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伊吹嶺落書  (19年7月から12月の落書)(みなさんからのメールや出来事&ネット同人からのお知らせなど)

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 メッセージお待ちしております。

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19.12.31 (5184)

 いよいよ令和元年も残すところ一日となりました。

 この一年間伊吹嶺ホームページや落書の閲覧 またHP俳句会へのご投句有難うございました!!

平成から令和に元号が変った今年、皆様にとっても 変ったもの、変わらないもの、いろいろな一年間だったことと思います。そんな中で 俳句が出来る事の幸せを感じながら 3つの元号を生きていることに感謝の一年でした。

 来たる年も ネット部員一同 伊吹嶺の目指す俳句と よりよいHP作りのために力を合わせていきますのでこれからもどうぞよろしくお願い致します。


 写真は伊勢のおはらい町の注連飾りです。

   青竹を熱き湯で拭く松飾り    小田二三枝

(✩NORIKO✩)(633074)


19.12.27 (5183)

+++++いぶきネット句会のみなさま

◆ 第 184回 いぶきネット句会 (令和2年1月)投句・選句締切りのお知らせ ◆  

投句締切り 1月1日(水曜日)から5日(日曜日)午後9時締切り     

選句締切り 6日(月曜日)から10日〈金曜日)午後9時締切り  

※ 投句・選句とも、早めにお送りくださるようお願いします。



年忘れということで、息子が友人と和歌山方面へ旅行に行きました。

帰りに、漁港の朝市で衝動買いをしてきましたが、舌平目が箱買いで500円などと
破格の安さ。写真はホウボウで30センチほどあったでしょうか。(1000円)

私は仕事が忙しいので、季語だったら水洗いしてあげるといって突っぱねた
つもりでしたが、なんと冬の季語ということで3枚おろしまですることになりました。(哲半)+++++


哲半さんこの一年句会案内のお知らせ有難うございました!
これがホウボウなんですね。どちらも季語でしたか、息子さんも美味しくいただかれたことでしょう。

   糶札を跳ね飛ばしたり寒鮃     長江克江   『伊吹嶺季寄せ』より

   根の国のこの魴鮄のつらがまへ  有馬朗人   『角川俳句大歳時記 冬』より

   魴鮄の青き胸鰭砂を這ふ      田中睦枝       〃

(✩NORIKO✩)(632672)


19.12.26 (5182)

+++++   「枯蓮の魅力」

 いぶきネットの皆様、知立句会の鈴木英子です。今年もあと残り僅かとなりました。今年はどんな年だったでしょうか。

 11月に愛西市立田村の蓮田に行ってきました。そこではレンコンの収穫の最中でした。まだ収穫前の泥田に、枯蓮が伊吹颪の寒風に鋭角に折れ曲がっている風景がひろびろと広がっている情景に、私はとても魅力を感じました。徒然草で兼好法師も「さて冬枯れの気色こそ秋にはをさをさおとるまじけれ」(19段)と述べています。兼好が目にしている光景とは少し違いますが、この枯れ蓮田ももののあわれを誘い、さむざむとした情感を実感することについては、水際の紅葉,霜の朝におとりません。夏の蓮の花の美しさを実感しているので、枯蓮の光景はなんともすばらしいと思いました。

 生け花では、蓮は夏の花として、立花、生花ともにあります。両方とも、規矩性が厳しいです。蓮はその花と葉の美しさと枯蓮のあわれさの対比、仏の縁、そして活けるときの水揚げの難しさ故、年に一回しかやりません。すなわち、蓮は葉も花も一本の茎に通っている葉脈が太いので(1~2ミリ、10個くらい)、水から上げるとアッという間に水を下げ枯れてしまいます。ここで技術がいります。

 そして1瓶に現在、過去、未来を表現します。

未来は小さい葉(巻き葉、撞木葉)と硬い蕾

現在は開花の美しい花と開き葉

過去は枯れた葉と穴の空いた実

これを規矩どおりに活けます。

 さて、枯蓮の地下には人が食すおいしいレンコンが埋まっています。

 私は「立田ふれあいの里」という道の駅で、花の散った穴の開いた枯れ蓮を沢山買い込み(花屋で買うよりとても安いのです。)1月の池坊の講座で、自由花に活けます。今から楽しみです。  (鈴木英子)+++++

  

 英子さん、毎月折々の記事を送っていただき有難うございました。来年もどうぞよろしくお願いします!

蓮を「現在過去未来」一瓶に活けるのは難しそうですね。
 道の駅「立田ふれあいの里」夏はよく行きました。


 蓮の実が飛んだ穴に、ちりめん細工をして飾り物を作っていた叔母を
思い出しました。
 仏壇に飾るのも良いとのことで、亡き父母に作ってくれたのが →

 レンコンはおせち料理には欠かせない(見通しが良い)ですね。
ずっと立田村のレンコン生産量が全国一位だと思っていたら 東京で茨城のレンコンを目にして日本一は茨城だということを最近知りました。泥がついて切り口が白い
新鮮なレンコンを買ってこようと思います。

 昨日は帰省の子の布団干しをして 小さなお鏡と切り餅と輪飾りを買ってきただけで満足したんですが、今日は本腰を入れて掃除です。

  夕ぐれの風吹けば鳴る蓮の骨     下里美恵子    『伊吹嶺季寄せ』より

  蓮の骨夕映えに影散らばれり      伊藤範子        〃

(✩NORIKO✩)(632548)

19.12.25 午後 (5181)

 クリスマスイブは如何お過ごしでしたか?
24日夕方デパートの地下食品売り場で プラカードを持った店員にお待ちの列を指示されて、並んで小さなケーキを買ってきました。半額位なら良いのにと思いつつ、財布のひもが緩んでしまうのは仕方なかったようです。
 
 角川月刊『俳句』1月号の「令和俳壇」入選のお知らせをいただきました。

★井上康明 選
秀逸 ラジオよりひばりの軍歌夜半の秋   佐藤とみお
★小林貴子 選
佳作 欝々と蟹の泡吹く長崎忌       富田範保
★星野高士 選
佳作 秋霖や土にはりつく鳥の羽      谷口千賀子
★嶋田麻紀 選
佳作 入院の手首に名札小鳥来る      丹羽一橋

おめでとうございます!

(✩NORIKO✩)(632464)

19.12.25 (5180)

 樹炎さんから記事と写真を送っていただきました。


+++++「暮らしつれづれ」  
 

 昔、秋めいた石川県の山中温泉に、紅葉と温泉をかねて友と訪れ、加賀の地に窯を構える「須田菁華」に足を伸ばして、器を買いました。四角い朱色の小鉢で緑の笹の絵付け、指型の残るいびつな器です。 身辺整理をしていて、一度も使わなかったことに気付きました。

人の趣味は数多ですが、私の場合は旅の思い出に器を土産代りに集めました。
老いて断捨離に直面し日々悩むありさまです。

なんでも北大路魯山人が、陶芸と出会ったのはここ加賀の地の「初代須田菁華」との交友からと言われています。
北大路魯山人は、皆さんご承知の大正から昭和にかけて活躍した書画家・篆刻家にして陶芸家であり、

類まれなる美食家として知られていますね。今夜早速、鯛の昆布絞めを盛付けてみました。
魯山人を偲んで頂きます。ご笑覧下さい。     (樹炎)+++++ 

  
 

  赤い小鉢、華やかでクリスマスカラーのようでもありますね。お正月らしさがあり、絵扇と碧の鉢も素敵です。
鯛の昆布〆もさぞおいしかったことでしょう。

 下書きをしたり、ダウンロードとアップロードの手違いで 一時的に記事を消したかもしれません。
時々自分でも混乱することがあります。ご心配をおかけしました。

(✩NORIKO✩)
 

19.12.23 昼(5179)

  内田陽子さんが句集『福寿草』を上梓!!

 この度、内田陽子さんが、伊吹嶺叢書第56篇として句集『福寿草』を上梓されました。心よりお喜び申し上げます。
 陽子さんの俳句との出会いは、小田二三枝さんに誘われ、蒲郡市文化協会主催の「初心者俳句教室」に参加したことに始まります。受講後、「三河」に入会。その後、牧野一古さんに誘われ「蒲郡句会」を見学しました。その句会で、生涯の俳句の師の一人と仰ぐ鈴木みや子先生に出会います。そして、みや子先生の凛とした姿に心打たれ、「伊吹嶺」に入会したのが平成13年のことです。このことから分かるように陽子さんには、俳句の師と呼べる方が何人もいます。
 陽子さんは、平成20年に同人となり、27年に句会「真帆」立ち上げ、指導者となりました。常に前向きな俳句への真摯な取り組みには頭が下がります。
 句集の題名『福寿草』は、鈴木みや子先生に生前一度だけ褒められたという一句、
  福寿草真砂の鉢にふくらめり    平成23
に由来するそうです。
本句集は、平成4年から31年までの作品958句より337句が収められています。どの句も対象をよく見て、適切な言葉で表現された確かな写生句です。

 句集『福寿草』の特色は、何といっても身辺詠が多いことです。中でもご家族を詠まれた句が多いです。ささやかなご家族との関りや出来事を切り取って、詩に昇華させています。
 先ずは、ご両親を詠まれた句を紹介します。

   麻羽織きりりと父の古写真     平成4
   父逝きし日の蟬の声一途なる    平成9
   癒えきざす母に春着の縫ひ上がる  平成20
   亡き母の蒲団で眠る月涼し     平成25

 どの句にも陽子さんの思いは書かれていません。しかし、その思いは季語や物に託されています。それがため、陽子さんのご両親への思いが、しみじみと伝わってきます。

 次に紹介するのは陽子さんの伴侶を詠んだ句です。

   うたた寝に夫掛けくれし秋袷    平成11
   目高の子無口な夫が覗きをり    平成13
   父の日や寝椅子に夫のコンサイス  平成28
   子等のこと夫と語らふ秋の宵    平成29


 互いに伴侶を思いやる熟年夫婦、家族を思いやる夫婦が詠まれています。そこには伴侶や家族を温かく見守る姿があります。

 次はお子さんやお孫さんを詠んだ句です。

   寒稽古終へし子の手を包みやる   平成4
   緊張の子の背をポンと入学式    平成5
   渡米する子の白靴を揃へ置く    平成6
   薄氷を踏みて受験子上京す     平成10
   冬苺首座る嬰を膝に入れ      平成16
   背なの子の寝息のぬくし梅日和   平成18
   風光る握力強き赤子かな      平成20
   昼寝の子表彰状を腹にのせ     平成21
   みどり子の拳ほぐるる良夜かな   平成28
   眠る子の頬かすかなる蜜柑の香   平成28


 家族の中でもお子さんやお孫さんを詠んだ句が最も多いです。当然と言えば当然なのでしょう。陽子さんの母性溢れる人柄が表れています。そこには作者の温かい慈愛に満ちた視線があります。

 わたしが惹かれたご家族以外の身辺詠を紹介します。

   手習ひの筆へまつはる冬の蠅    平成6
   鯉のぼり泳ぐ真下に産着干す    平成16
   初写真笑ひおくれてしまひけり   平成17
   数珠の手の打ち損じたる名残の蚊  平成27
   針舐めて指の棘抜く霜夜かな    平成30


 身の回りの中から詩を見つけ出す陽子さんの句作への姿勢は見習うべきものがあります。栗田先生の序文によりますと、「かけがえのない『時』を書き留めておく日常の過ごし方」をみやこ先生から学んだそうです。

 吟行句にも素晴らしい作品があります。最後にそれらの句を紹介します。(新井酔雪)(632129)

   燃え尽きしあと暫くの榾明り    平成13
   干し魚のみな口開けて冬うらら   平成19
   行く春の波ごと手繰る地引網    平成24
   地芝居の見得を切る子の指力    平成24
   絵茣蓙ごと赤子引き寄す漁師妻   平成27


★詳しい句集紹介は【こちら】をクリックしてください。


19.12.23 (5178)

★HP俳句会の選句結果がアップされました。

今月の最高得点句は、

<百年の屋根を跨ぎて雪下し   とかき星さん(大阪) > でした。 
   
おめでとうございます!

今年も毎月大勢の皆様にご投句いただき有難うございました。 
講評の国枝さん 講評とアップの慢房さん お世話になりました。

選者もコメントをつけることにより 
結果を楽しみにしている皆さまへ 自身の選を振り返る機会にもなりました。

来年も担当者一同頑張りますので ご投句よろしくお願いします。

写真は樹炎さんから送っていただきました。

(✩NORIKO✩)(632104)

19.12.21 (5176)

 明日、12月22日は冬至ですね。
樹炎さんから早速記事と写真を送っていただきました。

+++++「 冬至」

 <冬至冬なか冬はじめ>と言われ、一年で最も昼が短く、夜が長い日ですね。
冬至は昔から、生命の終わる時期とも考えられていました。
1年で最も寒いのは1月下旬ごろですから、これから寒さは一層厳しくなっていきます。

ことしの気温は高めの傾向が続いていますが、冬至の日は冬らしい寒さとなりそうです
他にも「なんきん」、昔から冬至に「ん」のつくものを食べると「運がつく」と言われて、
「にんじん、れんこん、きんかん、ぎんなん、かんてん、うんどん(うどん)」を加えた七種類を食べると
病気にならないとも言われてきたようです。

寒さの本番はこれからです。
ゆず湯で温まり、栄養のあるものを食べて、寒い冬を元気に乗り切りたいものです。
我が家も、柚子の用意 をして、この冬を存えたいと思っています。

                               (八尋樹炎)☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆


                

冬至に「ん」のつくものは 初耳でした。「なんきん」からの「ん」つながり、冬に美味しいものが多いですね。
皆様も柚子湯で温まってください。

  吹き吹きてひと日遅れの冬至粥  山 たけし   『いぶきネット歳時記抄』より

  雨音が闇を満たせり冬至風呂   井沢 陽子      〃

                (✩NORIKO✩)(631822)

19.12.19 夜 (5175)

 令和元年も残り10日あまりとなりました。クリスマスはホールケーキではなく ショートケーキを・・と考えています。

『俳句四季』1月号が届きました。四季吟詠入選句をご紹介します。

★加古宗也 選
特選 身に入むや何を忘れたかを忘れ    加藤弘一
秀逸 銅鑼打つて余韻くぐもる残暑かな   国枝隆生
佳作 梵鐘に刻む名号風さやか       松平恭代
〃  潮騒のひびく露天湯秋の朝      梶田遊子
〃  泳ぎくる亀と目が合ふ秋暑かな    野島秀子
〃  真葛原救助ボートは伏せしまま    長崎マユミ

★田島和生 選
秀逸 地蔵会の十団子添へて便りくる    福田邦子
佳作 夕風や少女の復習ふ祭笛       谷口千賀子

★加藤耕子 選
秀逸 子に持たす梅干にぎり残暑なほ    大島知津

★古賀しぐれ 選
佳作 波静か雄琴の浜の夕月夜       石橋忽布

 加藤弘一さんは 前回の加古宗也先生選でも特選で 二回続けて特選をいただかれました。
加藤さん みなさ~んおめでとうございます!
記載漏れがありましたらお知らせください。

 「四季吟詠」1月20日締切(5月号分)は下里美恵子さんの選です。皆様多数ご応募ください♪

第20回「俳句四季」全国俳句大会の作品募集は 2020年2月1日(消印有効)締切です。

  【第20回俳句四季俳句大会募集要項】

 先日ガスレンジフード換気扇を大掃除して、満足してしまい、他の年末のしなくてはいけない事を忘れようとしている
(またはしなくても良いと思いはじめている)自分がいます・・・(✩NORIKO✩)

19.12.19 (5174)

 暖かい日が続いていましたが、今日は冬らしくなってきました。
朝の連続テレビ小説、信楽の里を舞台にした「スカーレット」タイトルは窯の炎の色、信楽焼の伝統の色、そしてヒロインの情熱的な生き方を言うようです。

 家に居れば、ながら見をしているのですが、昨日は昼の再放送をカーラジオで聞きました。
貴美子と八郎さんとの台詞に「いいね!」ボタンを何度も押したくなるような場面でした。


 ネットで5分で分かるダイジェスト版を見ることができます。
八郎さんの優しさにあふれた声に癒されます。

 伊吹嶺の先輩には 瀬戸の窯場の句を読まれる方が大勢います。
また、陶芸に造詣が深く窯場もお持ちの 樹炎さんも思いました。
まさに俳句工房でもありますね。

  陶工の掌に来て消ゆる雪螢       武田稜子

  木漏れ日の弾む窯場や笹子鳴く     八尋樹炎  

★15.16日はチャットによる合評会が行われ、翌日には<いぶきネット句会選句一覧名前入り>が配信されました。
作者は何方かなと想像しながら待つのも楽しみな時です。これから自選句を送り、句会報が月末に配信されます。

写真は名古屋市東区「文化のみち」界隈、お屋敷の玄関に寄せ植えしてありました。
(✩NORIKO✩)(631576)


19.12.15 (5173)

12月15日(日) 愛知同人句会!!

 本日、15日(日)の午後1時より、12月の愛知同人句会が名古屋駅南口のイオンコンパスで行われました。

 句会は、参加者72名、不在投句者4名、栗田先生10句選句、河原地先生は15句選でした。係からの提案で、来年からは栗田先生も15句選になります。大変ありがたいことです。

 事前投句になってから両先生の指導の時間が多くなり、多くの句の良い点・問題点を細分まで指導していただけるようになり、とても勉強になります。

 投句の期限は、愛知同人句会の9日前の金曜日です。葉書による投句は、遅配があることも考えて、遅くとも11日前の水曜日、できれば12前の火曜日に投函をお願いします。よろしくお願いいたします。(新井酔雪)(631096


19.12.13 (5172)

 昨日はきれいな冬満月が見られましたね。
私は月が出始めたころ見ましたが、夫は月の入り前に見たらしく、
「兎が回転して耳が逆さまになっていた」と言っていました。

★HP俳句会の投句締切は 15日午後9時です。ふるってご投句ください。

いぶきネット句会では、選句一覧名前なしと 感想が配信されました。
哲半さんから合評会の案内と写真を送っていただきました。

〓 第 183回 いぶきネット句会 (令和元年 12月)合評会のお知らせ 〓 

合評会は いつものように、15日(日曜日)16日(月曜日)の両日

午後9時から行います。 投句一覧・選句一覧をご用意の上

伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。

今日は13日、事始めの日です。

私は、毎年少しづつ正月に向けての準備が早くなってしまっているのですが・・・ 

きっと似たような方も居られるはずと言い聞かせ、納得することにしています。

皆さんは、いかがでしょうか?(哲半)+++++

   いささかの塵もめでたや事始   森川暁水   角川学芸出版『俳句歳時記 冬』より

「事始」は 年末の季語だと分かったのは 俳句を始めてかなり経ってからのことでした。
哲半さんのお住いの京都では 祇園の花町で、舞妓さんや芸妓さんが師匠宅に挨拶に出かけるとのこと。
華やぎがあることでしょうね。

 哲半さん正月に向けての準備が早いって良いですね~。
私はまったく逆で時間切れを言い訳にしています(>_<) 
晴れでも午後の方が暖かいので今日はこれからガラス拭きしてみます。
 (✩NORIKO✩)(630821)

19.12.12 (5171)

 今日は今年の漢字「令」が清水寺管主により揮毫されました。
「令和」の「令」ほか、色々な場で用いられたとの説明を聞きましたが、
改めて力強い筆致の達筆で、さすが!!と思いました。

 また このところ晴天が続いて、夜の月が綺麗だなぁ~と思っていましたら
今日12日が 今年最後の満月で 英語で「コールドムーン」と呼ばれるのだそうです。
各月に名前があるそうです。たとえば1月は「狼月」、2月は「雪月」・・・今日知った事柄でした。

 冬満月見えると良いですね。暖かくしてご覧ください。
         
   寒月が鵜川の底の石照らす   栗田やすし

写真は 樹炎さんから送っていただきました。(✩NORIKO✩)(630754)

19.12.11 夜 (5170)
 
 「伊吹嶺」12月号が届きました。
歌人の加藤孝男先生、我等が下里美恵子前編集長の「二十世紀の百人一首・百人一句(余滴10 最終回)」となりました。
合せて110首・110句の連載でした。両先生、有難うございました。

 また、伊吹嶺賞作家の新作、第二回も読みごたえがあります。

 1月からの「伊吹嶺句会」会場と日程変更についてのお知らせがあります。お間違えの無いようにお願いします。

樹炎さんから ぬくもりのある冬景色の写真を送っていただきました。


+++++  「年用意」
年用意の為、旧居に戻りました。庭の落葉を眺めていると、鵯の甲高い声が
響き、梅擬や千両、万両。十両の赤い実はほとんどなくなりかけています。
娘に頼まれて、鳥の餌籠を編んできました。蜜柑を輪切にすると、早速メジロが啄み
はじめ小春日和に日向ぼこしながら、メジロ三羽の競り合う姿に癒されました。   

                     (樹炎)+++++


   

 素敵な餌籠で 樹炎さんのお宅に来る小鳥たちは幸せですね♪ 

  巣箱一つ子規の小庭の冬木立   栗田やすし  『伊吹嶺季寄せ』より

 (✩NORIKO✩)(630652)

19.12.8 夜(5169)

 樹炎さんから 写真を送っていただきました。中村医師は福岡ゆかりの方だったと知りました。

+++++「ペシャワール会の中村哲医師」

年賀を書いているとニュースに「中村哲氏」の訃報が入って来ました。

一生をアフガニスタンの民衆の為に尽くされた崇高な行動に何時も

心を打たれ、私の高校の後輩であり、同じ福岡人として、尊敬していました。

先にご紹介致しました、火野葦平氏の血脈をもつ甥にあたられるお方でもあります。

葦平の姿と重ね、真に惜しい人を亡くしました。

無念です、残念です。  合掌



写真は奥様が病院で、遺体と対面されている写真です。 (樹炎)+++++


 
以前から アフガニスタンでの救援活動に尽力されていたことはニュース等で知りましたが、まだ現地で活動なさっていたのですね・・・  銃撃によってお亡くなりになるなんて 本当に残念でなりません。

今日は 太平洋戦争開戦の12月8日。
日本は今は平和を享受していますが、世界でまだまだ戦争状態の国があります。
地球上ですべての争い事が解決する日は来るのでしょうか。

  十二月八日の航の潮つぶて   友岡子郷  『角川俳句大歳時記冬』より

(✩NORIKO✩)(630299)


19.12.6 (5168)

 俳人協会の機関紙「俳句文学館」が届きました。<第26回俳人協会 俳句大賞>の入選作品の発表がありました。
1ページ目から大賞の句、選考経過と続き 、見開きの4ページ5ページに 8人の選者の入選作品が載っています。

伊吹嶺では 富田範保さん 角田勝代さんが入選です!!

★田島和生 特選   
★西山睦 入選

 鍋叩き牧の牛寄す大夕焼    富田範保

★田島和生 入選

 幅跳びの砂場の凹み新樹光   角田勝代

富田さ~ん 角田さ~んおめでとうございます!!

