句を鑑賞されています。

    子供えんぶり笑へばどの子も同じ顔    加藤憲曠

 副主宰の「月評・河原地英武が読む 今月の10句」は、1句からどんな展開になって行くかを
あれこれ予想してから読むのも楽しみですね。

 待ちに待った・・・沢木先生と細見先生の、それぞれの全句集が紹介(宣伝?)されています。
今までにあまり見かけたことの無い シンプルで美しいデザインです。 この全集は、いぶき
ネットのLINK集の <風茶房跡地>でも紹介されています。 中はまだ読んでいませんので
表紙の写真だけですが、本当に素敵です。 


★ いぶきネット句会9月の会報を配信していただきました。 9月のネットの作業も順調に進める事が出来ました。
皆様の協力に 感謝 感謝です。 
 10月のいぶきネット句会やHP俳句会の投句も 近づいています。俳句をご用意ください。(孝子)


26.9.25 (3279)
 9月のいぶきネット句会の添削例をアップしました。
添削不要な方もあり、15名の会員さんの添削句が
載っています。 ご覧ください。

 9月21日は宮澤賢治の忌日でした。丁度 盛岡へ旅
をしている途中でした。 盛岡は空気が澄んでいて 
風も爽やかで、萩の花(写真)を始めとして 野の花も
色鮮やかでした。 
 岩手山(南部富士)も、稜線がくっきり見えて、1日中
山のどこかに雲が流れて来ていました。写真は、渋民
村から見た岩手山です。
 残念なことに・・・原発事故の後、蕎麦の栽培は出来ないそうですが・・・・。(孝子)(366605)

             賢治忌の枕もとより蝗かな      小原啄葉

            独楽によき団栗ひろふ賢治の忌   角谷昌子


26.9.24 (3278)

 随分早く秋深む感じです。残暑お見舞いどころではありませんね。

面白い我が家のニースを見て下さい。

 娘は動物が子供の頃から大好きで、今でも金魚・グッピー・チワワ6匹・いますが、

最近は孵卵器で鶉の卵を孵し成功しました。

ネット通販で買った(孵卵器)と(姫鶉)温度37度・湿度70パーセントで17日間・・・

二階の娘夫婦は静かだな~と思っていたら、か細い声で鶉が二匹誕生しました。(1

0ヶ中二羽だけが誕生です)

人差指くらいのおおきさで、でも命です。家族が額を合わせ眺めています。可愛

いものですね。 (八尋樹炎
)


       鶉なく多摩の川原の梨畑    皆川盤水

       野鶉の籠に飼はれて鳴きにけり   日野草城



26.9.23 (3277) 
 去る21日 『俳人協会・第25回東北俳句大会・岩手大会』が盛岡で開かれ、
主宰が講演をされました。演題は「短詩型文学の宿命・鑑賞差を考える」でし
た。 実例を交えながら、分かり易く説明をしてくださいました。いつものような
あの主宰のユーモアに、時々笑いが起こり・・・・・楽しく拝聴しました。 

 ★俳句大会の事前投句の部では、仙台在住の近藤文子さん(右の写真の真ん
中)
が大会賞でした。    

 大会賞           花王てふ牡丹咲かせ仮住ひ     近藤文子

 竹内龍先生 特選    ハミングの友は米寿よ磯菜摘む   都合ナルミ
  

 ★当日投句の部

 佐藤景心先生 特選   稔り田へ裾伸びやかに南部富士  矢野孝子















 写真(右)は、渋民尋常小学校の啄木の立った教壇に なんと!主宰が立たれた(立っていただいた?)ところです。 写真(中)は、大会で 当日の選者の福永先生と並んで。  写真(左)は、句帳にトンボが来て なかなか逃げて行きませんでした。 因みに何方の句帳・指と思われますか?(孝子)


26.9.22 (3276)
 盛岡へ出かけ、3日間留守にしました。その間に、ネット句会仲間の
徒歩さんの「伊吹嶺賞」お祝いメールが、ど~~~っと届いていました。   
 あっぱれ!  快挙!  真摯な! ネット仲間として誇りに!
等々 言葉が並んで、大いに盛り上がっています。

 20日から啄木の育った渋民村や盛岡市内の歌碑等々を訪ねました。
2日目は、主宰が俳人協会の東北大会で講演をされましたので、その
大会に参加させていただきました。 詳しくは 後日! 



★ HP俳句会の選句結果をアップしていただきました。高点句は、以下の
2句でした。 おめでとうございました。(孝子)

      鰯雲組体操の立ち上がる     眞人(さいたま市)

      塩田夫阿修羅のごとく潮撒けり   一紀(小牧市))


26.9.19 (3275)
   ★ 速報です!

 第12回 伊吹嶺賞が決まりました。

     伊吹嶺賞  「除夜の鐘」    松井徒歩

        次点  「靖国」      小田二三枝

        佳作  「故郷」      工藤ナツ子

             「木槿咲く」    市原美幸

   以上 報告します。 皆様おめでとうございました。
 10月の全国大会では、徒歩さんの晴れ姿に 皆さんで拍手を送りたいと思います。
                                   詳しくは、伊吹嶺11月号(?)を御覧ください。(孝子)


26.9.14 (3274)
 錦織選手が 全米テニスでベスト4になった頃、「なんや 錦鯉が外国でええ成績を取
ったらしいよ」と、そんんな会話があつたそうですが・・・・・・もう誰もが<にしこり>は知
っています。
 今日のテレビでは、帰国して記者会見をしているところが映っていましたが、輝いて
いました。元気を貰ったようで 嬉しい日でした。

 錦織君の好物は 鮎とか。

        トロ箱に長良の鮎の細身なる       栗田やすし

 2008年「伊吹嶺」11月号より。前後の句から、築地市場を吟行された時に詠まれたのでしょうか。 東京の築地に来て、主宰の故郷の鮎を見つけられ、思いも一入であったのでしょう。 養殖の鮎は脂が乗ってぽってりしているので、<細身>は天然物であったに違いありません。 子供の頃には長良川で鮎獲りをされたと、話を聞いた事がありますので、 主宰は鮎については詳しいと思います。<細身>は故郷の鮎を称える言葉でしょう。(孝子)


     写真は 話題とは関係がありませんが・・・・・玉井さんが 送って下さいました。 蜻蛉が揚羽蝶を食べている???


26.9.12 (3273)
  いぶきネットの皆様         合評会のお知らせ


 庭に白い小花が咲いて、通るたび ふくよかな香りがします。

早速、活けて見ましたが蔓科で からまり、手こずりました。

「山野草ガイドブック」で探せば、(仙人草)・(馬くわず)・(牛の歯こぼれ)と言う

猛毒の山野草でした。知らずに活けて恐ろしくなりましたが綺麗な花です。


  散策の土手に曼珠沙華が咲き始めました。

曼珠沙華には、遠い日の記憶がよみがえってきます。昔 母はお墓の花と言い

祖母は庭に植えると不幸が起きる・・・と聞いたものですが、私には

夕日に映える曼珠沙華は、どこかエキゾチックな、母恋花です。

 空高く秋の三連休が始まります。皆さんの辺りは如何でしょうか。


   寂光といふあらば見せよ曼珠沙華     細見 綾子

   曼珠沙華抱くほどとれど母恋し      中村 汀女


   さて、合評会はいつものように、15日(月曜)16日(火曜))の両日
    午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
     伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。     

                               八尋 樹炎



26.9.11 (3272)
 今夜は居待月! 東の窓に向いてパソコンを打っています。(22時頃です。)
その目線を少し上に向けるときれいな月が出ています。現代では、<縁側に
座して月を待つ>事は少なくなりましたね。

       蒟蒻に箸がよくゆく居待月  加藤燕雨

 いぶきネット句会の選句一覧が配信されました。主宰の選も載っています。
主宰と選が重なった時は嬉しいものです。今月は一句重なりました。

 アップが遅くなりましたが…・範子さんから メールが届きました。私の事を
話題にしてくださいました。 範子さ~~ん  有難うございました。

 三日間 美しい月でしたね。
ひろさんの写真の腕前には 感嘆しました。
私のデジカメではこのように写せませんでした。

9月9日 愛知同人句会に出席しました。57名の参加で 、栗田主宰の沖縄を詠まれた句がダントツでした。

9月号で 河原地副主宰が「俳句時評」に書かれた「沖縄への、さらには現代日本への 懸念が大きな影を落としている」
という部分に思い至りました。

先輩の、山本悦子さんや矢野孝子さんの句が 主宰 副主宰に選ばれていて、さすが!と思いました。
山本さん・孝子さん~~ おめでとうございました!!

 私のメモからたどった主宰のご指導の一部です。

☆解釈に迷いが生まれないように詠む。
☆ハッとイメージが湧くように。
☆季語が効いているかどうか。
☆句が甘くならないように。俳句は断定の文学。

まだまだ修練不足の私には 一番の学びの時間です。


☆.:*・°.。.:*・°☆.。.:*・☆°.。.:*.。☆.:*   伊藤範子


写真は、今日の話題には関係がありませんが…・名古屋のルーセントタワーへ続く地下通路の壁画です。鳥に囲まれながら歩いていると、ヒッチコックの映画『鳥』を思い出して、少し不気味な感じがしました。(孝子) 


26.9.08 夜 (3271)
★内田陽子さんのお孫さんから届きました。 静岡県三島市にお住まいです。
ゆいはちゃ~~~ん   有難うございました。(孝子)

 今日は名月でしたが、三河では全く月の出番はなかったようです。
三島の孫から無月の富士山の写真が送られてきました。

 お役にたてば・・・・・
とりあえず送らせていただきます。      (陽子) 

 おばあちゃんへ

今日はひなとおつきみだんごを作ったけど、お月様がみえませでした。
ゆうがた、久しぶりに富士山が見えました。そこで、一つ俳句を作りました。

                     (富士山は、ゆきがなくてもきれいだね)

  また他にもいろいろがんばって作ります❗️・・・・               結羽でしたー


★時々メールをいただいている 名古屋市の野瀬さんから 写真が届きました。

名古屋市中川区から・・・・・午後9時の中秋の名月です。 (野瀬弘子)

    身籠りし子と十五夜の月仰ぐ   久野和子





      いぶきネットの皆様       選句締切のお知らせ

      吾亦紅活けて綾子の忌に集ふ   栗田やすし

  「綾子・やすし 師弟句碑吟行会」に大勢の句友が集い盛況でございました。

 九月八日今日は「中秋の名月」お月見ですね。お天気でありますように・・・

秋の七草は、萩・ 桔梗 ・葛・ 藤袴・ 女郎花 ・尾花 ・撫子

春の七草の薬食いと違い、ご承知の通り、目で楽しむ観賞用の七草花です。

今は気候のせいで、種類も少しづつ変わってきました。

 里芋は、稲作よりも古く日本に入って来た作物で、芋煮会などの行事が

今も各地で開催されています。皆さんの(お月見)は如何でしょうか。

 
    みまかりし師と語りゐる良夜かな      栗田やすし

  月光へシテ金扇を打ち返す         坪野洋子


 さて、明後日9月10日(水曜日)午後9時選句の締切です。(樹炎)



