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伊吹嶺落書  (10年12月からの最新版)(みなさんからのメールや出来事&ネット同人からのお知らせなど)

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22.12.31 (2292)
 「伊吹嶺」の新年号が配達されました。 今月は 配達が遅れる
かも知れないと  お聞きしていましたが・・・・ 皆様のお骨折りに
感謝です。 
 来年は <ぼちぼちの生活> と思っていましたが、皆さんの
熱意が 新年号から伝わって来て、姿勢を正して 「伊吹嶺」を
読んでいます。

 いぶきネットも、 皆さんの協力で滞り無く 進めることが出来、    充実した1年でした。 良い出会いも沢山ありました。 来年は、    また新たな気持で 皆さんと頑張ることが出来ると思います。
 宜しくお願いします。(孝子)

 
写真は、我家の干支の置物の引継ぎです。 同じ作家の作品ですが、寅は織部と
黄瀬戸釉です。 兎は灰釉です。 2体共 写真映りが良くないですねぇ~~



22.12.29 (2291)
 いぶきネット句会の会報を、担当の切子さんが配信してください
ました。これで、今年の行事は終りました。切子さん 1年間 有難
うございました。 又 来年も宜しくお願いします。
 この句会の会報には、会員の句が2句づつと、「よもやま通信」
として、毎月二人づつの エッセイが載っています。皆さんのエッ
セイは、トップページ 左上 <いぶきネット句会>から <い
ぶきネット句会たより>
で、ご覧いただけます。
 今年の 定例の行事は終りましたが、「伊吹嶺」のホームページ
は 年中無休です。
 
購読や入会の申し込み・ご質問・「落書」への原稿や写真
の受付等々 お待ちしていま~す。


 いぶきネット句会の幹事さんが、来年の句会のお知らせを 配信
してくださいました。 樹炎さ~ん 来年も、ほのぼのメールを、お願いします。(孝子)

  いぶきネット句会の会員の皆様  投句・選句・締切りのお知らせ

    「紙屑を燃やしてゐても年の暮」 細見 綾子

  今年もあと何日、押しつまって参りました。
庭の裸木に粉雪、霙、綿雪と雪の乱舞を眺めながら、来し方の一年を惜しみました。
新年を迎えるための準備は大変ですが、心弾むものがありますね。
皆さんにとってこの一年はどんなお年でしたでしょうか。
いぶきネットは新しい仲間にご縁を頂いて嬉しい年でしたね。
今日で、ネットのお知らせも今年最後となりました。この場をお借りして、
皆様 良いお年をお迎え下さいませ。
     
   「年の瀬や街行く男魚提げて」  山城 やえ

   「丹波黒豆ふつくら炊かれ年暮るる」 山崎 正夫

   
   さて、投句締切 1月1日(土曜日)から5日(水曜日)午後9時締切
      選句締切 1月6日(日木曜日)から10日〈月曜日)午後9時締切


                                ☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*  八尋 樹炎   *・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆.。

                   
 年の瀬は、身も心も温かいのが 一番ですね。  温かそうな写真を 考えましたが・・・・???   今年のクリスマスは、 名古屋名物 「味噌煮込みうどん」の昼食と、美術館で印象派の絵画を堪能(?)しました。 ささやかでしたが、満ち足りた1日でした。(孝子)

22.12.27 (2290)石崎宗敏さんインタビュー記事(ここをクリックして下さい)
 孫たちは、12月に入った頃から 「そんな事をすると サンタさんが来てくれないよ~~」と 親から言われると、すぐ良い子になっていました。クリスマスが終り サンタさんパワーも消滅しました。
 
 こちらも、サンタさんからのプレゼントでしょうか?(勿論 日頃の精進ですよね。) 我等が「伊吹嶺」の石崎さんが、 中日新聞の「中日俳壇」で、 年間最優秀賞をいただかれました。 佳作には、澤田さんの名前も出ています。 石崎さ~ん  澤田さ~ん おめでとうございました。(孝子)