(✩NORIKO✩)(630022)

19.12.5 (5167)

 徒歩さん 京都句会のアップ有難うございました。紅葉が綺麗ですね。まだまだ楽しめるでしょうか。
 事務局の孝子さんからお願いとお知らせをいただきました。

+++++事務局から 会費に関してのお願い+++++

★事務局からのお願いです。
 来年度の会費の送金を発行所へいただく時期が来ています。

 ・来年度からは会費の額が改訂されましたので、お間違いの無いようにお願いをします。

 ・入会・退会・移籍・句会の変更等を事務局の方へお知らせを下さい。
 入会につきましては、住所・氏名・電話番号もお願いします。 

 ・各句会でまとめて送金していただいていますが、時々ダブって
 送金をされるケースがありますので、確認をお願いします。

 ・特別会計の振込先は 別の口座です。

 ・ご不明な点がありましたら、事務局の方へお問い合わせを お願いします。

★愛知県瀬戸市の「道の駅 瀬戸しなの」で、俳句の募集が始まりました。
この道の駅では、地元の新鮮な野菜や弁当が好評で、午前中は特に賑わっています。
前回の夏の俳句の募集に続き、今回は冬の野菜が兼題です。
「伊吹嶺」で選句等のお手伝いをさせていただきますので、
買い物も兼ねて応募して下さい。

     俳句を応募して商品をゲットしよう!

   期間:12月1日()~1月31日()
   お題:冬野菜 一人2句まで
   場所:情報施設に投票箱があります
   商品は見てからのお楽しみ!

<写真>柚餅子を蒸し上げましたが、その後・・・雨の日や暖かい日が続いて、
上手く乾くか心配しています。種は乾かして 枕の中に!刳り抜いた中身はジャム!にしました。  (孝子)

 皆さま、「道の駅 瀬戸しなの」へ是非お立ち寄りください!!  (✩NORIKO✩)(629966)


19.12.4 夜 (5166)

 昨日は京都句会でした。
 結婚式の前撮り有料化で話題となった植物園を吟行しました。
 眩しい日差しあり、時雨ありと目まぐるしい天気でしたが風もなく楽しく吟行が出来ました。

  束の間の日差に白き冬桜  俊雄
  花嫁の打掛け白し冬桜    悦枝
  旅鞄濡らす北山時雨かな  英子

 写真は植物園と新名神から見た鈴鹿山脈(仙ヶ岳)です。



    松井徒歩


19.12.4 (5165)

 樹炎さんから 写真を送っていただきました。
紅葉・黄葉、とても鮮やかで蟹も美味しそうですね!!

+++++ 「松葉蟹」
  片時雨を日本海の萩へ蟹食べに参りました。
福岡からは、最寄りの穴場で、日帰りが出来ます。
草原を走り山並みの間に点在する山村は(干し大根)が目立ち、  
思わず 雨後の紅葉の美しさに歓声を上げながら・・・
家族が寡黙に蟹をむしる、これで今年の年忘れと致しました。
ご笑覧下さい。   八尋樹炎+++++


 

樹炎さ~ん いつも有り難うございます。
ずわい蟹・・・山陰では松葉蟹、北陸では越前蟹なのですね。
雌は特にせいこ蟹、こうばく蟹の別名があるとか。香箱蟹(こうばこ)とも。

  松葉蟹殻の始末も食べ上手   浅井青二  『角川俳句大歳時記冬』より

(✩NORIKO✩)(629797)

19.12.3 (5164)

 イルミネーションの季節になりました。
神戸では6日開幕の「神戸ルミナリエ」が2日に試験点灯されたそうです。平成7年(1995年)1月17日に発生した大震災の記憶を受け継いで24年、第25回目になるのだそうです。一度見に行きたいと思っているのですが、、

★12月8日(日)午後1時より「伊吹嶺句会」です。
今年の納め句座、会場は名古屋駅西南の「イオンコンパス」会議室です。
3句を切短冊に書いてご持参ください。

★12月15日(日)午後1時より「愛知同人句会」です。
事前投句の締切は12月6日(金)です。
ハガキの方は係へ6日までに届くように、メールで投句の方は、
午後6時までに送信ください。

★いぶきネット句会とHP俳句会の投句受付が始まっています。
HP俳句会は何方でも無料で投句できます。締切は15日午後9時です。

★いぶきネット句会は伊吹嶺会員の方でいぶきネット句会に在籍する方の句会です。
5日午後9時が投句締切です。
それぞれ、TOPページの見出しから入ってください。


 肉片のごとし落葉の山帰来   沢木欣一 『二上挽歌』所収

写真は樹炎さんから送っていただきました。サンキライの実だそうです。
赤い実を見ると冬だな~と思いますね。 (✩NORIKO✩)(629687)


19.12.1 (5163)

 いよいよ12月ですね。昨夜、内田陽子さんからメールと写真が届きました。
蒲郡で星野高士さんにお会いできたそうですよ!

+++++

 今朝の蒲郡は空気が澄んで、渥美半島もくっきりと見え、西浦半島の山からは
雪の富士がみえたとのライン仲間の写真が届きました。
雪の富士の写真を見ているところへ、ガイド仲間のAさんから電話がありました。
「たった今高浜虚子の曾孫さんを竹島へ案内したよ」とのこと。
慌てて身支度を整え、急ぎ(自転車で)竹島へ・・・・

 その間の時間を計算すると、きっと海辺の文学記念館へお寄りになるだろう!
と推理を働かせ、記念館へ直行!!!

 星野椿さんより主宰を受け継がれた星野高士先生が虚子の
「春の波 小さき石に ちよと躍る」(ホトトギス昭和14年4月号)
のパネルの前で、立ち止まっておいででした。

 文学記念館の案内係の方の差し出された色紙に気さくに応じて下さり、
〈竹島の風を味方に神還る〉 の一句を残され、句会場へ行かれました。
お帰り際の優しい笑みと握手をしてくださった手のぬくもりが印象的でした。

              (陽子)+++++


 陽子さ~ん  良かったですねーーー!!
文学館へ行けば その色紙を見ることができるでしょうね。 (✩NORIKO✩)

19.11.30 (5162)

 11月末日になりました。寒波が到来、寒くなりましたね。
明日から師走と思うと 12月のみならず いつも一日一か月一年が走り去っていっているようで びっくりします。
これも年齢を重ねてきたからそう感じるのでしょうか。

★11月HP俳句会の講評がアップされました。
入選句を中心に、注意点も丁寧に解説していただいています。
 言葉の音読みが良いか訓読みが良いか、言葉のかかり方に関する曖昧さの回避、
観念句、作為的な句と受け取られることへの注意など、
句作の上で参考になりますので是非お読みください。

★いぶきネット句会の 句会報が配信されました。
ワード文書とPDFと両方送っていただいています。
一覧その他一斉にメール配信できるのがネット句会の良さでもあります。


 写真は樹炎さんから送っていただいたものです。まず一枚、、美男蔓の実(またの名を男前と言うそうです!)お庭のものを活けられたそうです。可愛いですね。

(✩NORIKO✩)(629330) 

19.11.29 (5162)

 小諸市立髙浜虚子記念館の 第19回「小諸館外投句賞」入選のお知らせがありました。
おめでとうございます!

★一般の部
特選 浅間山節目のごとく残る雪     佐藤とみお
〃   じゃがいもの花咲く虚子の散歩道  齊藤眞人
佳作 べんがらの格子の奥に享保雛    三井あきを 

+++++いぶきネット句会のみなさま

◆ 第 183回 いぶきネット句会 (令和元年12月)投句・選句締切りのお知らせ ◆  

投句締切り 12月1日(日曜日)から5日(木曜日)午後9時締切り  

選句締切り 6日(金曜日)から10日〈火曜日)午後9時締切り  

※ 投句・選句とも、早めにお送りくださるようお願いします。


先日庭を歩いていると知らない花が何種類かありました。
そんな中、これは千両ではなくて万両だろうと思いつつ、
後から写真を見返しますとそれで合っていました。


初級入門のことかもしれませんが、少し嬉しくも感じました。(哲半)+++++

万両、千両、百両(唐橘)、十両(藪柑子)、一両もあるようですね。
千両役者、千両箱といい 万両箱じゃないのがちょっと不思議です・・。
写真も哲半さんから送っていただきました。

(✩NORIKO✩)(629200)

19.11.28 (5161)

  先日犬山の寂光院と犬山城へ出かけました。
犬山市は内藤丈草生誕地として、長年俳句への取り組みが熱心です。
犬山城、明治村、茶室如庵に(今は如庵休館中)、投句箱と、入選句のプリント
(毎月更新!)が置いてあります。
そこで手に取ったプリントの、平成30年度の「犬山観光俳句 年間優秀賞」に、
酒井とし子さんが入賞!でした。

★明治村賞  坐魚荘の玻璃のゆがみや新樹雨   酒井とし子

おめでとうございます!

令和2年3月27日には 第25回内藤丈草を偲ぶ俳句大会が開催されます。

【第25回内藤丈草を偲ぶ俳句大会要項】

【応募用紙はこちら】  リンクの用紙はB5サイズですが上記の要項にある通り原稿用紙でも大丈夫です。

栗田顧問も選者のお一人です。ふるってご応募ください。

写真は城下町のレストランの内装です。春夏秋冬がデザインされていました。 (✩NORIKO✩)(629110)


19.11.27 (5160)

 落書へ度々写真や記事を送ってくださる 加藤剛司さんから 明日香吟行の模様を送っていただきました。

+++++

 去る11月24日、関西支部長の河村惠光さんにご手配いただき、HAGURUMA句会の有志総勢8名で明日香に吟行しました。当日は当初雨の降る予報でしたが雨にも降られず、暖かい天候に恵まれ最高の吟行日和になったかと思います。

 名古屋から飛鳥に向かう近鉄特急の車内ではいきなり、何の前触れもなく袋廻し!が始まり、袋廻し初体験のHAGURUMAの若手メンバーは一瞬唖然としましたが、ほとんどギブアップする場面もなく、廻ってきた封筒になんとか苦作を入れることができました。

 飛鳥に到着後、惠光さんに案内いただき、独特の晩秋~初冬の色づいた田園風景を楽しみながら甘樫の丘→飛鳥寺→石舞台をしっかり見学させていただきました。昼食後と帰路の車中でも句会が行われました。
袋廻しも入れますと一体何句作ったかわからないほど沢山句を作り、充実した吟行となりました。(加藤剛司)

(写真・朝倉淳一 畝傍山をバックに甘樫の丘で)+++++


  掘り起こす馬子の旧居冬ざるる     河村惠光 合同句集 『伊吹嶺俳句集 Ⅱ』より

   皆さん 俳筋力のついた一日でしたね!!

明日香村は見どころがたくさんありますね。良い句が授かったことと思います。

 (✩NORIKO✩)(628987)

19.11.26 (5159)

 どんよりした天気が続き、これから寒くなるようです。本当に秋が短かったですね。
月刊 『俳句』入選句の追加のお知らせをいただきましたので ここに紹介します。
『俳句』2019年12月号
  「令和俳壇」題詠入選
★夏井いつき選
秀逸 猥談の火の番小屋の裸灯かな  加藤ゆうや    
  「令和俳壇」入選
★山田佳乃選・朝妻 力選
秀逸 腰に鳴る七つ道具や鉾を組む  富田 範保
 
皆様からの情報提供を頼りにしていますので これからもどうぞ宜しくお願いしますm(__)m
(✩NORIKO✩)(628894)

19.11.25 夜 (5158)
 
 樹炎さんから蒙古襲来の歴史のお話と写真を送っていただきました。
いつも有り難うございます!!


+++++    「蒙古襲来地」

  元寇防塁はモンゴルが日本へ1274年(文永の役)と
1281年(弘安の役)の二回襲来、文永の役の後
鎌倉幕府が防衛のため博多湾に築いた石築地が(元寇防塁)ですね。

 先日、我が家から一番近い(今津浜)に残る元寇防塁跡を散策して参りました。
一帯はかって「息浜」(おきのはま)と呼ばれ16〜17世紀の博多の豪華の屋敷跡
が栄えるなど時代の移り変わりと共に石垣は壊され、福岡城の石垣の材料として
使われた可能性があるそうです。

 博多湾沿岸に築かれた元寇防塁は、東から香椎地区・箱崎地区・博多地区・ 
藤崎地区・姪浜地区・生の松原地区・今縮地区・今津地区・など湾を網羅し
砂丘の上に高さ2メートル、「鎌倉幕府と御家人」が分担して築いたため
場所によっては、構造を異にしています。

 母なる海を時々眺めに行きます。小春日和の海と空は水平線でつながって、
波の音はビージーエム
松原の香りは独特です。 ご笑覧下さい。  (樹炎)+++++



  小島は玄海島だそうです

   野ぶだうの鈴生り蒙古襲来地    八尋樹炎 句集『玄界灘』より

 樹炎さんに防塁跡を案内していただいたことを思い出しています。
博多湾一帯の8か所に築いてあったのですね。
玄界灘の海は 大陸と日本の間で起こった歴史をすべて知っているような気がしました。
(✩NORIKO✩)(628843)

19.11.24 (5157)

★HP俳句会の選句結果がアップされました。
今月の最高得点句は、

うそ寒や影に重さのあるがごと   小林克己さん(総社市)  でした。

おめでとうございます!

講評は後日アップされます。少しお待ちください。
HP俳句会は どなたでも参加できます。投句は毎月1日から15日です。
来月も多くのご投句をお待ちしています。
写真は修復中の犬山城です。 
※城内見学は出来ますので お出かけください。 (✩NORIKO✩)

19.11.23 (5156)

 今日の名古屋は昼にぐんぐん気温が上昇しました。
蜜柑収穫の手伝いに行って 汗が滲むほどでした。

 角川『俳句』12月号「令和俳壇」入選のお知らせをいただきました。

★朝妻力選
秀逸 ねんごろに水打つ宵の神楽坂   佐藤とみお
★対馬康子選
佳作 青梅雨や籠の鸚哥の笑ひ声    磯田なつえ

おめでとうございます!!

(✩NORIKO✩)(628553)



19.11.22 (5155)

 今日から24節気の小雪です。こののち大雪、冬至へと移っていき、寒さもひとしおになりますね。
今日の東京の気温は10度だそうです。

★愛知支部新年俳句大会の投句一覧が郵送されました。
選句は同封のハガキで12月6日(金)までに届くように投函をお願いします。


 樹炎さんから鴨の写真も送っていただきました。
各地の紅葉は今が見頃でしょうか。昨日出かけた犬山市の寂光院の紅葉も貼ってみます。(✩NORIKO✩)

  小雪の箸ひとひらの千枚漬   長谷川かな女  『角川俳句大歳時記冬』より

  

19.11.21 夜 (5154)

 今朝は冷え込みました。。もうだいぶ前から暖房器具を出しています。
樹炎さんから 初冬の写真を送っていただきました。暖炉があたたかそうですね。(✩NORIKO✩)(628345)

  列車待つ達磨ストーブ囲みつつ    河原地英武  句集『火酒』より

+++++「北風」
19日九州は冬型気圧配置で、風が冷たく「冬ざれ」「冬めく」の季語にふさわしい
景色でした。我が家に戻り初の「暖炉」を焚きました。庭に木の葉が散り,舞い
風に吹かれて鳴る・・・鴨の浮き寝 ・・・ビル街では望めない 空の広さです。
冬支度に戻るたびに、季節の移ろいが身に沁みます。
                       八尋樹炎+++++

  

19.11.20 夜(5153)

 寒くなりましたね~皆さま風邪を引かないように体調にお気を付けください。

 毎月伊吹嶺誌で「現代俳句評」を執筆し、伊吹嶺ジュニア俳句の選と講評、HP俳句会奇数月の選と講評、
そして環境問題に精通している国枝さんから 冬苺と冬蕨の話題を写真と共に送っていただきました。

★伊吹嶺ジュニア俳句は伊吹嶺ホームページからも投句できます。
見出しから入っていただき、必要事項を入力して、ご投句ください。
お待ちしています!!

+++++

冬苺と野苺

 最近我が家の近くの池の散歩道には冬苺と冬蕨が見られます。

 冬苺と野苺はバラ科キイチゴ属で、近隣種ですが、種類が違います。野苺は5月頃実を付けますし、冬苺は11月~12月頃に実を付けます。野苺はもちろん食べられますが、冬苺もあまりおいしくはありませんが、食べられます。実の粒が野苺は非常に細かく、冬苺はやや大粒です。

 ところが最近では冬苺というと、冬に出荷される食用の苺が主季語として書いてある歳時記もあります。あくまで野生の冬苺が本来であって、出荷される冬苺は最近のクリスマス商戦に目立つようになってきた印象を受けます。日本古来の冬苺を忘れてほしくないと思います。

 話は違いますが、同時期で、同じところに冬蕨が咲いているのを見かけます。冬蕨はハナワラビ科・ハナワラビ属で、黄色い粟粒状の胞子をつける実葉が花のようにも見えることから「冬のハナワラビ」とも言われています。もちろん食べられません。

 一方、春の蕨は食用にするとおいしく形状は冬蕨と全然違いますし、種類もシダ植物で、コバノイシカグマ科です。こんな話しをすると早く春になって蕨採りに出かけたいものと思っています。

ということで冬苺と冬蕨の写真を添付します。   (隆生)+++++

  


日あるうち光り畜めおけ冬苺  角川源義  『角川俳句大歳時記冬』より

冬わらび丈三寸の穂を競ひ   渡辺かな子      同上
  
また『俳壇』12月号の俳壇雑詠の入選句を教えていただきました。
有難うございます。

★山田貴世選
佳作 潮汲みの天秤撓ふ浜灼けて    富田範保 
★加藤耕子選
佳作 加勢得て浜にめり込む山車動く  富田範保

(✩NORIKO✩)(628186)


19.11.19 (5152)

+++++『俳句四季』12月号に河原地主宰の新作掲載+++++

 俳句四季12月号32ページ 「昭和・平成の俳人 わが道を行く   河原地英武」 

「雁渡し」と題した15句で、自選40句も掲載されています!! ぜひお読みください。

冒頭の一句を紹介します。

  攻め上る如く蟻ゆく楡大樹     河原地英武

モスクワ郊外の帝政ロシア時代の建物を背景にした写真入りです。主宰は国際政治学者でもあり 
大学ではロシア、東欧論を教え、俳人協会では国際交流の一翼を担っておられます。

私が入会した頃、当時のHP俳句会での最高点句はとても記憶に残っているのですが、
その句が自選40句にありました。

  木の実降る駅舎の児童絵画展   河原地英武     +++++


「四季吟詠」入選句を紹介します。おめでとうございます!
★山田佳乃選
秀逸 天上へ重ぬる雲や広島忌       梶田遊子
佳作 はつけよい組んで動かぬ草相撲    石橋忽布
〃  マニュキュアを娘と塗りあへり夏休み 大島知津
★鈴鹿呂仁選
佳作 短冊に幼き文字の笹飾り       鈴木英子
★関森勝夫選
佳作 名札立つ小さき区画登呂植田     磯田なつえ
〃  モーターボート上る大河や雲の峰   松平恭代
★山本比呂也選
秀逸 大きこと褒められ西瓜売れ残る    加藤弘一
佳作 風鈴や愚痴も小言も聞き流し     加藤弘一
〃  ハート形の花火にはしやぐ幼かな   長崎マユミ
★柏原眠雨選
秀逸 箸墓の水引き込みて青田風      国枝隆生
〃  よれよれのユーロはたいてビール酌む 野島秀子
佳作 川涼し仏花束ねて浸しあり      谷口千賀子
〃  胡瓜もみ能登の藻塩をひとつまみ   福田邦子

※記載洩れがありましたらお知らせください。

(✩NORIKO✩)(627974)


19.11.18 夕 (5151)

+++++愛知同人句会+++++

 17日は愛知同人会でした。新同人の方々を迎えて、出席65名不在投句5名の70名の大きな句会です。
事前投句により、係の方がランダムに並べ替えた投句一覧210句からの選句でした。今回は欣一忌の句、令和のこと、首里城のことについて幾つか投句がありました。
 披講ののち、河原地主宰、栗田顧問の丁寧な選評があり、主宰からは 気になる句についての指摘もあり、様々な注意点に耳を傾けました。

 また『やすし俳句教室―実作への手引き』(栗田やすし講話 伊藤旅遊筆録)を例にとり、
この本は80パーセントは沢木欣一先生の指導を基本に書かれていることを紹介。
大切な心得(?)3つのお話がありました。それは

①俳句の基礎が大事であること。俳句は定型詩。
②季語が句の中で生きて働いているかということ。たえず歳時記に親しんで、季語の本意本情を理解して詠むこと。
③写生を古臭いと思ったり軽んずると停滞する。日常の断片を報告するのではなく、詩因を自分の目と耳でとらえること、単純、平明を繰り返すこと。

 また 河原地主宰は特選句の 栗田先生の句を例にとり、良い句を作ろうとするのではなく どこにも力が入っていない句が良いということ、どこかで見栄を張ったりしがちだが、一見地味でもしみじみした詩情がある句が良いと仰いました。

以上ご参考になればとメモの断片ですが紹介します。+++++

一気に寒い日が増えましたね。あまりにも報道で大流行を伝えるので、インフルエンザの予防接種をしてきました。

写真は樹炎さんのお庭からの風景 冬苺です。
冬になると赤い実のものが増えて、寒い中に色を添えて良いですね。

(✩NORIKO✩)(627910)
 

19.11.17 (5150)

★15.16日、大勢のご参加によりいぶきネット句会のチャットによる合評会が終わりました。仮名遣い、文法、句の仕立て方など意見を交わし、感想や添削例をもとに 名前入り一覧配信後に推敲していただいています。
 樹炎さんも お引越しをされてもなお、パソコンでチャットに参加していただいています。iいつも適切な意見にとても助かっています。

★HP俳句会の投句一覧がアップされました。選者の選が出揃うまで少しお待ちください。今月の高点句はどなたでしょうか。

 樹炎さんのご自宅のお庭の風景の写真を送っていただきました。一枚ずつご紹介していきますね。

 山晴れが紫苑切るにもひびくほど   細見綾子

 ラグビーW杯が感動の嵐のうちに終わり、スケートと世界野球の季節になりました。
大相撲も九州場所で今年最後ですね。
東京2020オリンピックのチケット再販しています。2度挑戦して2度落選しました。最後のチャンスに パスワードが合致せず、再発行してもらい、まだ3度目の申し込み、何種目申し込みしようか考え中です。(全部当選したら大変だと思う性質で、小心者なので2種目位にしています)。新国立競技場へ是非行ってみたいのですが。

(✩NORIKO✩)(627716)

19.11.15 (5149)

皆さま、鈴木英子さんから紅葉の便りをいただきました。 

+++++ 「紅葉だより」

いぶきネットの皆様、知立句会の鈴木英子です。

紅葉の美しい季節になりました。私は11月6日に足助の香嵐渓に一人吟行に行ってきました。足助の町や足助屋敷の職人さんたちに会いたくて、飯田街道を北上して、香嵐渓の入口の駐車場に入りました。管理のおじさんに「千円です。」と言われ、私は「ええ~千円なの、いつもは500円なのに、」と思わず言ってしまうと、おじさんは申し訳なさそうに、「すみません、11月中は千円です。」とのこと、あああ、紅葉の季節なのです。

 紅葉はまだ、薄紅葉ですが、人出はまずまず。まず、町の酒屋さんに寄って、主人とおしゃべりをし、つい、薦められて、この秋限定の蓬莱泉の関谷酒造さんの純米酒「夢こばこ」を息子への土産に買いました。

 それから足助屋敷に行き、まず、雌牛の「小春」と、この春に生まれた子牛、名は「はなちゃん」に会います。

そして懇意にしている傘屋職人の母娘さんにあいさつし、話好きな桶屋さんと話をして、合掌家でいろりに当たり、寡黙な機織りのおばさんのリズミカルな機織りを見て、香嵐渓広場に行きます。そこでは、目をつけておいた、自然薯と大きな花梨の実二つと、お茶の稽古用に足助の銘菓の「日月最中」を買い求めました。その広場では、猿回しが愉快な猿の芸をしており、恒例のうどんのようなラーメン屋や、この地方の名産の店が出て見飽きることが有りません。

帰りは土産ものの荷物を車に乗せて帰りました。・・・私は何をしに来たのやら。・・・

紅葉の見時は11月中旬から11月いっぱいです。私は車の大渋滞はうんざりですので、例年は紅葉見物にはほとんど出かけません。

以上紅葉だよりでした。         (鈴木英子)+++++

香嵐渓の紅葉はとてもきれいですが、一車線なので紅葉どきは早く出発しないと渋滞に巻き込まれますね。

足助の町の人々と仲良しになられて 英子さんのお人柄が伝わります。写真は昨年の足助の紅葉です。

 障子しめて四方の紅葉を感じをり 星野立子  NHK出版『季寄せ』より

  (✩NORIKO✩)(627407)


19.11.14 (5148)

 寒くなりましたね。皆さまのお手元に「伊吹嶺」11月号が届いた頃でしょうか。我が家も昨日届きました。
第17回伊吹嶺賞の発表と選考結果、「雉」主宰の田島和生先生はじめ、河原地主宰や選者の感想が掲載されていて、とても参考になりますね。
また、「晨」代表の中村雅樹先生の「虚子遠望」は六回目を重ね、虚子の俳句と考え方への考察が読み応えがあります。
 他結社からの受贈誌に掲載の、栗田先生の第五句集『半寿』についての記事もあり、その他の内容も充実した1冊です。

  +++重要なお知らせ+++

令和2年から 伊吹嶺俳句会の 開催日と会場が変更になります。

  「伊吹嶺」11月号 35ページに掲載されています。

会場 : imy(アイ・エム・ワイ) 名古屋市東区葵3-17-14  (メルパルク名古屋の北です)
日時 : 第1回 令和2年1月29日(水) 9階IMYホール
       第2回 令和2年3月 4日(水) 6階第二会議室
        いずれも12時30分開場、13時開始です。
        ※2月は会場の都合で休会
        ※3月より毎月第一水曜日に行う予定です
  指導者:栗田やすし先生、櫻井幹郎先生

+++++++++++++++

★令和2年、1月18日開催の愛知支部の新年俳句大会の投句受付は終りました。
今頃係の皆様が出句一覧の校正に追われている頃かと思います。よろしくお願いします。
★愛知以外の支部の新年大会は下記の日程です。

ゲスト歓迎の支部もあります!!投句締切はまだ先ですので、ご都合のよい方は是非ご参加ください!