26.9.08 (3270)
 綾子・やすし師弟句碑吟行会が終わってまだ余韻の残っている今日この頃ですが、「伊吹嶺」9月号発行に伴い、HPのすべてのページも9月バージョンに更新しました。トップページの「季節の俳句」、「伊吹山房雑記」「いぶきネットの四季」「環境と俳句」「いぶきネットたより」などが最新です。それぞれ主な記事についてはそのタイトルをクリックして下さい。
 ところで昨日は待宵(小望月)、今日は名月となっています。現在東海地方は曇り空ですが、夜には晴れるとの予報で、名月が見えることを期待しております。今年は仲秋の名月が随分と早いという印象ですが、旧暦で言うと、今年は閏年で、9月が閏月となっているからです。そのため、旧暦9月の十三夜(10月6日)の他、旧暦10月には後の十三夜(11月5日)がやって来ることで、これは171年ぶりの名月が3回見えると言うことです。よく十三夜を後の月と呼びますが、その後の十三夜は「後の後の月」とも呼べませんので、「後の十三夜」で俳句を詠むことになります。私達全員次の「後の十三夜」は巡ってきませんので、今年が最初で最後になりますね。まずは皆さんから今日の名月、明日の十六夜の写真が届くのをお待ちしております。
 この時期、綾子忌、白露、名月と季語の材料が重なっています。皆さんのご健吟をお待ちしております。
 なおこの落書もまた重くなりましたので、6月までの落書は倉庫に入れました。これを見るには、このページの上段にある「落書の14年前半部」をクリックして下さい。(隆生)


26.9.07 (3269)
 6日の吟行会に初参加の徒歩さんに、感想をお聞きしました。 徒歩さ~ん メールを
有難うございました。 徒歩さん(写真の真ん中)とは、いぶきネット句会で一緒に学んで
います。写真は、感動の主宰とのショットです。徒歩さんの右側は藤ケ丘句会の山口
耕太郎さんです。(孝子)

 「綾子・やすし 師弟句碑吟行会」お世話になりました。
こういう大勢の会への参加は初めてです。栗田主宰にも始めてお会いして挨拶をする
ことができました。 8年程前の「BS列島縦断俳句スペシャル」で拝見した時と同じ声
とお顔でした。
 私が電車を降りたときは土砂降りの雨でこれは大変な句会になるなあと思いましたが、
奇跡は起こるもので 雷も鳴っていたのに雨が上がってしまいました。
 
 さて私の句といえば、空気が読めないといいますか師弟句碑とは関係のない丈草の
句碑を詠んでしまい、出句一覧を見て呆然としました。 川霧の木曽川、綾子忌等々、
私もこう詠んで見たいなあと思う句を中心に選句をしましたが思いの外苦労をしました。
また機会があれば参加したいと思っています。(徒歩)


26.9.06 午後 (3268)
 翡翠は夏の季語ですが、今でも見か
ける事があります。ごく稀な事ですが・・   
 瀬戸川べりを歩いていると、鳴きなが
ら眼前を横切ることがありますが、ほん
の一瞬です。 しかし、翡翠に会った日
は 何か幸運がありそうな気分になって
嬉しいものです。

 樹炎さんから 写真が届きました。
超幸運!な話題です。(孝子)

伊吹嶺の皆様   翡翠のアクシデント

 昨日 久しぶりのお天気に、翡翠が我が家のガラス戸に衝突して脳震盪をおこし、

失神したのでしょう・・・二階から娘が大声で手に包み降りて来ました。

「おかあさん凄いよ!!」

翡翠は厨の窓から夫と息を凝らして羽つくろいを見るくらいでしたが、(池に堺なく住

んで翡翠はよく見かけます)手に取って眺めることが出来るなんて・・・

先ず色彩の鮮やかなこと、触感はビロードのようです。

 娘曰く、「翡翠を手で触られるなんて、宝くじに当たるくらい貴重よ」

暫くして翡翠は気が付いたか、鋭い眼と嘴で威嚇始めました。

窓から放つと美しい瑠璃色の羽根を引きずるように翔び去り、我が家に興奮を残しました。

  皆様どうぞご笑覧下さい。 (八尋樹炎)


          翡翠に杭置去りにされにけり      八木林之助

          翡翠のしばらくゐたる柿田川      中川幸子



26.9.06 (3267)
 今日は、昨日の吟行会の余韻の1日です。 
私の拙い腕(?)で写しましたが、とても良い
ショットと思いますので、紹介します。

 写真は雨の上がった流燈句碑の前で、主
宰と副主宰のベストショット!
 右の写真は、木曽川の霧が犬山城へ登っ
て行く景色で。すぐに消えてしまいましたが、
グットタイミング ショット!とでも言いましょ
うか… 朝霧の句が沢山生まれました。  

 主宰と 副主宰は10句づつ選をしてくださ
いましたが、その入選句は「伊吹嶺」11月号
を 楽しみにしてください。(孝子)


26.9.05 (3266)
 今日は「綾子・やすし 師弟句碑吟行会」でした。86名の仲間が 名鉄犬山ホテル<彩雲の間>に集いました。
雨の中を出かけて来られた方もあったようですが、三々五々句碑の周りに皆さんが集まられた頃には 雨が上がっていました。
 「綾子忌 吟行会」として始まった吟行会も 5回目(5年目)になり、もう句は詠み尽されたと思って、心配しつつ参加しましたが、沢山の佳句を見せていただくことができました。
 主宰からは、綾子先生と主宰との関わりある俳句を取り上げて、その時々の思い出を話していただきました。最後に主宰と、河原地副主宰から、丁寧に選評をしていただき・・・・・・充実した1日でした。詳しくは 「伊吹嶺」11月号をご覧ください。(孝子)
 

 カメラマンの国枝です。今日は比較的早く着きました。おかげで雨上がりの木曽川に幻想的な川霧を見ることが出来ました。そしてやすし句碑は雨上がりの龍巌石のおかげでしょうか、句碑が一層の青みを増して映えていました。その句碑の色は今までの最高のやすし句碑でした。主な写真は次のとおりですが、後ろ姿が多く、皆さんの満足のいくものではなかったかもしれません。12枚をご紹介します。(隆生)

 
青みが浮き出たやすし句碑
 
栗田主宰と流燈句碑
 
綾子忌や句碑の温みを手の内に
 
句碑の周りは人の輪
 
やすし句碑の前で
 
澤木くみ子さんから送られた全国大会記念品
 
笑顔の綾子先生と草の花
 
綾子先生の前は人だかり
 
今年も大会場に連衆が集う
 
栗田主宰の綾子先生の思い出話
 
主宰特選の倉田さん
 
特選者と高点句の皆さん


 以下 今日の句会の成績です。賞品をいただかれた皆様です。

    栗田主宰 特選   萩咲いて風新しき綾子の忌      倉田信子

       高点句      綾子忌や句碑の温みを手の内に   河原地英武 

                 萩咲いて風新しき綾子の忌       倉田信子

                 全句集成りし報せや綾子の忌     伊藤範子

                 木曽川に霧立つ朝綾子の忌      上村龍子

                 雨降れば雨を愉しみ綾子の忌     加藤ゆうや

                 綾子忌や雨に色増す句碑の苔     市原美幸

                 師の句碑に置く朝摘みの吾亦紅    国枝洋子

                 新涼の光まとへりやすし句碑      武田稜子

                 新涼の雨こまやかや師弟句碑     金原峰子

                 秋の声綾子の句碑に触れて聞く    大島知津

                 とびきりの綾子の笑顔吾亦紅      角田勝代

                 おほらかな綾子の文字や鶏頭花    栗田せつ子


26.9.03 (3265)
 いぶきネットの皆様       投句締切のお知らせ



 少し夜明けが遅く成ってきました。夜が長くなるにつれ、夜露、朝露に成ります。    

季語は「白露」ですね。

身近に愛された瑠璃色の小さな草花に露草・・・(蛍草とも)

朝露とともに咲き昼には萎む、はかなさゆえに、万葉集にも詠まれています。



   いかばかりあだにちるらん秋風のはげしき野べのつゆ草の花     源俊頼


 新学期が始まりました。 酷暑は辛いですが、冷たい夏も心晴れず、渡る風はすでに肌寒さを感じます。

皆さんの辺りは如何でしょうか。


       野の花を地蔵に供へ白露かな   生井  登美

       露草や百観音はみな伏目      森  靖子

                                 さて、  5日午後9時投句の締切りです。 (樹炎)


26.8.31 (3264)
 「伊吹嶺」9月号が届きました。しばらくは外出にも持ち歩きます。

角川の『俳句』9月号には、今月も「月評 ・河原地英武が読む 今月
の10句
」が載っています。河原地さんの評は、いろいろな角度から
切り口鋭く・・・あるいは思い切った飛躍があったりと、楽しく魅力的
な内容で、毎月楽しみにしています。    

★我らが伊吹嶺の編集長・下里さんから メールが届きました。
下里さ~ん 有難うございました。


 今日で八月も終わり、この夏は何やかや色々なことがありましたが、

皆さまの元気なお便りに随分励まされました。そこで私も久しぶりに

近況を報告致します。過日、五月六日に丹波の棉の種を蒔いたことを

お知らせしましたが、その後順調に育ち、七月に入ると「ゆうな」に

似た可愛い花が咲きました。朝のうちは黄色の花が昼過ぎになると

オレンジ色に変わり、翌朝には萎んでしまいます。台風11号で総倒れに

なったものの、現在は青い実が沢山ついてます。間もなく綾子先生の忌日。

丹波の風景に思いを馳せながら、真っ白に弾ける日を楽しみにしています。

    < やせ畑を培ひ綿の花咲かせ    綾子 >



 今日は外出のついでに 瀬戸の氏神である深川神社にお参りしました。 さすが瀬戸物の街です。狛犬や瓦は勿論ですが、最近立て替えられた石の鳥居(写真)の裾はタイルが張られていました。 沢木先生が俳句を詠まれた陶彦神社の楠は、紅葉を散らしていました。 築地塀の上には壺が(写真)乗せてあったりと・・・陶器が至る所で使われています。(孝子)


26.8.30 (3263)
 昨日は 孫娘と ミュージカル「アニー」
を観ました。  子供向けと思って行きま
したが、豪華なセットと、10歳の主人公
の演技に圧倒され、3時間近くを 大いに
楽しみました。 <トゥモロウ~ トゥモ
ロウ~ 希望の明日がある~>と叫ぶ
ように 繰り返し歌っていましたので、
元気を貰ったような気分になりました。
 これで我が家の夏も終わりです。

 今の日本の子供達は、我々が楽しん
だ素朴な娯楽では飽き足らないのがよ
く分かります。しかし・・・豊かな暮らしを
実感しているでしょうか?


 日中も凌ぎやすくなりなりましたね。季語の「夏惜しむ」の実感が やっと分かる気候に
なって来ました。
 夏の思い出を紹介します。 関東支部長の一灯さんから写真を添えてお便りをいただき
ました。

 今夏の一灯のメインイヴェント。 白馬村から八方尾根を唐松岳へ、唐松岳から五竜岳、
鹿島槍岳、布引岳へと 俳句仲間と縦走をしました。
 このコース、同じ日に五竜岳から遠見尾根への下山で300M滑落して男性が死亡。
二週間後には鹿島槍岳からキレット小屋に向かっていた大学生が死亡。尾根には平成6
年8月6日・学生(多分山岳部)二人の遭難碑がありました。


 カイオワの遊びの哲学に、楽しさの三大要素、賭け、競争、スリルとありますが、一灯
の登山を一枚の金貨に例えるならば、表は達成感、裏はスリルかも知れません。 間
もなく傘寿の爺様のやることではありませんね。迷惑の掛らない内に温泉に入り眺めて
楽しむ山に切り替えなければなりません。

           町の灯の眼下に涼し小屋泊り    一灯


26.8.29 (3262)
 大雨や地震のニュースが 続いています。広島の土石流のニュースも
連日 テレビで放映しています。哀しい事が多過ぎますね。
 安佐北地区にお住いのAさんは、被災者の方々へ 地域の婦人部から
お手伝いをされているようです。
Aさ~ん ご苦労様! お疲れになりませんように。


★嬉しい話題もありました。
 「伊吹嶺」の皆さんは、もう読まれているかもしれませんが・・・・・・
『俳句四季』9月号「昭和・平成の俳人 わが道を行く」のページ(58~59   
ページ)に我等が主宰!栗田先生の「鮎なます」15句が載っています。
まだお読みでない方は、ご購読を!

