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いぶきネット句会たより


 いぶきネット句会の会員がいぶきネット句会について書いたものです。ぜひお読みになって、興味を持たれた方はいぶきネット句会の仲間になりましょう。初心者大歓迎です。

美しい日本語の魅力         棚橋さとし(堺) 2010年9月号           

この句会に参加させて頂くようになって三回目の投句を迎えました。入れて頂いて当初はドキドキものでしたが先輩諸氏のご指導と雰囲気作りに知らない内にのめり込んでしまいました。そして拙い句においても丁寧に添削をしてくださり、毎回良い勉強をさせて頂いています。

句会に参加させて頂いている中で感じたこと、それは「日本語の美しさ」です。「言葉の美しさ」これは日本語にしかないものと思っています。日本語が崩れている昨今、一七文字しかない中に雄大な宇宙を感じることもあり、そして描けるものなら絵筆を握って心に染みるすばらしい日本の風景をキャンバスに描いてみたくなります。俳句の絵筆は鉛筆やボールペンであって、キャンバスは短冊ですね。

主宰の説かれる「即物具象」の考え方と、写生するという方法は難しい課題です。事物をどのように切り取るか、鑑賞して頂いている皆さんにどのようにお伝えするかなど物の見方を大胆に、そしてある時は細やかにして頑張っていきたいと思う今日この頃です。





知らなかった俳句の世界   東口 哲半(京都) 2010年8月号

私はロードバイクというタイプの自転車が好きで、休日には、京都の貴船や美山方面へと自然を感じながら走ることがあります。市内の雑踏から遠ざかるにつれ、鶯の鳴き声や鮎釣りをしている川、かやぶきの里といった風景が広がってゆき、「今、感じたことを何とか残せないものか」という思いから俳句に興味を持ち始めました。そして、インターネットで検索していくうちに「伊吹嶺」を知るに至ったのです。

伊吹嶺のホームページには、いろいろな活動の様子が書かれていたり、講義録が一般の方にも見られる形として公開されていたりと、俳句を全く知らなかった私にとって、俳句の世界を知り、こんな俳句が作れたらと強く思える場でありました。入会してまだ数ヶ月ではありますが、ネット句会では、同人の方々がその都度、言葉を変えながら「伊吹嶺の句」を示して下さいますので、脱線を繰り返しながらも、地道に「伝統的な俳句」を勉強させていただいております。当面の目標は、きちんとした形の写生句が詠めること。そして、楽しみながらじっくりと学んでいきたいとも思っています。



ネット句会で学んだこと       戸田 忠 (愛知) 2010年7月号 

この句会に参加させていただき、四回目の句会を終えました(四月現在)。遠くの面識のない皆さんと、普通の句会と同じような雰囲気で、投句、選句、披講が体験でき感謝しています。六十七回の実績は誇っても良いと思います。

とくに同人のみなさん方のこの句会を支える熱意にはたいへん驚きました。まるで伝道士のように感じられます。即物具象を重んじた写生句に徹した指導には、いまも悩み苦しんでいます。沢木先生の『俳句の基本』という本を買い求め、読んではいますが、作句の段階では作ることをのみに気をとられて写生を忘れています。遅々ですが写生の大事さを学んでいます。

選句が大事ということも学びました。この句会では名前なしの投句画面から、選句しますと選句一覧が送られてきます。栗田主宰の選句結果の後、名前ありの選句一覧が送られてきます。誰がどなたの句を選んだか、一目で分かります。いつも主宰、同人の方々が選んだ句を落としています。「選んだ句を見れば実力が分かる」と言われますが、その通りだと、つくづく思い知らされます。今後は句の通読から熟読に努めなければと反省している次第です。




インターネットと俳句  有井真佐子(広島)2010年6月号

パソコンが我が家にドーンと居座り、終日主人が使っている訳でもなし、情報化時代にこの文明の利器を遊ばせておくのは勿体無いと好奇心の強い私は、怖さも知らず無料体験とかを利用しながらパソコンに触れて居りました。平凡な主婦の好奇心が幸をなしたか、この事がインターネットホームページ開設誌「伊吹嶺」に出会えるきっかけになりました。
 インターネット用語「チャット」は、この歳になり初めて知り、句会がこれで行われるなんて驚きでした。伊吹嶺誌で栗田主宰が即物具象の写生を噛んで含める様に教えてくださっているにもかかわらず理解できていなく、文語文法の大きな壁も立ちふさがり四苦八苦しております。
 主宰による直接の御指導は遠方の為なかなか受けられませんが、旅遊さんから毎月配信される「中日俳句教室レポート」で学ばせて頂く事ができ、ネット句会では国枝部長さんほか担当同人の皆さんのきめ細かい御指導で、皆様に支えられ学ばせて頂き感謝致しております。



チャットと私      森田もきち  (千葉)  2010年5月号

 いぶきネット句会に参加した時は、チャットについては何にも知りませんでした。それでも当時はチャット終了後に同人の方から合評会のメモが配信されてきましたので、チャットに参加していなくても句会の様子は十分知る事が出来ました。所が途中でメモが廃止になり途方にくれたところ、同人の方よりチャットの操作方法につき懇切丁寧なご教示があり、それ以来チャットに参加できるようになりました。なお選句の場合、メール画面からインターネット画面へ同じデスク上でコピーする方法も教わりました。
 チャットの際は、あらかじめ配信された投句一覧表の各句の行間を二行ほど開けてプリントします。この行を開ける操作が簡単にできるのもパソコンならではの事で改めて感心しています。此処に感じたこと、わからない事、疑問点などを記入しておき、チャットでの皆様の考え方を追記していきます。チャットは声が聞こえないため、御批評は相当きつく感じますが、この頃は皆様方の温かいお気持ちが感じられるようになりました。



ネット句会の全国性とその魅力 梶田 遊子(名古屋) 2010年4月号

現在、ネット句会の会員は、同人の方を含め関東地方から沖縄地方まで幅広く居住しております。句会では毎月投句される約90句を選句し合評していますが、選句での苦労に仲間の地域における季語、言葉、固有名詞を理解することがあります。公私にわたり各地へ出かける機会の多い私ですが、やはり知らない事が多く、十分理解できないまま仲間の佳句を選から漏らすことが多いのです。

しかし、合評会などでご本人や同人の方から教えられて理解を深めるのも、またネット句会の魅力であると感じています。これまでの具体例として、まず季語については特に沖縄の方しか詠めない季語があり、「うりずん」「ハーリー」などがあります。また、その地域で使われている特有の言葉では「林檎園、葡萄棚(信州)」「ままかり(瀬戸内)」「被爆川(広島)」「やんばる(沖縄)」などが、固有名詞では「筑波」「神島」「四万十川」などが記憶にあります。メディア等で調べても実感できないため、想像や句会での理解とはなりますが、着実に自分の知識は深まっており、この句会を楽しんでおります。



季語をかじる   鈴木 未草  (知多) 2010年3月

 俳句を始めて最初にぶつかったのが「季語」でした。五・七・五に収めるだけでは、俳句にならない。「季語」というものが入るようです。そこでさっそく書店に寄り、一番簡単そうな、薄い歳時記を買いました。

頁を繰りますと、四季に分けられていて、それがまた、「時候」「生活」「動物」「植物」などに細分されていました。季節を表す言葉がこんなにもあるものかと思いました。初めて目にする面白い表現もありました。「魚氷に上る」「山笑ふ」「蛙の目借時」「卯の花腐し」など。反対に、ブランコは春で、縄跳びは冬、レースは夏で毛糸は冬など、身の回りの何げない物や事柄が季語として成り立っているのもちょっと驚きました。こんな薄い本ですが、中身は小宇宙のようです。