 関西支部1月11日(土)  関東支部1月14日(火) 静岡支部1月19日(日)です。


★いぶきネット句会の事前感想が配信されました。チャットによる合評会前にも、意見の交換をしています。

 写真は名古屋駅前に現れたクリスマスツリーです。寒波も到来するようで、インフルエンザにお気を付けください。
本当に一年が早いですね。
(✩NORIKO✩)(627297)

  



19.11.13 (5147)

 樹炎さんから 菊花展の記事を送っていただきました。

+++++
 大宰府天満宮に、天皇陛下の即位をことほぐ菊花展を見て参りました。
抜けるような青空に、菊の香り・・・ おごそかなパレードと共に
新しい時代が始まります。幾久しく平和の世でありますように。

 尚、皇室の紋章のモデルとなった「一文字菊 」は「御紋章菊」と呼ばれ
船底型の一重咲きです。
                    八尋樹炎+++++


   

 「令和」の字の赤い菊が浮かんでいますね。
一文字菊、、輪台との間に円形の台紙をつけ花びらが平らに広がるように、
大小の綿玉を載せて育てていくのだそうですね。(NHK趣味の園芸HPより)
今まで知りませんでした。菊のご紋と同じですね~~。


 残菊を摘んで供ふる父母の墓   武藤光晴    武藤さんHP「いぶきネット歳時記抄」より

<いぶきネット歳時記抄>は伊吹嶺トップページの見出しからご覧になれます。

(✩NORIKO✩)(627187)

19.11.12 (5146)

 柿日和ですね。矢野孝子さんから 事務手続きのお知らせとお願いがありました。よくお読みになって、
句会に入っている方は幹事さんを介して、個人会員の方は各自で、早目に連絡等よろしくお願いします。
写真も孝子さんから送っていただきました。妻籠だそうです。風情がありますね。

★事務局からのお知らせです。
 「伊吹嶺」の会費を送っていただく時期になりました。12月が、会費の区切りの月です。
発行所では、1月号の送付シール作成等々の作業が12月上旬から始められます。
入会や退会の方々は、少し早めに連絡が頂けると 有り難いですね。
その他 句会の場所や時間の変更も お知らせ下さい。

 会費の送金は、句会でまとめて・・・お願いします。同時に会員さんの名前も、
はがきや振替用紙等で分かるようにしていただきたいです。
 特別会計への送金は 別の振替ナンバーですので、お間違えの無いようにお願いします。


  

★おまけの話題です。
 我が家の孫も娘も 私を<おばあちゃん>と呼びます。姑は私を<おかあさん>と。
この年齢(?)になると 境界線がありません。
 先日<トホホ!>の出来事がありました。
片腕を肩までギブスをした女性が、大きな買い物袋を運ぶのに、階段の1段上がる度に置きながら上がっている光景に出会いました。駆け下りて 荷物を持ってあげました。
 な・なんと! 中にはお米の袋と牛乳の1000ミリパック二つと、他にもいろいろ・・・・
今更断れないので、階段の上まで持ってあげました。袋の持ち手が腱鞘炎の私の指に、食い込みそうでした。
後で考えたら、おばあちゃんのサポートのつもりでしたが、私より相当若くて・・・・・<おばさん>だったかも・・・ 
私の<自覚>が足りませんでした。

                   (矢野孝子)+++++

怪我をしていた女性は親切を喜んでいらしたと思いますよ。(^^♪ただし今後は無理はなさらずに・・・
夫からお母さんと呼ばれると「違うわよ」と言いますが、なかなか直りませんでした。
日曜のダイヤのバスに乗り遅れたのでひと駅歩いたところ、息も絶え絶えで結局バスに乗って帰り、
おばあさんを実感しました。
  (✩NORIKO✩)(627053)


19.11.11 (5145)

 おはようございます。
昨日は素晴らしい好天のもと 天皇皇后両陛下の祝賀パレードが華やかに執り行われました。
前夜の祭典も感動的で良かったですね。

 樹炎さんから 七五三の話題を送っていただきました。
日本の未来の希望である子供たちも おめでとうございます!!

+++++「七五三」
昨日、二日市の大宰府に家族と出かけて参りました。 天満宮の境内は「七五三」 の
お参りが多く、おりしも、押し寄せたような中国の観光客に、囲まれて格好のモデルでした。
可愛いですね。
最近は思い思いのご自宅事情でしょうか、早くからのお参りが増えました。
参道は中国語の甲高い声が行きかい、ごった返す中、私も「梅ヶ枝餅」の列にちゃっかり並びました。
                      八尋樹炎+++++


    

★HP俳句会の投句締切は 15日午後9時です。
どなたでも投句できます。見出しから入り、ふるってご投句ください。


 昨日は夕方、カリンカ句会がありました。美味しいパスタセットの食事ののち、句会です。
全員の選評ののち、旅遊さんの的を得たちょっぴり辛口の感想がとても勉強になります。
昨日も選評の他に、「栗田先生は いつも季語の本意本情をよく理解して用いるようにと仰っている。
私たちは季語を便宜的に使っていないか。<春雨>と<春の雨>の違いが分かって使っているか」
など、纏めてくださり、充実した句会のひとときでした。

    (✩NORIKO✩)(626945)


19.11.8 夕 (5144)

★伊吹嶺俳句会のご案内!!

 11月10日 (日) 13時より イオンコンパス会議室(名古屋駅西南)にて開催されます。

お手持ちの切り短冊に3句を書いてご参加ください。 


芭蕉蛤塚忌俳句大会で20句の部で入賞の久野和子さんほかの皆さまが幹事です。
河原地主宰や栗田顧問からじっくり選評や感想をいただけます。是非ご参加ください。

(✩NORIKO✩)

19.11.8 (5143)

 すっかり冬めいてきましたね。風邪など引かれませんようにお気を付けください。

+++++ 令和元年 奥の細道むすびの地「大垣」
芭蕉蛤塚忌全国俳句大会で 多くの方の入賞・入選がありました。おめでとうございます!!


<1編20句の部>
★ねんりんピック岐阜2020 
大垣市実行委員会会長賞 
 「父祖の畑」20句より1句  
    夕風に青き草の香秋立つ日   久野和子

<3句1組の部>
★インターネット賞・中原道夫特選
 売り物は底なしの闇キャンプ村   河村仁誠
★入選・西村和子 秀逸
 先達は女験者や滝開き       河村惠光
★有馬朗人 入選
 雲白し風に遊べる合歓の花     松平恭代
★櫂未知子 入選
 麦の秋猫が厨をうかがひぬ     二村満里子
★加古宗也 入選  
 名水を引きて緋鯉を放ちけり    大島知津


※記載洩れがあればお知らせください。(✩NORIKO✩)(626570)

19.11.5 (5142)

菊日和が続いていますね。
玉井美智子さんから 瀬戸市の文芸発表会のニュースをいただきました。有難うございます!

+++++
第68回「瀬戸市文芸発表会(俳句・短歌・川柳・詩)」の表彰式が11月4日(日)、
瀬戸市文化センター文化交流館で行われました。全国から応募があり
俳句部門応募は一般の部 468句・小中学生674句
短歌部門応募は一般の部 338首・小中学生79首でした。   

伊吹嶺関係の方をご紹介します。

<俳句部門> 
★田口風子選
特選 紙風船白寿の母に膨らます   小栁津民子
入選 畦道のたんぽぽ避けし一輪車  辻 美春
〃  天皇の車列の過ぐる夏木立   六角久世
〃  初物の枇杷提げ兄が母見舞ふ  水野悦都子
★佐藤美恵子選
入選 青空へ茶摘みの子らの声弾け  岩間豊喜
〃  青楓の風の音聞く古窯跡    奥山ひろみ
〃  麦秋や民次描きし陶土山    豊田紀久子
★加藤かな文選 
特選 天皇の車列の過ぐる夏木立   六角久世
入選 陶工の残業続く立葵      沢田充子
〃  窯出しの壺新緑に染まりたり  武田稜子
〃  十字路にDJポリス植樹祭   水野悦都子
★横田欣子選
入選 柿の花姉と慕ひし叔母逝けり  澤田初美
〃  水浴びの鴉立夏の日を散らし  武田稜子
〃  夏桑や縁の下より鶏の声    玉井美智子
【小中学生の部】
★佐藤美恵子特選・加藤かな文入選・横田欣子入選
   入学式隣の席の知らない子   澤田和貴(中1)

<短歌部門>
★大塚寅彦選
特選 夏の宵父母に灯せる和蝋燭在りし日思い炎見つむる   岩間豊喜

         (玉井美智子)+++++

澤田和貴君は 伊吹嶺ジュニア俳句でもいつも好成績!岩間さんは俳句のほか短歌で特選!
皆さまご入選おめでとうございます!!

皆さまからの情報も活用して落書に紹介したいと思います。
俳句大会などの入賞、入選がありましたら是非お知らせください。(✩NORIKO✩)(626223)


19.11.4 (5141)

樹炎さんからお便りと写真をいただきました。美しく圧倒される夕焼けですね。

+++++

   11月に入り朝晩は爽やかになって参りました。
今年の気候は全体的に1月遅れで、推移しているようですね。
転居して10ヶ月 街の騒音に慣らされて生きていると、
鳥の声や木の葉摺れる音に、ふと足を止めて聴き入ることがふえました。
今日は文化の日、秋日和にあやかって久しぶりに海の夕焼けを夫と見に行きました。
黄昏時の海、夫婦岩に打ち寄せる波飛沫・・・  ご笑覧下さい。

                            八尋樹炎+++++

  

 
 先輩から『俳壇』 11月号  俳壇雑詠入選句を報せていただきました。
いつも有り難うございます。富田さんおめでとうございます!

★有馬朗人選
 秀逸 巣立つ鵜の飛び立つ仕種枝の揺れ   富田範保
 佳作 引くほどに山車のめり込む潮干潟   富田範保

★檜紀代選
 佳作 鉾立てて京に晴れの日戻りたる    富田範保

★森田純一郎選 
 特選 締むるほど縄の匂ひて鉾を組む    富田範保
 佳作 義仲寺の梅雨に首出す池の亀     富田範保


(✩NORIKO✩)(626094)


19.11.2 (5140)

+++++「カラフル気球、秋空にふわり 佐賀バルーンフェスタ開幕」     
       
澄み切った青空のもと、佐賀でインターナショナルバルンフェスタが昨日から開催され
ています。
40回目の記念大会となる今回は16の国と地域から121機が参加。11月4日まで色とりど
りの気球が空を舞うそうです。

              地方紙引用   樹炎+++++

  

 もう40回になるのですね。毎年の風物詩となりました。
気球に乗って地球を見おろしてみたいものです。
樹炎さ~ん 有難うございました。   (✩NORIKO✩) (625875)

19.11.1 (5139)

 11月になりました。早いものですね~~。冬支度を考えなくてはと思います。
寒暖の差が大きくなりました。皆さま体調にはお気を付けください。

★11月10日(日)伊吹嶺俳句会は午後1時から 名古屋駅前イオンコンパスにて開催されます。
 切り短冊に3句書いてご参加ください。

★11月17日(日)の愛知同人句会の事前投句は11月8日(金)必着です。
 メール投句の方は 11月8日(金)午後6時までに 係へ早目に送信してください。

★HP俳句会はどなたでも投句できます。締切は毎月15日午後9時です。
 トップページから入って必要事項を入力してご投句ください。
 (✩NORIKO✩)(625803)

19.10.31  (5138)

 起きてすぐニュースで首里城(正殿・北殿・南殿)が全焼と知りました。
国宝に指定されながら戦争で焼失、再建したのに・・・残念でなりません。
原因はまだ分からないそうですが 沖縄の皆さまのお気持ちはいかばかりかと思います・・・
お城はその土地のシンボルでもありますし、特徴のある美しい首里城焼失は、日本中の皆さんが心痛めていると思います。
どれだけ時間がかかっても、また立派な首里城を見たいと思います。

  月照らす首里王城に楽流れ    栗田やすし     句集『海光』より



 ◆ 第 182回 いぶきネット句会 (令和元年11月)投句・選句締切りのお知らせ ◆  

投句締切り 11月1日(金曜日)から5日(火曜日)午後9時締切り  

選句締切り 6日(日曜日)から10日〈木曜日)午後9時締切り  

※ 投句・選句とも、早めにお送りくださるようお願いします。


朝晩は、冷えを感じるようになってきました。先日、紅葉はまだ早いと思っていましたが、
京都市の北部へ出かけました。場所によっては薄っすらと色づいており、秋の気配を
先取りすることが出来ました。(哲半)+++++

写真も哲半さんから送っていただきました。 (✩NORIKO✩)(625671)


19.10.30 (5137)
 
 昨日帰宅しました。酔雪さん落書のアップ有難うございました。たくさん良いことがありましたね。

 さて、関東支部の橋本ジュンさんから 句会レポートをいただきました。

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関東支部・欅句会は毎月第4土曜日に都内で開催しています。午前に吟行、午後に句会です。
10月26日の吟行は「旧古河庭園」でした。青空の下、秋の薔薇が真っ盛り!薔薇には、雅子さま、愛子さま、ダイアナ妃の名のも のもあり、それぞれ美しく咲き、薫っていました。
庭園の芝では、午後から催される弦楽四重奏が音合わせしているところに出くわしました。また、洋館では婚礼の披露宴が催されてい ました。
今回は、名古屋から伊藤範子さんが、上京に合わせて参加されました。範子さん、ありがとうございました。
当日の吟行句を中心に、句会参加者の自選句を紹介します。

秋しぐれ漁舟守る潮地蔵    杉 子
柚子坊や突けば怒りの角を出す ゆ う
芝に坐す音楽会や小鳥来る   眞 人
洋館に両家の笑顔秋薔薇    ジュン
秋灯下スカーレットの艶の瓶  滋 子
錦秋や婚の儀を祝ぐ四重奏   あきを
秋薔薇の苑に弦楽四重奏    とみお
小気味よく回る水車や豊の秋  一 成
皇女の名冠し真白き秋さうび  範 子


句会では、清記、選句、披講、選評、のあと、選の入らなかった全句について吟味し意見交換し、添削も皆で行っています。
そして、句会後はこれも楽しい恒例の反省会です。今回は、焼鳥と釜飯と美酒を堪能しました。
11月は23日(土)。午前中に吟行、午後に句会です。どなたでもご参加になれますので、上京の折には、ぜひお気軽に声をおかけください。詳しいご案内を差し上げます。
橋本ジュン 090-3454-9348 birdlandjazz@mac.com
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 沢山の写真も有難うございます!そしてお世話になりました!!

 角川月刊『俳句』11月号で 田嶋紅白さんの予選通過の記事がありました。
「令和俳壇」の入選も紹介します。

★五十嵐秀彦選
佳作 己が影塗り込む左官梅雨晴間   富田範保

★井上康明選
佳作 草むしりして鬱の日を遣り過ごす 加藤ゆうや


 この秋は台風と大雨と河川の氾濫、雨の日も多くて 晴れの日との温度差も大きく
不安定な日が多いです。被災地は大変なことでしょう。今普通に暮らして俳句を詠める幸せに感謝しつつ・・・

 (✩NORIKO✩)(625546)

19.10.28 (5136)

西尾俳句大会に行ってきました!!

 昨日1027日(日)は、俳人協会愛知県支部秋季大会「西尾俳句大会」でした。場所は西尾市文化会館で、午後1時開催でした。受付は午前10時から12時までで、投句をそれまでに済ませてしまわなければなりません。

 西尾の観光地図を見ながら、吟行して俳句を作りました。伊文町の伊文神社を見て、近くにある武家屋敷跡を探したのですが見つかりませんでした。そうこうしているうちに天王町の唯法寺の所で、堀一之さんに会いました。本当は、特別公開している岩瀬文庫にも行きたかったのですが、時間が少なくなったので諦めました。二人して、メインの吟行地である尚古荘と西尾城址公園に向かいました。尚古荘では二胡の演奏練習をしていました。そして、そこで伊吹嶺の連中に会いました。西尾城址公園の近衛邸では抹茶をいただきました。そこにも伊吹嶺の連中がいました。

 俳句大会は、オープンセレモニーの後、俳誌「ランブル」の主宰上田日差子さんによる講演がありました。演題は、「富士山と俳句」。日差子さんのお父様は五千石さんで、ともに静岡に住んでおられました。しかし、お父様である五千石さんは、「富士山は偉大過ぎて詠めないよ」と言っていたそうです。

 講演後は、成績発表です。選者は、栗田やすし先生、下里美恵子さんを含めた18名の先生方。栗田せつ子さんの句が、選者特選賞、入選賞を獲得しました。おめでとうございました。せつ子さんは、実際にお茶を刈っている農家の人に聞いて、三番茶だということを知ったそうです。俳句は探求心が必要ですね。

   三番茶刈つて西尾の天高し   せつ子

 もう一方ご紹介します。同じく選者特選賞を受賞された大須賀純(すみ)さんです。純さんは、豊川市在住で今年伊吹嶺に入会された方です。リラ句会に所属しています。高校の国語の先生で、今年の俳人協会愛知県支部夏季俳句指導講座で実践報告をされました。受賞おめでとうございました。 (新井酔雪)(625336

   古き書庫色なき風へ開け放つ  純


     


19.10.27 (5135)

皆様、八尋樹炎さんから落書の原稿が届きました。
 秋を彩るコスモス。
コスモスはメキシコ原産で、日本には明治12年に美術学校の教師ラグザーがイタリアから持ち込んだと言われています。
 外来種ですが、すっかり日本に馴染みました。秋晴の野や畑によく似合います。(新井酔雪)(625229


  ***「コスモス」*** 

 透明な秋の日射しに群れ咲くコスモスの花・・・
風が優しく揺らしています。

 通りすがりに園児達の歓声に誘われてシャッターを切ると、
金色の秋の日射しを浴びた笑顔がはちきれそうです。

 「こんなに綺麗に咲いているのに明日は畑に鋤きこむそうですよ」と誰かの声、
なるほど、園児のかくれんぼ・・・

 コスモスのさりげなさと同時に雨のコスモスも風情を感じます。
一握りいただいて、蔓で編んだ手提げに活けて楽しんでいます。(八尋樹炎)


                  


19.10.25 (5134)

 皆様、事務局の矢野孝子様から落書の記事が届きました。ここに紹介します。
ニュースです。何と素晴らしいことでしょうか。田嶋紅白さんの作品が角川賞の予選を突破していました。
紅白さん、おめでとうございました!! (新井酔雪)(625005


 今年の全国大会は、お天気にも恵まれ・・・和やかな雰囲気の中で楽しませていただきました。
研修部の皆様、大変お世話になりました。

 愛知の新年大会の投句も締め切られました。
各支部の新年大会の担当の皆様も、これから忙しくされると思います。

 今日!句会仲間の加藤剛司さんから、写真を添えてメールが届きました。
 既に 角川賞は 発表されていますが・・・・
何と!田嶋紅白さん(愛知・同人)の作品「昼灯」が、角川賞の予選を突破していました。
 わたしには、角川賞は 遠~い 遠~~い~もの!! と思っていましたが、少しだけ身近になりました。
 詳しくは、『角川』11月号をご覧ください。 紅白さ~ん よかったですね。
  
 (矢野孝子)

     

19.10.24 (5133) 

酔雪さんに 全国大会の模様をトピックスにアップしていただきました。トップページの<トピックス>または
10月20日の落書の下の方の  <詳しい様子は 【こちら】 >からも入っていただけます。

徒歩さん 「男組」吟行のアップ有難うございました。

10月21日の落書に藤袴の写真と赤い秋の蝶の写真を載せましたがアサギマダラの写真を 国枝さんが送ってくださいました。
とてもきれいに撮れています。
ご自宅の藤袴に飛んで来たそうです。素敵ですね!

+++++

アサギマダラは渡り蝶として有名ですが、

近隣では伊吹山でよく見られます。

そして我が家はその通り道でしょうか。

庭に藤袴を植えてから、昨年に引き続きやって来ました。

朝来てから、午後まで遊んできてくれたようです。(隆生)+++++



 浅黄斑島の岬の日溜まりに  栗田やすし 平成30年「伊吹嶺」1月号より  浅黄斑(アサギマダラ)

しばらく留守をします。落書の記事やお知らせ等ありましたら、酔雪さんにお願いしました。よろしくお願いします。
(✩NORIKO✩)(624762)

19.10.23 (5132)

 昨日は男組の吟行会でした。
 春夏秋冬と一回づつ行われています。
 名古屋の四間道~円頓寺商店街~ノリタケの森と、秋晴れの下吟行しました。
 男だけの会ということもあり、公には問題ありの句も飛び出し、意気軒昂の会でありました。

  銀杏を婆が掃きやる神の庭   和嗣
  卓上の帽子の鍔に赤い羽根   徒歩
  秋晴や品書を貼る細格子     酔雪
  おもかる石抱くや色なき風の中 一紀
  秋高しあまりに白き蔵の壁   隆生



   (松井徒歩)

19.10.22 (5131)

 令和の元号が始まって およそ半年、厳かに即位の礼が始まりました。

連綿と伝統の儀式が継承されていくことに

日本の歴史と誇りを感じることができるように思います。

名古屋は晴れてきたので東京も晴れてほしいです。

★今月のHP俳句会の選句結果がアップされました。

10月の最高点句は  

<無患子や夜雨に濡るる百度石    伊奈川富真乃さん(新潟県)>でした。

おめでとうございます!