     とほき日の鵜河原の石白かりき    栗田やすし


★8月・いぶきネット句会の添削例をアップしました。 いぶきネット句会→添削例 から ご覧ください。(孝子)



26.8.28 (3261)
  いぶきネットの皆様         投句・選句締切のお知らせ

 朝夕に鳴くひぐらし、秋の訪れを知らせるように・・・

萩の花が庭に咲きはじめました。秋の七草のひとつ、

萩は文字が示す通り秋の花の代表とされていますね。

「万葉集」には一三七首の萩の歌があるそうです。

いつ咲いて いつ散るや、決して目立ないひそやかさが、

日本人の情緒や、感性に合う花かも知れません。

 この度の「広島 土砂災害」哀切の念に堪えません。 合掌

我が家も婿殿の実兄が「広島市安佐北区」に住んで災害を免れました。
新ためて、命の尊さを思います。


   仏像のまなじりに萩走り咲く     細見 綾子

   陶房の捨て皿に散る萩の花     田中 さくら


    さて、投句締切 9月1日(月曜日)から5日金(曜日)午後9時締切
        選句締切 9月6日(土曜日)から10日〈水曜日)午後9時締切
 
     投句・選句とも、締切までに出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。(樹炎)

                                          


26.8.27 (3260
★以前にもお知らせをした事がありますが・・・・・
「伊吹嶺」の仲間 ・市川悠遊さん(愛知)が、『俳句䇦難読語表』の改訂版を出版され
ました。改訂版は、以前の難読語表の倍の厚みがあります。本自体は勿論、内容にも
ずしりと重みを感じます。苦労されたところをお聞きしましたら、以下のメールが届きました。   

 苦労したこと とのことですが、趣味として楽しんでやったことですから特にありません。
強いて揚げるならば、       

  3年前に作った「俳句用難読語表」作成の際参考にした漢和辞典には載っていない
文字が増えたので、どのように編集したら使いやすくなるだろうと考え、今回採用した
方法にたどり着くまでの試行錯誤が一番の思い 出です。少し作業して変更することの
繰り返しが何度も続きました。また、語彙数が増えたので、ページ数を減らすことも悩
みの一つでした。(悠遊)

 ご希望の方は、住所・氏名・電話番号・冊数を記入してフアックスで申し込んで下さい。
 ファックスの番号は、052-613-8551 です。 



★下の写真は、名古屋北ロータリクラブ・同好会<歯車句会>の句集です。毎年1冊
づつ出版し、今年で11冊目になりました。今年は18名が20句づつ載せています。転勤
等で、メンバーが入れ替わりますが、幹事さんの頑張りで続いています。 私も仲間に
入れていただいていますので 紹介します。(孝子)

             素囃子の篠笛響く良夜かな    石橋忽布

             空よぎる衛星白し盆の月      田嶋紅白

             鮎落ちて飛騨の山並み藍色に   矢野孝子
                                         (以上3句 「伊吹嶺」関係分)

26.8.25 (329)
 孫二人 夏休みの宿題を持って我が家へ時々来ます。小学1年生の男の子に、楽しかった
思い出の絵を描かせないといけません。 楽しかった事は旅行でも海水浴でもなく・・・・・・
ゲームが長い時間出来る事!と言いました。 がっかりです。

★範子さんから メールをいただきました。 範子さんの俳句のお上手なのは、お母様のDNA
を頂かれたからかもしれませんね。 範子さ~ん 有難うございました。

 実家から持ち出していた俳誌を整理しながらページを繰っていたら、偶然栗田先生の寄稿を
見つけました。

 1月号の伊吹山房雑記に登場する、村上冬燕氏の「枯れはげし鵜の山を鵜が鳴き枯らし」の句
についての鑑賞で、見開き2ページでした。文章は「中日新聞」平成2年12月3日付「句歌つれづれ」
より転載されたものでした。
 
先輩方はお読みになっていると思いますが、ほんの一部書き出してみました。

     【…異様な光景を目の当たりにした昂奮が上五の「枯れはげし」である。「鵜の山
     を鵜が鳴き枯らし」は瞬間的な直観で「鳴き枯らし」というメカニックな把握によって、
     鵜の生命力の激しさと、激しきがゆえに持つ鵜の悲しさとを見事に捉えている。…】

 23年前のことですが、この頃母が栗田先生の文章を読んでいたのかなと思うと感慨深いものがあ
りました。                                         ☆NORIKO☆


                      ☆.:*・°.。.:*・°☆.。.:*・☆°.。.:*.。☆.:*



★新同人の英子さん(愛知)からもお便りが届きました。 皆さん 暑さに負けず 元気に行動されています。
英子さ~~ん 有難うございました。

 いぶきネットの皆様、鈴木英子です。

 8月も下旬となり、暑い日々が続きます。水害やがけ崩れの被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。

さて、私はこの暑い中、京都の生け花の学院に行きました。私の学ぶ学院は六角堂(正確には頂法寺六角堂)の境内のビルの中にあります。京都の名所の一つです。

 8月22日(金)に地蔵盆の法要が営まれ、私は学院で研修の最中に、その法要にお参りするという僥倖に恵まれました。(教室のすぐ下で行われましたので、実習の合間に飛び入りでお参りできたのです。)地蔵盆は各地で行われているようですが、京都のは有名で、各町単位で行われ、晩夏の風物詩となっています。私は初めての体験でした。
 ここ六角堂には、数十の古いお地蔵様が祀られており、参拝者や巡礼の方々の無事を見守っていらっしゃいます。地蔵盆はそのまえに祭壇をしつらえ、お坊様が経をあげます。そして参列者(もちろん子供もいます。)が焼香をして、最後にお坊様が地蔵様のお話をされます。「お地蔵さまは、町ごと、土地ごとにおられて、子供を守ってくださる。賽の河原で石を積んでいると、鬼が来てそれを壊すのをお地蔵様が助けてくださるという話」などなど・・ちなみに、その坊様は学院の事務方の管理職をなさっている方です。

 祭壇には、六角堂のビルにはいっている花屋さんやコンビニからのお供えが並べてあります。私は、一緒にお参りし、お地蔵様のお世話をしていらっしゃる花屋の奥さんからお供え物の鉢花をいただき、教室に帰って生け花の制作を続けました。心優しく、信仰心の厚い方々に感謝・感謝です。(英子)


 写真は、栂池で2年ほど前の8月25日に写しました。 上の写真はオニシオガマ、下の写真はハクサンフウロです。(孝子)


26.8.22 (328)
★今日は 7月に三島で行われた「自然と親しむ吟行会」の反省会でした。 
吟行会の企画の段階から、ネットでの意見交換や連絡等を続けて来ましたが、 
今日は直接集まり<生>の声を聞く良い集りでした。 皆さんで活発に意見
を出し合うことが出来、改めて心強いメンバーであることを実感しました。
 強力な助っ人でありました静岡支部からは、磯田支部長さんが、メールで
反省会へ意見を送ってくださいました。 

 三島吟行会へ参加していただいた皆様! 
            改めて・・・・ご協力頂きまして有難うございました。(孝子)


★ふらんす堂から、岩田由美著『綾子の一句』が出版されたようです。 最近では細見先生に関する本が数冊出版されています。「風」や「伊吹嶺」の仲間は、<私たちの細見綾子先生>という思いが強いのですが、多くの綾子ファンがおられるのも嬉しい事ですね。   
 今年も綾子先生の忌日が近づいて来ました。 
「伊吹嶺」では九月五日に「綾子 やすし師弟句碑」吟行会」が行われます。 多くの方々とお会いして 綾子先生を偲ぶ日でもあります。(孝子)


26.8.20 (327)
 又 広島で豪雨の被害がありました。 いぶきネットの仲間のAさんのお住まいは安佐北区ですが、直接の被害は無かったようで一先ずは安心しましたが・・・・・テレビに映る泥をかぶった町を見ていると、胸が痛みます。 これ以上被害が出ない事を祈るばかりです。

 ★内田さんから メールが届きました。内田さ~ん有難うございました。

 毎日の暑さにはほとほと疲れていますが、お盆を送り、朝夕少しづつ秋の気配を感じます。 
 
 先日静岡支部の山本法子さんから「一番茶七月号」が届きました。
いつも充実した内容で、楽しく読ませていただいています。
 
 発会約1年のピカピカの句会「番町句会」が目を引きました。
山本さん、磯田支部長の指導の下、新鮮な感性と写生でしっかり詠まれています。
皆さんの勉強ぶりがほほえましく、眩しいです。
 
     送り梅雨夫にふるまふ健康茶       恭子
     到来のさくらんぼまづガラス器に      洋子
     七夕の竹にてるてる坊主かな       明子
     大夕焼夫と町内ひとまはり          ハル
     もくもくと真昼の空へ雲の峰        幸子
     軒下の鉄の風鈴鳴りどほし        孝子
 
 
 どの句も日常の生活の一部を詠んでいて、俳句に対するひたむきさを感じました。
皆さんのこれからのご健吟を期待します。    (内田 陽子)

 写真は、今日の話題とは関係ありませんが・・  クレマチスの丘で写しました。ヴァンジの 彫刻です。
 下の写真は その裏側です。(孝子)



26.8.19 (326)
 講談社の「大歳時記」には、お盆の頃の行事が沢山載っています。 有名な
行事ばかりでなく、出掛けた先の小さな町で盆の送り火や 花火大会に出会う
事が有りますね。 最近では ネット検索という便利な方法で 情報を知る事が
出来ます。

       盆休み父新聞を読み尽す     栗田せつ子

      僧若し施餓鬼の鐘を打ち鳴らす    栗田やすし 
  

 範子さんから 写真を添えてメールが届きました。 範子さ~ん 
有難うございました。 

 毎年東海市の花火大会を見に行くのですが
台風のため 予定日 予備日とも中止になり ちょっとさみしい思いをしていました。
弟夫婦がネットで検索して西尾市の 「米津 川まつり」へ行くからと誘ってくれたので
8月15日、私も行ってきました。

 三河在住の方はご存じでしょうが 灯籠流しもありました。
名鉄西尾線 米津駅から 徒歩5分と会場が近くて便利でした。
川べりで見る花火は初めてでした。どこからも良く見えて良いものですね。
携帯なのでこの程度ですが弟撮影です(土手の灯は提灯 下の方が灯籠です)

                                            ☆NORIKO☆

HP俳句会の8月の選句結果をアップしていただきました。
今月は同点(3点)の方が3名以上でしたので、高点賞は無し!です。 年間賞への加点は ありますので 年末をお楽しみに!
                                                                   (孝子)

26.8.18 (325)
 16日の国枝さんの文に <アクセスカウンター>の事が載っています。 約36万回皆さんにアクセスしていただいたとは・・・・・兎に角 皆様に感謝!です。 これかも地道に皆さんで取り組んで行く事になると思います。宜しくお願いします。

★ な・なんと! 伊吹嶺誌で毎月<パリ便り>のページへ パリの風を送って頂いている小林砂斗美さんからメールをいただきました。砂斗美さ~~~ん  有難うございました。

 ご無沙汰しておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか?
暦の上では残暑お見舞いのシーズンとなりましたが、今年も日本の暑さは記録的
なようですね。


 私の父は私が高校生の時になくなったのですが、出版社に勤めており出張の多
い人でした。
その父がよく「瀬戸内海の凪の時間はこれはもう暑いぞ。慣れていな
いと辛いぞ」と申しておりました。


谷崎潤一郎も同じようなことをエッセイで書いていましたが・・。
いかがでしょうか?