その後、いぶきネット句会に出会い、歳時記は通勤バッグにも旅行鞄にも入れて置くようになりました。しかし、自分の句に使った季語はほんの僅かです。「季語が効いている」「季語が動かない」という言葉をよく聞きますが、そこまで至るために、いろいろな季語を熟知し、もっと深く理解しなければと思っています。今後ともよろしくお願いします。



添削を受ける楽しみ   橋本 勝行 (一宮)  2010年2月号 

 伊吹嶺に入会して一年半経ちました。パソコンが不慣れの為先輩に教えていただきながらチャットに挑戦しています。 「伊吹嶺」のめざす「感動を物に託して詠む即物具象」にかなり慣れてまいりましたが、報告句や独りよがりの句が多いと自戒しております。ネット句会に投句する前に、数十句の中より五句選び自分では上出来と思っても、選句一覧を受信して皆様の俳句を拝見しますと自信喪失します。チャット後に同人のお方が添削して下さいます。同人の方々の添削を楽しみに待っています。

 添削の指導の中で、例えば

俳句に主観を持ち込まない、季語が付きすぎです、句作りの三原則は「はっきり」「すっきり」「どっきり」です、使ってほしくない言葉として、「飛行雲、万歩計、露天風呂、無人駅、過疎の村、一人旅」など。

 以上のようなご指導をうけました。そして、句作りするときは上記の至言を念頭に推敲しています。ネット句会の選句をするときに、感動は何処にあるのかを基準に選んでいますが、選句の能力の向上にも日々努力しています。



大井谷棚田      井上 梟
(広島) 2010年1月号
 
       

 棚田百選にもなっている島根県の西端に位置する大井谷の棚田を見に行った。運がよければ山際に烏瓜が熟れているはずだ。秋の取り入れは早く、この時期の棚田は全て刈田になっている。

  棚田の道をゆっくりと登っていると、犬に見つかってしまった。犬の鳴き声は大井谷に響き渡り、豆の収穫をしていたおばあさんが、腰をさすりながらしばらくこっちを見ていた。会釈をするほどの近さではない。
  烏瓜を探した。烏瓜の葉はあるものの実がついていない。半ば諦めていたとき、瓜坊のような縞のある青い実がふと目についた。一度目につくと次々と見えてくる。赤、赤、赤と思っていたので気付かない筈だ。 
 急に足元からバタバタと鳥が飛び出した。この音にびっくりして思わず両手を縮めた。草の茎を急いで這い上がる音がして頬白が飛び出した。何だ、お前たちか。

 キバナアキギリ、アキノタムラソウ、アキチョウジ、ミゾソバ、ボントクタデ、ゲンノショウコ、アキノキリンソウ、そして芋水車にも出合った。

 犬はぼくが大井谷を下りて行くまで鳴いていた。

    人気なき棚田の裾の芋水車   梟




苦手な文法 関野さゑ子(秦野)2009年12月号

 ネット句会に入るまで、俳句の文法など考えたこともなかった。

 最初に苦労したのは旧かなである。子供のころ蝶のことを、「てふてふ」と書くのだと聞いたことはある。句作りの一語一語に注意を払うが間違ってしまう。その後電子辞書で確かめるようになって、旧かなは解決することができた。その次は連体形と終止形が解らず、ことに出句する前は質問する訳にもゆかず困ってしまうが、それも電子辞書で解決することができた。

例えば「占める」を電子辞書でひくと、(文)し・む(下二)と出てくる、連体形にしたい時は占むると記す。終止形にしたい時は占むと記す。それから「え」と「ゑ」の使い方が解らなかったのだが、や行は「え」わ行は「ゑ」であると教えていただいた。助詞の使い方も難しく、間違うと句意も違ってくる。

 投句した句に間違いがあると、合評会(チャット)前に指摘して下さるのが大変勉強になる。苦手な文法だが句作りには不可欠である。これからも一つ一つクリアしてゆきたい。



蝸牛のように 山本 空木(福 岡)2009年11月号

 早いもので伊吹嶺に入会させて頂いて一年三ヶ月が過ぎました。同人の方の手厚いご指導にも拘わらず少しの進歩もなく、今に至っています。

作句の時は楽しく作っているのですが、出来と言えばあまり芳しいものとは言えず、伊吹嶺俳句の目指す即物具象とか、写生とか、自分なりには理解しようと懸命ですが、いざ句にするとなるとなかなか難しく、うまく表現できないというのが実情です。

そういう自分ですので、チャットでの句会で、自分の考えを積極的に表明することが出来ず、皆様のご意見を逃すことなく懸命に読み取っては勉強をしています。

チャットでの句会で、自分の句が取り上げられる時には、皆さんが私の目の前におられる様な錯覚に陥り、これでは皆さんについて行けないのでは落ち込んでしまうことがあります。しかし同人の方からの添削の返って来るのを心待ちにして、それをよく読んで句の推敲をしています。こんな事の繰り返しで一年三ケ月が過ぎました。

これからも蝸牛型で頑張って行こうと思っています。



ネット句会に学ぶ 高橋 幸子(北佐久)2009年10月号

 

「なるべく平明な言葉で、しかも深く詠みたいですね。」「俳句は韻文です。意味合いも大切ですが、調べや切れをより大切にしたいですね。」「擬人化はなかなか成功しません。見たもの、感じたものを素直に写生した方が、そこに一枚の絵が生まれ、そこからイメージが膨らみます。」等々、添削ご指導の一節です。

投句した五句全ての添削指導を、的確な言葉で丁寧に送信くださる同人の方々。主観的で独りよがりの拙句が、添削ですっきり変身するのは驚きです。

入会して三年目ですが、チャットはもちろんのこと、旅遊さんから毎月配信される「中日俳句教室レポート」、ホームページの「添削コーナー」などからも、伊吹嶺俳句の真髄を少しずつ教えていただいています。次第に、写生俳句の奥深さも感じられるようになってきました。同時に推敲の視点も見えてきました。

寄合句会の座が身近に無い私にとって、「いぶきネット句会」で居ながらにして学べるのは、大変ありがたいことです



ネット句会で学んだこと 梶田 遊子(名古屋)2009年9月号

 

ネット句会では、毎月同人の方に懇切丁寧な添削指導を頂いています。この内容は、作句・推敲が重要なポイントとなっております。これまでのご指導の中から、特に私が心がけていることを紹介します。

@文語文法の不勉強と難しさ・・・理科系出身の私にとって、文語文法の不勉強は俳句の成否に致命的でした。特に旅遊さんの指導は大変勉強になり、推敲や投句の前に電子辞書でチェックを怠らないようにしております。

A季語に対して神経を使う・・・「なぜこの季語なのか」とか「季語と他の表現が付きすぎ」との指導も多くあります。やはり、歳時記をもっと読み込むことと句会や伊吹嶺誌における良句をよく味わう努力が重要です。

B固有名詞の詠み込みは慎重に・・・旅や自然を探勝することが好きなので、地名とか固有名詞を安易に使っていました。確かに一句の中に季語と固有名詞を入れることは伝えたいことを表現できてない場合が多いのです。