  年間賞    
     
最優秀   グラマンの奇襲の記憶鬼やんま    石崎宗敏
         
     佳作     臥す母に寝巻買ひ足す年用意     澤田充子

 
 なお右の新聞記事は石崎さんのインタビュー記事です。小さくて読めないと思います。記事をクリックして下さい。拡大して読むことが出来ます。(隆生)


22.12.25 (2290)

 今日はクリスマス。といっても我が家はお二人様のクリスマスで何もありません。クリスマスの句と言えば、沢木先生の次の句が思い出されます。
   金銀ほどの幸クリスマス   沢木欣一
 ところで今月の中日俳句教室講義録が旅遊さんから配信していただきました。トップページの「中日俳句教室講義録」をクリックするか、【こちら】をクリックして下さい。昭和52年の角川賞選考座談会の発言です。沢木先生始め、選考委員の皆さん、一様に写生の重要性を発言なさっています。これは今の「伊吹嶺」においても基本です。気の聞いた言葉を使おうと意図が先行しますと、底の浅い句になることを肝に銘じたいと思います。是非この講義録を読んでご自分の作句に役立てていただきたいと思います。(隆生)


22.12.24 夜 (2289)
 クリスチャンではありませんが・・・・・・メリー ・クリスマス!
写真は、我家の近くの 聖カピタニオ女子高等学校の校庭に建てられた
馬小屋です。 12月に入ると、2メートル余の
高さの藁葺きの小屋が建ちます。真ん中の空
の籠の中に、今夜はイエス様が置かれている
と思います。(孝子)
                        
  ・クリスマスツリーや紙の星に雨 
                     加藤かな文

  ・クリスマスキャロルの中の五番街  
                     水田むつみ

  ・目刺みな眼をくもらせてクリスマス   秋元不死男


 「添削コーナー」へ、12月いぶきネット句会の添削例を アップしました。 ご覧下さい。

22.12.24 (2289)
 昨日は今年最後の「伊吹嶺」編集会議でした。2月号の編集と4月号の企画です。毎年来年の企画をどうするか栗田主宰のアイディアを始め、編集部で打ち合わせしていますが、「伊吹嶺」会員の皆さんに読んで貰える、また満足して貰える俳誌にしたいと常に考えています。現在会員の一部の方のご意見も取り入れていきたいと準備しています。
 トップページの写真は光晴さんからいただいた横浜の夜景です。今日のクリスマスイブ、今年もいよいよ押しつまってきました。私も今年の仕事は終わりましたが、年賀状書き、大掃除が待っています。その合間を縫って少しでも俳句の時間に充てたいと思います。
 なお「伊吹嶺」会員の皆さんには写真を得意にしている方もいらっしゃると思います。季節の写真がありましたら、上の「メッセージをお待ちしております」の手紙をクリックしてお寄せ下さい。(隆生)



22.12.22 (2288)
 12月のHP俳句会の選句結果を慢房さんが、アップして下さいました。今月の高点句は、 「縁側に母の揺り椅子石蕗日和」 愛知県尾張旭市・ 吉田正克さんの作品です。  吉田さ~ん おめでとうございます。 早速、賞品の「伊吹嶺」12月号を送らせていただきます。

 HP俳句会は、トップ画面を整理しましたので、右中ほどの「HP俳句会
(無料)詳細はこちらから」の1ヶ所から、入っていただく事になりました。 (HP俳句会を中止した訳ではありません。)
 
 HP俳句会・選句結果のページを下方へ スクロールしていただきますと、 旅遊さんの総評をご覧いただけます。今月も 2 3日で、アップしていただけると思いますので、楽しみにお待ち下さい。
 因みに、旅遊さんは、他にも、「中日俳句教室講義録」も纏めていただいています。 慢房さんは、21日の話題の野島秀子さんと「季語のある風景」を担当しておられます。動物に関する温かい文章です。
                                                         (孝子)



22.12.21 (2287)
 久々に、「伊吹嶺」の仲間の 野島秀子さんから お便りをいた
だきました。 野島さんは、伊吹嶺誌の「季語のある風景」に植物
に関する文章を寄せて(担当して)おられます。隔月ですが、楽し
くませていただいています。 名古屋市の東山植物園でボランテ
ィアガイドもされていますので、「伊吹嶺」の仲間も、植物園への
吟行の時には、お世話になっています。心強い存在です。
 
