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2018年8月号 俳日和(七)
 

 
  カナリア俳壇

                              河原地英武

 長年京都で在宅医療の普及に努め、どこへでもさっと往診に出かける気さくな人柄から「わらじ医者」として親しまれてきた早川一光氏が、6月2日、94歳でお亡くなりになった。「自分の身体は自分で守る」をモットーに、地域住民と細やかに交流した姿は、1982年にNHKでドラマ化されている。

 早川氏は毎週土曜、KBS京都ラジオの「早川一光のばんざい人間」という番組をもち、わたしも準レギュラーとして定期的に出演し、時事問題のコーナーで対談していた。どんな深刻なテーマであっても必ず笑いでしめくくるユーモアセンス抜群の方であった。早川氏の志を引き継ごうと、このラジオ番組にかかわった者たち数名で「カナリア倶楽部」という組織を創設した。「自ら炭鉱のカナリアとなりて社会に警鐘を鳴らさん」との意気込からの命名である。喫茶店を借り切っての勉強会や、インターネットによる情報発信を主な活動内容としている。

 ネットの検索サイトに「カナリア倶楽部」と入力すれば、我々のウェブサイトはすぐ見つかるので、ぜひ訪問してほしい。高齢化社会の問題、防災対策、さらには日本内外の政治情勢など様々なメッセージをほぼ毎日更新して載せている。わたしも「かわらじ先生の国際講座」と題し、毎週火曜の夜、Q&A形式で時事解説をアップしている。

 近ごろ、それに加えて「カナリア俳壇」のコーナーを併設した。「カナリア倶楽部」のホームページを開くと、その左に「河原地英武のページ」と書かれた欄がある。そこをクリックすれば、「『カナリア俳壇』開設のご案内」という記事が出てくるのでご覧いただきたい。そこに投句要領が記されている。だれでも自由に参加できる。目下、一人でも多くの方のご投句を待っているところである。伊吹嶺の皆さんもどうぞ。