まだまだ、勉強することは多いのですが、数多くの良句に触れながら、「俳句推敲の十箇条」に留意して、相手に理解される句を多く、楽しく詠みたいと思います。




いぶきネット句会   砂川 紀子(那覇)  2009年8月号

 いぶきネット句会に参加させて頂き一年半がたちました。投句、選句、チャット句会(合評会)と毎月規則正しく句会が行なわれています。ひと言でいうと簡単な流れに聞こえますが、投句の後の投句一覧、選句の後の選句一覧(作者の名前無し)、チャット句会(合評会)の後の選句一覧(作者の名前有り)、それが済んで係の方の添削が送られて来て、最後に「いぶきネット句会報」の配信で一ヶ月が終わります。

 このような流れが同人の皆様のボランティア活動で支えられている事を思う時、配信される資料に皆様の御苦労が偲ばれいつも有り難く受け取っています。同時に同人の皆様のチームプレーの見事さも垣間見えます。会員の皆様への呼びかけも、暖かな言葉で大事に導いて下さる気持ちが伝わってきます。

 私は依然としてパソコンの操作が苦手な事と皆様の句がしっかり読みとれない事で、活発な意見交換に参加できずにいますが、それでも、いつも良い勉強をさせて頂き感謝しています。




俳句は多作多捨で
     松原 英明(広島)2009年7月号

俳句上達の秘訣は「休みなく続けること」だと教えられてきました。この教えに従い、病院のベッドからも投句を続け、これまでのところ投句を欠かした月は一度もありません。
 もう一つの秘訣は、「多作多捨」だと思っています。善し悪しは別として「作れるだけ作り、どんどん捨てる」これの繰り返しです。一時は毎月八十句ぐらい作っておりましたが、今では落ちてきて月に五十句程度に収まっています。

多作のこつは、兼題に挑戦することです。NHK俳句、俳句王国、伊吹嶺課題など月々に与えられる兼題は十題ほど、一題につき五句ぐらい作れば月五十句ぐらいは楽々と出来ます。「兼題を自分で作り句作をする」と言うことも試してみましたが、これは成功しませんでした。人間は弱いもので、他から強制されないと作句意欲が湧いてこないのです。
 「多作多捨」はこれからも続けていきたいと思っていますが、いつまで続くことか。



チャット体験を通して      陳 宝来 (那覇) 2009年6月号

 昨年七月、「伊吹嶺」へ入会とともにネット句会の会員にもなった。しかし、ネット句会のことは家族に伝えてなかった。チャットの日にあたる十五日の定時にあわせてパソコンに向い、懸命に俳句学習をする私の姿に家族は驚くばかり。私自身もネット形式の句会に参加するのは始めてで、初回は緊張した。回を重ねるごとに、徐々に慣れて来たが、今ひとつ気兼ねすることがある。それは、チャット中は、家族の世話や電話の受け答えができないことである。毎月十五・十六日のチャットの時間は、家族の理解と協力を得ながら対応している。

 この間の体験を通して、多くのことを学んだ。事前の選句は、出句をゆっくりと鑑賞することができ、自分なりのメモ帳を作り、選句力の向上につながっている。また、ネット上で、会員と指導同人のコメントを読みながら、出句を一句ずつチェックしていくやり方は、句作りの糧にもなっている。チャットを終えての句会報は、学習の記録が残り、読みたいときに読めるメリットがあるなど。牛歩のごとくではあるが、チャット学習を通して、俳句が少しでも上達していければと思う私である。
そして句会で得た喜びを糧に勉強していきたいと思います。


初めてのネット句会     内田 陽子(蒲郡)   2009年5月号

 いぶきネット句会へのお誘いをいただき、不安と戸惑いの中の初めての合評会。句会の日にちばかり気にかかり、月初めから落ち着かない日々でした。事前投句、事前選句の利点はあるものの、チャット形式の句会はスピードとひらめきが要求されます。目をそらすと、どの句についての意見交換がされているのかまごつき、またスピードに乗れず、沈黙が続けば不安にかられ、少し落ち込みがちになります。

 しかし皆さんの活発な意見、質問の中に溶け込んでいけた時は、確かな勉強の場所を得た喜びが湧いてきました。この齢になって新しいことへの出会いと挑戦が、こんなにうれしいことだとは、ただただ感激しております。

会員一同がネット上に集まり、句会はまさに民主的、公平であることにも好感が持てます。初心者も熟練者も同じ土俵での自由闊達な意見交換で、親近感も自然と湧き、チャットルームは緊張と安らぎであふれていました。

今後ネット句会の吟行、大会などで、会員の皆さんとお会いすることが出来ることを楽しみにしております。そして句会で得た喜びを糧に勉強していきたいと思います。




「いぶきネット句会に参加して」   伊藤 範子(名古屋)2009年4月号

五年前ホームページ句会への参加をきっかけに、私の俳句生活が動き出しました。今ではワードで原稿の作成をしたり、辞書機能で語句の検索をしたりと、パソコンは私にとって便利で欠かせないものとなりました。

そんな私ですが、ネット上で一堂に会して行われるチャットの経験は初めてでした。書き言葉を介するという点で違うだけで、いぶきネット句会は一般の句会と変わらないことを体感しました。遠隔地の方とも意見を交わし合えることはとても新鮮で、チャットの一時間は思いのほか速く流れていきました。

初参加を終え、私のコメントが適切だったかどうか、見逃してしまった句があったのではないかと振り返りますと、その責任の重さも感じました。次回は先輩同人や皆様方と、もっと活発に意見交換が出来るように努めたいと思います。

そして、まだお会いしたことのない会員の方々と、いつか大会やオフ句会で御目文字できたら!と思っています。どうぞよろしくお願いいたします


私といぶきネット句会    井上  (広島)2009年3月号

       

遠方に住んでいますと、伊吹嶺の句会へ参加することはまずありません。チャット形式ではありますが、ネット上に一同が集まっての句会は、同人や皆さんの意見を直接聞くことが出来、大変勉強になります。事前投句ならびに事前選句は、余裕を持って出来ますので、仕事を持っている人や、家事など忙しくしている人には、大変便利な句会でもあります。

通常の句会は、皆さんの顔を見ながら、意見を述べたり話を聞いたりしますので、話の内容を、それぞれの声や表情として捉えることが出来ます。しかしネット句会では、次々に変化する文字を読むことで、理解することになりますので、目を逸らすと一瞬わからなくなることもあります。スピードに乗れなくて意見を出しそびれたりすることもありますが、少々遅れて質問した場合でも、ほぼ全部を拾ってお答えくださいますので、非常にありがたいことです。今年に入って主宰の選も受けられるようになり、一段と充実した句会になったと思っております。
 日を改めて、同人より自分の句について、丁寧な句評をいただけるのも大変ありがたいものです。



すばらしい添削指導  鈴木 未草(知多)    2009年2月号

入会して一年半経ちました。自分の句が実際どうなのか見当がつかず、いまだに闇の中を歩いている状態です。ですから、同人の方の丁寧な添削はありがたく、命綱と思いしっかりすがっています。

  例一 川沿いに外湯巡りの時雨かな 

(評) これでは、時雨が外湯巡りをしているように読める。何箇所もある外湯を巡るのだから、「巡れリ」とすべき。とすると、ここで切れるので、「時雨かな」を他の表現に変える必要がある。「夕時雨」「小夜時雨」など。

 添削句  川沿ひの外湯巡れリ小夜時雨

  例二 ゴンドラや秋の城山すべりおり  

() ゴンドラが滑り降りたのだから、「ゴンドラや」と、ここで切ってしまっては、中七下五に続いていかない。「秋の○○」という季語の使い方も歳時記に載っているもの以外、安易な使い方は考え物です