 右の写真は、野島さんの文章と 関係があるような・・・・・
無いような・・・・・ 東山動物園で亡くなった ライオンと キリ
ンの頭蓋骨です。ボランティアの方々が、子供達に 丁寧に
説明をされていました。 写真では、キリンの鼻先が隠れてい
ますが、丁度石臼のような擂り潰す形になっています。(孝子)


 ガイドに成り立ての頃(俳句も)、S句会をご案内させていただいたことがありました。「冬枯れで何もありませんが」、 と恐縮する私に、A先生は、「それも、それが好いんですよ!」と言われ、俳句の深さに気づかせていただいた 貴重な思い出があります。 そんな枯れ始めた園のおたよりを久しぶりに・・・。
 例年 武家屋敷門に立てる葦の門松は、12月14日にお目見えしました。 最近は月曜の園の休日に立てるようになり、立てるところが見られませんが、姉川の合戦場で立てて以来、尾張藩士の兼松家の習慣として続けられてきたと知れば、また一興です。 合掌家での「囲炉裏端で聞く昔話」は、12月はお休みで、来年1月23日(日)午後の予定。囲炉裏にくべられた粗朶の爆ぜる音や小さな炎を見ながら聞く昔話は、味わい深いものです。
 最後に、植物園のたよりですから、少しお花の話を。
 今、頻りに咲いているのは山茶花と冬椿、中でも侘助が見ごろです。 椿園は、種類も多く春にかけて、椿好きには楽しみな日々です。 時々、山茶花と椿の違いを尋ねられることがありますが、葉柄や子房に有毛(山茶花)か無毛(椿)かで区別がつきます。いちどルーペでご覧になってください。 寒さに強い方は、朝一でシモバシラ(シソ科)の氷結の様子を見にいらしてください。長くなりました。(野島
 

22.12.19 (2286)
 「西行伝説の里 恵那 短歌 俳句コンクール」で、我等が「伊吹嶺」の 篠田法子さんが 俳句自由詠の部で最優秀賞をいただかれました。 12月25日の表彰式に出席されるそうです。  法子さ~~ん おめでとうございました。(孝子)

      最優秀賞  ・恵那山の影濃き日和稲を刈る     篠田法子 



22.12.18 (2285)
 昨日は、「伊吹嶺」愛知支部の同人句会でした。 月に一度、主宰の指
導を直接受ける事の出来る貴重な時間です。 今月は、50人の同人が
参加しました。 皆、 主宰の言葉は一言も聞き漏らさないようにして、「伊
吹嶺」の写生句を学びました。  主宰は 最初の挨拶の中で、この1年を
振り返り、俳人協会賞は、すばらしい賞と思って来たが、改めて すばらし
い賞と実感しましたと、ご自身の句集「海光」の受賞を感慨深く語られまし
た。 「伊吹嶺」の俳句については・・・・  「伊吹嶺」の俳句は一見地味に
思われるかもしれないが、多くの仲間が いろいろな賞をいただいてい
る。即物具象を念仏のように唱えながら、更に 地道に精進して、「伊吹
嶺」の底力を見せていただきたいと、話されました。
 会の終了後、インターネット部のメンバーで 来年のいぶきネットの運営
などについて、雑談も交えて意見を出し合う事が出来、実りある1日
でした。(孝子)

   
  昨日の句会の写真です。 主宰の挨拶で、句会が始まりました。


22.12.15 (2284)
  名古屋韓国料理文化祭のおしらせ

 俳句仲間のYさんは、名古屋の繊維問屋街で知られている 長者町の活性化の為に尽されています。 
そのYさんから 祭のお誘いをいただきました。 長者町で、12月18日に 韓国料理の店(屋台?)が30店余り集まってお祭が開かれます。興味のある方は お出掛けください。(孝子)
                            
 12月18日(土) 11:00~15:00まで 

 場所は、長者町筋と錦通りの交差点北西角 

 入場料 100円(程度?)