 パリは今年の夏はやはりぱっとせず、7月にわずかに暑い日があったのみで、寝苦
しいような夜は全くありませんでした。
日差しは緯度が高いため眩しいですが、朝
夕は冷え込んでもうすでにマロニエは色づいてきてしまいました。

もう秋です。がっかりですね。やはり1年に1度ぐらいは思い切り暑い目にあってみたいと贅沢なことを考えております。

小林が描いた小皿はトマトを盛ったり黄桃を盛ったり活躍しております。やはり生活の中で使えるというのは楽しいものですね。使うたびに瀬戸のお噂をしておりますので、メールで失礼ではございますが残暑見舞いを差し上げました。

まだまだ暑い日が続くかと存じますが、どうかくれぐれもご自愛くださいませ。小林砂斗美)

    写真は、小林章三さんに瀬戸へ来ていただいた時のもので、 素焼きの皿に絵付けをされたところです。 パリの写真を載せたいところですが、まだフランスへは行ったことがありませんので・・・・・.何方か 思い出のパリの写真など ありましたら送ってください。(孝子)


26.8.16夜 (324)
 いぶきネット句会の合評会が昨日、今日と行われました。丁度お盆休みに引っかかって、昨日は20名を切りましたが、今日は20数名の参加で賑わいました。いつもように特に会員さんの発言が多く、進行役をすることにやり甲斐があります。今月は文法的な問題が多く、それについては事前のMLで感想を述べたので、今日は出来る限り良い句に着目して発言をするように努めました。また8月の旧盆らしい季語の他、「百物語」というめずらしい季語にも出会うことが出来ました。
 また来月も新鮮な句に出会いたいと思います。
 なお今月の初め、伊吹嶺HPのアクセスカウンターが一時リセットされてしまいましたが、修正しました。念のため、今日のアクセスカウンターを記録に残しておきます。(隆生)(360567)


26.8.16 (323)
★皆さ~ん 『俳壇』9月号を御覧になりましたか? 
いぶきネット句会の仲間の荒川英之さんの作品が載っています。   
「俳壇ワイド作品集」の「今月の新人賞作家」のページ
(132~133ページ)に、作品「星涼し」7句と文章です。
機会がありましたら 是非 是非!

        謹慎の明けし生徒よ梅雨の月

        教科書で虫を打ちたり夜学生

                        以上2句「星涼し」より


★8月のHP俳句会の投句をアップしていただきました。
選句結果は 20日過ぎになると思います。楽しみに!(孝子)


26.8.15 (322)
 隣町の実家へ お墓参りに出かけました。正午になったので、運転中の車を道端に寄
せて黙祷をし、今日しなければならない事(?)を済ませた・・・・そんな気持ちになってい
ます。 
 夕方 小学5年生の孫娘に テレビを見ながら 主人が防空壕の話を聞かせていまし
た。 孫曰く「今から時間を掛けて 頑丈な防空壕を作れば 戦争があった時に助かる
ね」と・・・・・・・ 。 これから少しづつ 平和の大切さ・愛国心等々教えなければいけ
ません。その前に、この孫のパパとママにも教える事がありそうです。(孝子)

       終戦日電車は傾いて曲がる   神野紗希

       甲高きラジオの時報終戦日   片山由美子

       生涯の父の号泣敗戦日     大橋敦子

       ハブ酒の男の泪終戦忌      宮田正和

       靖国の靖はわが名敗戦忌    栗田やすし

       土熱く灼けゐし記憶終戦日    沢木欣一

          写真は靖国神社の神門の紋と、境内の銀杏の木にとまっている 白鳩です。

26.8.13 (321)
 いぶきネットの皆様          合評会のお知らせ

 スカッとした青空に白球が飛ぶ[甲子園全国高校野球選手権大会]

が始まりました。球児らの勝負に掛ける爽やかな汗と涙に感動しています。


 今日は盂蘭盆・・・お里帰りには酷なお天気が続きましたね。

我が家も御多分に洩れず、ごたごたと賑やかです。娘の孫・・・私のひ孫

チワワ6匹と、二階のテラスは公園並みで賑やかです。

門火をを焚く頃は、静かに先祖の霊を迎えたいものです。

皆さんの夏休みは如何でしょうか。熱中症にご注意下さい。

    幼児の変身ごつこ盆の夜            山本光江

    門火焚く火の粉の行方気にしつつ      大橋 幹教


  さて、合評会はいつものように、15日(金)・16日(土)の両日
    午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
     伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください



26.8.10 (3250
 「伊吹嶺」の新同人・大島知津さんから メールが届きました。 戦争の話題の続きで
す。長野県上田市にある「無言館」へ吟行をされたようです。 知津さ~~ん 有難うご
ざいました。

 かつて 沢木欣一先生は無言館を訪れ、多くの句を詠まれました。 その縁もあって、
我々の先輩や仲間が吟行をされて 佳句を残しておられます。 6年ほど前には、第2
展示館もオープンしました。  この美術館の麓の畑では、林檎が色づき始めた頃でし
ょうか。(孝子)

 金山句会で長野の無言館に行ってきました。若くして戦地に逝かれた画学生の
残した、絵画、手紙、遺品の数々は、その一つ一つに、胸をつかまれるような苦し
さを感じました。悲しみと無念さに包まれた霊廟のような空間に汗がにじみ、我が
子と同じ年の画学生の作品には胸が痛みました。(知津)


                 無言館出て今生の汗拭ふ     大島 知津
 

                                              瀬戸川の土手で萩が咲き始めました。

26.8.09 (3249
 今日は長崎の原爆忌ですが、このHPを書いている現在、台風11号が接近中です。皆さんの地域では被害など大丈夫ですか。三重県は今、大雨特別警報が出されています。私の住んでいる東員町も18:00に特別警報が出されました。早速お見舞いのお電話を頂いた方もいます。私の住んでいる団地はいわゆるひな壇形式の団地ですので、大雨が降っても浸水の心配はありません。ただ役場のあるそばに員弁川が標高が低く、この旧街区が少し心配です。と言うことですから、ご心配なく。
 ところで少し遅れましたが、「伊吹嶺」8月号が届きました。これに合わせ、トップページの「季節の俳句」「いぶきネットの四季」「環境と俳句」「いぶきネットたより」、会員・同人俳句、俳SCHOOLの句なども更新しました。
 特に「環境と俳句」では「伊吹嶺」誌に掲載されませんが、秋麦さんに「ひよどり考」を書いて頂きました。「ひよどり」は秋の季語ですが、確かに留鳥ですから、年中います。私の庭にもかってヒヨドリが巣作りして雛が育ったこともありましたし、年中うるさく鳴いています。ただ環境が変わる度に季語を見直していれば、切りがないでしょう。いずれ長い歴史を経て見直されることとなるでしょう。右の写真は数年前我が家で育ったヒヨドリの雛と親鳥です。(隆生)




26.8.07 (3248
 昨日は「広島忌」でした。 テレビで平和記念式典を見て、黙祷をしました。画面に
大きく映った<平和の火>は炎が大きく揺れて怒っているようにも見えました。この
火は 数度 直接見ている(拝んで?)のですが、もっと穏やかだったように思い
ます。 最近、新聞もテレビも戦争の話題が多くなりました。 

 先日義理の兄が 14歳で航空隊に志願をした話を聞かせてくれました。 強い
意志を持って志願したのではなく、学校で毎日のように先生や兵隊さんが「お前は
二男で体も丈夫だから お国の為に…」と言われて、そんな気持ちになって行ったと。
お酒が入らないと なかなか戦争の話はしませんが・・・。 「あの時の事を思えば
どんなことも我慢できる。それも生きてこそ。」とも言っていました。この言葉が一番
心に残っています。

 樹炎さんからも、やはり戦争の話題です。写真も送って頂きました。(孝子)

いぶきネットの皆様       選句締切のお知らせ

       残暑お見舞い申し上げます。



 今年も広島、長崎の「原爆の日」を経て八月十五日が巡ってきます。

福岡県朝倉郡に在る「大刀洗飛行場」」を家族で訪ねました。大正8年に、この地に

憧れのパイロット養成学校が作られ、後に陸軍の航空拠点に変わり、昭和19年特

攻基地へと変遷して行くさまを 時間を追って辿りました。特攻という戦法に死を覚悟

した、若者の多くの遺書、国の永遠の平和、両親への感謝の思いが遺されていました。

中でも、胸にこみ上げる遺書は、母と過ごした幼い頃をしたためた思い出でした。

今ある平和な暮らしに感謝して・・・   合掌


     鶴を折る皺ふかき手や原爆忌          上杉美保子

    苦瓜の爆ぜて真つ赤や終戦日          都合ナルミ


 さて、明後日8月10日(日曜日)午後9時選句の締切です。

    締切までに出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。

   台風の接近の為、早めのお知らせです。半端でない雨量にご注意下さい。(樹炎)




26.8.05 (3247
       
         山と句を友とし逝けり桐の花      栗田やすし

 掲句の前書きに<悼・横森今日子さん>とあります。 伊吹嶺同人の横森今日子さんが 亡くなられ、「伊吹嶺」8月号に関東の仲間の弔句が載っています。横森さんは、関東方面で行われるいぶきネットの吟行会や、関東支部の新年会で親しく話をさせて頂きました。いぶきネットの仲間とはご縁のある方です。何時も素敵な句を詠まれる方でした。 合掌  

        白薔薇や句集に折り目つけし跡      関根切子

        万緑や幾山河越え友逝けり        中野一灯

        今頃はお花畑に憩ふらむ          佐藤とみお

        若葉光あふるる中に君逝けり        鈴木みすず

        大雪渓渡りし君の緋のヤッケ        鈴木みすず




 ★内田さんから メールが届きました。 写真も沢山送って下さいました。とても涼しそう   
な写真ですが…・・・・・・随分高くまで登るのですね。


 蒲郡市制60周年記念事業として、さる7月18日に蒲郡港へ帆船「海王丸」が寄港
しました。「海王丸」は海の貴婦人と呼ばれ、その迫力と美しさは気高い貴婦人のよう
だといわれています。
 18日は「セイルドリル」といって、岸壁に停泊をしたまま帆をはる訓練の見学日でした。
100人以上の訓練生が一斉に帆桁へ登っていく光景は見事でした。訓練生はすべて
オールシーズン素手、跣の訓練だそうです。将来は世界の海へ羽ばたいていく、若者
たちの雄姿に歓声と拍手が湧きました。
 