添削句  ゴンドラの影が下りゆく紅葉山 

このように自分の句が見事に変身する様を毎月経験させていただいています。これは、いぶきネット句会ならではと思うのです。ありがとうございます。 



「オフ句会に参加して」
関野さゑ子 (秦野)   2009年1月号

   

いぶきネット句会のオフ句会に初めて参加した。初めての吟行で句が作れるか不安であったが、声を掛けてくださった方があり、お話をしているうちに緊張が解れてきた。

最初は芭蕉が滞在したことのある妙照寺。境内には「やどりせむあかざの杖になる日まで」の句碑が建っており、鉢植えの藜は小さな実を結んでいた。芭蕉の間には、床の間に藜の杖が飾ってある。写真を撮る人や句帳に記す人、だが私には句帳に書き記す句がない。

次は岐阜大仏の正法寺。堂内では有名な籠大仏が目に入った。大仏の後ろには地獄絵図が掲げられている。句を句帳に記している人が多いのに、私の句帳は白紙のまま。

最後の吟行地の岐阜公園ではさすがに焦ってきた。目に入るものが多く、焦点が絞れない。長良河畔や古い町並みの川原町などを廻りやっと三句を纏めた。

夜の句会では、詠みたいと思っていたのに、私には詠めなかった句が、次々と読みあげられ、自分の腑甲斐なさを反省するばかりであった。今回の吟行での多くの人との出会いと経験は、非常に楽しいものであった。機会があれば是非また参加したいと思っている。



「ネット句会に巡り合えて」 橋本勝行 (一宮) 2008年12月号

         

定年後に俳句を始めて数年になりますが、同時にボランティア活動も始めました。定例的な句会に出席することが出来にくくインターネットの俳句がないものかと探していましたら「伊吹嶺」のHPに巡り合えました。

五月下旬に伊吹嶺誌を送って頂いて早速ネット句会に入会しました。パソコン操作も未熟で皆様にご迷惑をお掛けしていますが、ネット句会の皆様も親切なお方ばかりで助かっています。いい結社に巡り合えたことを喜んでいます。俳句を始めた頃は多作多捨をモットーにがんばっていましたが最近はペースが落ちています。ネット句会に参加してもっと頑張らなければと痛感しています。

「中日俳句教室のレポート」は良い教材になります。特に七月の「俳句推敲十ヶ条」は作句と選句の重要な指針になります。ネット句会の投句一覧から五句選ぶことは、良い句を見つける喜びと苦しみの大変な作業ですが、「俳句推敲十ヶ条」をよく頭に入れて選んでいます。そして皆様の選句と照らし合わせて選句能力の向上に努力しています。添削の指導もいい勉強になります。皆様と切磋琢磨して俳句作りを楽しんでまいりたいと思っています。




ワープロからパソコンへ  服部 安三(東大阪)2008年11月号

 

高齢者の私は、ワープロからパソコンへ変更はキーの日本語打ちからローマ字打ちに変えるまでが大変。又パソコン用語の理解度が皆無で、同人の方々の御親切に頼り漸く入会にこぎ着けた次第です。手間の掛る新会員だったと思います。この場を借りて御礼を申しあげます。入会の動機はパソコンを購入したこと。

「ヤフー」を検索し、俳句の欄の初めの方に「伊吹嶺」を発見。沢木欣一先生の系統で、金子兜太先生とも共鳴されていたと言うことも知り、それで入会しました。

基本の写生俳句を、初心に帰り勉強中で、多くを学ばせて戴いています。殊に文法は戦時中の教育のため実質的な教育を受けておらず、日本、世界文学全集などで勉強しておりましたが、ネット句会は参考になる事多々。最近固有名詞が忘れ勝ちになり寄る年齢を覚えております。何時まで続けられるか、今はボケ防止に役立てるのに精一杯の状況です。いずれにしても一応パソコンの操作が出来る様になりました。

若い方のお邪魔にならないように深く静かに潜行して俳句寿命を延ばしたい所存でおります。



「ネット句会に出会って」  山本 空木  2008年10月号

今年の四月から伊吹嶺句会でお世話になっています。

以前から俳句に興味がありましたが、なかなか機会に恵まれず、添削だけでもして頂きたいと思いインターネットで探していたところこの句会に出会い、早速皆さんのお仲間に入れていただきました。

勿論私のレベルではなかなかチャットで発言出来ませんが、チャットでの皆さんのご意見が文字ではなく、声になって聞こえてくる様に感じられます。それだけでも充分勉強になります。

後日丁寧で分かり易く添削された句が送られてくるのが大変楽しみです。何回も読み返し理解できた気分になりますが、さて句作となれば難しく、何時も自分の能力の無さに落ち込む事の繰り返しです。

俳句は「やはり難しい」その一言に尽きます。何時の日か私もチャット句会で積極的に発言出来る様に頑張って行こうと思っています。



「伊吹嶺との出会い」 梶田 遊子(名古屋) 2008年9月号        

幼少の頃の恩師とかれこれ半世紀近い賀状のやりとりをしていますが、昨年の賀状が伊吹嶺とのご縁となりました。

実は、長い単身赴任生活時代の四十代半ばに俳句を少しかじりはじめました。その後、作句活動は途絶えつつも、毎年の賀状に駄句を認めておりました。そんな賀状に恩師のご反応があり、「俳句に興味があれば、一緒にどうですか?」のお誘いがありました。人生五十年を越えた節目でもあり、思い切って伊吹嶺に入会しました。

とはいいましても、多忙な現役サラリーマンです。伊吹嶺の冊子を中心に作句活動をしてきましたが、やはり句会で切磋琢磨しなければ上達はしません。今年の新年俳句大会に初参加し、ネット句会でお世話になる機会を得ました。この四ヶ月間、諸先生方の懇切丁寧なご指導により、俳句の面白さと作句の難しさを痛感しております。

生来、自然や旅が大好きで、よく出歩きます。その土地の祭りとか産物に触れることも楽しみです。そういう意味では、俳句に大いに興味が持てます。特に、俳句の命である季語は日本の文化です。自然環境破壊や地球の温暖化が心配ですが、季語を死語にしないためにも俳句を通して、人生の四季を満喫したいと考えています。



メカ音痴がネット句会へ」    佐竹 昌子  2008年8月号

こともあろうに私が「ネット句会」に入会しました。自分自身で驚いています。きっかけは、「フォト俳句」へ入らないかという友達の誘いでした。夫に教わりながらインターネットのヤフーの検索を見ていて、最初に出て来た「いぶきネット句会」に目が止りました。
 実は山好きの私は、四十年前に伊吹山の観月登山をしているのです。そして親しみのある伊吹嶺の名に惹かれたのです。

 恐る恐る一本指で申し込む時の不安、果たして出来るかという不安、複雑な気持ちをエイッとばかり飛び越える入会でした。そして四ヶ月過ぎようとしております。入会させて頂いたときの役員の方々、会員の方々のご親切がどれほど励みになったことでしょう。

 投句、選句、チャットとまるでベルトコンベアーに乗ったように見知らぬ人と句会をする。それだけで今に生きている実感が湧きます。 チャットが終われば添削、「伊吹嶺中日俳句教室」の解説も送られ、居ながらにしてご指導を受けております。「嘘を句にせず、頭で作らず」と三月号にありました。心いたしたいと思います