今月も多数のご投句有難うございました。慢房さんの講評も併せてお読みください。 

写真はカレンダーから借りました。 (✩NORIKO✩)(624448)

19.10.21 (5130)

 昨日は帰宅後ラグビーに見入りました。結果は残念でしたが、ベスト8は世界ランキング№8です!

 俳句大会講演会では 「若竹」主宰の加古宗也先生から貴重なお話を聞くことが出来ました。

来週 10月27日(日)には 加古先生のお膝元 西尾市で俳人協会愛知支部主催の俳句大会が開催されます。
 日本一のお茶どころ、見どころはたくさんあります。
皆さま お誘い合せの上ぜひご参加ください。

+++++

     俳人協会愛知支部 秋季俳句大会

日時:2019年10月27日(日)受付10時  
                   開始13時   
場所:西尾市文化会館  TEL0563-54-5855

講演:上田日差子講師(俳人協会評議員)
演題:富士山と俳句
句会:嘱目2句   締切12時厳守
投句料:1,000円(会員外の方も可)

連絡先:俳人協会愛知県支部 田口風子  TEL0568-92-6525

主催   俳人協会愛知県支部+++++
   【西尾市文化会館地図】

写真は10月16日に撮影した故郷の公園の藤袴のお花畑です。アサギマダラも飛んでいました。
真ん中あたりに赤い秋の蝶がみえるでしょうか。(✩NORIKO✩)(624290)

19.10.20夜 (5129)

 雨も上がった今日、名古屋のアイリス愛知を会場に、第18回伊吹嶺全国俳句大会が開催されました。
大会は 第一部 総会、 第二部 俳句大会、第三部 講演会 講師「若竹」主宰の加古宗也先生演題は「村上鬼城のこと」第四部 懇親会でした。
 総会では各種議題ののち 各賞の発表と表彰、お祝い 

伊吹嶺賞 松岡美千代さん 新人賞と秀句賞 高柳杜士さん 
新同人の6名(石橋忽布さん、大嶋福代さん、加藤百世さん、近藤節子さん、酒井とし子さん、高柳杜士さん)
句集出版者(国枝隆生さん、松永敏枝さん、栗田やすし顧問、上田博子さん)
卒寿の吉岡やす子さんと 山本正枝さんへお祝いがありました。

俳句大会で 河原地主宰の特選を得られたのは 河村惠光さん

   投網より外す香魚の鼓動手に    河村惠光

  懇親会にて弦楽四重奏

 河原地主宰は先週の台風により延期された入試があり、出席できませんでしたが ご挨拶や選評をお預かりして、代読によって披露されました。

  主宰は挨拶の言葉(代読)の中で ラグビー日本代表選手の言葉を引用し、「今日という日は昨日とは違う。自分の限界を決めていくのは自分自身。 もっともっと良い景色を見られるように。一人では続かないのでよき仲間とお互い大きなエネルギーをチャージして進んで行ってほしい」との 励ましのお言葉がありました。

詳細は後日トピックスにアップさせていただきます。私の格安スマホで写した写真で、見づらいかもしれませんが、速報としてアップさせていただきます。(✩NORIKO✩)

 酒井とし子さんを囲んで(ネット部)

  ★詳しい様子については、【こちら】をクリックしてください


19.10.19 (5128)

 急に涼しくなり 雨が降っています。被災地のことを思うと水害が広がらないように願うばかりです。 

樹炎さんから マナヅルの話題を送っていただきました。


 +++++  「冬の使者飛来」

世界有数のツルの飛来地、鹿児島の出水市平野に十八日の朝 今季初のマナヅルが飛来しました。

冬の訪れを告げる第一陣は、昨年と同日で例年並みだそうです。   (地方紙引用)

そろそろ冬の歳時記を手じかに置く頃になりました。季節の移ろいを肌で感じます。

                             樹炎+++++


  

    トンネルの出口は岬鳥渡る    国枝隆生   句集『ひよんの笛』より

 明日、全国俳句大会に来名の皆さま お会いできますことを楽しみにしています!!(✩NORIKO✩)(623959)


19.10.18 (5127)

 全国大会が近づきました。長野在住の奥山さん 髙橋さんも中央線で来名出来るようで、ホッとしています。
雨になりました。二次災害が出ないことを祈っています。復旧が進まない状況や 大量のリンゴが出荷できない映像を見るのも胸が痛みます。

★『俳句四季』11月号 「季語を詠む 露凝る」に われらが下里美恵子さんの作品が掲載されています。

  家々は早や寝落ちたり露凝る夜    下里美恵子

「四季吟詠」に、朝倉淳一さんが特選で、写真と共に掲載されています。おめでとうございます!

★下里美恵子選
特選  ロック歌手真つ赤なアロハ脱ぎて振る  朝倉淳一     
秀逸  花椎の匂ひにむせり札所寺       服部鏡子
 〃  夕風に雨の匂ひや合歓の花       久野和子
 〃  緑蔭の風すがすがし開墾碑       福田邦子
 〃  草引いて風よく通る父母の墓      鈴木真理子
 〃  十勝岳裾ひろびろと薯の花       横井美音
 〃  トロ箱に青紫蘇育つ小料理屋      磯田なつえ
 〃  朝の市七夕餅を蒸す匂ひ        足立サキ子
 〃  寺と寺つなぐ細道濃あぢさゐ      森 靖子
 〃  青々とメタセコイアの夏来る      高柳杜士
佳作  木洩れ日の躍る小径や夏鶯       安藤一紀
 〃  葉桜にしづかな雨や千畝の碑      児玉美奈子
 〃  麦わら帽脱ぎ園丁の憩ひをり      若山智子
 〃  白シャツで巡る古墳や風涼       大島知津
 〃  早苗籠かさして舞へり幼巫女      野島秀子
 〃  藍深き切子グラスや夏来る       日野圭子
 〃  雨上り草に胸張る子蟷螂        松平恭代
 〃  青楓客が一人の渡し舟         中斎ゆうこ      
 〃  山滴るなほ噴煙の残りゐて       国枝隆生
 〃  居酒屋に朝顔市の鉢おろす       奥山ひろ子
 〃  白桔梗蛇籠に活くる塩の道       鈴木英子
 〃  小駅と小駅つなぐ水張田        谷口千賀子
 〃  令和の字山車の唐子が墨で書く     平松公代
 〃  からくりの玉屋九代新茶汲む      田嶋紅白
 〃  山窪の真赤な御堂ほととぎす      長崎マユミ
 〃  サルビアの蜜吸ひたりし下校の徒    貫名哲半

★豊長みのる選
佳作  ぽとぽとと止まらぬ蛇口原爆忌     石橋忽布

★尾池和夫選
佳作  廻船の豪商邸や夏ともし         梶田遊子

 

※記載洩れがありましたらお知らせください。
原稿をメモ帳で作り、作者名の行頭を揃えるのですが、 Chromeで見ると揃っていても、Explorerでは揃わないことがあります。すみません。
写真は樹炎さんからいただいたものです。

   (✩NORIKO✩)(623781)

19.10.16 夜 (5126)

2日間のチャットによる合評会が終わりました。色々な発見 作者の意図 知らなかったことを知る、新たな学びもあります。

樹炎さんから 写真を送っていただきました。(✩NORIKO✩)(623650)

+++++

言葉にならない災害でした。つい涙ぐむ・・・何のお役にも立たないのですが。

満月と実りの果物です。せめて、写真でご供養致します。  (樹炎)+++++

  

19.10.15 (5125)

 今日も良い天気です。
台風の被害状況は 時間が経つにつれて明らかになり、驚くばかりです。 被災地の皆様体調だけは崩さないでください。
いずれ募金活動などがあれば協力したいと思います。その位しか出来ないので・・・

 今日は全国大会の印刷物の袋詰め作業だそうです。研修部の皆さんにはお世話になります。
ご出席の皆様との再会を楽しみにしています。

HP俳句会の投句締切は 本日15日午後9時です。まだの方はお早めにどうぞ。

★今日15日と明日16日は いぶきネット句会の合評会です。

〓 第 181回 いぶきネット句会 (令和元年 10月)合評会のお知らせ 〓 

ラグビ・ワールドカップで日本が初の決勝トーナメント(準々決勝)進出を決めました。
素晴らしい試 合でしたね!!

合評会は いつものように、15日(火曜日)16日(水曜日)の両日
午後9時から行 います。 投 句一覧・選句一覧をご用意の上

伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。(哲半)


  写真も哲半さんから送っていただきました。     (✩NORIKO✩)(623391)



19.10.13 夜 (5124)

 台風が大きな爪痕を各地に残していきました。凄まじい映像に心が痛みます。これ以上の犠牲が出ないことを祈るばかりです。救助活動に携わる方々もどうか気を付けてください。

 釜石や豊田などでラグビーの試合が中止となり残念でしたが、横浜でのスコットランド戦の激闘には、困難を乗り越える勇気を教えてもらった気持ちです。ベスト8進出です。

 加藤剛司さんからメールと写真を送っていただきました。有難うございます。
名古屋は幸いにも13日のイベントへの影響は少なかったようですね。

+++++

本日予定されていた伊吹嶺句会が残念ながら台風のため中止になり、その替わりに毎年この時期に名古屋市北区の大曽根商店街で開催されているNAGOYA JAZZ STREETへ出掛けて来ました。
台風一過、雲ひとつない晴天のもと商店街のあちこちで同時に様々なジャズバンドの路上ライブが行われます。ライブはボサノバ調、ビートルズのカバー、ビッグバンド調など多彩です。ジャズはいろんな楽器が使われるので不思議な音を体験するのも楽しみです。路上には食べ物、お酒のブースがたくさん並び、観客はお酒片手にほろ酔いでジャズを聴きいっている人が多かったです。
ジャズをあまり聴いたことのない方も充分楽しめると思います。
勿論、入場無料です。
来年は是非出掛けてみられてはいかがでしょうか。

                   haguruma句会  加藤剛司+++++


  

 徳川美術館へ行くときに大曾根経由で出かけたことがあります。新たな試みでの町おこしでしょうか。
生演奏の音楽が流れる町は素敵だと思います。

(✩NORIKO✩)(623212)

19.10.13 (5123)

 おはようございます。記録的な大雨を伴った台風の進路に当たった方は、眠れない夜を過ごされたと思います。
いま千曲川流域が氾濫している映像を見ています。テレビからアナウンサーが「二階など高いところへ、命を守る行動を」と呼びかけています。皆さまのところは被害はありませんでしょうか。
 時間が経つにつれ被害が顕わになっていきます。これ以上不明の方が増えないことを心から祈っています。
(✩NORIKO✩)(623127)


19.10.11 (5122)

 ノーベル賞化学賞を受賞という嬉しいニュースの反面、大型台風の予報で気をもんでいる皆さまも多いのではないでしょうか。
樹炎さんから 写真とお便りをいただきました。稲刈りシーズン、影響が少ないと良いですね。

+++++

不気味に超大型台風が接近しています。伊吹嶺の皆様ご用心下さい。
昨日、自宅に戻ってみて、先の台風15号で庭木が途中から4〜5本折れていました。
 留守すると見る影もない庭の荒れ方に寂しさを覚えます。水辺の窯場の角に可憐な萩の花を見つけホットしました。
糸島始まって以来の風速だったらしく、温室のガラスも割れシャッターもめくれて・・・
異常気象に翻弄されます。 くれぐれも皆様にお怪我のありませんように。

                        八尋樹炎+++++


伊勢湾台風並みと言われますが、あの時の恐怖心は忘れ難いものがあります。明日午後が最も要注意です。
対策をなさってください。
写真は 稲刈りと 樹炎さん宅のお庭の梅もどきです。(✩NORIKO✩)(622863)

   

19.10.8夜 (5121)

 ★重要なお知らせ  10月13日(日)の伊吹嶺句会は  台風のため中止

 先日伊吹嶺句会の案内を載せましたが、幹事の方から 台風のため 中止との連絡をいただきました。

ご予定に入れていた皆さま どうぞお間違えの無いよう 宜しくお願いいたします。


非常に強い勢力をもった台風で、東海、関東地方を直撃の恐れがあるようです。
皆さまも十分にお気をつけください。(✩NORIKO✩)

19.10.8 (5120)
  
 爽やかな秋晴れですが、週末の台風が心配ですね。海へ逸れてくれますように・・・

★10月6日に「いぶきネット句会」の投句一覧が配信されました。
選句締切は10日午後9時です。特選句には選評も書き込みます。
新会員の方も加わり充実した句会になっています。

★10月のHP俳句会の投句受付が始まっています。締切は15日午後9時です。
今月も多くのご参加をお待ちしています。

★伊吹嶺愛知支部新年俳句大会の投句受付は 10月25日(金)必着です。
まだの方 どうぞよろしくお願いします。


 6日に古里に所用があり、ちょうど秋まつりが行われていたので 写真を撮ってきました。
山車は「知多型」と言われるものです。どの山車にもからくり人形があります。古里には 尾張二代藩主徳川光友公が別荘を建て 「横須賀御殿」と呼ばれた場所があります。光友の死後は代官所となりました。そのあたりは町方と呼ばれていました。
横須賀町内は9月末に山車まつりが終わりました。こちらも華やかです。
私の生家町内は山車は無いので、お神輿、お囃子、猩々、子供獅子が練り歩き、餅投げがあります。大田まつりの写真を添付します。

  秋祭餅投げの餅見せ合へり   市川美智子   『伊吹嶺季寄せ』より 
                         (美智子さんは、市川あづきさんです)

(✩NORIKO✩)(622605)

19.10.5 (5119)

★10月13日(日)は伊吹嶺句会が開催されます。
会場:イオンコンパス会議室(名古屋駅西南)
開始時間:午後1時から句会が始まります。切り短冊に俳句を書いて3句ご持参ください。
河原地主宰・栗田顧問の丁寧な選評がいただけます。ふるってご参加ください!!お待ちしています。

秋晴れの爽やかな日が続いています。日中はまだ汗ばむこともありますね。

今日は名古屋駅へ切符を買いに行ったところ、駅前で大勢のラグビーユニフォームを着た(主に)男性を見かけました。
栄で出会った人に「応援ですか?」「はい、そうです」「行ってらっしゃい!!」と声をかけてしまいました。(私の分まで応援してほしい!!です)
サモアの人かな?応援かな?と思った体格の良い人にも会いました。

先日 鈴木英子さんから豊田市の紹介がありましたが、今ごろ現地は盛り上がっていることでしょう。
頑張ってほしいですね。

駅前で豊田スタジアムでの試合の情報コーナーや、PRパネルがあったので写してきました。今日のサモア戦の後、10月12日(土)に、ニュージーランドvsイタリア戦があります。あの「ハカ」が豊田スタジアムで披露されるのですね。

    ラグビーの天地遍く使ひけり    堀切克洋  「俳句文学館」HPより 

もう一枚は 樹炎さんから送っていただいた写真です。

   柘榴に歯当てて笑へり美校生     沢木欣一  句集『遍歴』所収


    (✩NORIKO✩)(622148)

19.10.3 夜 (5118)

  上田博子さんが句集『千年』を上梓!!

 この度、上田博子さんが、伊吹嶺叢書第55篇として句集『千年』を上梓されました。心よりお喜び申し上げます。
 博子さんの俳句への道は、栗田せつ子先生指導の「菜の花句会」に始まります。そして、そこで写生の大切さ、物に思いを託すという俳句の基本を学ばれました。その後、「菜の花句会」は解散となりますが、平成20年に「ちとせ句会」を立ち上げ、指導者となっています。常に前向きな俳句への真摯な取り組みには感嘆します。
 句集の題名『千年』は、栗田やすし先生の命名で、博子さんがお住まいの地名からとられています。句会名の謂れもここからきています。
 本句集は、博子さんが「風」に入会された平成5年から今日までの、「風」と「伊吹嶺」に選ばれた作品347句を精選してまとめたものです。
 本句集の巻頭句

   俎板の大鯛跳ねて初仕事      平成5

は、「風」(平成54月号)に初入選した1句です。博子さんらしい明るくおおらかな句と栗田先生は評しています。


 句集『千年』の第一の特色は、何と言っても吟行句が多いということです。
 吟行句というと、その土地ならではの特色のある祭りやイベント・行事を詠むことが多いのですが、博子さんは違います。そういった句は、2句しか見付けられませんでした。
 では、どのような吟行句が多いのでしょうか。
 栗田先生のお言葉を借りますと、博子さんの吟行句は、現地の景色を写生するだけでなく、現地の生活の真実味を捉えているとあります。

   黒潮の海に真向ひ稲架組めり    平成8年
   安乗海女若布干場に藷干せり    平成11
   鮴漁の人の声立つ朝の川      平成12
   薪高く積み上ぐ伊賀の冬支度    平成12
   石一つ外して抜けり植田水     平成16
   岬人小女子買ひに馬穴提げ     平成22
   小女子干す手のひらひらと動きづめ 平成26

 特色のある祭りやイベント・行事を詠むことも大切です。しかし、博子さんのように、派手さにとらわれず、対象をよく見て、対象に心を寄せて、現地の生活の真実を写生する姿は大切で、学ぶべきではないでしょうか。

 この句集の第二の特色は、ご家族を詠んだ句が多いことです。栗田先生の序文を引用させていただきます。

   紅葉づれり父出征の城の萩     平成12
   退職の夫送り出す寒の晴      平成14
   松過ぎて母の米寿の祝ひかな    平成23
   身籠もりし事告げらるる麦の秋   平成26
   散り際の花の白さや棺出す     平成23年
   侘助を最も好きな姉逝けり     平成24年
   今日桃の節句を兄の身罷りぬ    平成31年


 ご両親をはじめとして肉親への思いが籠った好句です。博子さんの優しい人柄が表れています。お母様とお姉様、そしてお兄様をなくされた折の句は、深い悲しみを生な言葉で表すのではなく、季語に託して詠まれています。それがため読む者にしみじみと深い感動を与えています。(新井酔雪)(621926


  ★句集『千年』の詳しい案内は、【こちら】をクリックしてください。


19.10.3 夕 (5117)

 
鈴木英子さんから、地元の話題を教えていただきました。

+++++「クリムト展とラグビーワールドカップ」

いぶきネットの皆さま知立句会の鈴木英子です。

豊田市では、ラグビーでにぎやかです。私は、先日豊田市美術館のクリムト展に行ってきました。美術館では改修記念と、今何かと話題になっている愛知トリアンナーレの協賛事業でクリムト展をやっています。なかなか見ごたえのある展示です。豊田市の美術館はクリムトの絵を何枚か所蔵していて、その縁もあってこの度の展示となりました。東京と豊田で展示ということで、連日混みあっています。私は平日の午後に行きましたが、駐車場はほぼ満車で、豊田市以外のナンバーが7割、中には大阪や滋賀県のものもありました。 

さて、展示の中身ですが、さすがに名品ぞろいで、ポスターの恍惚の表情の女性が男の生首を抱えているのや、赤ちゃんの絵、花の絵など上げたらきりがありませんが、私が個人的に惹かれたのが、レプリカながら、劇場の壁面に描かれた、ベートーベンの歓喜の歌のストーリーです。その中に、老女のヌードの立ち姿に感動しました。我が身につまされ、妙な魅力を感じました。

この展示は10月の14日(月)までですので興味のある方はおでかけください。

もう一つ。豊田スタジアムではラグビーワールドカップをやっていて、試合のある日は市街地やスタジアム周辺は交通規制をやっています。 

試合は10月5日(土) 日本―サモア1930分開始

   1012日(土) ニュージーランド―イタリア1345分開始

以上、何か豊田市の宣伝みたいですみません。(鈴木英子)+++++

豊田市美術館は、広々として自然豊かで、清々しい美術館です。
ラグビーW杯の試合もあり、今豊田市は話題のところですね。

  

  写真は樹炎さんから送っていただいた 菊畑と稲架襖の写真です。

 英子さん、樹炎さん いつもご協力ありがとうございます!! (✩NORIKO✩)(621916)


19.10.2 夜 (5116)

 関東支部の橋本ジュンさんから お便りをいただきました。有難うございます。

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関東支部・欅句会は毎月第4土曜日に都内で開催しています。午前に吟行、午後に句会です。
9月28日の吟行は、湯島天神にほど近い「旧岩崎邸庭園」でした。少し汗ばむほどの秋晴れに恵まれました。
洋館の外装部分は工事中のため足場などがあり、外から全貌を臨むことはできませんでしたが、秋の空が広がって気持ち良い風が吹いていました(写真参照。後ろは東大医学部付属病院)
洋館、和室、庭園とまわり、撞球場(ビリヤード場)の前で集合写真をパチリ。本郷三丁目で江戸前の天丼とビールで腹ごしらえした後、句会を行いました。当日の吟行句を中心に、句会参加者の自選句を紹介します。

秋澄むや明治のガラス器の薄き ジュン
爽涼やアーカンサスの天井画  あきを
秋日射絵ガラス美しき勝手口  とみお
馬車道の淡きガス灯十三夜   一 成
あきつ群る岩崎邸の大芝生   みすず
白秋の風や木組みの撞球場   一 灯


句会では、清記、選句、披講、選評、のあと、選の入らなかった全句について吟味し意見交換し、添削も皆で行っています。
そして、句会後はこれも楽しい恒例の反省会ですが、初めて入った店に偶然にもテレビがあり、アイルランドとのラグビーの後半戦を生放送で応援しつつ、美酒にも勝利にも酔いました。
10月は26日(土)。午前中に吟行、午後に句会です。どなたでもご参加になれますので、上京の折には、ぜひお気軽に声をおかけください。
詳しいご案内をいたします。
橋本ジュン 090-3454-9348 birdlandjazz@mac.com
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 岩崎邸庭園の芝生も映えてきれいですね!
皆さま 上京の機会があれば 是非関東支部の句会にご参加を!
全句へのコメントが、とても良い勉強になり、反省会では俳句談議に花が咲きます。(体験者、私が実感しています)
(✩NORIKO✩)(621766)

19.10.1 夜 (5115)

今日は京都句会でした。
北野天満宮の氏子のお祭り、芋茎祭の吟行でした。
6年前にも訪れたのですが、行列が以前より短くなったように思われました。
お稚児さんも昔はもっと小さい子が多かったそうで、こちらも高齢化?が進んでいるようです。
河原地主宰はお勤めの関係で、午前の通常句会を終えて早退いたしました。

  藁で編む梅の神紋ずいき祭   哲半
  輿を引く馬の目やさしずいき祭 英子
  秋暑し賽銭入れの大達磨    佳子



     (松井徒歩)

19.10.1(5114)

★伊吹嶺全国俳句大会を20日に控え、係の方は最後の準備を整えているようです。
各支部の皆様に再会できることを楽しみにしています。

★愛知支部新年俳句大会の投句締切は 10月25日(金)です。
10月に入ったので投句葉書は63円切手となりますね。
よろしくお願いします。
 

 日によってはまだ昼は暑さを感じます。今年も短い秋になるのでしょうか。
隣の市まで車を走らせると 稲田が広がっています。(歩いていかないところなので写真はありません・・・)
そろそろ親戚の田圃にもコンバインが入るのかなと思っています。

 増税ということで9月末にあれこれ日用品を買っていましたが、朝のテレビでガソリンスタンドの列を見て「ガソリン忘れた」と思ってしまいました。
 我が家の近くのお屋敷の庭だったところに11軒建設中で、この家を買った人には大きな2%になるんだろうなぁと思っています。

  鶏頭に夕日永しと思ふなり    細見綾子  『伎藝天』より

岩田由美著『綾子の一句』10月1日に 鑑賞と共に掲載されていました。  (✩NORIKO✩)(621565)


19.9.29(5113)