 白南風に船旗と白帆が髙く大きく舞い、「海の街」蒲郡の誕生60周年を祝
っているような一日でした。この日ばかりは一日記者になった気分でした。
韓国の悲劇が二度と繰り返されることのないように、航行の安全を祈るばか
りです。                                  (内田 陽子



       天高し水兵帽振る実習生    河村惠光

       秋日濃し被災地へ発つ日本丸   兼松秀

       秋天をつらぬくマスト日本丸   国枝隆生

                           以上3句「伊吹嶺」1月号より



26.8.04 (3246

   いぶきネットの皆様        投句締切のお知らせ

   万人の声に散り落つ花火哉   正岡 子規

八月に入りました。各地で(夏祭り)や、(花火大会)のポスターが夏休みに弾みを

付けています。調べてみると、日本列島 津々浦々で花火大会が行われていること

に驚きました。近くで仰ぐ花火の臨場感も良いですが、打ちあげる音だけを聴きな

がら手仕事をするのも好きです。


 福岡は八月一日に「大濠花火大会」 台風の接近で気をもみましたが、雨の晴れ間

に決行され、約6千発の花火が舞い45万人を魅了したそうです。 地元の新聞に掲載

された写真をHPに送ってみます。皆さんの辺りは如何ですか。


   大花火しだれて海にとどきけり  栗田  やすし

   花火待つ指ぽきぽきと彼の癖  米元  ひとみ


 
    さて、明後日8月5日(火曜日)午後9時選句の締切です。

       締切までに出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。(樹炎)


26.8.03 (3245
 「伊吹嶺」の8月号が届きました。 自註現代俳句シリーズ『続 栗田やすし集』が、特集として載っています。
多くの方が文章を寄せておられます。 西嶋あさ子さんや 浅田隆さん、浜田真理さん、小林砂斗美さん、「伊吹嶺」
の仲間の文章も載っていて、興味深く読む事が出来ました。

  以下・平成25年に出版された  西嶋あさ子句集『的皪』より  

         初夢のおとうとが呼ぶあさ子ちやん     

         お玉杓子尾がうれしくてうれしくて

         人は皆ひとりを生きて鰯雲

         観音の素手や素足や冬に入る



★7月27日に 萱草の写真を送って頂いた 野瀬ひろさんから お便りをいただきました。 
まだ あの涼しい飛騨(岐阜県)におられるのでしょうか?羨ましい限りです。(孝子)

  今朝、採り立ての「アキシマササゲ」を頂戴いたしましたので紹介します。
 立秋はもうすぐです、お体お気を付けくださいませ。

 秋縞ささげは、インゲンの仲間で、 サヤの表面の緑色の地に紫色の縞模
様が入ります。 古くから岐阜県の飛騨地方で作られてきた野菜で、
 2002
年に「飛騨・美濃伝統野菜」に認定されました。

 そして、このサヤには筋がないのも特徴です。 アントシアニンやルチンが
多くふくまれ、
 茹でてごま和えやサラダの他、マヨネーズもあいます。炒め
物や揚げ物、煮物など色々な料理で楽しめます。


 新しき笠をかむりてささげ摘む 高野素十
 
                                    (野瀬 ひろ


26.8.02 (3244
 各地でまた 豪雨の被害が出ているようです。 九州や、四国のネットの仲間の皆さ~ん
被害に遭っておられないとよいのですが・・・・・・・・。

 インターネット部を支えていただいています 範子さんから写真を添えて、メールが
届きました。 範子さんの娘さんのご家族が 福岡にお住いのようで、時々お孫さんに
会いに出かけられます。(孝子)  

 7月末 鹿児島 熊本 佐賀を駆け足で巡ってきました。
指宿には予科練訓練地があり そこに月桃の花を見つけました。
そして知覧とはかくも遠い所なのだと思い、記念館に展示の手紙や遺書遺詠を読めば自
然に涙があふれてきます。

 移動に時間がかかることから、じっくり見学という訳にはいきませんでしたが、
熊本城や田原坂 名護屋城址も廻ってきました。 
名護屋城址では 秀吉の壮大な夢が破れた場所と思うと感慨もひとしおでした。
本丸跡には青木月斗の
太閤が睨みし海の霞かなの句碑がありました。

 福岡市博物館では官兵衛が信長から賜った国宝の刀「圧切長谷部」
母里太兵衛の3mもある大身槍 名物「日本号」にも目を瞠り 
秀吉の書状、官兵衛が長政へ宛てた書状など見学してきました。
九州とは大陸とのかかわりの深い要所なのだということを体感できた旅でした。

                                    ☆NORIKO☆


               ☆.:*・°.。.:*・°☆.。.:*・☆°.。.:*.。☆.:*


26.8.01 (3243
 8月が始まりました。 暑さに負けないように・・・・・・・いぶきネットの作業にご協力ください。
内田さんから 続いてお便りをいただきました。 しっかり主婦もされています。(孝子)

 以前、福田邦子さ<「いぶきネットの四>」で「梅漬ける」のエッセイを発表されました。
その中で、


      梅漬ける甲斐あることをするやうに   綾子

 梅干しを作るのには自分の条件が要る。心動かす梅が見つかること、
またそういう時間が持てること、
梅干しを作ろうというふくらみのある心身、
これを時間といってよいかどうか、これ等が揃わないと実現できない。
 
 以上 綾子先生の自句自解です。
 
 月の中頃から月末にかけては「遠峰集」への投句、ネット句会の配信が終わり、
ほっと息をつきます。
 そこで今年の梅干しは土用に入るや、三日三晩お日様と夜露にあてました。
仕上がりは上々。これなら昨年亡くなった母に自慢ができます。 
おかげで我が家の無農薬ものの梅干しは、遠方の息子家族の元へ宅配中です。

 綾子先生の「ふくらみのある心身」はよく理解できませんでしたが、「完成の喜び」
そして「分かち合う喜び」でしょうか。

 夏野菜はこの猛暑でかたちがへんてこ・・・・ 悲鳴を上げています。(内田 陽子)


 ★見本誌の申し込みで、時々文字化けになっている事があります。 7月30日の申し込みも、文字化けになっています。 返事は すぐ返信するように心がけていますが、3日ほど経っても返事が無い時は、「落書」の角封筒のふわふわ(メッセージはこちら)の方に 問い合わせていただくか、発行所へ はがきで申し込んで下さい。(孝子)



26.7.30 (3242
 中山純子先生のご逝去のお知らせがありました。 お悔やみ申し上げます。
大きな星が日本海へ落ちて行ったような・・・・そんな気持ちになっています。
「風」の会員なら 誰もがあこがれを持って仰いだ素敵な俳人でした。
 とても気さくにお話をしてくださいましたので、今でもあの涼やかなお声が
耳の奥に残っています。   合掌  

        あかつきの町が好きなり吊忍      

       あきかぜや巻いてほそ身の男傘


                   以上2句 中山純子句集『瑤珞』より

  いぶきネットの仲間の内田さんから写真を添えて お便りが届きました。
内田さんは、インターネット部を支えていただいているのは勿論ですが、句
会間の交流や、地域のボランティアガイド等々 頑張っておられます。
内田さ~ん これからも 宜しくお願いします。(孝子)

 「無病息災」の加持祈祷に豊川市財賀寺へ行ってきました。
財賀寺は神亀元年(724年)創立の真言宗の古刹です。
折しも「焙烙灸」の加持が執り行われており、涼しいうちに出かけて行ったおかげで
一番のお経で祈祷を受けることができました。
 
 梵字の書かれた焙烙の中心に、赤子のこぶしほどの艾を据え、線香の火をつけ
経を唱える暑気祓い、中風除けなどの祈祷行事です。脳天がホコホコとして、読
経の間とても気持ちが安らかでした。
 
 そういえば京都の壬生狂言の「焙烙割」も厄除けのおまじないのようでした。
田舎の古いお寺の行事ですが、お庫裡さん手作りの「そうめん」の接待がなぜか懐
かしく、うれしかったです。
 国宝の千手観音がお祀りしてある本堂へは500段ほどの階段を上がります。
先ほどの焙烙灸のおかげで、難なくお参りもできました。 帰りがけに国の指
定重要文化財になっている仁王門と金剛力士像を仰いで、今年の夏の息災
を念じました。仁王門修復の折には時の横綱「貴乃花関」が土俵入りをして、
大変な賑わいでした。


 写真は焙烙灸の加持を受ける人、重要文化財の仁王像、お庫裡さんのそう
めんです。 (陽子)


   いかなこと動ぜぬ婆々や土用灸     飯田蛇笏

   土用灸腹凹(くぼ)ませて耐へにけり    宮下翆舟
  


26.7.29 (3242 「名古屋市民文芸祭」と「東西全国俳句相撲」の応募案内
 今年も「名古屋市民文芸祭」の応募時期が来ました。伊吹嶺編集部から2つのパンフレットが届きました。「名古屋市民文芸祭」と「東西全国俳句相撲」です。順に説明します。
 1つ目の「名古屋市民文芸祭」は毎年行われているので皆さんご存じだと思いますが、応募要領の概要は次のとおりです。
 ・俳句の応募は「名古屋市民文芸祭」の「短詩型 俳句」の部です。
 ・応募は有料で1口2句で1000円。何口でも可。
 ・募集期間:8月21日(木)~9月20日(土)(当日必着)
 ・応募先:〒461-8799 郵便事業(株) 名古屋東支店 名古屋市民文芸祭「俳句」係
 ・応募用紙は次のHPのPDFファイルまたは右の写真の「応募用紙」をクリック、プリントアウトしてお使い下さい。
 ・詳しい応募要領は次のPDFファイルをクリックして下さい。

   https://www.bunka758.or.jp/id/shiminbungeisai/2014_sakuhinbosyu.pdf




 2つ目は「東西全国俳句相撲」です。
 毎年、大垣市スイトピアセンターで行われているようで、今年は第11回です。大会、応募要領は以下のとおりです。
 ・大会は11月9日(日) 大垣市スイトピアセンター文化ホール
 ・大会概要:小中学生の部、一般の部などで2人1組のチームがトーナメント形式の対戦で、各部門の横綱を決定。
 ・参加費:無料
 ・応募期間:7月22日(火)~9月24日(水)
 ・応募方法:指定の用紙でFAXまたはインターネット受付(応募先は応募要領のPDFに書いてあります。)
 ・詳しい大会案内、応募用紙は【
こちら】をクリックするか、右の写真をクリックしてPDFファイルを開いてそれをプリントアウトして下さい。
 ・なお大会案内のインターネットアドレスは次のとおりです。

   http://haiku-sumou.org/

以上、2つの俳句大会の応募要領をお知らせしました。皆さん奮って応募して下さるよう期待しております。(隆生)


26.7.28夜 (3241  中山純子先生ご逝去
 悲しい連絡がありました。「風」の大先輩で「伊吹嶺」にもいつも心をかけて頂いていた中山純子先生の訃報が届きました。通夜、葬儀は以下のとおりですが、とりあえず「伊吹嶺」の皆さんにご連絡を致します。

 通夜・葬儀会場:金沢市 葬祭会館ピースフル田上
 通夜:7月29日(火) 午後7時より
 葬儀:7月30日(水) 午前10時より


 純子先生は若い頃は「風」の娘と言われていたときがあり、最近は独自の境地の俳句に私は惹かれていました。
 また「伊吹嶺」全国大会で『「風」の新鋭』との演題で大西秋路宇や川口重美の俳句を解説して頂いたことを思い出します。そして最もお世話になったのは「伊吹嶺」で行った「沢木・細見先生を偲ぶ会」では事前準備の段階に、金沢で純子先生にいろいろアドバイスを頂いたことでした。
 下の写真は純子先生・林徹先生に来て頂いた全国大会と「沢木・細見先生を偲ぶ会」での写真です。
 今は静かに純子先生を偲ぶばかりです。  合掌      (隆生)(357797)
 
「伊吹嶺」3周年記念大会で
純子先生・林徹先生と囲んだ写真
 
「沢木・細見先生を偲ぶ会」で両先生の
写真を見ている純子先生

   あらたまの紙より白く能登の塩     中山純子(句集『水鏡』より)
   野辺送り行く手行く手に桜咲き
   古墳山むかし土葬のわらび山
   ほととぎす鳴くやあの世もあかるくて
   かなしびの色はどの色時雨虹
   鳩に豆ことばが育つ小六月



26.7.28 午後 (3240

   いぶきネットの皆様         投句・選句締切のお知らせ

 梅雨明けと同時に長い(夏休み)が始まりました。紺碧の空に白い雲。

      「せみがなきます。 とんぼがとんでいます。」

    ボクは四十年も昔のボクにかえります」  サトウ八ロー 

          郷愁をそそる鮮明な思いですね。!