ネット句会との出会い」   砂川紀子(那覇)   2008年7月号

 俳句のサイトを見ていたら、画面に沢木欣一先生、細見綾子先生の句がぱっと目に入りま した。それが私のネット句会との出会いです。それまでそういう形の句会がある事も「伊吹嶺」の事も栗田先生の事も知りませんでした。沖縄本島最北端にある辺土岬に沢木先生の「夕月夜乙女(みやらび)の歯の波寄する」の句碑があるので親しみを感じていたこともあってきっと間違いのない立派な結社だと思い、「誰でも投句できます」という言葉に誘われて 迷わず投句する事にしました。
 それからが少々大変でした。メールの経験がなかったので娘に送信の仕方等いちいち教わり投句をしたのは良かったのですが、すぐに返事を下さるので慣れてないこともあり、返信をするという作業が大変でした。やっと慣れてきた所です。
 ネット句会に出会って良かったと思えるのは、会員の皆様や係の方の暖かさが画面を通して伝わってくる事です。お会いした事もないのに不思議にそう思えるのです。又、句作りに対する真摯な態度や仲間への思いやりも皆様から感じられます。立派な結社に間違いないと思った私の思いは正しかったと実感しています。



「あっという間の一年    茨城 ゆうき   2008年6月号

いぶきネット句会に参加させていただいてから、早いもので1年が経ちました。
 5日までの投句、10日までに選句、15,16日のチャット、自選句投稿という1ケ月間のサイクルがやっと身についてきました。毎月のチャットにも少しずつ発言できるようになり、チャットのある日は、夕食とお風呂を早めに済ませパソコンに向かいます。自分の句が素通りしてしまう時は、「ご意見を下さい」という書き込みもして、独りよがりで作った句の問題点を指摘していただくことにしています。皆さんのご意見が大変勉強になり、その部分のチャットの記録をとり読み返すことにしています。
 また、伊吹嶺中日俳句教室の後には、そのレポートが配信されてきます。主宰の講義及び、句会での句評や添削内容が大変勉強になり、まさに自宅に居ながら主宰とじかに接しているような気分です。 主宰の講義内容をタイムリーにレポートとして送信して下さる旅遊さんにいつも感謝しております。このレポートも大切な資料として保存し、随時読み返すことにしています。
 最近は俳句以外でも、沖縄から参加の方も加わり、郷土料理や花便りなど多岐にわたる話題も楽しみです。  今後も楽しく勉強を続けてゆきたいと思っています。




「こんな俳句は作らない」     松原 英明(広島)2008年5月号

ネット句会が済むと同人の方から句評と添削が送られてきます。どの句もご指摘を受けると「なるほどなあ〜」と納得させられます。が、翌月になると性懲りもなく失敗を繰り返している。こんなことがいつまで続くのでしょうか。げに俳句は難しいものだと思います。句作りや推敲に当っては、次のようなことを頭に置いて実行しています。いや、しているつもりです。
◎作句のこつ
◇イメージが重ならないようにする
◇強い響きの言葉は避ける
◇助詞「も」は甘くなるから避ける
◇どこか一カ所を大きく切る
◇中七の「て」は原因結果になるから避ける
◇焦点を一つに絞る
◇上五(または下五)で結論を出さない
◇常套的表現は避ける(葉が舞ふ、水が流れる、花が咲く)

 頭では分かっているつもりでも、実作に結びつかないのが情けない。ある先輩に「どうしたら俳句が上手になるでしょうか」と聞いたところ「お続けになることです」との返事でした。「継続は力なり」で頑張りましょう


 「ネット句会入会」   栗生 晴夫(川崎)2008年4月号

 俳句をはじめて一年半。NHKの入門講座だけは受講しましたが、まだほやほやの素人。先輩からどこか句会に参加することを勧められていましたが、とても敷居が高そうなので躊躇していました。
 ところが、偶然いぶきネット句会のことを知り、もともとサラリーマン時代に計算機の仕事に従事していましたので(といってももっぱら金融機関などの大型システムを構築するほうで、チャットなどの経験なし)、「ネット」かつ「新人歓迎」ということもあり、あつかましくも入会させていただきました。
 以下わずか三ヶ月の参加経験ですが、
 ? メンバーの皆様が非常に親切で、会話の仲間に入れてくれ、新人の幼稚な質問にも
   丁寧に対応してくれること。
 ? 同人の方々のマンツーマンの指導が、懇切丁寧で非常に参考になること。
 ? 会の運営がきわめて民主的なこと。
など感心することばかりです。
 俳句の世界は平等と聞いていましたが、まさに大学院生も小学生も同じ研究会で切磋琢磨しながら勉強することなのだ、というのが率直な実感です。もちろん成果物である作品にはレベルの差はありますが。


「ネットと俳句と句友」  飯田 蝶子(福岡) 2008年3月号

ネットでチャットをして俳句を学ぶ。この不思議な句会「いぶきネット句会」に参加して三年が過ぎました。この信じられない融合のお蔭で、全国や海外にもお友達が出来て、いろんな出会いを経験させていただいています。
 三月には奈良でオフ句会があり、懐かしいお顔や初めての方と久し振りのナマ(と言うのでしょうか)句会を何度も楽しみました。
 先月、今年の春の奈良オフ句会でお世話をしていただいた飛鳥にお住まいの蒼天さんが、私の住む九州へお出でになるとの事で、楽しみにお待ちしていました。蒼天さんも私も初対面でしたが、当地にお住まいのTさんにもお出で頂きました。Tさんは他所の結社の方ですが、蒼天さんとはあるHPで親しくされている方です。初めてとはいえ、趣味の俳句を通じて旧知の仲のように歓談いたしました。共通の趣味があると話題には事欠きません、あっという間の四時間でした。こんな楽しい出会いもネットと俳句のおかげですね。都合でお出でになれなかったJさんはとても残念そうでした。
 次回はJさんと二人でお待ちしています。皆さんも九州へいらっしゃいませんか。
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   「私のいぶきネット句会  井上 (広島) 2008年2月号

いぶきネット句会にお世話になってからは、自分の句はもとより皆さんの句についても、いろいろな意見を訊くことが出来、句を詠む上でとても参考になります。
 今までは多少推敲はするものの、ほぼ作りっぱなしで投句するだけでしたが、いぶきネット句会では、合評会後に先生からそれぞれの句について句評をいただき、添削例や推敲の指針など丁寧に説いてくださるのでとても分かりやすく勉強になります。
 合評会当日は、エクセルで整理した投句一覧表を左画面に表示し、右画面にチャットを表示して、何時でも辞書が立ち上がるようにしています。
 投句一覧表には全ての句について、自分の意見を記録しておりますので、合評会が始まりますと用意しておいた意見を極力貼り付けるようにしています。皆様のパソコン操作が早いので同じような見解のときには出しません。
 その場の流れで、自分の意見を考えて入力することもありますが、キー入力に手間取り、チャットの流れをせき止めるようなことにもなります。しかしその意見を見落とすこともなく丁寧に答えてくださり、パソコンの前で焼酎の湯割を飲みながら、なるほどと一人合点するのです。


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「ネット句会との出会い」  鈴木 未草(知多)  2008年1月号