 ・韓びとと春惜しみあふ鮑粥   赤松葸(けい)

 ・玄海をたやすく越えて濁酒(マッコリ)酌む  カン・キドン

 ・海峡に二つの呼び名雪荒ぶ    カン・キドン
    (対馬海峡を韓国では「朝鮮海峡」と呼ぶ)


写真は、韓国のホテルの朝食のあわび粥です。 美味しかったです。



22.12.14 (2283)
 いぶきネット句会では、会員全員に配信出来るメーリングリストを使って、俳句だけではなく いろいろな情報を交換し合っています。天文に強い樹炎さんからは、今朝 以下のような情報を配信していただきました。(孝子)
        

     会員の皆様           ふたご座流星群へのお誘い


   冬の夜空を彩る「ふたご座流星群」は毎年12月に観測され

流星数の多い流星群として知られています。

ピークは14日深夜~明け方で

晴天に恵まれれば1時間に15~20個、条件の

良い場所では50個以上の流星を見られるそう

で、月の位置が低くなる午後10時以降が観測

に適しているそうです。(樹炎)


右の写真は、今日の話題とは関係ありませんが・・

 瀬戸市のグランドキャニオンと呼ばれている 陶土を
掘っている山の一部と、珪砂工場です。12月に 窯神山
から写しました。 写真はイマイチですが・・・実景は
もっと もっと 迫力があります。


22.12.13 (2282)
  昨日は、寒天作りと、知り合いの家の棟上祝いの餅撒きを吟行する予定でしたが・・・・・なんと! 餅撒きが同じ地区で2軒もあり、餅撒きに夢中で、俳句がふっ飛んでしまいました。 見学のつもりの餅撒きが・・・・終ってみたら、句会の仲間全員、餅投げの真下で餅を抱えて立っていました。  餅を奪い合うように拾う楽しさを実感した私自身に 一番驚きました。 皆さんも 一度経験されては・・・いかがですか?
 帰路、夕日に映えた冠雪の御岳が見事でした。
 帰宅して、テレビドラマの「坂の上の雲」を涙して観ました。 とうとう子規が亡くなってしまいましたね。 子規はドラマの中で「痛みが退いた時は、沢山の写実の俳句が詠めて 詠めて・・・」と言っていました。 子規は痛みに耐えながらも、真剣に俳句と向き合っていたのに・・・・・それに比べて今日の私達は・・・・・・子規さんに 申し訳ない気持になっています。

         ・冬ぬくし根岸の路地を猫よぎる    ・音立てて踏む子規庵の柿落葉

         ・末枯るる子規が眺めし庭十坪     ・巣箱一つ子規の小庭の冬木立
         
         ・子規庵に絶筆の句碑紅葉映ゆ    ・雪螢人に寄りくる子規の庭

                                      以上6句 栗田やすし句集「霜華」より

 いぶきネット句会の幹事さんが、今年最後のチャットのお知らせを 配信してくださいました。 (孝子)

    会員の皆様       合評会のお知らせ

  今年もあます所あとわずか、各地から初冠雪の知らせが届きます。  
 クリスマスや忘年会、年用意、煤払いと気ぜわしいころです。
 庭の薮柑子の一ヶ所が大きく揺れて小鳥が潜って啄ばんでいます。
 長年親しんだお方の訃報、住所録に墨を塗る時は、切ないものですね。
 教え子の結婚や、出産の知らせに希望を頂いたり・・・
 それぞれの暮らしを確かめながら書く賀状 年の瀬です。 

        「植木屋の妻の訃知りぬ十二月」  沢木  欣一

    「短日や一書を探しあぐねをり」  栗田 やすし

      
さて、合評会はいつものように、15日(水)・16日(木)の両日
         午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上     
        伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。



22.12.10 (2281)
 トップページの写真が冬景色に変わりました。 主宰のあの「滝凍てて全山音を失へり」の句の誕生した場所だそうですね。  この写真が より親しく感じられませんか?
 トップページの左上にありました <HP俳句会>は、整理をしましたので、右中ほどの 「HP俳句会(無料)詳細はこちらからから、入ってください。 宜しくお願いします。