 ハマボウ(浜朴あるいは黄槿、)を見にゆきました。アオイ科の落葉低木。
7月から8月にかけ黄色い花を咲かせ、その姿はハイビスカスやフヨウに
似ています。家族は(オクラの花)に似ていると言いますが・・・
海岸の入り江に咲き「絶滅危惧種」とされています。折しも 満潮と重なっ
て入り江に飛び上がる鯔の群れ、銀色に輝いて賑いました。(糸島地区
雷山川の下流)

各地で猛暑日が続いています。熱中症にご注意下さい。


     蝉時雨より蝉ひとつこぼれ落つ  内藤  恵子

     赤とんぼ空に流れのあるごとし   高野 典


   さて、投句締切 8月1日(金曜日)から5日(火曜日)午後9時締切

  選句締切 8月6日(水曜日)から10日〈日曜日)午後9時締切(樹炎)


                写真2枚 樹炎さんからいただきました。糸島市のお宝のハマボウと 里富士(可也山)です。(孝子)


      ・・・・・・・・・・・・・   ☆   ・・・・・・・・・・・・   ☆   ・・・・・・・・・・・・・・   ☆ ・・・・・・・・                

★伊吹嶺の仲間(名古屋)の野瀬さんから とれとれの萱草の写真が送られて来ました。野瀬さんは 長野県(?)が故郷のようです。ひろさ~~ん  有難うございました。(孝子)


  普段は空き家になっているふるさとへ来ています。
朝夕は過ごしやすくてありがたいです

 前は川と山、後ろも山といった山峡の町で、単線の高山線がすぐ前を通って
います。単線沿いを彩るのは藪萱草です。写真を添えてました。

 萱草の花は古来から忘れ草というそうですね。

 
忘れ草わが紐に付く香具山の古りにし里を忘れむがため 大伴旅人

 野萱草ポトマス河畔うめつくす   河村恵光


 酷暑の折どうぞ御身おいといくださいませ。
                                                                             7月28日 野瀬 ひろ



★今朝の毎日新聞の「毎日俳壇」で   何と! 大島知津さんの作品が 小川軽舟さんの特選です。

        教室の窓開け放つ沖縄忌      大島知津
                                             大島さん おめでとうございました。 (孝子)


26.7.28 (3239
<「月評・河原地英武が読む 今月の10句」、皆さんはどんな読み方をされていますか。>の問いかけに、早速 ネット仲間の徒歩さんから お便りが届きました。
 クリーデンス クリアウォータァー リバイバル までは、お話の内容に付いて行けましたが、曲名までは付いて行けません。少し(?)年代が 違いますね。残念!(孝子)

 二句共見てくれ以上に難解そうなので知らぬ顔をしたいのですが、京都句会の者として逃げる訳にはいかぬと思い筆を?取りました。

 置きどころなく児を抱いて春の磯  友岡子郷

『俳句』6月号を探してみたら・・・・・・

     風光る引き潮の帯いくすぢも
     置きどころなく児を抱いて春の磯
     海青く妻も長子の永き日ぞ
     厨まで(いかなご)船のひびきくる

と読んでくると穏やかな生活の中の一こまではないかと思いましたが、「置きどころなく」にか
すかな屈託を感じました。でも副主宰の文を読んでいますから、私の感想も影響を受けている可能性大ですね。
            *いかなごは漢字ですが文字化けの可能性がありますのでひらがな表記にしました。

  「蝶の昼生まれぬ前の町にゐて」  西尾一

この句はうんと深読み(妄想)して胎児の自分を詠っているような気がしました。

もう一つ
   高くから雨降つてくる五月かな  若杉朋哉

この句、Creedence Clearwater Revival の「Have You Ever Seen The Rain? 」という曲を思い出しました。(松井徒歩)

                                                写真はトリカブトと、アサギマダラです。

26.7.27 午後 (3238
 炎天のタイルの歩道を歩きました。 ミミズが何匹も干乾びているのを見
掛けました。夜の間に少しでも湿気のあるところへ 移動するつもりだった
のでしょうか。 そのミミズを埋めるように、蟻が土を運んでいます。こんな
に暑い時でも、生き物は働いています。
 私は…急いで帰宅して(申し訳ない思いもありますが)エアコンを点けて
テレビを見ています。 

 多くの句会の方々は、暑さもなんのその! 吟行に出かけておられるよ
うです。
 朝日カルチャーセンターの句会の横井さんから写真とメールが届きました。
横井さ~ん 有難うございました。(孝子)


 こんにちは。
暑い毎日です。朝日カルチャ-センタ-の俳句教室(都合ナルミ指導)の仲間で恒例の吟行(7/26午後)に行ってきました。 その報告です。今回は、炎暑の中村公園(名古屋市)です。とにかく暑くて汗が吹きだす日でした。それでも秀吉ゆかりの瓢箪は青々と実り、また産湯の井(常泉寺)は、今でも冷たい水が湧き出て、しばしの涼が得られます。そあと公園南の参道沿いにある「チェリ-」という喫茶店にはいりました。かき氷をたべながらの句会でした。(この店は広くて句会には、よいところです。)

       句作りを嫌ふにあらずかき氷   ナルミ


 夕方、名古屋駅まででて、桜通り(ユニモ-ル)沿いの店「桜通りカフェ-」で暑気払いを行いました。楽しい夕べでした。(この店は、ビール、酒も飲め、お洒落な店です。)(横井一夫



26.7.27 (3237
 近くに住む孫の家族が旅行に行きました。 遊びに来ないので静かですが、
留守の間、ザリガニ・目高・カブトムシ等々の餌やりや、プランターの水遣り、
朝顔の観察まで頼まれました。 私も夏休みの宿題を貰ったようで落ち着きません。

★角川の『俳句』8月号が発売され、私は 25日を待って買いました。
今月も、一番に 「月評・河原地英武が読む 今月の10句」を 開きました。
置きどころなく児を抱いて春の磯  友岡子郷」の句をしばらく眺めて、河原地さんなら
どう評されているだろう・・・・・私ならどう解釈するのだろうと考えました。
 「蝶の昼生まれぬ前の町にゐて  西尾一」も同じです。この考える時間が好きです。
皆さんはどんな読み方をされていますか。


★7月・いぶきネット句会の添削例を アップしました。 お役に立てたら嬉しいのですが。
トップページのいぶきネット句会 → 添削例から ご覧ください。 (孝子)


               今年の写真ではありませんが、美ヶ原の雪竿と遭難碑と夏空です。 
26.7.22 (3236
 静岡支部の吟行の様子を 支部長の磯田さんが送ってくださいました。
皆さん 暑さなど気にしないで 吟行を楽しんでおられます。
あの素敵な長谷部選手の出身地とは! 良い所へ吟行されましたね。
磯田さ~~ん  有難うございました。(孝子)

 こんばんわ!吟行会をしましたので、写真と一緒にお送りします。
                                    
 東海地方は昨日梅雨明けした模様で、いよいよ暑さも本格的。
昨年3月から試みに始めた句会横断型の「ミニ吟行句会」も、今回で15回目。
毎回、集合場所と時間だけ知らせておいて自由に参加の形をとっています。

 今日は藤枝市にある蓮華寺池公園の蓮の花見をメインに、灌漑用の池を巡って
吟行し
池の辺にある和食処で食事の後句会をしました。
(ここは先のワールドカップ日本代表の長谷部誠主将の出身地でもありつい最近まで
隣接の郷土博物館で特別展示をしていました)
 6月下旬から咲きだした蓮は今が盛り、蓮池は近くまで行くととても
広く、つぼみ、花、蓮の実、睡蓮、鬼蓮など種々見られ、池を渡り来る
心地よい風に蒸し暑さも忘れるほどでした。(19名参加)                                  (なつえ)

 
  風立ちて蓮の花びら開ききる       大森 弘子
   さざ波に揺るる藻の花船着き場     神尾 知代
   料亭の窓一面や蓮青葉          西川満寿美
   蓮青葉揉み合うて風通りけり       磯田なつえ



伊吹嶺全国俳句大会の投句締切が迫っています。 締め切りは7月25日です。
お忘れでは ありませんか?   皆さ~~ん  急いでください。

 今年の大会は、いぶきネットの仲間の、哲半さんと荒川さんが新人賞の表彰を受けられます。
お2人が 壇上に立たれると思います。 楽しみです。 (孝子)


6.7.21 (3235
 東海地方の梅雨も明けたようです。 蒸し暑さの抜けた夜風が心地良い部屋で、パソコン
に向かっています。 

★『俳句四季』8月号で、伊吹嶺の会員の横井美音(よしね)さんが、下里さんの特選です。   

 下里美恵子特選    
              文楽の太棹響く春野かな    横井美音    

★毎日新聞7月21日の「毎日俳壇」では、新同人の大島さんが・・・・・                  

  西村和子入選   風湿る泰山木の花重し      大島知津              上の写真はクレマチスです。

          美音さ~ん  知津さ~ん  おめでとうございました。(孝子)


6.7.19 (3234
★ 15・16日のチャットによる合評会が終り、今 添削担当者や 会報作りの方が、
頑張っているところです。  

★ HP俳句会の高点句が発表されました。 
今月の高点句は、 奈良野遊山さん(奈良市)の <手に掬ふ目高のこぼす銀の色>  
でした。遊山さん おめでとうございました。 早速 「伊吹嶺」7月号を送らせていただきます。
 今年も年間大賞を計画しています。今からでも遅くないと思いますので、是非 参加ください。

 
★名古屋南ロータリークラブの句会発足 十年を記念して、句集が刊行されました。
句会幹事の森口雅文さんが、句集(右の写真)を送って下さいました。
指導者は 何と!馬場駿吉先生です。
 句集は、会員全員が二十句づつと、顔写真 その他 絵や書や写真がカラーで載ってい
ます。馬場先生は、数度お会いしただけですが、現代音楽や現代美術の話をお聞きする
事ができて、また お会い出来たらいいなぁ~~と 思っています。 
以下 句集より・・・・・