もう半年前になります。初めて句会というものに出てみました。それまで私の持っていた「句会」のイメージは、知識人のサロンのような、なんとなく優雅なものでした。ところが、実際やってみると、それは、限られた時間で自分の持てる言葉を搾り出す「競技」に近いものでした。
 三月の奈良オフ会に参加したのは、生来の向こう見ずからです。しかし、悪いほうには転がらず、それをきっかけに、自分なりに真剣に句を作るようになったのは、先生方の懇切丁寧なご指導や、会員の皆様のすばらしい句に触れることができたからだと思います。 私の句は、ひとりよがり、言葉足らずです。自分では、上手くできたつもりでも、ポンと人様の前に出されると、足のない幽霊のような、中身のない張りぼてのような句であることが明白になります。時には、全く選ばれないときもあり、相当へこみ、もうやめようかしらん、となるのですが、チャットでの講評会や、添削指導を受けると、目から鱗、なるほどと思うことばかりです。たとえば、適切な季語、助詞の使い分け、語順の入れ替えなどで、原句が生き生きと変わるのを目の当たりにするのです。
 俳句の奥深さは底が知れません。これからもネット句会でその奥深さに少しでも触れてゆきたいと思っています。

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        「ネット句会の一ヶ月」   関野 さゑ子(秦野)  2007年12月号

 月初めに投句することから始まるネット句会。推敲に推敲を重ねて五句を投句する。じきに、全会員の投句一覧表が送られてきて選句となるのだが、何十句のなかの五句を選ぶのは並大抵のことではない。
 まず、十五句を選び次に十句に絞り、最後に五句選ぶことにしている。そしていよいよ、合評会となるが、これは夜九時から十時までの一時間、二晩にわたって行われる。投句一覧表と筆記用具を準備し、インターネット上の合評会の部屋へ入室する。諸先生をはじめ会員の皆様方のいろんな意見を夢中でノートに書き込んでゆく。
 ふと顔を上げると「まだ意見を述べてない方は意見を述べて下さい」と書き込まれている。キーボードを早く打てないこともあるのだが、つい発言を控えてしまう自分に反省することしきりである。 
 合評会が終わり添削された句が送られてくる。文法的な誤り、季語の使い方など事細かに書かれており、これが俳句創りに非常に役立っている。そして次の月の俳句創りとなるのである。

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     素敵な添削をしてもらって       米元ひとみ(倉敷2007年11月号

 私はどうも家族旅行では句ができません。それでもなんとか五句ほど作っていぶきネット句会へ出しました。案の定、誰からも採ってもらえませんでした。すると先生からこんな添削をしていただきました。
☆青空の台風一過の旅出なり
「旅出なり」の表記が固いこと、又中八が気になります。「台風の過ぎて旅出の空青し」

☆とんぼうの楽園で飲むカフェオーレ
「とんぼうの楽園」をもう少し具体的に写生してみてはどうでしょうか。
若干原句と離れますが「飛び交へる蜻蛉目で追ふカフェテラス」

☆日本海ひとりじめなる夏の出湯
安易に名詞に夏をつけて季語とすることは考え物です。この句で考えると「夏の海」は歳時記に載っていますが「夏の出湯」はありません。そういう意味で、この夏は「日本海」に付くのが自然だと思います。
「露天湯に独り占めなる夏の海」

☆夏霧を漁の灯の戻りけり
この句、句としては出来ていると思います。只、漁火は霧に隠れて見えないのではないかとも思います。視点を変えて「夏霧の晴れて漁火戻りけり」

☆伊吹山お花畑に旅終る
「旅終る伊吹のお花畑を見て」。「見て」が入ると心情が出るように思います。再考してみてください。

この添削は句の問題が奈辺にあるかを的確に汲み取ってより良い表現を示して下さる、まさに納得の添削でした。 推敲のヒントを頂いた思いです。
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      選句のむずかしさ      和久利しずみ(広島)2007年10月号

私の選句は自慢にならないが、結構速い。「具体的な写生句」と「感覚的に好きな句」にまず印をしていく。そこから五句に絞っていく段階で、いつも間違いは始まる。最初佳句と思って採った句が、類句がありそうな気がしてきて、少々言葉の使い方に疑問点が残ったとしても、感覚的に好きな句を選びたくなってくるのである。
 その結果が「特選句」の選に如実に現れてくる。毎回と言っていいほど私の選んだ特選句は、私のみの選といった具合。
 
だからと言って後悔している訳では決してないが、「選句を見れば実力が分かる」そうで、自分の力量の無さを思い知らされている。
 同人の先生方の選は大方似ている事が多いのも確かだ。
 それと、チャットでは「この句はよく分からないですね」という書き込みが度々出てくる。私は深読みするタイプなので、想像力を駆使して、そんな句を楽しんできた。でもそれはどうやら間違いらしい。今月のチャットで江口先生は、「解釈が分かれるようでは句として考え直す必要があるということでしょう」と。
 選句に対する問題点が朧げながら見えてきた。私の選句は深読みというか、主観的過ぎるという事なのかもしれない。


      ネット句会の魅力        高橋幸子(北佐久)2007年9月号

夜9時、心躍らせながら「チャット」に入室。次々と画面に打ち出されるコメント。「そうかあ、なるほど」と呟くうちに1時間があっという間です。
 3ヶ月前に入会。独りよがりの句を作っていた私にとって、「いぶきネット句会」はとても新鮮で教えられることばかりです。キーボードは不慣れですが、先輩諸氏の絶妙なやり取りや的確な講評を楽しみながら、句作のポイントをメモします。
 五月句会のメモは、「季語を重ねない」「取り合わせの妙」「誇張表現×」「説明・報告厳禁」「眼前の景色を実写する」「不要な言葉はないか」「詰め込みすぎない」「俳句は瞬間の詩」「数詞は難しい」「季語が効いているか」「季語が動く句×」「句材の新鮮さ」「切れの大切さ」「詩情が在るか」等々。
 
チャット後の個人宛て「添削・講評」を始め、「俳句教室」の資料や様々な情報を迅速に送信くださる同人の先生方のご熱意。居ながらにして日本各地、海外の方々と句会のできる醍醐味。ネット句会の魅力は大きいです



      選句期間のゆとり     北村美津子(名古屋)2007年8月号

  この句会は私にとってとても有り難い句会です。係の方のお世話で素早く投句一覧表が配信されるので、選句期間を五日も取ることが出来るからです。選句は、知らない文字、言葉、季語、忌日等にマークをして、辞書やインターネット等で調べる事からはじめます。これがとても勉強になります。九十前後の句から五句を選ぶのですが、幾度読み返してみてもしぼりきれず、係の方へ選句の結果を送るのはいつも締切り間際です。
 俳句作りでは選句という作業がとても大切な事なのだとこの頃になって思えるようになりました。選句させて頂くことで自分の俳句が見えるようになるからです。
 選句後の合評会では自分の選句眼が試され養われます。そして後日先生方から個人への添削が送られてきます。この添削は投句した五句全部にいただけ、大変嬉しいものです。私など殆ど零点句ですが、良くも悪くも満ち足りた気分で一カ月がかりの句会が終ります。 そして、来月の投稿準備です。



楽しいチャット句会」   茨城ゆうき(結城市)2007年7月号

インターネットで伊吹嶺のネット句会を見つけ、いぶきネット句会に参加させていただいております。
 当初、チャットによる進行がとても早く感じられ、自分の句が素通りしてしまっても入り込めないまま、残念!と思うこともありました。チャットの際は、あらかじめ配信された投句一覧表の各句の行間を2行ほど空けてプリントしておくことも教えていただき、チャットの始まる時を♪♪わくわくどきどき♪♪しながら待ちます。しかし、チャットでの皆様方のご意見を理解し、メモするのが精一杯、早く自分でも書き込みできる様になりたいものです。
 