 旅遊さんから、美術展の話題をいただきました。
右の写真は、今日の話題には関係ありませんが・・・・
以前 旅遊さんが紹介してくださいました「ヤマザキマザッ
ク美術館」の 印象派の部屋です。 この美術館は、時代
によって壁紙の色が変えてあったり、 額縁もそれぞれ
吟味されていたりと、行き届いた感じがしました。右の写
真の手前の像はロダンの作品です。分かり難いですね。
想像力を働かせてみてください。 この美術館は、係の方
にお願いすれば、殆どの作品は 写真を写させていただ
けます。(孝子)                   


 松坂屋美術館で開催されている「アール・ヌーヴォ
ーのポスター芸術展」という展覧会を見に行ってきま
した。この展覧会は、チェコのプラハ
工芸美術館の
所蔵品で、19世紀末から20世紀初頭の頃のいろい
ろなポスターが展示されていました。 ポスターの面白さは、その時代の
風俗が手に取るようによく分かることです。 自転車のポスターがことに興味を惹きました。 安全で誰にでも乗れる自転車が 市場に出たのは、19世紀末で、その自転車は、当時は家の奥に籠っていた女性が 何処へも自由に出かけられるようになったということで、女性解放の旗印のようにもてはやされたということです。 今では考えられないことですが。 また、その頃にすでにフランスでは、セルフ・サービスのカフェテリアがあったことも、このポスター展で知りました。 絵画展も面白いのですが、ポスター展も興味津々です。 写真やテレビで見たことのあるロートレックのポスターを初めて見ることが出来たのも 嬉しいことでした。 今月の26日が展覧会の最終日です。(旅遊)

         ・晩菊やピカソにありし青の時         林 翔

         ・ゲルニカの前立ちつくす冬帽子        中川禮子

         ・ロートレックの踊子手袋黒く長く        山口青邨


22.12.09夜 (2280)
 
伊吹嶺HPのトップの写真が、冬景色に変わりました。このトップページも含めて、伊吹嶺HPの骨格を作っていただいたのは栗田綾乃さんです。いつもお世話になっています。写真は平湯の大滝で、藤田岳人さんから提供いただいたものです。そしてこの平湯の大滝を見て詠まれたのは、次の句です。

   
滝凍てて全山音を失へり  栗田やすし

 しばらくはこの写真を見ながら、名句を堪能してください。(隆生)

22.12.09 午後 (2279)
 
俳人協会員向けの新聞「俳句文学館」が届きました。第17回俳人協会俳句大賞が発表され、 「伊吹嶺」の協会員の方々の名前も載っていました。 応募総数6,956句(1人一句投句)です。  選者が8人で、各々が特選3句と、入選20句を選ばれています。 皆様 おめでとうございます。 (孝子)

    
俳人協会俳句大賞     秋高し鞍まだ置かぬ当歳馬     千葉年子(晨)