 昨日はラグビー日本vsアイルランド戦に「もう奇跡とは言わせない」(実況アナウンサーの言葉)感動をもらいましたね。
哲半さんからいぶきネット句会の案内と写真を送っていただきました。

+++++いぶきネット句会のみなさま

◆ 第 181回 いぶきネット句会 (令和元年10月)投句・選句締切りのお知らせ ◆  

投句締切り 10月1日(火曜日)から5日(土曜日)午後9時締切り  

選句締切り 6日(日曜日)から10日〈木曜日)午後9時締切り  

※ 投句・選句とも、早めにお送りくださるようお願いします。


先日、敦賀方面へ行ってきました。気比神宮の前で見かけた芭蕉の句、
月清し遊行のもてる砂の上 さっぱり意味が分からないでいますと・・・
近くに、『お砂持ちの神事の由来』が書かれてありました。要約しますと、

遊行上人が敦賀に滞在中、参道の周辺が沼地であった為に参拝者が困っている様子を目にし、
浜から砂を運んで道を造ろうと多くの信者らとともに改修にあたったという故事に因み、
「遊行上人のお砂持ち神事」として、時宗の大本山遊行寺(藤沢市 清浄光寺)管長が
交代した時にこの行事が行われている。

といったようなことが書かれてあり、掲句を納得した次第です。(哲半)+++++


 なるほど 写真は砂を運んで改修している上人様と信者の人々ですね。リアリティがありますね。(✩NORIKO✩)


19.9.28(5112)

 涼しい朝になりました。朝から虫たちが交響しています。
樹炎さんから お便りをいただきました。福岡の学園都市、国際的でもあり、自然も豊かで良いところのようですね。


+++++ 「豊の秋」
 芒の穂を揺らす野面の風、すっかり 彼岸花も錆びはじめました。
 今朝は庭の八手の葉を打つ雨音に目覚め、水引草が雫を付けています。
雑用が重なって、自宅と仮住いのマンションを往復する日が続きました。
雨後の稲穂がこんなに豊かに香るなんて・・・

 今住んで居る福岡の「学研都市駅」は、九州大学のキャンパスが箱崎から移転して
出来たニュータウンです。世界から九州大学の留学生で、駅前広場は賑やかです。
駅舎で(ヒジャブ)姿に(日本の振袖袴姿)の学生さんに出会いました。
あまりの珍しさに、お願いしてスナップ写真を撮らせて頂きネット掲載も許可を頂き
ました。ありがとうございます。  近況です。
                   八尋樹炎+++++

  

  
大津絵の鬼が笑へり豊の秋    宇野美智子  『伊吹嶺季寄せ』より

 
 日暮まで藁塚に置くランドセル   藤田岳人          〃

  
今日も一日皆様にとって良い日になりますように。   (✩NORIKO✩)(621253)

19.9.26(5111)

 日ざしの心地よい秋晴となりました。
先日 小田二三枝さんとともに 花展に出品された鈴木英子さんから、お便りをいただきました。

+++++「枯れ木・枯れ枝は宝の山」

  いぶきネットの皆様、知立句会の鈴木英子です。
いよいよ、秋本番ですね。10月、11月になると、芸術の秋ということで、私も花展なども多く、その準備に追われます。今回は、生け花における枯れ木、枯れ枝の効用についてお話します。俳句の心にも通じるところがあるかも知れません。

 生け花を活ける時、花木を主体に活けますが、枯れ木枯れ枝も大切な花材となります。特に立花と自由花では大切で、立花では特に古典立花においては、力強さや哲学的な表現を必要とする時には大切です。

 例えば、松や桜その他、檜などの立花では、幹に苔木(こけぼく)を使います。紅葉の立花、生花では、しゃれ木(曝れ木)と言って川を剥いだつるつるの美しい幹を使います。

 大きな花展では家元の大作はしばしば構成の基盤として大きな枯れ木を使います。そこから春や夏は新芽や力強い若葉を添えて生命の強さを、秋や冬は紅葉や雪を載せて寂しさやはかなさを表現されます。そこに照明や時に音楽を配して鑑賞者を感動させます。

 我々門弟は立花には枯れ木を配して、季節の移り変わりや、力強さを表現します。
 自由花では、規矩性などは配慮しなくてよく、構成の土台として枯れ木、枯れ枝を使います。力強さやデザインの面白味が表現でき、大切な花材となります。立花、自由化いずれにおいても、活ける作者の力量とセンスによって、感動的な作品ともなり、やぼったくもなってしまいます。

 これは俳句においても言えることで、なにげない、同じ言葉でも、作者の力によって、作品の出来を左右してしまうと思います。私は反省の日々です。
 これから、私は池坊の講座を控えていますが、宅急便で段ボール箱に枯れ木枯れ枝を詰めて、京都の学校に送ります。        (鈴木英子)+++++


 生け花には、枯れ木も重用するとのこと、浜辺の流木や枯れ木も飾り方によっては立派なアートになるのですね。

     秋風や流木のこる薮のなか   大峯あきら   「大型俳句検索」調べ

写真は以前樹炎さんから送っていただいた、山葡萄です。曲線を描く蔓植物も生け花や籠作りには大事な素材ですよね。
(✩NORIKO✩)(621060)


19.9.25(5110)

『俳句四季』10月号「四季吟詠」に入選の皆さまの句を紹介します。我が家へ手違いで届かなかったので、掲載が遅くなりました。
我等が下里美恵子さん選の「四季吟詠」締切は10月20日です。ふるってご応募ください。

★加古宗也選
特選 日の少し差せば現れ梅雨の蝶   加藤弘一
秀逸 揚羽舞ふ吉良菩提寺の女坂    安藤一紀
   田水引くここは伊吹の伏流水   国枝隆生
佳作 青梅雨や朱印待つ列長かりし   長崎マユミ  
   風生れて匂ひをこぼす花樗    松平恭代
   梅雨晴やリュックに詰めし手弁当 梶田遊子
   大幣の田舟稚児打つ大太鼓    野島秀子

★田島和生選
秀逸 小判草揺れて驟雨の来る気配   谷口千賀子
   急流に飛んで一閃あまごかな   若山智子
   ほたる袋夕べの雨をふりこぼし  福田邦子

★加藤耕子選
佳作 校庭の大楠青き蝶放つ      大島知津

★池田琴線女選

佳作 冥府へと通ふ空井や半夏生    石橋忽布


加藤弘一さんの『俳句四季』特選は 8回目だそうです!!素晴らしいですね。

※記載漏れがありましたらお知らせください。

写真は以前樹炎さんから送っていただいたものです。 (
NORIKO)(620960)


19.9.24(5109)

 はっきりしない天気が続きます。台風一過の影響でしょうか。千葉県ではまだまだ大変な地域があるようで・・・
この度被災された皆さんのご健康が損なわれませんように、ライフラインが早く復旧しますように、祈るばかりです。

 句友から 月刊角川『俳句』 10月号入選作品を教えていただきました。
入選の皆さまおめでとうございます!


★小林貴子選
秀逸 あの夜も梅雨寒樺美智子の忌    齊藤眞人

★対馬康子選
佳作 父の忌や美濃の奥まで螢見に    加藤ゆうや
佳作 引き舟の錻力の継目囮鮎      野崎雅子

★嶋田麻紀選
佳作 鬱の字を掌に書いてみる太宰の忌  加藤ゆうや    

★星野高士選
佳作 カルメンに適ふ色なり薔薇開く    富田範保
佳作 サーカスの獅子の咆哮五月闇    加藤剛司

★朝妻力選
佳作 瓶に挿す凌霄の向き定まらず    磯田なつえ



★HP俳句会の選者のコメントと国枝さんの講評がアップされました。
今後の句作の参考になれば幸いです。
 来月も 多数のご投句をお待ちしています。

(✩NORIKO✩)(620787)



19.9.23(5108)

 大型の台風18号が日本海を通っているようです。名古屋も朝から風雨が強く、午後は北日本が大荒れとのこと。
館山などでは雨で二次災害に遭われた方も多くいるようで、なかなか復旧できていないことに複雑な気持ちです。



  
  空高く小枝飛びゆく台風裡     松岡美千代

    天守まで川の匂へる野分あと    玉井美智子  

    鵜の川に向く屋根神や野分晴    林 尉江

  巨人がリーグ優勝しました。巨人ファンの皆様おめでとうございます。
新体操のフェアリージャパンが世界選手権団体銀メダルとのこと。また種目別団体でも、金と銀。良かったですね。
 スポーツの秋、ラグビーに、バレーボールに目が離せません。
ウェールズの練習地 北九州で 市民がウェールズ語の国歌で出迎えたという
おもてなしを知って、ほっこりしています。写真はサンシャイン池袋水族館の空飛ぶペンギンです。


    (✩NORIKO✩)(620555)

19.9.21(5107)

 樹炎さんから おはぎと彼岸花の写真を送っていただきました。
彼岸花は律儀に秋分に咲いてくれて 本当に不思議なことですね。

+++++ 「彼岸の入り」

  田舎の路は稲穂の匂いに満ちて畔には彼岸花、

 肩のあたりに赤とんぼ・・・

 おはぎを持って、彼岸参りに帰りました。

 夜明けが遅くなり、風や水の音 朝日に染まる鰯雲

 秋の気配です。

                 樹炎 +++++


 おはぎも樹炎さんの器に載ると 芸術的ですね。

  

  曼珠沙華どれも腹出し秩父の子   金子兜太  句集『少年』所収

  渾天を支へて曼珠沙華の紅(こう) 鷹羽狩行  『狩』所収 2011年 前書 伊勢

 昨夜はラグビーW杯を はらはらして見ていました。初戦勝利、良かったですね。 (✩NORIKO✩)(620274)


19.9.20(5106)

★HP俳句会の選句結果が発表されました。
今月の最高点句は

車座の園児の昼餉小鳥来る 惠啓さん(三鷹市)   でした。

おめでとうございます!

 爽やかな秋晴れの日が続いています。暑さ寒さも彼岸まで…秋彼岸に入りました。台風17号が沖縄に接近しています。
 痛ましい事件のこと、千葉県の停電がまだ続いていて被災者の皆さんのご苦労など思うと、今普通に暮らせることの有り難さを感じます。
 天災はいつどこで起こるか予測できませんが、備えだけはしっかりしておきたいですね。

 昨日19日が 「子規忌」でした。

  本棚に青柿二つ子規祀る    栗田やすし  句集『海光』所収
  
  子規逝くや十七日の月明に   髙浜虚子

月の満ち欠けの「十七夜」という意味だったことは 恥ずかしながら俳句を始めてもしばらく知りませんでした。
(✩NORIKO✩)(620096)

19.9.19 夕(5105)

河原地主宰から ニュースをいただきました。
写真もです。有難うございます!!

+++++

われらが編集長、荒川英之さんの力作「夜学」7句が、
小エッセイとともに『俳壇』10月号に掲載されています。
精悍な顔写真も魅力です。

  教室に雨漏りの音桜桃忌     英之

皆さま、是非ご購読ください。(河原地英武)+++++


「俳壇ワイド作品集  今月の編集長」のページです。小エッセイの一部を紹介しますと

<<…現場を重んじ、実態に根を下ろし、自己の感覚を以て対象の本質を描き出したい>>

とあります。力強い言葉ですね。

俳句雑誌で掲載の入選句等の情報も是非皆さまお寄せ下さい。
(✩NORIKO✩)(620008)


19.9.17 (5104)

★いぶきネット句会では 15日、16日、1時間ずつ2日間のチャットによる合評会が終わりました。15日には突然回線が切れたような状態になり、少し慌てました。両日とも20名の参加で、今日は会員の酒井とし子さんへの新同人お祝いの言葉が交わされました。
★HP俳句会の投句一覧がアップされました。今月はどの句が最高点になるでしょうか。選句のアップまでしばらくお待ちください。

  同人会の日15日、句友と9月4日の記事で紹介した「池坊展」を観てきました。
鈴木英子さん、小田二三枝さんにもお会いし、案内をしていただきました。日本最古の華道「池坊」展示会、とても賑わっていて 秋の季節感たっぷりの生け花を鑑賞できました。生け花には自然観、宇宙観があります。
今回 令和を寿いで、即位の花の復元展示や、大きな古木も使った池坊専永氏の作品 若い人の創作生け花、など楽しく鑑賞してきました。鈴木さん小田さんの許可をいただいたので お二人の作品(自由花)をご覧ください。
左が小田二三枝さんの作品、右が鈴木英子さんです。

   

「IKENOBO 花の甲子園」 というYouTubeを見てみました。
その中で  俳句と通じる「引き算の美学」という言葉が出てきて印象に残りました。
日本の生け花は、非対称の美の世界でもあります。
「同じ花材を用いても同じ生け花にならない」俳句に言い換えると
「同じ句材を詠んでも同じ俳句にならない」に通じているようです。

  秋草を活けかへてまた秋草を   山口青邨

  壺にして秋草の束ひろがりぬ   小川軽舟

  吾亦紅ぽつんぽつんと気ままなる 細見綾子 

(✩NORIKO✩)  



19.9.16 (5103)

9月15日(日) 愛知同人句会!!

 昨日、15日(日)の午後1時より、9月の愛知同人句会が行われました。
句会は、参加者68名、不在投句者4名でした。

 河原地主宰は、冒頭の挨拶で、第17回伊吹嶺賞への応募のお礼を述べられました。今年は、53名の応募があり、選者10名による厳正な選考が行われました。結果については、911日の落書をご覧ください。
 次に、新同人7名の紹介がありました。

 句会は、栗田先生10句選句、河原地先生は15句選でした。両先生からは、選句された句の良いところを説明していただきました。そして、問題のある句を丁寧に具体的に指導していただきました。投句一覧表を作成するようになって、指導の時間がたっぷりあり、とても勉強になりました。

 句会の最後に投句一覧表を作成している係から、提案がありました。それは、「投句された句に間違いがあった場合はどうするか」ということでした。結論は、直さないで原句の通りに投句一覧表に記載するということになりました。よろしくお願いします。(新井酔雪)(619414


 
7名の新同人の皆様、おめでとうございます!!

   石橋怱布さん(京都句会)
   大嶋福代さん(秋桜句会)
   加藤百世さん(千草句会)
   近藤節子さん(折戸句会)
   酒井とし子さん(いぶきネット句会)
   髙柳杜士さん(HAGURUMA句会)
   はばき喜世多さん(大阪句会)


  連絡事項や配付物は次の通りです。
・師弟句碑の移転:名鉄犬山ホテル取り壊しに伴い、
  一時的処置として、細見先生と栗田先生の句碑を移転しました。
  犬山遊園駅で下車し、犬山橋を渡らずに、木曽川沿いの道を川上に
  500m行った所の名古屋市上下水道局(沈砂池)の敷地へ移転しました。
  道からフェンス越しに句碑を見ることができます。
  しかし、フェンスには触れないでください。センサーが働き警報装置が作動します。
・「伊吹嶺」全国俳句大会の会場:「アイリス愛知」への交通案内のプリントと説明
・「伊吹嶺」愛知支部新年俳句大会の投句締切1025日(金)俳誌「伊吹嶺」9月号の葉書にて投句。
  姓号、住所、電話番号、所属句会、出欠席の記載を忘れずに。
・芭蕉蛤塚忌全国俳句大会の案内1029日(日) 大垣市総合福祉会館



19.9.14 (5102)

 おはようございます。昨夜は何度も外へ月を見にいきましたが、雲ばかりで時々顔をのぞかせた程度でした。
それでも、御簾にかくれたお姫様を見ているような気分になりました。

 樹炎さんお住いの九州では見ることができたようです。昨夜のうちに写真を送ってくださいました!!
ではご覧ください。見事ですね。  (✩NORIKO✩)(619056)

   そのままよ月もたのまじ伊吹山  芭蕉
   月天心貧しき町を通りけり    蕪村





19.9.13 午後(5101)
 
 樹炎さんから写真を送っていただきました。早速アップさせていただきます!!

 +++++雲間を泳ぐ月は余りはっきりはしませんが、気長に構えて見ました。
薄は我が家の物です。有るだけの団子粉でお粗末ですが、供えてみました。
収穫の時期、家族の健康を祈りながら・・・
                         樹炎 +++++

俳人協会主催の「第58回全国俳句大会選句集」が届きました。
選者入選の作品を紹介します。
富田さんはじめ皆さまおめでとうございます!

★秀逸賞
★小澤實特選・茨木和生選・鷹羽狩行選・徳田千鶴子選・能村研三選
 抜く足に沈む足あり蓮根掘る    富田範保

★佐怒賀直美特選・角谷昌子選
 十三夜仔山羊の角のほの温し    山本光江

★今井聖選・柏原眠雨選・小島健選
 異動なき職員室や目借時      荒川英之         

★今井聖選・柏原眠雨選
 畦焼の匂の中や芝居小屋      森 靖子

★角谷昌子選・柏原眠雨選
 滴りの音重なり来自決壕      都合ナルミ

★柏原眠雨選
 空気抱き締め鯉のぼり下ろしけり  櫻井幹郎

 富田さんは 5名の選者のの選をいただかれ、秀逸賞でした。
素晴らしいですね。
※記載漏れがありましたらお知らせください。

 予選通過作品も載っていました。
伊吹嶺からも多くの方が予選通過していました。
私も応募したみたいです(?)

(✩NORIKO✩)



19.9.13 (5100)
 
 今日は十五夜ですが、名古屋は朝雨が降っています。午後には晴れると良いのですが。

 千葉県を中心として大規模停電が続いて 
まだ20万軒も復旧されていないそうです。
暑さの中 病気が悪化して亡くなられた方がいました。
何か手立てはなかったかと思うと残念なことです。

★HP俳句会の投句締切が近づいています。毎月15日午後9時までにご投句ください。

★いぶきネット句会では選句一覧と感想が配信されました。これからチャットによる合評会に備えます。

写真は樹炎さんからです。お手製の花器も味わいがありますね。
(✩NORIKO✩)(618932) 



19.9.12 (5099)
 
 松岡美千代さん 伊吹嶺賞おめでとうございます!!11月号での掲載が楽しみです。

 環境グループをけん引してくださっている野島秀子さんが 「湿地サミット」に参加されました。

+++++   湿地サミットに参加して
 令和元年9月10日(火)第28回湿地サミットが名古屋市の金城大学を会場に、その隣の八竜緑地で現地見学が実施されました。
 サミットは東海地方固有の湿地がある13の自治体が年に一度、順番にその現状と保護の推進について話し合う会です。今回も残暑というより溽暑のなか白玉干し草、みみかきぐさや実を付けたマメナシ等々の保護の現状を見聞きしてきました。湿地を守る会の方々の湿地を慈しむ姿勢にとても爽やかな刺激を頂き会場を後にしました。 (野島秀子)+++++

 八竜緑地、偶然今年の初夏に吟行に行った場所です。名古屋に残る大切な湿地だったのですね。
その時には春竜胆が淡い青色を放ち、可愛らしく咲いていました。名古屋市のHP「くらしの情報」でも掲載されました。   【八竜緑地】

台風一過の福岡の稲田の写真は樹炎さんから送っていただきました。紅い花は彼岸花でしょうか。
(✩NORIKO✩)


    


19.9.11 夕(5098)

皆様、第17回伊吹嶺賞の速報が入ってきました。ここに紹介させていただきます。(新井酔雪)(618717

  伊吹嶺賞おめでとうございます!!

 第17回伊吹嶺賞には53名の方がご応募下さいました。
選者10名による厳正な選考の結果、以下の通りとなりましたので、ご報告いたします。
詳細は「伊吹嶺」11月号に掲載の予定です。  伊吹嶺主宰 河原地英武

  受 賞・・・松岡美千代さん「厨窓」
  次 席・・・山本悦子さん「菩提樹の花」
  佳 作・・・倉田信子さん「清明晴れ」
  佳 作・・・中斎ゆうこさん「隠れキリシタン」



19.9.11 (5097)

 今日も暑い一日になりそうです。天気予報を見ただけでうんざりしていますが、<関東地方で停電の復旧が、今日も難しい>という速報が流れて、ライフラインにお困りの方のことを思うと 「暑い」と愚痴をこぼすことも心苦しいです。一刻も早く復旧を望んでいます。


  樹炎さんから栗ご飯の写真を送っていただきました。
器も素敵で美味しそうですね。(✩NORIKO✩)(618659)

  坐ること覚えたる子が栗を食ふ  細見綾子  『雉子』所収

  妹の声あるやうな栗の飯     細見綾子  『虹立つ』所収





19.9.10 (5096)

★いぶきネット句会の選句締切は本日午後9時です。よろしくお願いします。
★HP俳句会の投句締切は 15日(日)午後9時です。ふるってご投句ください。

 昨日、台風の被害状況を見て愕然としました。防ぐ手立ては無かったのかなと思いますが、いつも後になって考えさせられます。建築等の法整備をしっかりしてほしいですね。

 「芋の露」の写真を樹炎さんから送っていただきました。誰でも思い浮かべる句がありますね。

    芋の露連山影を正しうす   飯田蛇笏

 まだ暑さが続きます。お気をつけください。 今日も皆さまにとって良い一日になりますように。  
(✩NORIKO✩)(618534)



19.9.9 (5095)
 
 重陽ですね。五節句のひとつで、旧暦では菊が咲く季節であることから、菊の節句とも。
陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の重なりで、昔は菊酒を飲みながら不老長寿を願ったそうです。

   これよりは菊の酒また菊枕   山口青邨  句集『冬青空』所収

   菊の日のまだ膝だして遊びゐる   田中裕明  『田中裕明全句集』所収

 山口青邨は96歳 田中裕明は45歳に没しています。

 台風が関東地方をかすめていったようです。83万軒が停電だったそうですが、関東支部の皆さま大丈夫でしたか?東海地方は逸れていきましたが台風一過でも高温注意報が出て37度の予想。 今日も暑くなりそうです。
毎年「暑い暑い」をくり返しているようで 9月に入っても猛暑。明日も続くようです。熱中症にお気を付けください。(✩NORIKO✩)(618405)



19.9.8 (5094)

 台風の進路が気になりますが・・・
 哲半さんから 選句締切のお知らせをいただきました。
雲の名前で面白い(初耳)名前があるそうですよ。

◇◆ 第 180回 いぶきネット句会 (令和元年 9月)選句締切りのお知らせ ◆◇
明後日9月10日(火曜日)午後9時選句の締切りです。
締切りまでに、出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。

先日、夕方に急に雨が降ってきたかと思っていますと、もの凄い音で雷が鳴りだしました。
落雷の影響で、阪急電車は終日止まり、近くのバス停は長蛇の列だったようです。

京都では、積乱雲の出てくる方向から、それぞれに名前がつけられているようで・・・
丹波山地で発生して市内へくるものは、丹波太郎(たんばたろう)と呼び、
奈良盆地で発生して北に進んでくるものを、山城次郎(奈良次郎)
比良山系で発生して南進してくるものを比叡三郎(近江小太郎)
西南から北上してくるもの 和泉三郎などと呼ぶようです。(哲半)

 
(✩NORIKO✩)(618282)

19.9.7 (5093)

 台風の進路が気になりますね。皆さまお気を付けください。
「俳壇」9月号 俳壇雑詠に掲載の、仲間の入選作品を先輩から教えていただきました。

★有馬朗人佳作
 天の鬱晴れぬ一日や椎の花  富田範保

★森田純一郎佳作
 潮に濡れ雨にも濡れて山車を曳く  富田範保

富田さん、毎月おめでとうございます!

他にも俳句雑誌等に仲間の入選がありましたら お知らせください。

★HP俳句会の投句は15日午後9時が締切です。投句無料です。ふるってご応募ください!

