(2月号より)
「伊吹集」
(会員作品)の巻頭・次席・三席の作者および作品を紹介しています。
河村惠光(名古屋)
船頭の深き皺の手秋しぐれ
河合義和(稲沢)
酢の倉のいらかまぶしき秋日和
平千花子(那覇)
旋回すセイタカシギの赤き足
(以下は4句入選者住所順です)
菊池佳子(松戸)
背伸びして鴨の羽ばたく日和かな
金原峰子(蒲郡)
舞ふ父に子の足拍子花神楽
渡辺かずゑ(名古屋)
灯台を大きく回り燕去ぬ
本多俊枝(日進)
師の句碑に甘き煮豆や渡り蝶
佐々木和子(日進)
新北風や珊瑚の窪に島線香
工藤ナツ子(大府)
碧眼の飛び六方や村歌舞伎
岡田佳子(京都)
夢殿の裏に一畝秋桜
手登根博子(沖縄)
秋風にゆらりと回る風車二基
「山彦集」
( 課題句 課題:
立冬・大根引・落葉
)
特選3名の作品を紹介しています。
古賀一弘(小平)
テディベアに抱かれ眠る子冬に入る
松岡美千代(江南)
大根引く大根の形の穴残し
つのだひろこ(名古屋)
落葉降る名札ばかりの薬草園