        天の川注ぐ彼方に山河あり          森口雅文      

        新米をかみしめて父母世にあらず      森口雅文

        水になほ太古の光野に遊ぶ         馬場駿吉       

        弔意なほ言葉とならず明易き         馬場駿吉

        蟻走る人の生死にかかはらず        馬場駿吉

  名古屋に 俳句の仲間が増えて行く事は嬉しい事です。(孝子)              
                                                                        上の写真はクレマチスです。
                                                      


6.7.16 (3233
 久々に 静岡支部長の磯田さんから写真を添えて メールが届きました。
磯田さんには、先日の三島の吟行会で 大変お世話になりました。
磯田さ~~ん その節はお世話になりました。

 静岡はこのところ周辺より気温が低く過し易かったのですが、
とうとう昨日は34度でこの夏最高になり、そんな中で私は庭のサツキや椿、サザンカなどの
刈り込みを行い汗びっしょりになりましたが、夕方の散歩でニイニイゼミの声を聞きました。
 
そして今日、午後のまどろみから覚めると、昨日刈った椿の幹に油蝉がとまっていました。
ひと声も発しませんから、唖ゼミかもしれません。もしかしたら、我が庭で羽化した?
とも思いましたが、抜け殻は見つかりません。
 
   たまもののごとき熟睡蝉生る家     細見綾子
 
 山寺の俳句大会の入賞句にも”蝉”が詠まれていましたので、こちらはちょっと遅い初蝉かもしれません。
 
それから付けたしですが、今朝の朝日静岡版に「かれんなミシマバイカモ、清流の証し」と
源兵川の梅花藻の花がアップで載っていました。三島吟行はグッドタイミングでしたね。
                                         なつえ
 


★徒歩さんのブログでご存知の方もあると思いますが・・・・・
 <力石>の研究をされている高島さんから メールが届きました。 力石を見掛けた
事は有りますが、あまり気にも留めずにいました。
 お問い合わせ等は、以下の住所やメールから 直接 高島さんにされると良いと思
います。(孝子)

 四日市大学にて体育史学の立場から力石を研究する者です。
力石に関する俳句、短歌などを募集し、「力石を詠む」というシリーズで出版しています。
貴会におきまして力石に関する作品がございましたら御提供いただけないでしょうか、
寄せられた作品は選別することなく全て使用させていただいております。
下記ホームページには、多くの句会や個人の方から寄せられた約1900作品を掲載してい
ます。御協力を御願いいたします。お寄せいただける作品に吟詠地がございましたら並記し
ていただけるようお願いいたします。

〒519-0211  三重県亀山市川崎町3075-3 ・高島愼助
<四日市大学・健康科学研究室教授>
電話&FAX 0595-85-8113・携帯電話  090-9901-3484
E-mail   takashim@za.ztv.ne.jp                                         
上の写真は、クレマチスです。
URL   http://www.za.ztv.ne.jp/takashim
力石に関して、また力石に関する俳句など(1700作以上)を記載しております。
さらに力石に関する俳句、短歌、川柳、狂歌などを募集しております。


                                               

6.7.15 (3232
 皆さん この暑さにも負けないで、各地へお出かけです。
★徒歩さんから、写真を添えて メールが届きました。
徒歩さ~ん 有難うございました。(孝子)

今晩は、蒸し暑いですね。

 急に思い立って祇園祭14日宵々々山へ日帰りで行ってきました。
急にといっても思い当たることはあるはずで、どうも先日の京都句会で
哲半さんから頂いた厄除けちまきがきっかけのような気がします。各山
鉾でも厄除けちまきが売られていて、何人かの人が「食べられますか」
と聞いていましたが あのちまきではありません。玄関に飾るものです。
かくいう私も頂いた時食べ物ではないと言われて(罰当りにも)少々が
っかりしたのでした。
   写真は菊水鉾と当のちまきです。松井徒歩


★樹炎さんからも、お便りが届きました。樹炎さんのお宅へ幸せが飛んで来た??

              玉虫がやって来た

 雨上がりの夕方、 娘が庭から(玉虫)をつまんで来ました。
食卓に置くと、動き出した玉虫に 子犬は驚いて椅子から転げ落ちる始末です。
家族でその色の美しさを褒め合って(たまむし色)とは良く言ったもにです、!!
貴重な自然の持つ色の美しさを鑑賞できました。
緑に逃がそうと、苺の葉に置きましたが飛ばずにいます。今朝見に行くと、まだ苺
の葉に静かに触覚を動かしています。飛ばないのは何故か、?ネットで調べてみ
ると、「雨の日はまったく動かない」そうです。

 ついでに、玉虫に出会うには・・・
 日本の(タマムシ)に、きれいなのが多い事。カンカン照りの日がよく、 時期は7月
の半ば頃、高い榎の上をよく飛ぶそうです。低いところに卵を産みにきたのを見つけ
るしかならしい。 8月になると、 卵を産みに降りてくる・・・

(玉虫)の生態を学ぶ良い機会になりました。  そう言えば「玉虫厨子」は奈良県
斑鳩町の法隆寺が所蔵する飛鳥時代の仏教工芸品。装飾に玉虫の羽を使用して
いる国宝がありましたね。(樹炎)



     玉虫の裳裾を曳いて飛び去れり    鷹羽狩行

     玉虫を飼ふ少年に憂ひあり       大串 章

     母の世の玉虫いでぬ錆箪笥      能村登四郎



26.7.14 (3231
 今朝も蒸し暑く、ゴロゴロしてテレビを見ていました。 「密林大行進
ハキリアリ」を放映していました。この蟻は、「目の前の仕事を、兎に角
協力してする!」とか。身体の数倍の大きさの根っこを2匹して運んでい
る画面に、だんだん申し訳ないように思い・・・・・・家事を始めました。

 一紀さんは、昨日の主宰の講演を聴かれて・・・・ 夕べ帰られたそう
です。 以下 <とれとれ>のニュースです。
 一紀さ~~ん  有難うございました。(孝子)

 山寺から帰ってきました。
山形市山寺芭蕉記念館の俳句大会の模様です
 約1000の事前投句から、伊吹嶺会員の作品が好成績で表彰されました。

    橇の鈴吹雪の渦の底に鳴る  安藤虎杖 さん
    山気満つ人定窟に蟻の列    林 尉江さん
    若葉冷面打つ音の響きけり       大島知津さん


 当日参加者の入選句です。(「伊吹嶺」関係のみ)

    岩窪の石みな仏日の盛り    岸本典子さん
    杖借りて山寺へ来し涼しさよ   松永敏枝さん
    山寺へ向かふ朝や初の蝉    小島千鶴さん
      山寺に拾ふ今年の蝉の殻    国枝洋子さん
    山風や触るれば痛し紅の花   岸本典子さん
         仏抱く巌に紫陽花群れて咲く  松永敏枝さん
    万緑の崖をくりぬき風化仏    国枝隆生さん

受賞式があり、栗田やすし主宰の演題『碧梧桐三千里の旅と芭蕉」を拝聴でき
ました。全国津々浦々「伊吹嶺」はすごいです (ikki hai)

★関東支部のとみおさんから 入選追加のメールが届きました。
とみおさ~~ん 有難うございました。

 事前投句の入賞句(他の選者)
     花筏うづ巻く芭蕉むすびの地     岸本 典子
     街路樹はりんごの花よ一茶の地   栗田せつ子
     たらひ舟ぶつかり合うて島うらら    岸本 典子


★ 「伊吹嶺」7月号の綴じ込み葉書の中の1枚は、 「伊吹嶺全国俳句大会
の投句はがきです。 
 大会へ参加や、不在投句を予定されている方々は、投句締切が7月25日
ですので、 お忘れなく!(孝子)


26.7.13 (3230
 瀬戸の街(旧市街?)は7月盆です。今朝からバタバタとして・・・・・茄子の馬を作ると やっと
用意の出来たことを実感をします。 後は 棚経のお坊さんを待つばかりです。 家族もだんだん
減って 一人で用意をしています。 樹炎さんから、タイムリーな写真(右2枚)が届きました。


    いぶきネットの皆様         合評会のお知らせ

 水の精のような「蓮の花」を見に行きました。

あらがう透明感に、これほど似合う花があるでしょうか。

紫色の朝もやに、膨らみ始めた蕾がぼんやりと浮かび神秘的です。

蓮の葉のさざ波に滴こぼし、音なく崩れる蓮の花・・・

「水魔の化身」と言われ、東洋では泥水に咲く花「仏教のシンボル」ですね。

梅雨の鬱陶しさに暫く辛抱がつづきます。「永井荷風」の筆名は「荷」ハス

(ハスに吹く風の意)その名前のように、涼風が花に吹く梅雨明けが

待ち遠しいころです。梅雨末期の大雨にご注意下さい。


    蓮ひらく祈りの十指解くやうに    伊藤  範子

    蓮の花葉裏を返す磯の風     中西  昭子


  さて、合評会はいつものように、15日(火曜)16日(水曜))の両日    午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上 伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。(樹炎)     




       ★訂正のお知らせ

 「伊吹嶺」7月号 91頁に<伊吹嶺俳句会>のお知らせが載っています。9月14日の句会の開始時間は、〇13時より ☓12時よりです。 皆様 お忘れなく!

 <伊吹嶺俳句会>は、主宰・副主宰の指導を 直接受けることが出来ます。 「伊吹嶺」会員なら、何方でも参加で見ますので、皆さ~~ん  ご参加ください!  会場は名古屋駅に近いところですので、便利と思います。(孝子)



26.7.11 (3230
 各地で台風の被害が出ました。皆さんのお住まいは大丈夫でしたか?
幹事の樹炎さんから お見舞いメールが届きました。

  伊吹嶺・いぶきネットの皆様    台風のお見舞い


  台風8号は九州に上陸した頃より雨台風に変わり各地に大きな

土砂災害を起こしました。伊吹嶺・ネットの皆 様被害はございませんか。

静岡・岐阜・愛知・とテレビに映る映像に気が抜けず心配致しました。

皆様に ご被害がないことだけをひたすらお祈りするばかりです。、

 取り急ぎ、お見舞いまで 。

 博多は「飾り山笠」を取り外した所もありましたが、おかげさまで、被害もなく、安堵しています。(樹炎)


         
                              ☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。.


★下里編集長から メールが届きました。 素敵なエッセイです。 下里さ~~ん 有難うございました。


 ついこの間田植えが終わったばかりと思っていたら、いつの間にか青田の美しい季節に

なりました。「伊吹嶺」6月号の今月の句で綾子先生の<田植してをり牛が代掻きて>を

採り上げたところ、国枝部長さんから「この句は5 5 5 となっているが、この時の綾子先

生はどのような気持ちでこのリズムにしたのかよく分かりません」との質問を受けました。

確かに5 7 5ではないのですが、声に出して読んでも全くといっていいほど違和感がなく

て自然です。「綾子先生は何も考えていらっしゃらなかったと思う。ただその時思われたことを

そのまま句にされただけで、先生ご自身は定型かどうかという意識すらなかったんじゃないか

しら」と答えました。綾子先生が句を詠まれるときはいつも自然体で湧き上がる感動をそのまま

言葉にされていました。ですので破格・破調の句が多いのも必然と言えるかもしれませんが、掲

出句のような字足らずの句は珍しいように思います。そう思って調べてみましたが他に見つける

ことは出来ませんでした。字余りの句の方が綾子先生らしい…なんて、勝手に思ったりしています。

           
 <青田夕日にしばしは顔も牛も染まり  綾子>

                                                  (下里美恵子)


『俳句四季』の俳句応募のページ<四季吟詠>の締切日は 7月20日です。 今月応募の作品は下里さんが選者です。手元に応募はがきをお持ちの皆さ~ん  お忘れなく!