写真は樹炎さんから送っていただきました。構図が良いですね。(✩NORIKO✩)(618133)


19.9.6 (5092)
 
 細見綾子先生の忌日ですね。

   丹波いま栗ゑむ頃と思ひけり  下里美恵子   H19年作

 自註現代俳句シリーズ『下里美恵子集』で
<九月六日は綾子先生のご命日。先生の故郷では栗が熟すことを「栗が笑む」
というそうだ。先生の丹波訛が懐かしく思われた。> とあります。

 昨日は 三重県員弁郡に警報が出ていました。
三重県の会員の皆様大丈夫ですか?案じていました。
お気を付けください。

 先日、用あって愛知県護国神社に行きました。
境内に2坪ほどの田が造ってあり稲が実っていたので 巫女さんに 稲刈りがいつか訊いてみると 9月13日に行うとのことでした。

 ちなみに熱田神宮を調べてみると9月28日に熱田神宮ゆかりの氷上姉子神社(緑区)にて 
「大高斎田抜穂祭」が催行されるとのこと。
氷上姉子神社の御田植祭は有名で皆さまも吟行に行かれた事があるかと思います。
ご都合の合う方は「抜穂祭」を見学されてはいかがでしょうか。

   竹藪の裾濃にけぶる稲の花   沢木欣一    『定本・塩田』より

(✩NORIKO✩)(618001)

19.9.4 夕(5091)

★9月8日(日)午後1時より 名古屋駅前イオンコンパス会議室にて伊吹嶺俳句会です。ふるってご参加ください。
★9月15日(日)は愛知同人句会です。事前投句は9月6日必着、メール投句の方は、午後6時までにお願いいたします。

内田陽子さんから 記事を送っていただきました。有難うございます!!(✩NORIKO✩)(617802)

+++++来たる911日(水)より16日(月)、松坂屋名古屋店 本館7階大催事場にて
「池坊展 いけばな大作戦」が開催されます。

我らが「伊吹嶺俳句会」から 鈴木英子さん、小田二三枝さんが出瓶されます。
おふたりとも俳句のみならず生け花も師範の腕前です。
おふたりの展示は三次展(15日、16日)で、展示場所もご近所だそうです。

 キャッチフレーズは「いけばながいろいろわかる展示会」 です。
さてさて どんな展示か楽しみですね。

  HPによると
「御即位記念」として歴代天皇の即位時に池坊が献上した「即位の花」復元展示もあるようで、きっと男性でも楽しめる佳い企画だと思います。 
 
是非お出かけください。+++++(内田陽子)



19.9.3 夜(5090)

今日は京都句会でした。
 恒例の吟行は暑さを考慮して中止とし、袋回しを行いました
 題を出した人はその題で作らないこととして、一句だけ作り速やかに回すという方式でやりました。
 殆どが3分以内で回ったでしょうか。
 題は「枕」「ロビー」「針」「坂」「匙」「竜田姫」「腕」「輪」
 参加者の自信作?です。

  秋の夜やレコード針のゆれおほき 佳子
  糸瓜忌や負けてばかりの腕相撲  徒歩
  輪廻しのスポーク光る運動会   秋麦
  糸通す針の目狭き残暑かな    英子
  見失ふ待針探す夜長かな     悦枝
  ちちろ鳴く逢坂山の関超えて   哲半
  待ち針を打つ母の背や長き夜   万里子
  長き夜や異国の匙のコレクション 英武

 あと一回やる時間はあったのですが、前回は余興的な雰囲気だったようで、今日は若干緊張して皆疲れてしまったようです。
 余った時間は気楽な座談会としてお開きとなりました。  (松井徒歩)

  

19.9.3 (5089)

+++++いぶきネット句会のみなさま

■ 第 180回 いぶきネット句会 (令和元年 9月)投句締切りのお知らせ ■

明後日、 5日(木曜日) 午後9時締切り です。 早めにお送りくださるようにお願いいたします。

 先日、知り合いが『松尾大社 八朔祭奉納相撲赤ちゃん土俵入り』に行きました。

赤の鉢巻、赤のまわしを締めた赤ちゃんが、力士の方に抱っこされながら土俵入をします。
土俵の上に寝かされて大泣きする子も大変ですが、力士も、百人を越える赤ちゃんを
土俵入りさせるのですから稽古に近いものがあります。

ネットでの申し込みですが、人気があるようで、3分で満員御礼になったとか。
日に日に秋めいてきますね。(哲半)



写真は、久多の「松上げ」+++++



松上げ(まつあげ)は京都~丹波~若狭(若狭街道)にかけて
お盆の時期(概ね8月24日の地蔵盆)に行われる火祭りだそうですね。
(ネット調べ)初めて知った行事です。(✩NORIKO✩)(617594)

19.9.1 (5088)

 九月になりました。今日は「二百十日」「厄日」です。また関東大震災があった「震災忌」でもありますね。
日の出が少しずつ遅くなり かなり涼しい朝を迎えました。
 いぶきネット句会では新会員さんを迎えて 9月の句会が始まります。
哲半さんからの句会案内です。写真も哲半さんからいただきました。
災害が無いように祈っているように見えますね。

 
+++++いぶきネット句会のみなさま

◆ 第 180回 いぶきネット句会 (令和元年9月)投句・選句締切りのお知らせ ◆  

投句締切り 9月1日(日曜日)から5日(木曜日)午後9時締切り  
選句締切り 6日(金曜日)から10日〈火曜日)午後9時締切り  

※ 投句・選句とも、早めにお送りくださるようお願いします。

暑さがやわらいできたと思ってほっとしていますが・・・ 
秋雨前線の影響で今週は雨の日がつづきますね。
句作は、停滞とならないように張り切ってまいりましょう!(哲半)

  
筒袖の己れ五歳や震災忌       松崎鉄之介  掲載誌「濱」

  二百十日家具のごとくに二人ゐて   櫂未知子   掲載誌「銀化」

  寄り合へる二百十日の舳先かな    田口紅子   掲載誌「狩」  

           いずれも俳誌のサロンHPより 

 孝子さ~ん、落書記事と蓮の開花のサイト提供 有難うございました。 

明日は日本中の子どもたちが元気に新学期を迎えてくれますように。  (✩NORIKO✩)(617340)


19.8.29 (5087)

皆さま、事務局の矢野孝子さんから落書の原稿が届きました。ここに紹介します。(新井酔雪)(616973

「伊吹嶺」の全国俳句大会の投句一覧が、選者に郵送されました。
句数は438句!!です。今年も文字どおりの大会になりそうですね。
既に研修部の皆さんが、着々と準備をされています。

 朝晩、少し凌ぎやすくなったと思えば、また九州での水害のニュースです。
自然は、心癒やされることが多い!とばかりは言えませんね。
俳句はその自然と静かに向き合って・・・・そんな時間が好きですが・・・・
被害の少ないことを 祈るばかりです。

“自然”繋がりの話題です。
 昨日のおかずの残りのポテトサラダを、朝食のトースト代わりにサンドウィッチにします。自家製のこのサンドウィッチが大好きです。
マヨネーズ(市販)の量が、自家製サラダの命!かなぁ~と思います。
美味しそうなトマトが冷蔵庫にある日は、薄~~く輪切りにして挟みます。
もうすぐ林檎が出始めます。酸味も甘さもあって、身(実?)の締まった林檎を薄く輪切りにして挟みます。
 ささやかですが、私にとっては至福の時間です。

 ふらんす堂のHPに以下の話題が載っていました。開いてみてください。びっくりぽん!です。(矢野孝子)


   https://www.youtube.com/watch?v=FZpDDVMTb9o


19.8.26 (5086)
 

 今日から日本三奇祭のひとつ 吉田の火祭りが始まるそうです。(ヤフーの今日は何の日より)富士山近くの神社で松明が70本以上燃え盛る!!とのこと。静岡の方はよくご存じでしょうね。


   火祭や富士を揺さぶる大太鼓     関野さゑ子
   赤富士を載せし神輿や薄祭      坂本操子
   火祭の火屑路面を焦しけり      中村修一郎      いずれも『伊吹嶺季寄せ』より

 橋本ジュンさんから、小石川後楽園の前での写真と、メールをいただきました。毎月有難うございます!

*************************
みなさん、こんにちは。関東支部・欅句会の橋本ジュンです。
欅句会は毎月第4土曜日に都内で開催しています。8月24日(土)は、小石川後楽園にある涵徳亭の一室で、句会を行いました。小石川後楽園は江戸時代初期に水戸徳川家の江戸上屋敷内につくられた築山泉水回遊式の日本庭園で、当日は残暑の中に秋の蝉が元気に鳴いており、庭園の深い緑の光を受けながらの句会でした。毎回行なっている吟行は、今回のみ猛暑のためお休みとしました。
句会では、清記、選句、披講、選評、のあと、(これが最も重要なのですが)選の入らなかった全句について吟味し意見交換し、時には添削も皆で行っています。そして、句会後はこれも楽しい恒例の反省会。今回は中華料理を楽しみました。
9月は28日(土)。午前中に吟行、午後に句会です。どなたでもご参加になれますので、上京の折には、ぜひ声をおかけください。
写真は、句会後の小石川後楽園の入口でのワンショットです。(今なら番傘が日傘として借りられ、特に訪日の方に人気のようです)橋本ジュン 090-3454-9348 birdlandjazz@mac.com
************************

 皆さまも上京の機会がありましたら是非ご参加ください。句会も反省会も充実していますよ!!
小石川後楽園は一年を通してそれぞれの季節のお花も手入れしてあり 落ち着く庭園です。梅が綺麗だったころの記憶ですが、、大泉水前のベンチでお弁当を開いた人が蓋を置いた時、鴉が攫っていったのを見たことがあります。私が奥のベンチでサンドイッチを開いた時には雀が近寄ってきました。パンくずをこぼしてくれると分かっていたようで、欠片をこっそり落してやりましたが、雀ならともかく鴉は怖いですね。ベンチで何か食べるときにはお気を付けください。(✩NORIKO✩)(616626)


19.8.25 夜 (5085)

★HP俳句会の結果がアップされました。
8月の最高点句は


  <狛犬の口の中まで大西日  康さん(東京)>でした。おめでとうございます!

慢房さんの講評も併せてご覧ください。来月も多数のご投句をお待ちしています!

 蝉に代わり虫の声が聞こえるようになりました。秋の果物もよく出回っていますね。
写真は「呉羽梨」という富山県特産の梨と、実家近くの直売所で買ってきた巨峰です。
この直売所の農園は大府市にあるそうです。ブランドとして「東海」より「大府」の方が巨峰生産の歴史も古くて良いみたいです。
 一家総出で背丈ほどに積み上げた化粧箱に贈答用を、他に自宅使い用 そしておまけ用と仕分けてあります。
代替わりした若い人も一緒に 箱詰めと発送に精を出していました。

   秋果盛る灯にさだまりて遺影はや   飯田龍太 句集『百戸の谿』より

         前書  昭和二十二年九月兄鵬生戦死の公報あり

  

27日から31日まで 留守をしますので 落書の記事の更新ができませんが よろしくお願いします。
何かありましたら酔雪さんにお願いいたしました。(✩NORIKO✩)


19.8.25 (5084)

 朝、網戸全開にしていると、涼しい風が通るようになりました。
句友から 角川『俳句』9月号の「令和俳壇」入選を知らせていただきました。
お知らせ有難うございました!

★嶋田麻紀 選
 佳作 竹の皮落ちて象牙の湿りかな   谷口千賀子
★夏井いつき選 題詠 「空」
 秀逸 広島忌夜明の空に雲の蓋     磯田なつえ

  写真は6月末の子規庵の糸瓜です。今ごろはもっと大きくなっていると
思います。 
 (✩NORIKO✩)(616486)


19.8.24 (5083)

 8月23日は処暑でしたね。樹炎さんから昨日、早速写真とお便りをいただきました。


+++++ 「処暑」    
 小さい秋 小さい秋みつけた〜♪
今日は処暑、旧暦との実感はうすいのですが、
蝉の声も細り、虫の音に変わるころです。
散歩する道すがら、お庭に熟れる無花果、茄子の艶、
雨後のトマトが弾けて、どことなく涼風を感じます。

甲子園の熱戦にしばしの暑さを忘れ、ふと過る学徒出陣・・・
砂を持ち帰る選手達に幸せな時代を感じました。平和です。   

         樹炎+++++
 
   石畳処暑の日ざしをはね返す     小原米子   

   娘逝き処暑の一と日を籠りけり    中村修一郎   

      いずれも『伊吹嶺季寄せ』より

       (✩NORIKO✩)(616334)



19.8.23 (5082)
 
 高校野球が終わり、今日は一日雨の様相です。午前中から冷房をつけることはしていません。
こうして秋が実感できていくのですね。

   雨白く弾きとばせり鶏頭花   河原地英武

★いぶきネット句会では、メーリングリストという、グループメールを用いて連絡を共有しています。現在の管理者が閉鎖するとのことで 新しいグループメールに登録中です。
酔雪さんが 国枝さんや慢房さんの協力も得て、新グループメールを登録しました。
グループメールが届いているか確認中です。まだ返信されていない方は、返信をよろしくお願いします。

 先日は樹炎さんの在所の花火の写真を送っていただきましたが、私も故郷の花火を見てきました。花火の写真はうまく撮れませんでしたが、たまたま8月10日は 寺に提灯を飾って提灯をちぎるという観音寺の祭にも出かけました。花火も見える高台にあります。暗くなったころ提灯を点した竹を運び込みますが、境内に20本くらい立ち、ご祈祷が終ると提灯を奪いに行きます。中には提灯が燃えてしまったり・・・と急いで提灯を取り合います。

 観音寺は 郷土が生んだ江戸時代の学者細井平洲が、寺子屋で学んだお寺です。その後京都と長崎へ学問を学びに、江戸で 私塾「嚶鳴館」を開き、上杉治憲(のちの鷹山)に江戸で学問を授けました。米沢へも三度訪問、「興譲館」は平洲が名付けました。53歳で名古屋で「明倫堂」(現、県立明和高校)の学長になりました。道徳の副読本で学んだ記憶と遠足(社会見学)で出かけたことも思い出しています。墓は東京にあるのですが、浅草にあることを今日調べてみてわかりました。(✩NORIKO✩)(616200)


19.8.21 (5081)

 まだまだ寝苦しい夜が続きますね。
 高校野球の決勝進出校が決まりました。全国大会出場校は強豪とすると 超強豪校が勝ち進み、明日の決勝となります。投手の登板間隔の問題で 一日空くようになりました。地方決勝で本命の投手のけがを心配し、休ませたことが話題になりましたね。プロでの活躍を願っています。

『俳句四季』9月号に多くの仲間の入選がありました。おめでとうございます!
★関森勝夫選
秀逸 初河鹿化石の句碑へ橋渡る  磯田なつえ  
佳作 初ひばり上がる予科練兵舎跡  安藤一紀
佳作 暖かや犬が顔出す背のリュック 松平恭代

★柏原眠雨選
佳作 囀やゆつくり下る女坂     谷口千賀子
佳作 ノーベル賞のレジメ三枚風薫る 野島秀子
佳作 甘茶仏濡れては風に輝やけり  福田邦子
佳作 柳絮舞ふ橋でつながる二ツ池  若山智子

★鈴鹿呂仁選
佳作 猿楽の間延びせる声目借時   国枝隆生

★山田佳乃選
佳作 隧道を抜けてきらめく初夏の海 梶田遊子

※記載洩れがありましたらお知らせください。 

写真は樹炎さんから送っていただきました。(✩NORIKO✩)(615807)

19.8.20 (5080)

 今年は各地で花火大会が台風と重なり延期になったり中止になったりしたところがあるようですね。
樹炎さんから 花火の写真を送っていただきました。花火の写真は難しいです。
私はこんなにうまく撮れませんでした。樹炎さんいつも有り難うございます!(✩NORIKO✩)(615643)

+++++「花火大会」

いきなり胸に響く揚花火の音に、驚きました。
ビル街に反響して、その音の大きいこと・・・
記憶の中に閉まっていた古い一齣が蘇ります。二歳年上の従妹の
精霊流し、海に首までつかり、大人たちが精霊流舟を花火で送る
子供の頃の今は亡き人の面影が重なりました。

在所の(丸隈古墳観世音寺の奉納花火)です。
ご笑覧下さい。    

       樹炎 +++++

  

  ねむりても旅の花火の胸にひらく    大野林火

  金粉の目にあふれたり大花火 (前書 両国のビル屋上にて) 沢木欣一   句集『眼前』より

  浴衣着てすずしげにゐたまひし母 (前書 母一周忌) 細見綾子  句集『天然の風』より



19.8.19 (5079)

  8月18日(日) 愛知同人句会!!

 昨日、18日(日)の午後1時より、8月の愛知同人句会が行われました。
句会は、参加者62名、不在投句者8名でした。

 句会の冒頭に河原地主宰から、猛暑に関わらず、参加者の熱心な取り組みに対する感謝と労いの言葉がありました。
 栗田先生はお休みでしたが、事前に選をいただいていました。そして、急遽、国枝隆生さんに選評者になっていただきました。
 国枝さん10句選、栗田先生10句選句、河原地先生は15選でした。国枝さんと河原地主宰からは、それぞれの句の良い点を説明していただきました。そして、問題のある句を指導していただきました。(新井酔雪)(615546

  連絡事項や配付物は次の通りです。
・伊吹嶺全国俳句大会の会場「アイリス愛知」への交通案内のプリントと説明
・俳人協会愛知県支部秋季大会「西尾俳句大会」の案内プリント


19.8.18 (5078)
★昨日いぶきネット句会の選句一覧名前入りが配信されました。その後各自2句ずつ提出して句会報を作ってもらいます。インターネット部で作業を分担して毎月の句会が滞りなく進められています。

既に家の中でも冷房をつけていますが、朝晩ほんの少しずつ秋風かな?と思うときがあります。
樹炎さんから 秋の写真を送っていただきました。(✩NORIKO✩)(615436)

  

   正座して経読む少女盆の月     栗田やすし

   鶏頭の十四五本もありぬべし       正岡子規

   葉鶏頭(かまつか)の三寸にして真赤なり    正岡子規


19.8.17 (5077)
台風10号が全国でさまざまな被害を与えていきました。中には水の事故で亡くなられた方も・・・長良川の鵜飼観覧船も濁流で壊れたり流されたりと、、、毎年水の災害が続きます。
日本は水のきれいな瑞穂の国ですが 自然災害と対峙し乗り越えてていかなくてはなりませんね。

★15日16日の2日間 いぶきネット句会のチャットによる合評会が行われました。
多くの意見を交換することで よりよい俳句作りの参考になります。

★HP俳句会の投句一覧がアップされました。
予選をしてさらに選んでいきますが選に悩むことも多々あります。
結果発表をお楽しみに。

 台風が去っても暑い日が続きます。
熱中症 体調管理にお気を付けください。

   鵜舟より炎(ほむら)もらひて薪能   河合義和 
                       『河合義和集』より

 写真は13日の伊良湖岬です。    (✩NORIKO✩)(615302)

19.8.15 昼(5076)

秋になったとはいえ、毎日暑い日が続きます。皆さま、熱中症などならないように気を付けてください。そして、また台風がやってきました。被害の小さいことを祈るばかりです。
 さて、皆さま、事務局の矢野孝子様より、落書の原稿が届きました。ここに紹介します。(新井酔雪)(614997


  振り返る8月15日

残暑お見舞い申し上げます。そして、台風の被害が無いことを祈っています。

 主宰は今、1週間の夏休みの最中で、大学の建物の中にも入れないので、自宅で、たまっている原稿(大学のものや伊吹嶺の記事)に取り組んでおられるそうです。

 8月9日、孫娘と<あいちトリエンナーレ展>に出かけました。
現代アートで、バラエティーに富んだ内容で、惹かれました。
去年は空き家に小鳥を放ってアート!でしたが、糞や鳥の管理で物議を醸していました。
 今年もまた、慰安婦像のことでニュースに なっていて、その部屋は小さな張り紙があり、閉鎖されていました。

隣の部屋の入り口では、10150110 と、数字の印を腕や手に押して貰えました。2019年の難民と難民になれなくて亡くなった人を合計した数だそうです。

 孫と2人で、スマホを手に「インスタ映え」とか、「何んだ?これ?」などと言いながら、理屈抜きで楽しんできました。
 冷房の効いた愛知県美術館を、割と気楽に(?)子供と床に座り込んだり、歩きまわったりするのも楽しいと思います。会場はほかにも点在していますが、地下鉄の栄の駅から近いこの会場は、おばあちゃんの残暑の外出にも大丈夫です。
                          (矢野孝子)
  <あいちトリエンナーレ展>の案内はこちらです。
  https://aichitriennale.jp/about/index.html


19.8.15 (5075)
 台風が心配な中の 終戦記念日ですね。
戦争の苦しみや悲しみの経験のない私ですが、正午には黙祷をささげたいと思います。
樹炎さんから 貴重な体験談のお便りをいただきました。14日の写真も今日の写真も樹炎さんから送っていただいたものです。


+++++   「火野葦平」

 昔、高校二年生と三年生の夏休みにアルバイトでホテルのレストランでウエイトレスを体験できました。
もっぱら、銀食器、フォークナイフ、の磨きに始まり、テーブルセッティング、接客マナーなど・・・
短い間でしたが、戦後8年に学んだ異文化に、ときめきを感じたものです。

話が長く成りましたが、そのホテルに出会う有名人も多々あり、中でも
「火野葦平氏」は印象深く 手が震えながら、直接お給仕を致しました。
放送局との打合せのようで長時間でした。

葦平の『麦と兵隊』は「どんなに疲れていても遺書のつもりで書く」という
強い意志の結実だそうです。

従軍記の葦平著「麦と兵隊」は国民的作家になったのですが、
戦後「戦犯作家」の烙印に苦悩し53歳で命を絶っています。

   「葦平の遺書」

 死にます。芥川龍之介とはちがうかも知れないがある漠然とした不安のために。

すみません  おゆるし下さい。さようなら。

          昭和三十五年一月二十三日夜十一時 あしへい。

   火野葦平詩碑 に彫られた

   泥によごれし背嚢にさす一輪の菊の香や

   異国の道を行く兵の目にしむ空の青の色


  旧満州育ち、引揚げ者として、一時代の戦争を重たく振り返る8月15日です。
平和を切望してやみません。         

              八尋樹炎 
      ☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆ 
 

                            (✩NORIKO✩)(614945)

19.8.14 (5073)
 盂蘭盆の中日ですね。
松永敏枝さん、中日新聞に掲載良かったですね!!
伊吹嶺8月号の表紙裏にも松永さんの写真が載っています。

 樹炎さんからお便りをいただきました。有難うございます!