 以下「伊吹嶺」関係分
     
      
栗田やすし特選 ・ 小澤實入選
                    
                    鵜の吐きしいとけなき鮎光りけり   近藤文子

      伊藤通明入選     雨催ひ仏間にぜんまい広げ干す   牧野一古

      茨木和生入選     首伸ばす小指ほどなる目白の子   国枝洋子
    
   
22.12.09 (2278)
 旅遊さんから、庭の水仙の話題をいただきました 。旅遊さん 有難うございました。
写真は、瀬戸の窯場の裏庭の水仙です。 土手の土留めには、窯の焼成の時に作品を並べたり乗せたりする<棚板>や<つく>(棚板の足の部分)等が 使われています。瀬戸ならではの光景と思います。
 パソコンの中の私のストックから 写真を探していますが・・・底が見えて来ました。  皆さ~ん! 素敵な写真(素敵でなくても良いですが・・・)で、話題提供を お願いしま~す。
 毎日 被写体を探して歩いているわけではありませんが・・・俳句より、写真が先行して・・・・反省!
                                                        (孝子) 
 水仙の咲く時期になりました。ところが、花の数が非常に
少ないのです。 例年よりまだ暖かいというのも一つの原
因とは思いますが、実際はこの夏の猛暑のせいではない
かと思っています。  夏の間は水仙の球根は休眠状態
ですので暑さの影響は少ないと考えていたのですが、ど
うもそうではないらしいのです。 冬の季語となっている
水仙は、日本に自生する日本水仙(越前水仙という名前
でも知られています)ですが、通常は11月の終り頃から
3月の初めまで次々と花を咲かせます。花の少ない冬場
にはなくてはならない花です。家の庭でも少なくとも四・五
百の花が咲くのですが、今年は半分も咲かないのではと
思います。 花芽の数が非常に少ないのです。となると、
春咲きの水仙についても心配になります。 思わぬところ
に猛暑の影響が出ているようです。(旅遊)

   ・水かへて水仙影を正しけり   日野草城

   ・水仙の切り時といふよかりけり  細見綾子


22.12.08 (2278)
 11月分の「落書」を、保存のページに部長さんが 移動させてくださいました。 「落書」の作業が軽くなりましたので、これからも頑張れると思います。  皆様!  「落書」への話題の提供を お待ちしています。  ご協力くださ~~い!
 ピンチヒッターですが、今月のトップページに私の写真を載せていた
だきました。 いつもの武藤さんの写真には及びませんが、 
ご覧下さい。 右の写真は、トップページと同じ窯場の写
真です。
 
 先日 窯場を歩きましたら、生地の兎が干してありまし
た。 毎年 12月には、あちこちで見かける光景です。 
この後 右の写真の兎は、黄瀬戸や織部の釉を掛けて
焼かれます。 お値段を聞きしましたら、顧客へ差し上
げる物とか・・・・ 新年のご挨拶代わりに贈られるよう
で、実績の無い私は 譲ってはいただけないようでした。
蛇の干支は少し戸惑いがありますが、兎はいつまで眺
めていても 見飽きません。
 来年は、飛び跳ねるように幸せの来る年になると 良
いですね。 (孝子)

  ・うさぎほどの温もり膝に毛糸編む

  ・うさぎの手ほどの手袋編みあがる 
                  
                     以上2句 西村和子


22.12.07 (2277)
 12月になると途端に気ぜわしくなり、積み残している仕事に不安感を感じるこの頃です。一方では新年を迎えて忙しいところもあります。今日、トップページに来年の干支である兎の置物を作っている工房の写真を載せました。丁度今頃は生地の段階で冬日に干しているのを見ると、来年もよい年であることを願わなくてはなりません。提供は瀬戸市在住の孝子さんです。今日もデジカメを持って、落書にふさわしい被写体を探しているのでしょうか。(隆生)

22.12.06 (2276)
 昨日、伊吹嶺運営委員会が行われました。今回は報告事項ばかりで、新しい情報はありませんが、既に一部の方はご存じだと思いますが、「伊吹嶺」15周年記念行事が着々と進められています。お知らせすることは次のとおりです。
1.栗田主宰句碑建立
 栗田主宰の句碑建立は清水弓月さんの奔走により順調に進んでいます。建立日は来年の5月22日(日)、名鉄犬山ホテルで行われます。句碑の場所は綾子句碑の隣です。師弟句碑となります。今から皆さんの日程予定に入れておいていただきたいと思います。(あわせて前日の5月21日に伊吹嶺同人総会が行われます。その時、新人賞、秀句賞の選考も行われます。)
2.来年の「伊吹嶺」全国俳句大会は10月29日(土)に決定しました。こちらの会場も名鉄犬山ホテルです。
3.「伊吹嶺季寄せ」の作成は順調に進んでいます。こちらは丹羽さんの完璧とも言うべきスケジュールで進められています。ただ刊行時期は未定です。
4.「伊吹嶺」誌の15周年記念号は現在少しずつ企画が進んでいます。発行は平成15年1月号の予定です。

 以上次々と15周年記念行事が進んでいることは「伊吹嶺」の力強さと各担当のおかげだと思います。(隆生)
22.12.05 (2275)
 「伊吹嶺」12月号が届きました。
各支部の新年俳句大会のお知らせが載っています。 どの支部も着々と準備を進めておられる事と思います。月初めに、12月号の配達についての 問い合わせがありました。  
1月号の配達については、 12月号の後記で下里編集長が書いておられます。<来年の1月号は、1月半ばに届くようです。> お忘れなく!