「裾曲」の句を出したときには、かなり時間を割いて皆様から意見が述べられ、恐縮しながらも本当に有難くお聞き致しました。又、チャットが終ってからMLで「裾曲」についての資料が送信され、同人の先生方の熱心さに頭が下がります。
 チャット後の個人宛ての「句評」も、とても丁寧で文法的な説明から感動の視点にまで及び、たいへん参考になります。
 遠くに住んでいてもリアルタイムで意見交換ができるチャット句会を今後も楽しみながら学んで行きたいと思います。先生方はじめ皆様宜しくお願い致します。


    「俳句は一人では出来ない」  松原英明(広島)2007年6月号

 ネット上で俳句の添削をしているホームページはないものかとあれこれ検索していたところ、たまたま出会ったのが「伊吹嶺」のホームページ添削でした。早速投句してみると返ってきた返事はしっかりした添削でした。
 以来五年近く、HP俳句、兼題俳句、いぶきネット句会と継続してきました。「継続は力なり」と言いますが、なかなか伊吹嶺俳句に馴染めません。今もって伊吹嶺誌掲載二句の初心者です。俳句の基本や推敲の仕方など頭では分かっていても、いざ実作となるとうまくいきません。
 出来た俳句は人に見て貰う、句会に出して批評を乞う、指摘されたところを直してみる。これの繰り返しが上達の道だと思っています。つまり「俳句は一人では出来ない」のです。 私のように遠隔地(広島)に居て伊吹嶺の句会に参加できない者にとって、「いぶきネット句会」は有難い存在なのです。これからもこの句会を大事にして俳句を続けたいと思っています。「俳句は一人では出来ない」のですから。


   「ネットの句友」     飯田 蝶子(福岡)2007年5月号

いぶきネット句会の発足と同時に伊吹嶺に加入して二年が過ぎました。毎月の投句・選句・チャットのリズムもつかめて楽しく参加させていただいていますチャットの一時間はパソコンの前でうんうんと頷いたり、え〜そういう意味だったのか〜と驚いたり、アッという間に過ぎてしまいます。真剣に画面の文字を読んでメモをとったりすると発言が疎かになるので時には「蝶子さん、寝ていませんか?」との発言も飛び出します。いえいえ寝てなんかいられません、楽しくて。ですが先生方は私達会員の発言をお望みのようです。最近はこの句!と決めて一度は発言をしようと努力(大袈裟ですが)しております。これで更に楽しくなります。
 
皆さんとはお目にかかった事がなくても親しいお友達だと思っています。きっとお会いしても旧知の友達のように話が弾むことでしょう、共通の話題『俳句』がありますもの。来年は奈良でのオフ句会が予定されていますね、また新しいお仲間が増えると嬉しいです。いぶきネット句会のおかげで、北は新潟、南はなんとハワイ、シドニーにお友達が出来ました。万歳!


   「チャットと私」    森田もきち(千葉)2007年5月号

 いぶきネット句会に参加した時は、チャットについては全くの門外漢でした。それでチャットの時は合評会に参加できず、チャット終了後の同人の方により配信されるメモを読ませていただいておりました。当時の私にはそれで充分でした。ところが途中でメモが廃止になり、途方にくれて思い切って同人の方に、チャットの操作方法につき教えを請うた所、懇切丁寧なご教示に預かり、それ以来チャットに参加できるようになりました。なお選句の場合、メール画面からインターネット画面へ同じデスク上でコピーする方法も教わりました。幾つになっても、新しい事を知るということは楽しいものです。
 チャットの際は、あらかじめ配信された投句一覧表の各句の行間を二行ほど空けてプリントします。この行を空ける操作が簡単に出来るのもパソコンならではの事ですね。ここに感じた事、分からない事、質問点などを記入しておきます。それでも未だ今の私では、チャットでの皆様方の発言を理解し、メモするだけで精一杯、早く自分でも書き込みできる様に努力中です。


   「今年はオフ会に!」    坂本 酒呑狸 (東京) 2007年4月号

「伊吹嶺」との最初の出会いは、小生がベルギーに在住していた2003年7月でした。家内が空手を習い出したのを見て、小生も何か日本的なものを始めてみたいというのがきっかけでした。とは言っても、ベルギーには句会というものが存在しませんので、メールで添削をしてくれる俳句のウェブサイトがないか、インターネットでいろいろと検索してみて、辿り着いたのが「伊吹嶺」でした。
 現在、小生は東京在住であり、なかなか名古屋方面に行く機会がありませんが、「いぶきネット句会」のお陰で、何とか句作りの習慣を保っております。毎月5句というのが最近結構大変なのですが、兎にも角にも作ってみて、日頃なかなか会えない句友とチャットなどでいろいろ意見交換をし、自分の句を厳しく批評してもらいながら、良い句を鑑賞するということ以外に、上達の道はないんだなぁ…と実感する日々です。
 句友にお会いする機会を得られた時は、とても嬉しいものです。インターネットの普及により、人と人との直接の出会いの価値が高められるという面があると思います。今年は何とか1回くらいはオフ会に参加したいと考えています



    「スリリングなチャット」  米元ひとみ(倉敷)       2006年11月号

いぶきネット句会の合評会のある日は、ドライアイの私、夜のチャットに備えてパソコンの画面を見ないようにしている。八月は、細々と詠みためていた五句を、楽しかった遠来の友との倉敷での語らいの五句に、ポーカーの総替えよろしく直前に差し替えた。「遠来の友驚かす蝉しぐれ」や「日盛の茶房のノブの休み札」「睡蓮の咲きつぐ奥の茶房かな」などはどのように批評されるだろうか、興味津々であった
「(驚かす)は言い過ぎ、作為が感じられます」「素直に(友の驚く)でよいのでは?」「(茶房のノブの休み札)ではなく、(ノブに休み札)でしょう?」「(咲きつぐ)より瞬間を詠んだほうがよいのでは?」と、間髪をいれず飛んでくる同人や会員の有難いご指摘。しかし、ここまでは句歴六年の私、当然気づいていて、気づきながら迷っていた。気づいていなかったのは、次のひと言。「睡蓮が見えてきませんね!」ああそうか、(咲きつぐ)は説明であって、写生ではなかったのだ.
このようにしてスリリングなチャットは進みます。後日、投句した五句全部に対して、同人の先生から丁寧な講評と添削が送られてきます。遠隔地にお住まいの方、ご一緒にいかがですか。


    俳句の勉強「いぶきネット句会」     新井 酔雪(岡崎)

句会に参加すると、とても勉強になるとよく言われます。ですから、いつかは参加したいと思っていましたが、どうにも自信がなく、参加に二の足を踏んでいました。しかし、この「いぶきネット句会」は、パソコンさえあれば自宅に居ながら気軽に句会に参加が出来るのでありがたいことです。
 「いぶきネット句会」の特徴はチャットによる合評会にあると思います。投句、選句が済みますと、インターネットを使ってのチャットによる合評会があり、投句一覧表をもとに順番に一句づつ句評をしてゆきます。この投句一覧表は名前が伏せてあり、同人の方からも、一般会員の方からも忌憚のない批評がいただけます。少し辛口のときもありますが、これがとても勉強になります。
 自分の句の番が近づき、どんな批評がいただけるかと身構えていると、素通りしてしまうときがあります。そんなときは慌てて、「この句はどうでしょう?この点がどうも…」と水を向けます。すると、「そのとおりですね」と返ってきて、「あっ」と思うこともあります。また、「こうした方がいいでしょう」と助言をされるときもあります。
 チャットが終って次の日に、あるいは二・三日後には、投句についての同人の方の添削指導がメールで送られてきます。これも楽しみです。そして、添削された句を見ては、うまく直されているものだなといつも感心させられます。