「俳句四季」の表紙は、毎号浅井慎平さんの素敵な写真です。 

                     くり返す波にサーフィン潮まねき     浅井慎平


   このページの話題には関係ありませんが…・上の写真は、三島の吟行会で、主宰と副主宰が選句をされているところです。 
                               下の写真は、三島市のクレマチスの丘・ 庭園の睡蓮です。(孝子)



26.7.9 (32 
 毎月、「伊吹嶺」誌が届くと関連するHPもそれぞれインターネット部の皆さんのご協力で更新しています。
 その中で「いぶきネット句会句会たより」は伊吹嶺会員のネット句会報を発行する際、会員持ち回りでたよりを書いて頂いています。この企画が始まったのが、2009年(平成21年)です。このページもずいぶんと重くなりましたので、「いぶきネット句会句会たより」は最新年を掲載して、過去のたよりは該当年を紹介することとしました。先ほど更新したばかりです。
 ちなみに最新年のいぶきネット句会句会たよりは【こちら】をクリックして下さい。また過去のたよりは【こちら】をクリックして下さい。これで作業者も遅い、重いのストレスから解放されました。(隆生)


26.7.8 (32  自然と親しむ吟行会記
 今日は愛知同人句会でした。58名に出席で、今日は圧倒的に「栗田主宰の喜寿お祝い会」の句、「自然と親しむ吟行会」の句そして沖縄忌(慰霊の日)の句が多く投句されました。どれも心の籠もった句ばかりで、選句するのに苦労しました。その他、半夏生の句も多くの方から採られました。なお来月8月の同人句会はお盆休みで休会です。お忘れなく。

 ところで遅くなりましたが、「自然と親しむ吟行会記」を内田陽子さんに書いて頂きました。内田さんは丁度息子さん一家が三島市に住んでいらっしゃるとか。蒲郡に帰ってきたそうそうこの吟行記を書いて頂きました。内田さん、ご苦労様でした。そして合わせて吟行模様の写真、栗田主宰特選句、高点句などをアップしました。
 今回はなんと言っても天候に恵まれたことが最大の収穫でした。
 吟行会模様はトップページの案内から、あるいは【こちら】をクリックして下さい。

 なおこの落書も重くなりましたので、5月以前は倉庫の方に移しました。5月以前はこのページの上の案内に従ってクリックして下さい。(隆生)


26.7.7 (32
 吟行会の後、寄り道をして今日帰りました。 留守の間に、沢山のメールが入ってい
ました。皆さん メールを有難うございました。
 トップページの写真(スライドショー)も変わっていました。美しい写真が揃いました。
いぶきネット句会の投句一覧も、着々と進められています。

★横井一夫さんから、写真を添えてお便りが届きました。 
横井さ~~ん 有難うございました。(孝子)

 無沙汰しております。

今日は七夕、生憎天気が悪いようで、天の川は期待できません。私の近所
の習字の先生から、梶の葉をもらいました。葉に墨で願いを書くそうです。

古代からの言い伝えです。全然知りませんでした。写真を添付します。
                             (横井一夫)



     いぶきネットの皆様      選句締切のおしらせ


 「三島の自然と親しむ吟行会」お疲れさまでした。私は参加出来ず

残念ですが、お天気に恵まれ、多くの人の参加だったそうで、安堵いたしました。

佳句楽しみにしています。


 そろそろ青空が恋しくなりました。

今日は七月七日 (七夕祭り)ですが、梅雨空で 天の川も見えそうにありませんね。

青田道の託児所から(テルテル坊主)の歌声が聞こえてきます。

台風一過清々しい紺碧の夏空が待たれます。夏休みも間近です。

 博多では「飾り山笠」が7月15日まで市内13ヶ所に飾られています

勿論 軍師官兵衛も飾られて、(のぼせもん衆)は仕事に成りません。

法被姿の男衆が肩で風切るこの頃です。

      子と飾る七夕妻に姉妹なし      栗田やすし

      七夕や白寿の母の文字たしか    栗生 晴夫
 

       さて、7月10日(木日)午後9時選句の締切です。


今晩は  吟行会お疲れさまでした

 三島は美しいところと聞いていますが、残念でした。

 今月の「遠峰集作品鑑賞」に選んで頂いて光栄です。有難うございます。
大型台風の接近で少々緊張しています。

博多の「飾り山」とポスターを撮ってきました。

(羊草)は福岡城跡の外堀です。、  初代福岡藩主黒田長政が、慶長6年(1601年)    
から7年がかりで築城した城で、別名「舞鶴城」と言います。 現在は、多聞櫓のみ。
バスを待ちきれずに歩きだして、出会いました。 凛とした武家の奥方のように気
高く綺麗ですね。(樹炎)


★皆さんにご協力をいただき、「自然と親しむ吟行会」も無事に終わりま
した。 足場の悪いところが多くありましたが、怪我をされた方もなくて、
これが何より嬉しい事でした。 少し道に迷われた方もありましたが・・・・・   
 主宰と副主宰をお迎え出来た事も有難い事でした。

 国枝部長さん一押しの吟行地は、今回の吟行のテーマである環境問題
を考えるのに叶った良い場所でした。
 <ヘドロの川を再生>と聞いていましたので、あまり美しいところとは思っ
ていませんでしたが、予想に反して(?)水も風も植物も土地の方々も素
敵でした。(孝子)

  写真は、川を堰き止めて、子供たちが水遊びをしています。(孝子)


26.7.6 (32  速報!!自然と親しむ吟行会
 今日は自然と親しむ吟行会でした。一番の気がかりは今日の天候でした。雨が降れば国枝のせい。晴れれば栗田主宰のおかげ。ということで栗田主宰の念力が強く、暑くもなく、雨もなく絶好の吟行日和でした。
 参加者は当初予定をはるかオーバーして、78名の方が参加されました。
 三島田町駅をスタートに、梅花藻の里、水の苑緑地、源兵衛川をたどって句会場の三島文化会館までのゆったりとした吟行ルートでした。
 前日の雨にもかかわらず、源兵衛川は澄みきって、清流に涼気がただよい、気持ちのよい吟行で皆さんの多くの佳句に出会いました。

 句会では栗田主宰の特選は金原峰子さん、最高点句はダントツの河原地副主宰でした。
   主宰特選   梅花藻の茎の白さよ川涼し      金原峰子
   最高点句   梅花藻の花にかがめば風立てり   河原地英武

 今日はごくわずかですが、源兵衛川でのスナップを少し紹介しますが、吟行記は後日内田陽子さんに書いて頂きます。その時、主宰特選句、高点句、吟行、句会模様の写真を一緒にアップします。詳しくはもう少しお待ち下さい。

 
涼しい木道を歩く
 
句作中の栗田主宰
 
河原地副主宰を囲んで

 またトップページのスライドショーを1年ぶりに綾乃様に更新して頂きました。写真は冬の平湯の大滝(岳人さん提供)、花月桃(二三枝さん提供)、夏の伊吹山、みやらび句碑の4枚です。今後とも年に1回スライドショーを更新したいと思います。
 綾乃様ありがとうございます。(354553)(隆生)


26.7.2 (32
 いぶきネット句会の仲間の徒歩さんからメールと写真が届きました。
京都句会の話題です。今年の4月の句会には ネットの仲間が参加させ
ていただき、副主宰のご指導をいただきました。京都は魅力的な吟行
地が沢山有ります。 毎月、吟行と通常の句会の2本立ての羨ましいよ
うな句会です。 徒歩さんは毎月名古屋から通っておられます。(孝子)


今晩は、
 7月1日は京都句会でした。
滋賀県の醒ヶ井の吟行ということで、名古屋方面からは伊藤範子さんと中斎
ゆうこさんも参加されました。
 せっかくですので東海道線車中で嘱目即吟三人会を楽しみました。大垣ま
でに二句を予定していましたが、範子さんがやっぱり三句でしょ、と言うので三句。
岐阜を過ぎたあたりで出揃ったので 後はああだこうだと棚卸しです。清洲城
伊吹山、濃尾平野、香水、冷房、汗、と色々な言葉が並びました。
私は「産毛」の句を作ったのですが、それ(私の腕の細長い毛)は「産毛」ではないでしょうと不評でした。

  冷房にしづかにそよぐ産毛かな

大垣を過ぎると景色もよくなり俳句を忘れてリラックスムードになりました。
さて、本番の京都句会に備えて役立ったでしょうか?

                    写真は醒ヶ井の地蔵川です。(徒歩)



26.7.1 (32
 7月になりました。 1年の折り返しですが、我等がいぶきネットは、皆さんに協力
をいただいて進むのみです。宜しくお願いします。
 鈴木英子さんから メールが届きました。英子さんは、ボランティアや、お稽古
(勿論俳句も)等々・・・生き生きと人生を楽しんでおられます。
英子さ~~ん 有難うございました。 

伊吹ネットの皆さま、7月になりました。お元気ですか。鈴木英子です。

 私は、ボランティアで野菜を作り、それを収穫して朝市で月2回ほど売ってい
ます。今、なす、胡瓜、トマト、ピーマンなど夏野菜の旬を迎えています。朝、
豊田スタジアムの駐車場で、板に乗せて、袋詰めにして、不特定の来客に売り
ます。「朝どりの胡瓜や茄子はいかが、トマトがおいしいよ」と大きい声でい
います。立ち寄った客には、料理のレシピを渡したり、試食して頂いたりと、お得意さんも出来ます。「朝市女」が板についてきました。


 畑の所有者であり会員である方の、余った畑で、ボランティアの会員が一人当たり4坪ほどの自由菜園を借りて各々好きな野菜をつくっています。トウモロコシ、メロン、かぼちゃ、茄子等々。私は、胡瓜、茄子、トマト、ピーマンを作っています。旬です。トマトやキュウリを採って、家の食卓の皿に盛っておくといつもはあまり手を出さない子供たちが一つ、二つと見る見るうちになくなります。もちろん私も食べます。赤くなってから採るトマトは甘みがあっておいしい、ささやかな贅沢です。

                                            自然の恵みは有難いですね。(鈴木英子


いぶきネット句会の皆様     早めの投句締切のお知らせ

 町内会の皆さんと佐賀県唐津市の(見返りの滝)を見物に行きました。

日本の滝百選に入る、男滝・女滝・落差100メートルの大眺望、その迫力にシャッターを構

えました。滝を詠むのは難しいですね。吊り橋を飛沫に濡れて渡りました。

濡れて艶めく紫陽花、暫く佇んで深呼吸していると、胸底を打たれる思いは何でしょう・・・

滝と向かい合う時、何か悠久なものへの思慕が籠っているのでしょうか。

今だに滝音が聞こえてきます。

    伊豆晴れて万城の滝轟けり   栗田やすし

    全身に滝飛沫浴び橋渡る    牧田  章


 
 再度のお知らせですが、7月6日は静岡県三島で「自然と親しむ吟行会」が開催されます

皆様には急なお願いで申し訳ありませんが、今月の投句 締切は
「4日午後9時迄」とさせて頂きます。

ご協力 宜しくお願いいたします。くれぐれも御見落としの有りませんように、ご注意ください。

                                                        (八尋 樹炎)   

 
                         ☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆

 今日の写真2枚は、樹炎さんが送って下さいました。(孝子)



                         
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