 いつもいぶきネット句会のお知らせを配信していただいています 福岡県の樹炎さんから お便りをいただきました。(孝子)

 もう十二月、あっと云うまの早さです。
陽気に浮かれて、山麓の蕎麦屋を訪ねてました。築百年の煤けた太い梁を見上げて頂く蕎麦も一興でした。 
山里で、初めて見た無花果の(一文字仕立て)と云う栽培です。苗木を40~50cm程度の高さに切り、支柱を立て幹を結束する。  (龍が寝そべっている様な)何だか不思議な形です。ご存知のお方も多いでしょうが、まだ知らない事の多さを実感しました。(八尋 樹炎 ) 
 
         「新蕎麦や月山の水庭へひき」    長沢 ふさ
 
         「無花果の熟し切つたる垂れ姿」   示日 止三  


22.12.03 (2274)
 庭の山茶花がしきりに散っています。 毎朝 花びらを掃きながら 細見先生の山茶花の句を口ずさんでいます。いぶきネット句会の幹事さんから、お知らせを配信していただきました。(孝子)
 
 会員の皆様      投句締切のお知らせ

 この雨は山茶花散らしの雨でしょうか。
朝、雨に張り付いた落ち葉を踏んで歩きました。
ダム湖は冬霞が立ち込めて水鳥の影が薄れています。雑木紅葉も随分細りました。いよいよ師走ですね。
クリスマス・忘年会・歳用意と気ぜわしくなります。近くの鎮守では、注連飾りの藁が用意されていま
した。皆さんの辺りは如何でしょうか。突風にご
注意下さい。


   「山茶花は咲く花よりも散つてゐる」   
                  細見綾子  
  
  [しばらくは村の盆地に冬霞」 
                滝沢 伊
代次

   さて、  明後日5日午後9時投句の締切りです。(樹炎) 
 
    
                         
写真は 一灯さんから送っていただきました。お宅の庭の地植えのシクラメンです。

22.12.01夜(2273)
 「俳句研究 冬の号」で栗田主宰の「読み直す評論」は昨日紹介したところですが、本誌で毎回募集されている「第9回30句競作の作品募集」も紹介されています。今回の選者は栗田主宰です。締切は1月6日必着になっていますが、この際、年末年始休みに集中して応募してみてはいかがですか。伊吹嶺俳句の基本に忠実な即物具象は自信持って応募できるのではないかと思います。応募要項は【こちら】に掲載しています。皆さん挑戦しましょう。(隆生)


22.12.01 (2273)

 以前(8月22日)に お知らせしたことがありますが・・・・愛知県のロータリ-クラブの俳句大会が11月28日に開かれました。 愛知県のロータリーの会員と、その家族が参加できる会でしたが、我が「伊吹嶺」の
仲間も頑張られました。 今年が第1回でしたが、「来年も是非!」
と言う要望も出ていました。 これからも続けていただい
て、1人でも多くの方が俳句に興味を持っていただける 
と良いと思います。 以下「伊吹嶺」の仲間の成績です。
おめでとうございました。(孝子)

特選 
  吊革の人皆無口窓の月
(兼題)     田嶋紅白
 
  吹き抜ける風を形に花吹雪
(自由題)  田嶋紅白

  青墨の匂ひ広がる良夜かな
(兼題)   玉井美智子

入選
  スポイドで猫に乳やる十三夜
(兼題)  澤田充子


 
写真は、今日の夕方訪れました 瀬戸のお寺(浄源寺)の風景です。
楓紅葉で知られたお寺ですが、殆ど散っていました。 数箇所で落葉
焚きをされていて、俳句が詠めそうな光景でしたが・・・・ 


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