   「ドキドキわくわくネット句会」  関野さゑ子(秦野)

インターネットで伊吹嶺のネット句会を見つけたが、俳句もパソコンもビギナーの私である、キーボードが早く打てなくても良いとのことで、一大決心をしていぶきネット句会に入会することに決めた。しかし、投句は出来ても、この句会で最も大切な合評会を行うPC上のチヤットの部屋への入り方がわからない。同人の美伽さんに入室方法を教わるが、スムーズにいかない。この先どうなることかとお先真っ暗。それでもなんとかチャットの部屋へ入室することができた。ひろし先生、美伽さんにはご迷惑をおかけしてしまった。
 いよいよネット句会の合評会の本番。ドキドキわくわくしながら入室。合評は次々と進んで私の俳句の番となった。「上六、中八のひどい句である」「詩情が感じられない」「俳句というより一行の現代詩ですね」ショック、でも納得納得。まさにその通りである。
 あれから一年、投句した句が選句されているとやる気充分、選句されないと少し落ち込むこともあるが、それも月々の楽しみのひとつである。わからないことは、ひろし先生、同人の方々がわかり易く教えて下さる。あの時に勇気をもって入会してほんとうに良かったと思う今日此の頃である。


    「チャット句会の魅力」       和久利しずみ (広島)        2006年9月号

 チャットでの合評会は、当初はとても辛かった。遠慮なく「分からない」「季語が動く」「文法的な誤り」などの文字がどんどん流れていく。文章だけの遣り取りは、表情の読めない分とても厳しく聞こえ、チャットが終わる頃には、胃がチクチク痛み出す。選句に関しても安易に済ますと、後で自分の弱点を曝け出す羽目になる。自分が選んだ句を誰も採っていなかった訳を痛いほど知らされる。お蔭で、読めない漢字があると飛ばして選句するような事は、さすがにしなくなった。
 回を重ねる毎に、面識のない一人ひとりの性格も文章から窺え、個性として受け止められるようになってきた。チャット句会の欠点は長所に変わり、忌憚のない辛口の意見に好感が持てる。
 この句会の魅力は熱心な同人の先生方が揃っておられる事にもある。熱意溢れる書き込みも、チャット後の個人宛ての「句評」もとても丁寧で、初心者の私にも良く分かるように、文法的な説明から感動の視点にまで及ぶ。毎月増えていく添削ファイルは私だけの俳句入門書になった。


    「二つの選句一覧表」         河本 梢(千葉)        2006年年8月号

いぶきネット句会の楽しみの一つは、選句一覧表です。皆さまの適切な句評を読ませて頂いている内に、句が生き生きと浮き上がってきます。作者の方から了解を頂きましたので、4月のネット句会から実例を挙げてみます。

生みたての卵の重さ山笑ふ    しずみ

5名が並選、3名が特選という高得点を獲得されましたが、私は生み立ての卵の実感がなかったので、チェックを入れておりませんでした。ところが、特選の方の句評を読ませて頂く内に、段々手の中にほのかな卵の温もりを感じてきたのです。読み手にこの様に感じさせる句も素晴らしいと思いますが、選句者の鑑賞眼にはいつも感心させられます。選句評が苦手な私には、とても勉強になります。
 もう一つの楽しみはチャットの合評会が終わった後に送られてくる名前入りの一覧表です。想像していた方と違うお名前が書かれていたりして、意外性が面白いのです。
 合評会の後に、先生方が毎月交代で添削をして下さることと、係の方がいつも遅くまで作業をしておられることは、本当に有り難く感謝の気持ちで一杯です。改めて御礼を申し上げたいと思います。


    「いぶきネット俳句」      八尋 樹炎  (福岡)       2006年7月号

 いぶきネット句会にご縁を頂いて、約二年が過ぎました。遠い九州に居て、日本各地や海外の皆様の投句一覧が届く日は、季節のぎっしり詰まったお重箱の蓋をそっと開く様なときめきを覚えます。
 いぶきネット句会は、チャットで合評会を行うのが他にはない特徴です。司会の江口先生を中心に、チャットルームで一句ずつ意見交換をします。回を重ねる内に、皆様のお人柄も伝わり仲間意識が生まれています。「即物具象とは」、「写生とは」、その他に「句のリズムとは」、「詩情とは」などなどが話題に上り、活発に議論が交されます。さらには、句は理屈ではなくみんなに理解してもらえるようにとか、一読して読み手に解って頂くことが大切であるというようなことなどを教わります。
 お顔の見えない気楽さで、独断で添削を試みたり、時には勘違い、思い込み、知らない言葉の多さに自分自身に呆れたりで、「なるほど」と唸ることばかりです。チャットを通して、俳句の基本を、より多く勉強させて頂いています。
 孫に習ったパソコンの送受信を忘れない様にと検索したインターネットで見つけた五七五の世界、それが、いぶきネット句会でした。


    「ネット句会の楽しみ」   高田 栗主(松本)   2006年6月号

 俳句を始めたのは5年ほど前で、インターネットでたまたま「伊吹嶺」のホームページを見つけ、添削コーナーに投句をはじめたのがきっかけです。当時は、俳句をきちんと勉強しようなどという気もなく、気の向いたときに投句し、江口先生の講評に一喜一憂していました。ちなみに講評は半分以上が△、しかし、たまに◎を戴くこともあり、それが励みになって何とか続けていました。

 一昨年秋、添削コーナーが廃止され、ネット句会が始まったことを機に正式に「伊吹嶺」に入会し、本格的に伊吹嶺俳句を勉強することにしました。

以来、毎月の投句、選句そしてチャットによる合評会を楽しんでおります。

ネット句会のメンバーは全国に散らばっており、お顔を知らない方も多いのですが、俳句を通してそれぞれのお人柄や生活振りを窺うことができます。

これまでに金沢と名古屋のオフ句会に参加しましたが、句会のメンバーとは初対面でもまるで旧知のようにすぐに打ち解け、本当に楽しく過すことができました。今年もオフ句会で皆様にお会いできることを今から楽しみにしております。


    「ネット句会の素敵な交流」 内田蒼天(奈良市)     2006年5月号

ひろし先生の添削がご縁で伊吹嶺に入会し、もう足掛け四年位になります。それまで、色んなサイトを覗き、投句しては止めの連続で、俳句ネットの放浪者でした。腰を落ち着け始めたのは時折行われるオフ句会に出席してからです。確か京都のオフ句会が生まれて初めての句会でしたが、小生、生来の童顔で、舐められないようにサングラスをして出席しました。後日談で、先生方もやくざみたいな奴が来たとビビられたようです。そこでご出席の連衆の俳句に正対する真摯な熱意に打たれたのが、今も続いている大きな要因です。

その後、金沢、瀬戸、京都のオフ句会に出て、日に三回の句会も経験しました。最近は毎月のネット句会も楽しみの一つです。パソコンは、世界を一瞬に結んで句会ができます。ひろし先生以下、同人の先生方、オフ句会で顔見知りの皆さん、いろいろ意見を聞かせて頂いている連衆の方々これらの素的な環境のなかで俳句人生は幸せに息づいています。

ネット句会の皆様、オフ句会には是非ご参加ください。人生の幅が間違いなく広がることをこのサングラスが保証します。


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