  +++++   「盂蘭盆会」
  大型台風が接近する中のお盆です。酷暑の帰省、お墓参り・・・

今夜は(迎え火)門火をたき「盆棚」を作り早く精霊が家に戻ってこられるように、
キュウリを足の速い馬として、飾り御霊を待つ・・・軒先に吊した盆提灯に火を灯
し、
門前や庭先で麻の茎を焚いて、精霊に戻る場所を伝える。郷愁の世界です。

「盆」は旧暦で秋の季語ですね。
沢山の友を亡くした今年は躓きやすい「生身魂」ですが、お参りに出かけます。
         
   法師蝉しみじみ耳のうしろかな   川端茅舎 
   仰のけに落ちて鳴きけり秋の蝉   一茶
                            樹炎+++++

   

(✩NORIKO✩)(614844)

19.8.13 (5072)

8月10日(土)の中日新聞の夕刊に、松永敏枝さんの句集『柿の花』の記事が載っていました。加藤かな文氏が「中部の文芸」というコーナーで紹介しています。
ここにその一部を抜粋して紹介します。新井酔雪(614745

    松永敏枝さんの句集『柿の花』の新聞紹介

記念に残す。記録に残す。俳句はそのための便利な道具。スマートフォンのようにわざわざ鞄から取り出す必要もない。頭の中で言葉を反芻するだけでいい。五七五になるのを待てばいい。
 人生の一回性に気づいたとき、人は俳句を手にするだろう。記念や記録の媒体として、悪くないんじゃないかと思って。季語は、絶対の速度・リズムを刻むメトロノームのようなもの。記念や記録に季語を配せば、単なるつぶやきが俳句となり、誰かが耳を傾けてくれる。


 『柿の花』は松永敏枝氏(愛知県北名古屋市・「伊吹嶺」)の第1句集。1996年から2018年までの作品を収める。「あとがき」に「94歳になった母に読んでもらいたく、また、自らの古希を記念して」と刊行の動機を記す。

   父の忌が近づき母が芋掘れり
   更衣してリハビリの母細る
   母綯ひし藁匂ひをり松飾
   母と来て菩提樹の花仰ぎたり
   大根蒔く母に脚力戻りけり
   恙無き母の心音春の雪
   彼岸会の法話に母は居眠れり
   母訪へば裏庭の草抜きゐたり


 いつまでもよく働くご母堂だ。娘としてちょっと不安を感じつつもほっと安堵。元気でいてくれるのがとにかくうれしい。きっと母娘で出かけた旅先のスナップ写真もあって、それはそれで大切な記念や記録。しかしふだんを描くなら、こうして俳句にするといい。
 作者は写生に徹し、感情の表出を抑制する。そのひそやかな感情は読むたびに解凍され、読者の胸に広がるから。本書を開いたご母堂は言葉にされた自分の日常の姿に照れ笑いしつつ、そこに松永氏の折々の心を感じ取るだろう。

 言葉にできないことは言葉にしない。言葉にできないことを、そうやって伝えるのが俳句の原理、あるいは知恵と言ってもいい。松永氏の句集は、俳句表現の深淵をのぞかしてくれる。・・・・・


 
★詳しい句集の紹介は【こちら】をクリックしてください。


19.8.10 昼(5071)

 7月のいぶきネット句会で、長崎マユミさんより「軍鳩の慰霊碑小さし合歓の花」という句が投句されました。高得点を得るとともに、この慰霊碑はどこにあるのか話題になりました。後日、長崎さんを案内人に、この慰霊碑を見ようと最寄りの者が集まって、見に行きました。(新井酔雪)(614401

  軍鳩の慰霊碑を訪ねて

 
8月7日(水)、今日も朝からカンカン照り。目指すは軍鳩の慰霊碑。自動車2台に8人が乗り、三ヶ根山スカイラインを通って、三ヶ根山山頂の三ヶ根観音に行った。頂上からは、三河湾が一望の素晴らしい景色だった。ここで一句と思ったがだめだった。内田陽子さんから、三河湾に浮かぶ島の名前や浚渫船などの船の説明をしていただいた。

 三ヶ根観音には、太平洋戦争で亡くなった方々や兵隊さん、特にフィリピンで亡くなれた方々の慰霊碑がたくさんあった。そして、その象徴である比島観音が建てられていた。軍馬、軍犬、軍鳩の慰霊碑、歪んだ飛行機のプロペラ、赤く錆びた鉄兜などがあった。まさしく三ヶ根観音一帯は慰霊の山だった。

 次に訪れたのは殉国七士廟。戦犯として処刑された7人の慰霊碑である。ここにも多くの慰霊碑があった。そして、地元の人たちによるボランティアの草刈りが行われていた。ここを離れる前に、湯川秀樹氏の「世界は一つ」の碑の前で、記念写真を撮った。

 最後に訪れたのは形原の補陀寺。寺の隣は、形原温泉「あじさいの里」である。約500年前にここの住職が、形原温泉を発見。寺宝である県文化財の薬師如来像、馬頭観音は、60年に一度の御開帳で見ることができなかった。

 蒲郡駅前の商工会議所のレストランで昼食をとり、蒲郡駅構内ナビテラスの会議室で句会を行なった。5句投句、5句選である。


  空蟬や赤錆しるき鉄兜      新井酔雪
  殉国碑読みゐる背につくつくし  安藤一紀

  峰雲の影の上往く浚渫船     伊藤範子
  廟灼けて小石の乾きとエンジン音 内田陽子
  八月や慰霊の山の草を抜く    長崎マユミ
  夏草や蹄鉄供ふ軍馬の碑     野島秀子
  下闇を抜けて札所に鈴鳴らす   廣中みなみ
  英霊の碑のもと蟬の穴あまた   松原和嗣


 八月や六日九日十五日 という俳句があります。広島忌、長崎忌、敗戦忌で、誰が詠んだ句か分かりません。しかし、15日を前にこの地を訪れることができてよかったと思います。

 
             


19.8.10 (5070)

この暑さ! まだまだ続きますね。夜風が心地よくなったことは嬉しいですが・・・・・・。 主宰のお勤めの大学も夏休みに入っているようですが、最近は、期末テストの採点をされたりと、忙しく!・・・・お元気に!頑張っておられます。

★「伊吹嶺」全国俳句大会は、投句を締切りました。そろそろ投句一覧の校正の作業に入られる頃でしょうか? 今年も参加者は、150名を越え!! 投句数は400句を越えるそうで、大きな会になると思います。既に、研修部は部長の内田さんの下で、大会の準備の為に、動いておられます。

★7月20日にこのページでお知らせをしました、道の駅「瀬戸しなの」の「夏の俳句コンテスト」は、90名を超える応募がありました。今日”賞”が発表されます。道の駅に入賞者の名前が貼り出されますので、心当たりの方々(?)は、道の駅に お立ち寄りください。 駅長さんは、「好評につき・・・冬の野菜を季語にして、コンテストを企画します」と!!  皆様 ご参加くださいね。
 (事務局 矢野孝子)

      


19.8.9 (5069)
◇◆ 第 179回 いぶきネット句会 (令和元年 8月)選句締切りのお知らせ ◆◇

明後日8月10日(土曜日)午後9時選句の締切りです。

締切りまでに、出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。

滋賀県の白鬚神社からすぐの 山際に、花崗岩で造られた33体の石仏があります。
鵜川四十八体仏(うかわしじゅう はったいぶつ)と呼ばれ、室町時代後半の阿弥陀さんだそうです。
48体のうち13体は大津市坂本の慈眼堂(じげんどう)の境内にあり、他の2体は、盗難にあい、現在は行方不明だとか。小さな羅漢さんなどは見たことがあるのですが、高さ150cmほどの阿弥陀さんに圧倒されるものを感じました。(哲半)

 今日は長崎に原爆が投下された長崎忌です。8月は鎮魂と祈りの時が続きます。哲半さんの写真の、その昔造られた石仏群も 祈りをささげているように見えますね。
 猛烈な暑さが続いています。昨日は少し気分が悪い時がありました。汗がこもるような感じでしたが、そのうち顔と髪から汗がぽとぽとと・・・
 明日から帰省の家族が来るので 落書はしばらくお休みをいただきます。m(__)m
(✩NORIKO✩)(614258)


19.8.7(5068

 
昨日6日は京都句会でした。
 京都駅に近い渉成園での吟行。
 全国的に暑さの続く中での吟行でした。
 渉成園は東本願寺の別邸であります。
 京都駅との徒歩往復をいれて都合1時間半の行動でしたが、この時はさほどの疲れはありませんでした。
 昼食後句会までの時間に余裕があったので、句会場のロビーで席題の句会を行いました。
 この句会で(慣れない頭を使ったのか)どっと疲れが出てしまい、個人的には本番の句会は大丈夫かなと危ぶまれたほどでした。

 吟行句河原地主宰選

  蝉しぐれ岩に座りて瞑想す   英子
  木の節に似し朝蝉のまだ鳴かず 悦枝
  窓を拭く京都タワーに大西日  俊雄
  弦弾くやうにあめんぼ戻りけり 英武




      (松井徒歩)

19.8.6 (5067)

★7月27日(土)の中日新聞夕刊に 栗田顧問の7句が掲載されました!!
加藤剛司さんがお知らせしてくださいました。有難うございます。
私の家は別の新聞のため 知りませんでしたが 皆さんはもうお読みになられましたか?

「無間地獄」(むげんじごく)と題した7句と 栗田先生の略歴と顔写真、下北の尻屋崎と恐山を訪ねられた折りの句作の背景の記事でした。そのうちの2句を紹介させていただきます。

  石一つ積む梅雨寒の恐山    栗田やすし
  硫気噴く無間地獄や梅雨烏   栗田やすし

★8月11日(日)は伊吹嶺句会です。 名古屋駅前イオンコンパスにて13時から句会開始です。
暑い中ですが、クーラーの効いた涼しい会場でお待ちしています。ふるってご参加ください!!

★8月18日(日)は、愛知同人句会です。投句締切は8月9日(金)必着です。メール投句の方は午後6時までにお願いいたします。


 台風が九州を通過しましたが、今日も暑いですね。
今日は 広島忌。大体この日は家に居るので朝8時からテレビを見て黙祷をします。
この暑さの中、今日と同じような青空の下、爆心地はいかばかりだっただろうかと思うと心が痛みます。

 全英オープンでの渋野日向子選手の優勝は 明るい話題でした。高校野球も始まりました。愛知は初戦敗退残念でしたが、個人的に 去年金足農に9回裏サヨナラ負けした近江高校、滋賀県を勝ち抜いてきた林投手に注目しています。暦の上では立秋が近いのですが、実際は猛暑本番です。体調にはくれぐれもお気を付けくださいね。

  昨夜の雨木々洗ひたるヒロシマ忌   松永敏枝  『伊吹嶺季寄せ』より

        (✩NORIKO✩)(613943)


19.8.5 (5066)

 酔雪さん、中日新聞夕刊に 栗田先生の句集『半寿』の記事掲載とのこと、有難うございました。自然体の笑顔の栗田先生の写真、良いですね。

鈴木英子さんから、大変な体験談のメールをいただきました。

・・暑い・暑い・・

伊吹ネットの皆さま知立句会の鈴木英子です。
猛暑が続きますね。鬼の霍乱といいますが、3日に、軽い熱中症になってしまいました。ほんの些細なことで、朝、庭の草取りをしていて、いつもは30分ぐらいでやめるのですが、前日より少し暑さが軽かったので、1時間して辞めました。

 当初は何ともなかったのが、2時間ぐらいして何か変だと思いました。めまいと吐き気がして、それからは不調となり、静かにしていました。食欲はなくス
ポーツドリンクを薄めて飲みました。その夜は不快なまま就眠しました。医者もいかず、薬も飲まずにすみました。

 後で思うに、いつもだったら、汗が噴き出してシャツがびっしり濡れるのに汗がほとんど出なかったです。水分もあまりとらなかったように思います。

今は食欲もあり、元気になりました。過去、同じような経験が2度ほどありましたが、すぐ回復したと思います。皆様も十分ご注意を、油断は禁物です。この暑さは異常です。私の場合は軽くて済みましたが、命取りになるところでした。(鈴木英子)+++++

 英子さ~ん 2度、3度と熱中症寸前でしたね。毎日テレビの画面端に 高温注意報が出てくるようになりました。この暑さ、皆様も草取りには十分お気を付けくださいね。スポーツドリンクは薄めて飲むのが良いと聞いたことがあります。私は怠け者なので、極力外に出ないように また昼寝ばかりしています・・・・(✩NORIKO✩)

    施肥の紐食ひこむ肩や油照    藤田岳人   『伊吹嶺季寄せ』より
 


19.8.4 (5065)

 昨日、3日(土)の中日新聞の夕刊に、栗田やすし先生の記事が掲載されました。
 タイトルは、

  
第5句集『半寿』を刊行 沖縄への思いを込めて

です。ここに紹介します。(新井酔雪)(613672


  栗田やすし先生の
     第5句集『半寿』が
           夕刊で紹介!!


 記事の内容は、栗田先生の句歴と句風、句集『半寿』、俳誌『伊吹嶺』創刊とインターネット、ご両親、沢木先生と細見先生、沖縄と戦争、俳人協会でのお立場と仕事、碧梧桐研究などです。内容が多岐にわたっており、それらがない交ぜとなった文章ですが、読後、爽やかな印象を受けました。

 栗田先生のご家庭での様子や今後の取り組んでいく方向もうかがわれていて、大変興味深く読むことができました。そして、素敵な笑顔の写真が掲載されていました。


 
★詳しい句集の紹介は【こちら】をクリックしてください。


19.8.3 (5064)

 今日も全国的に35度以上の猛暑日の所が多いようです。水の事故、熱中症にお気を付けください。
今日から 安城市で七夕祭り 郡上で郡上おどり 長良川花火大会などあるようです。

先輩から 月刊誌『俳壇』に入選の富田さんの句を報せていただきました。有難うございます!

★今瀬剛一選 秀逸  春の島喪服一団船を降り      富田範保
★山田貴世選 秀逸  花三分赤いポルシェが人を待つ  富田範保
★加藤耕子選 佳作  帆を傾げ人を傾げてヨット駆く   富田範保


 富田さ~んおめでとうございます!

 哲半さんからの 投句締切のお知らせです。

+++++いぶきネット句会のみなさま

■ 第 179回 いぶきネット句会 (令和元年 8月)投句締切りのお知らせ ■

 
明後日、 5日(月曜日) 午後9時締切り です。 早めにお送りくださるようにお願いいたします。

先日、奥琵琶湖方面へ行ってきました。目的は、四足門と呼ばれているこの門を一度見たかったからです。

この門、中世(鎌倉~室町)の時代に惣(そう)と呼ばれる自治的村落が形成された頃からの門で、村と外界を区別していたそうです。200年にわたって、隣村と田んぼを取り合ったことなどが『菅浦文書』として残されているそうです。(哲半)+++++


中世からの四足門ですか、良いものを見せて頂きました。『菅浦文庫』は知りませんでしたが、記録に残っているものから 歴史が見えてくることを感じますね。有難うございます。

先日 子規の草花帖を検索していたら、果物帖ともども国立国会図書館が「デジタルコレクション」としてデジタル化していて、居ながらにして閲覧できることが分かりました。

(✩NORIKO✩)(613523)


19.8.2 (5063)
 
+++++ 暑中お見舞い申し上げます。

8月1日の朝・昼・夕方・を撮影してみました。
大夕焼けの玄界灘が黄金に染まるさまは圧巻です・・・
8日は立秋なのに、これからが真夏のようですね。
熱中症にお気を付けて 下さい。              (樹炎)+++++    

 樹炎さんから 様々な空の写真を送っていただきました。綺麗ですね~!(✩NORIKO✩)

     四方より雲の峰湧く草千里    つのだひろこ   『伊吹嶺季寄せ』より

  

19.8.1 (5062)
 
☆.。.:*・☆暑中お見舞い申し上げます☆.。.:*・
 8月になりました。今週の天気予報は 全国的に高温になるようですね。くれぐれもお身体にお気を付けください。日中は体温越えの予報が 愛知三重岐阜に出ています。

★いぶきネット句会の投句受付は 8月5日 午後9時です。遅れないよう宜しくお願いします。
★HP俳句会の投句受付も始まりました。締切は8月15日午後9時です。 ふるってご応募ください。
 今日も樹炎さんから送っていただいた 写真をご覧ください。元気がもらえそうな赤ですね。
(✩NORIKO✩)(613294)


19.7.31 (5061)
 急に暑くなり 熱中症の予防を盛んに放送しています。愛知で亡くなった人が出ました。
あまりの暑さに、夜の冷房2時間タイマーをしています。夜通し冷房でも良いそうですね。

 関東支部の橋本ジュンさんから 吟行と句会の活動の様子をお知らせしていただきました。
私も以前参加させていただいたことがありますが、全句に感想をいただけることと 句会後の反省会が楽しいですよ。
ご都合の合う方は是非ご参加してはいかがですか?
  (✩NORIKO✩)(613188)

************
関東支部の欅句会は毎月第4土曜日に開催。午前中に都内を吟行し、午後に句会を行っています。
7月27日(土)の吟行は、上野の不忍池(しのばずのいけ)。写真ように不忍池は、いま蓮の青葉でびっしりと覆われています。折しも台風が直撃しそうな天気図でしたが、なんとか傘もささずに吟行できました。風で波打つ蓮青葉や、青葉の中で揺れる紅蓮のひかりから、夏の盛りを感じました。
鈴本演芸場の近くの老舗で蕎麦をすすった後、午後から本郷三丁目の句会場で定例句会。持ち寄った当季雑詠5句に加え、当日吟行の3句を投句。選のあった句はもちろん、選の入らなかった句も全ての句について意見交換し吟味します。
句会後は、これも楽しい恒例の反省会。今回は馬刺に舌鼓を打ちました。
どなたでもご参加になれます。上京の折には、ぜひ声をおかけください。

橋本ジュン 090-3454-9348    birdlandjazz@mac.com
************


  

19.7.29 (5060)
 
 蝉が地上での存在感を示すかのように 短い命を精一杯鳴き尽くしています。昨日も暑い一日でした。
★いぶきネット句会報が、切子さんから配信されました。哲半さんから 8月の投句、選句の案内も届きました。
HP俳句会の講評がアップされました。句作の参考になさってください。

★「伊吹嶺賞」応募締切は7月末日です。最後の追い込みの方もいらっしゃるかと思います。
宜しくお願いします!!

★伊吹嶺全国俳句大会の投句締切も7月末日です。こちらもお忘れなきよう宜しくお願いします。

樹炎さんから写真を送っていただきました。
俳句は勿論 華道や陶芸や絵画、さらにカメラの腕前もとても素晴らしいので驚くばかりです。落書のために いつもカメラをもってお散歩していただいています。

   底紅や黙ってあがる母の家   千葉皓史  『俳句の花図鑑』より

  

(✩NORIKO✩)(612955)



19.7.27 (5059)

 
梅雨明けと思ったら直ぐに台風がきました。午前7時ごろ三重県南部に上陸と放送していました。
愛知は雨ですが・・・進路図では愛知も圏内です。皆様ご注意ください。(✩NORIKO✩)

樹炎さんからお便りと写真をいただきました。いつも有り難うございます!

+++++「梅雨明け」
  遅い梅雨明けを待ち構えたように、台風が接近しています。
気温も尋常でなく、不気味さを感じますね。
 
マンションから見える朝日、散策の並木に蝉の声、あおむいて見ると
青い空、青い木の葉 むぎわら帽子にオシッコ・・・暑くなりそう。

夫と缶コーヒーを開け、川の手すりにもたれ
早朝のゲートボールの歓声を横目に少し休息。

近くの高架橋を筑肥線がすれちがう音、鳩が群れ立つ羽ばたき、
大型のスーパーマーケットを一巡りすると、約3千歩
生垣に咲く芙蓉・しもつけの花・足元に乱れる 猫じゅらし・
日々発見のこの頃です。
                (八尋樹炎)+++++
   

      
開かんと青味帯びたる白芙蓉  中川幸子 『伊吹嶺季寄せ』より  
   
  

19.7.26 (5058)

   
★☆★第19回たんば青春俳句祭の募集要項発表!!★☆★

 令和元年11月9日(土)俳句ラリー、公開選句会、表彰式が行われます。
事前投句の締切は 令和元年9月13日
です。

 自由題2句までで 郵便、FAX、メールでの応募ができます。

丹波市のホームページ 募集要項パンフレット 投句用紙は
以下をクリックしてご覧ください。


【丹波市第19回たんば青春俳句祭】
  

【募集要項】

【投句用紙】


 丹波は細見綾子先生の故里、青春時代を過ごされた場所です。みなさ~ん ふるってご投句ください。
投句用紙はプリントアウトしてご利用できます。   (✩NORIKO✩)(612598)



19.7.25 (5057)

  ★令和2年版 俳人協会編「俳句カレンダー」お申込について

来年度の俳句カレンダーの申し込みにつきましては 
「伊吹嶺」7月号91ページに掲載されています。

伊吹嶺カレンダー係(武田明子さん)へなるべくグループでまとめて 早目にお申し込みください。

 栗田やすし顧問の句も 掲載されます。

今年のカレンダー7月号に 河原地英武主宰の句が掲載されました。

     花茣蓙につめて座れり落語会   河原地英武

(✩NORIKO✩)

19.7.24 夜(5056)
 今年一番の暑さでしたが 関東などではまだ梅雨明けとは言えないらしいと気象予報士が言っていました。
え~?と思いました。不思議な年です。でも今日は本当に暑かったです!皆様体調にお気を付けください。

 月刊誌角川『俳句』8月号に、栗田やすし顧問の句集『半寿』の特集記事が掲載されています。
句友からお知らせをいただきました。

 栗田やすし句集『半寿』特集

★発刊に寄せて「鎮魂と追憶」 と題して 栗田顧問の文章
★栗田やすし小論 「今何を詠まなくてはならないか」 と題して   
 伊藤伊那男先生による文章が寄せられています。
★句集から『半寿』掲載句の抜粋
★「一句鑑賞」 のページには、
 柏原眠雨先生、小島健先生、荒井千佐代先生、
 三浦加代子先生、河原地英武主宰、加藤かな文先生の一句鑑賞が掲載されています。
 加藤かな文先生と 河原地主宰の一句鑑賞は 偶然
 「ふるさとに旅人めきし冬帽子」で重なっていました。

 皆様機会がありましたら是非お読みください。

 また、「令和俳壇」に次の方々が入選されました。おめでとうございます!

★星野高士・井上康明  秀逸
  水甘しまだ抜けきらぬ春の風邪   加藤ゆうや
★山田佳乃 佳作
  お早うと顔近づくる金魚玉     加藤ゆうや
★朝妻力 佳作
  ポッキーの空き箱に摘む土筆かな  加藤剛司

  写真はヒマラヤトラノオです。(✩NORIKO✩)(612415)

19.7.23 朝(5055)

 三重県にお住いの国枝隆生様より「御在所ロープウエィ・ジュニア俳句ingの開催」の案内が届きました。国枝さんは選者をも務められます。ここに紹介いたします。(新井酔雪)(212210

  御在所ロープウエィ・ジュニア俳句ingの開催

 例年、年4回一般対象の御在所俳句ingを募集していますが、今年は御在所ロープウエィ開通60年を記念にジュニアに限定した俳句を以下の要領で募集します。

1 開催期間  夏休み期間:7月20日()~9月1()
        冬休み期間:12月24日()~1月6日()
        春休み期間:3月26日()~4月7日()
        今回はその夏休み期間の案内です。

2 対象者  小学生、中学生

3 投句方法  一人2句まで投句
 ・投句先はロープウエイ湯の山温泉駅キップ売り場、御在所山上ござい
  しょ自然学校の2個所。
 ・郵送の場合既定の応募用紙を封筒に入れて郵送。
  郵送先:〒510-1233 三重県三重郡菰野町湯の山温泉
      御在所ロープウエィ(株) ジュニア俳句ing係 宛

4 表彰  最優秀賞1点(ロープウエイ招待券4名分)
      優秀賞1点(ロープウエィ招待券2名分)
      入選5点(ロープウエィオリジナルグッズ:クリアファイ
           ル、文房具等)


5 審査と発表  選者:国枝隆生(「伊吹嶺」同人・俳人協会幹事)
 各シーズンの募集期間終了後2週間以内に御在所ロープウエィHP
 発表。その後入賞者に賞品発送。

6 HP案内  https://www.gozaisho.co.jp/news/60thhaiku/ 
        ここから投句用紙もダウンロード出来ます。

7 問い合せ先  御在所ロープウエィ(株) TEL:059-392-2275


19.7.23 (5054)

 昨日は夕方土砂降りの夕立ちがありました。今日は暦の上では「大暑」ということです。
去年はとても暑かったですが 今日は東日本で激しい雨の心配があるとか。
 冷夏になるのでしょうか。気になりますね。 (✩NORIKO✩)(612208)

  窯の熱足よりのぼる炎暑かな    梅田葵 『伊吹嶺季寄せ』より


19.7.22 (5053)

  
7月21日(日) 愛知同人句会!!

 昨日、21日(日)の午後1時より、7月の愛知同人句会が行われました。
 参加者66名、不在投句6名でした。
 栗田先生は10句選句、河原地先生は15選。両先生からは、選句された句の良い点を説明していただきました。そして、選外のよい句の紹介、問題のある句の指導をしていただきました。特に主宰からは、言葉の意味とイメージを正確に捉えて作句するようにという指導をいただきました。両先生ともに説明や指導がとても具体的で分かりやすかったです。

 最後に投句一覧を作成している係から質問がありました。「歳時記に載っている季語『蟬、鶯』は旧字、『蛍』は新字になっている。今回一覧表を作成するにあたって、「蝉」は歳時記に合わせて旧字の『蟬』に統一した。『蛍、螢』は統一しなかった。今後どうしたらよいか。」
 主宰は、「基本的には歳時記に従うわけだが、国語は時とともに変化するので、一概に歳時記どおりでなくてはならないということではない。」とのことでした。顧問は、「句の内容に合わせて、旧字にするか、新字にするか検討する必要がある。また句集を編む場合などは、統一する必要がある。」とのことでした。
 歳時記の季語になぜ旧字と新字があるのかという疑問は、加藤ゆうやさんに教えてもらいました。「蛍は常用漢字、常用漢字は全て新字。蝉と鴬は常用漢字外、常用漢字でない漢字は旧字で表記する。」とのことでした。なるほどと納得しました。(新井酔雪)(612112

 連絡事項として、次の3点がありました。
・全国俳句大会のあらましと投句の案内(内田陽子さん)
・「御在所ロープウエイ開通60周年記念 ジュニア俳句ing」募集の案内(国枝隆生さん)
・俳人協会愛知県支部秋季大会「西尾俳句大会」の案内(係から案内配付)


19.7.21 (5052)
 
朝から蝉が鳴いています。蝉の声と共に気温も上昇するような気配がありますね。

★HP俳句会(第241回)今月の最高得点句が決まりました。おめでとうございます!

  パレットに搾り切る青夏惜しむ  伊奈川富真乃さん(新潟県)

講評は少しお待ちください。

 安曇野の植物園で ヒマラヤの青い芥子 駒草を写しました。

  駒草に石なだれ山匂ひ立つ  河東碧梧桐 『俳句の花図鑑』より(✩NORIKO✩)(611950)

 

19.7.20 (5051)
 事務局の矢野です。
各地で豪雨の被害が出ているようです。皆様のお住まいの辺りは大丈夫ですか?
被害の無い事を 祈るばかりです。
 
 主宰は そろそろ夏休みを迎えられると思いますが、来週は試験期間とか・・・・・
最近の 動向を伺いました。以下のメールを頂きました。

 

 +++++
 すこし宣伝をさせていただきます。

『俳壇』20198月号の172頁と173頁に私の記事「月間日記――俳人たちの日常」が掲載されています。
機会がございましたらご覧ください。

「伊吹嶺」7月号の「主宰日録」をもうすこし詳しくしたものです。

ところで「主宰日録」には、わたしが最もエネルギーと時間を注いでいることが省かれています。
それは「伊吹嶺」に掲載するための「遠峰集」と「伊吹集」の選句です。
毎月ほぼ1週間、空いている時間を利用しながら選に集中しています。
現在も選句の最中です。今日で勤務先大学の前期の講義が終わりましたので、いくらか気持ちにゆとりができました。

この時期は、伊吹嶺賞応募に向けてラストスパートをかけている方もおられることでしょう。
皆さんの力作を楽しみに待っております。     (河原地英武)+++++



 
★私の住んでいる瀬戸市の「道の駅・しなの」で 俳句コンテストが行なわれています。
予想を超える応募があるようで、「伊吹嶺」の事務局で、選句のお手伝いをさせていただくことになりました。
地元の野菜や<瀬戸豚><瀬戸焼きそば>等の食品、地元の陶芸作家の作品(別棟)も販売しています。 
 近くでは、陶土を掘っている光景や岩屋堂の滝(車で10分くらい?)も見る事が出来ます。
俳人には 嬉しい場所と思います。是非!! お出かけ下さい。
詳細は、 以下です。   (矢野孝子) 

道の駅瀬戸しなの 夏の俳句コンテスト

俳句を応募して商品をゲットしよう!
期間:7月1日(月)~31日(水)
お題:夏野菜 一人2句まで
場所:情報施設に投票箱があります
商品:駅長賞、生産者の会賞、金賞、銀賞、銅賞、佳作賞
     商品は見てからのお楽しみ!
発表:令和元年8月10日(土) 「道の駅・しなの」にて!! +++++

『俳句四季』8月号「四季吟詠」に多くの仲間が入選しました。
特選の大島知津さんはじめ皆おめでとうございます!



★下里美恵子選
特選  ふらここの下青空の水たまり   大島知津
秀逸  舎利殿を花の四方へ開け放つ   中斎ゆうこ
    やはらかき畦に膝つき土筆摘む  横井美音
    城垣の反りのびやかや初燕    久野和子
    窯跡の蒼き陶片風光る      朝倉淳一
    見るだけの料理番組四月馬鹿   加藤弘一
    元号を正座で聞けり花の昼    加藤剛司
    冴え返る三和土に落す鍵の束   足立サキ子
    山あひに廃れし駅舎初蝶来    服部鏡子
    山茱萸の咲き継ぐ径や海はるか  長崎マユミ   
    さくら愛で石垣讃へ大手門    児玉美奈子
佳作  手作りの上履き入れや母子草   高柳杜士
    母の忌や白木蓮に雨静か     鈴木真理子
    草刈つて棚田への道ひらきけり  谷口千賀子
    悠久の木曾の流れや花筏     田嶋紅白
    一畝は供華の菊苗飛鳥寺     国枝隆生
    へび穴を出て背の縞のばしをり  荻野恵子
    花疲れ湯気やはらかきハーブティ 奥山ひろ子
    春愁や認知症科を受診して    森 靖子
    撫でて読む化石の句碑や春ならひ 磯田なつえ
    砦跡見ゆる城跡桜の芽      平松公代
    御堂より十三詣りの読経洩る   松平恭代
    雑木山うすもも色に芽吹き初む  鈴木英子
    小流の響く畦道下萌ゆる     日野圭子   
    春光や紙飛行機の宙返り     山口茂代
    桜東風天守閣より伊吹山     市川あづき
    春疾風押し分けタンカー伊勢湾へ 安藤一紀
    近づけばひばり鳴き止む一揆の地 若山智子
    
※記載洩れがありましたら お知らせください。


 
写真は 樹炎さんから送っていただきました。

    

サロマ湖、メルヘンの丘、はまなすの花だそうです。

(✩NORIKO✩)

    

19.7.19 (5050)
 
 終業式が近づきましたね。地方局では瀬戸市ではエアコン取り付けが間に合わず1週間早く夏休みが始まったというニュースがありました。
 孝子さんからお便りと 加藤剛司さんの写真を送っていただきました。
剛司さ~ん有難うございます!


+++++
 近所の玄関に 朝顔の鉢が置かれています。小学生が持ち帰った
観察用の朝顔と思います。夏休みが近い!事を実感する風景でもあります。
小学生が自分で名前を書いたのか・・・・平仮名が読み取れませんが、
毎朝 元気に咲いています。


 ★7月ももう半ば! 「伊吹嶺賞」の 締切りが近づきました。7月末日の消印のものまで受付けます。
と、あります。お迷いの方は、未だ間に合います。是非!応募を!!
 
 ★『俳句四季』の 応募は、7月20日が締切りです。今月の応募句の
選者は、下里美恵子さんが担当のお一人です。綴じ込みのハガキをお持ちの方、
お忘れではありませんか? 

 写真は、夕べ 俳句仲間で名古屋にお住まいの加藤君が送って下さいました。

                          (矢野孝子)

+++++

こんばんは。
先ほど通りすがりに、栄の三越前での路上ライブ見てきました。オルタナティブロックという
ジャンルのアマチュアバンドでしたが、演奏はとても上手でした。特にギターが伸びやかで
涼しげで、ちょうど頭上の「梅雨の月」とぴったりはまった感じでした。(加藤剛司)+++++


     梅雨の傘教員室の床よごす    河原地英武   句集『火酒』より

 

(✩NORIKO✩)(611670)  

19.7.17 (5049)

 
15・16日の両日 いぶきネット句会のチャットによる合評会が終わりました。文法や句の内容,
別案を示したりすることは勿論ですが 知らない場所や名所旧跡など教えていただけたり、会員さんが全国(日本列島の大きな四つの島?)にお住まいなので 興味深いことがたくさんあります。
 伊吹嶺HP俳句会の一覧もアップされ ただいま選者が選句中です。発表を楽しみにお待ちください。

そういえば今日は父の誕生日でした。大正15年は短かったと聞いています。父の誕生日の一句でも作っておけばよかったと思っているところです。
(✩NORIKO✩)(611455)


19.7.16 (5048)

 
三連休のお天気 すっきりしませんでしたね、梅雨明けはいつになるのでしょう? 
京都でも祇園祭ですが博多の祇園山笠のニュースも放送していました。 
樹炎さんから写真を送っていただきました。
  

 +++++  「博多祇園山笠」
昨日、「博多祇園山笠 」追い山の最終日でした。
私は出かけませんでしたが、友人に貰った写真を見て下さい。
お天気も上々で博多男の熱気 むんむんですね。「ホイサ・ホイサ〜〜〜。
ご笑覧下さい。  
                 樹炎 +++++  
   
 
追山笠と書いて「おいやま」と読むことは 俳句を始めて知りました。

    追山笠や男ひたすら前へ前へ    伊藤範子  平成25年作  (✩NORIKO✩)(611323)

  

19.7.15 夜(5047)

皆さま、俳人協会編「俳句カレンダー」の申込の案内が届きました。来年の俳句カレンダーには、栗田先生の俳句(揮毫)が掲載されています。奮って申し込みください。詳しくは、『伊吹嶺』の7月号91ページをご覧ください。(新井酔雪)(611203

  令和2年版 俳人協会編「俳句カレンダー」の申込案内


体 裁 月別 表紙とも13枚綴り壁掛け用
内 容 表紙 石田波郷(2句立て)
    有馬朗人・栗田やすし・松岡隆子・本井 英
    片山由美子・内海良太・藤田直子・後藤比奈夫
    高橋悦男・南うみを・増成栗人・伊藤敬子
    鷹羽狩行・今井 聖・吉田千嘉子・鈴木貞雄
    若林杜紀子・鈴木しげを・渡邊千枝子・深見けん二
    *表紙を含み514句掲載、ジュニアの俳句9句掲載
頒 価 1200円  *送料 700円
申込先 伊吹嶺カレンダー係  武田明子
    〒457-0014 名古屋市南区呼続1-3-36 1202
    TEL・
FAX 052-822-4537

*申し込みは、句会あるいはグループでまとめてください。
*数に限りがあるので、早めに申し込みください。


19.7.15 (5046)
 海の日ですね。本来は7月20日だったそうですが、祝日を月曜に移動して、連休が増えました。
意外なことに例年より気温が低いようです。お米の出来はどうでしょうか。
先週、「伊吹嶺」7月号が届きました。全国俳句大会の案内と 投句ハガキの綴込みがあります。
投句締切は 7月末日です。皆様お忘れの無いように ふるってご参加ください。
 服部鏡子さんと大島知津さんによる「新同人競詠鑑賞」も読みごたえがあります。

 愛西市(旧立田村)の蓮を見てきました。何年かぶりでしたが、今回土手に山羊が二匹いて、草を食んでいました。私が着いた時も帰る時もいつまでもいつまでも食べていました。草が大好きなんですね~ それともなかなかお腹いっぱいにならないからでしょうか。(✩NORIKO✩)(611127)

  てのひらに蓮の紅玉つゝみたし     沢木欣一   句集『往還』所収

  

19.7.12 夜 (5045)
 急に蒸し暑くなりましたね。樹炎さんから写真とお便りをいただきました。
西瓜も樹炎さんのお宅にあると こんなにも素敵になりました。 皮が薄くて実に美味しそうです。

+++++ 「 西瓜の思い出 」
 夏と言えばスイカです。
スイカの美味しい季節がやって来ました。
最近は少人数のためか?冷蔵庫に冷すためか?小玉西瓜が増えました。

どうせ食べるなら、甘くてみずみずしいスイカを選びたいところですが、
試食して見るわけにもいかず、なかなか見極めが難しいですよね。

昔から指先で叩いて自分なりに納得していますが、・・・
果たして、その音が正解なのか解りませんね。

昭和の子沢山時代には、大きい西瓜を競うように買い、井戸水で冷したものです。
目隠しして、西瓜割りや食べ競争、種飛ばしなどした夏休みが昨日のようです。

                           八尋樹炎+++++



 私は真夏(といってもお盆の最中)に生まれて 母がスイカばかり食べていたようで
私もスイカ大好き人間です。赤い部分はぜーんぶ食べて、皮だけ残すのを競っていました。
井戸水をバケツに汲んで 程よい冷たさが美味しいですね。冷蔵庫でビールのように冷やしてはだめですね。
(✩NORIKO✩)(610837)

19.7.11 夕(5044)

 樹炎さんから 海までの散歩で出合った風景を送っていただきました。いつも有り難うございます!

 +++++ 「海を見に」 
 遅い梅雨入りで、 まだ梅雨明けではありませんが、
昨日 潮の干満をする近所の川を海まで約1キロ歩いてみました。
川は海沿いまで人家が連なり(合歓の花)が満開です。

遠くから川と海の間に「潮止水門」を発見!
(防潮水門)(水位調整水門)の役目をしているのでしょうか。

薄曇りの海と空が開け潮の匂いに包まれました。
水門の橋脚や周辺護岸等に牡蠣殻 が付着しています。
これで納得、エイやボラが満潮に入るわけです。       八尋樹炎+++++


   乳牛の角も垂れたり合歓の花      河東碧梧桐   『俳句の花図鑑』より
   
  

19.7.10 (5043)
愛知同人句会の投句は、7月12日(金)が締切(必着)です。メールの方は午後6時までです。
 お忘れの無いように 宜しくお願いします。

HP俳句会の投句受付中です。締切は15日午後9時です。多数ご投句ください!!(NORIKO

19.7.9 (5042)
 新暦の七夕が終わりました。今日は曇り空で涼しさを感じています。
いぶきネット句会の一覧が 6日に配信され、会員さんがお住いの、平塚の七夕の話題や
愛媛地方紙に「AIが詠む恋の俳句」についての記事もMLにて教えていただき、
チャットを前に盛り上がっています。

 関東支部の橋本ジュンさんから記事と写真をおくっていただきました。有難うございます!
朝顔の鉢、壮観ですね!(✩NORIKO✩)(610377)


***********
毎年この時期に、関東支部と静岡支部では合同鍛錬会を実施しています。
今年は、7月7日、入谷の朝顔市にて、蒲郡句会からも参加を受けて合同鍛錬会を開催しました。
あいにくの梅雨空でしたが、静岡から11名、蒲郡句会から9名をお迎えし、関東支部ではしなの句会からの2名の参加もあり、総勢30名と盛況でした。
雨にもかかわらず、朝顔市はとても賑わっており、車道にまではみ出した鉢がずらりと並んでいる中を歩きました。
柘榴の青い実が沢山生っている鬼子母神の境内の中にも朝顔の鉢が並び、御守りを授ける時の切り火の音が続いていました。
近くの会場で句会を行いました。最高得点句をご紹介します。

 朝顔市濡れて出を待つ万の鉢  なつえ
 朝顔や寺に軒借る似顔絵師 一成
***********

  



19.7.6 (5041)
 
今日車のエンジンをかけたら 「7月6日はサラダ記念日です」と喋りました。

<「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日   俵万智>

 広島県で1年前 土砂災害がありましたね。追悼式が行われたそうです。
樹炎さんからお便りと写真を送っていただきました。最近九州地方も大雨が多いですね。
これも温暖化の影響でしょうか。そして日本が亜熱帯化している??などと思ってしまいます。

+++++

 九州の南部で災害級の大雨になりました。
梅雨入りも遅く、気象異常に恐怖を覚えます。

 九州南部一帯に厚い地層として分布する シラス (地質)火山灰であるため、
土砂災害も半端ではありません。今後も危険をはらんでいます。
繰り返される災害に命を亡くされた お方もあり冥福を祈ります。
   
1日2回、ゆるやかに高くなったり低くなったり、
潮の満ち引きする川を散歩すると、思わぬ生き物に出会います。
昨日は(ボラ)の集団、引潮時には(亀)が浅瀬をのんびり歩いていました。
ご笑覧下さい。
                    八尋樹炎+++++

   亀の子の潜む気配や螢沢    清水弓月   『伊吹嶺季寄せ』より


  

 昨日の落書で 黒色と青色の変換が上手くできず すべて黒にしました。
以前もそういうことがあったようです。原稿といえる編集ページでは色指定出来てもアップロードすると違う色が混ざることがありました。コンピューターの基礎的なことが分っていない私ですので、ホームページビルダーは、なかなか難しい相手です。
私の入力間違いもあるかもしれません。その時はお報せください。
(✩NORIKO✩)(610063)


19.7.5 (5040)
 
大雨は東海地方はさほど被害もなく過ぎていき、ホッとしました。
鈴木英子さんからお便りをいただきました。ありがとうございます!

+++++
   「私たちの巣はどこ?」

 伊吹ネットの皆様、知立句会の鈴木英子です。今年の梅雨は荒梅雨模様で、よく降りました。
ちょっと哀れな燕の話です。

 私は、お稽古の弟子たちが通ってくれる時に、駐車場が足りないので、すぐ近くの家が空き家になっていて、そこの駐車場を2台分借りています。しかし、この度、その家は取り壊されて更地にされました。

 その家の車庫の梁に毎年燕が巣を作って雛をかえしており、私は楽しみに見守っていました。取り壊しの工事は6月の初めから始まり、燕は雛育ての後半だったようです。親燕は当然どこかへ行ってしまいました。多分雛はつぶされたと思います。

 工事は6月の半ばに終わりました。このあいだ、梅雨の中休みの時、私が早朝ごみ出しの時のことです。その空き地の巣があったと思しき地面に、燕の親鳥が2羽いるではありませんか。水を飲んでいるようでもあり、その地面を離れません。私はかわいそうに思いましたが、見つめるだけでした。この親鳥は来年はどうするのでしょうか。燕というものは私は空を飛んでいる時か、電線に止まっている姿しか見ません。辞書で調べましたが、燕は水を飲む時でも飛びながら、口に入れるそうです。地面に居る燕は初めて見ました。

 私の息子は、人間の都合で巣を壊し、燕がかわいそうだと言います。しかしその家は50年前にその地に建てられ、その後燕が住み着いたので、どっちがどうとは言えないと思いました。何にしても哀れなことではあります。
 さて、燕について
*燕一般・燕来るは春の季語  *燕の子、二番子などは夏の季語  *燕帰るは秋の季語
二番子の見分け方を俳句の先輩から教わりました。
 なお、私の弟子たちの駐車場は、その大家さんが空き地を貸してくださっています。  (鈴木英子)
+++++


   売家札貼られし軒に燕の子    田中さくら   『伊吹嶺季寄せ』より


 近所のマンションの一階のパン屋さんの軒に、燕の巣がありました。パン屋さんが店じまいし、燕の巣もなくなりました。母の生家は農家の間取りで 玄関を入ると燕の巣があり 毎年燕が来て、その時期には三和土に新聞紙が敷いてありました。家を建て直した年までのことです。今は農小屋に来ているのかなあ???今度聞いてみようと思います。
(✩NORIKO✩)(609926)

19.7.4(5039)

 おはようございます。九州で記録的豪雨、東海、東日本でも大雨のようです。皆さんお気を付けください。
留守中、アップしてくださった酔雪さん徒歩さん、記事を提供してくださった皆様有難うございました。

いぶきネット句会では6月の句会報も配信され、7月の投句期間となっています。
どなたでも参加できるHP俳句会は7月15日が投句締切です。

+++++
いぶきネット句会のみなさま

■ 第 178回 いぶきネット句会 (令和元年 7月)投句締切りのお知らせ ■

明後日、 5日(金曜日) 午後9時締切り です。 早めにお送りくださるようにお願いいたします。

昨日は、蓮をお目当てに法金剛院へ吟行でした。
蓮の他にも紫陽花や何種類もの花が咲いていましたが、桔梗もぐんと丈を伸ばしていました。
詠みたい気持ちもあったのですが・・・ 秋の季語だからと自分に言い聞かせていました。

源氏物語に登場する「朝顔」は桔梗を指すそうですね。(哲半)

 朝顔も、西瓜も秋、上野の西洋美術館でも木槿が咲いていました。季語分類のずれには悩みますね。
素敵な写真も有難うございました。(✩NORIKO✩)
(609810)

19.7.2(5038)

 今晩は、松井徒歩です。
 今日は京都句会でした。
 今日の吟行は、法金剛院。
 京都駅から嵐山方面への山陰線は半分以上は外国人でした。
 法金剛院の裏山は双ヶ岡と云い、兼好はこの山の西麓の地で『徒然草』を執筆したそうです。
 吟行は蓮の花が目当てでしたが、池の蓮はまだ咲いていなくて鉢の蓮の花だけでした。

  梅雨の蝶佛足石を離れざる  俊雄
  各々に名を負ひ蓮の花開く  悦枝
  朝の雨ためて蓮華の傾ぎたる 佳子
  蓮の葉の水転がして掌へ   英武



    松井徒歩

19.7.1 (5037)

 事務局の矢野孝子さんから原稿依頼がありました。よろしくお願いいたします。(新井酔雪)(609476

★いぶきネットの「購読申し込み」や「お問い合わせ」へメールが届きます。

 皆さ~ん! 「伊吹嶺」のホムページに目を止めていただきまして、有り難うございます。

 文字化けのメールが多く入ります。メールを頂いた方には、その日のうちに返信をするようにしていますが、4・5日しても返信メールが届かない時は、発行所へハガキで申し込んでください。
以下 発行所の住所です。 宜しくお願いします。

  〒525-0027  滋賀県草津市野村5丁目26-1
  伊吹嶺発行所 宛て  FAX 050-3737-8623

★小学生の孫との会話です。孫は今、サッカー少年になりました

 おばあちゃん、サッカーは季語? 半袖は? おばあちゃんと「プレバト」の特待生とどっちが俳句が上手?
  (言いたいこともありましたが、そこはサラリと・・・・テレビに
   出る程だから特待生の方が上手と思うよ!と答えました。)

 じゃあ・・・なつきさんは 俳句が上手?すごいの?
  (上手だけれど、もっともっと上手な人も 沢山いるよ。)

 「プレバト」が、俳句の話題の基準になっているのは、孫だけでも無いようです。
 以前は、句会に誘っても、聞く耳を持たなかった人たちが、「そうそう、プレバトでもそう言っていたね。」と、話の中に入って来て貰えるようになりました。
少なからず、句会への参加の切っ掛けになっていると思います。
「プレバト」に感謝!!です。
今後は、一過性で終わらないで、文芸としての俳句!に、定着して行くとよいですね。
(矢野孝子)
 


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