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第227回(2018年5月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 泡盛や羽化登仙に浸りけり
2 標識の隠るるままの茂りかな
3 百葉箱昏しと見れば麦の秋
4 夏落葉大地に力与ふべく
5 踏切の向かうに夏が待つてゐる
6 夏足袋のこはぜのはづれ雨もやう
7 父と指す盤上阻む花の塵
8 春闌のひかり泡立つ船尾かな
9 みどりごに胸乳ふくませ麦の秋 胸乳:むなぢ
10 吹きたるは産土の風豆の飯
11 飛び石のひとつは小さく夏料理
12 まんたんのキャンディーポットみどりの日
13 澄める眼の子馬の貌や鼻梁白
14 山羊夫婦隠し事なき春の昼
15 背伸びした疑問符いくた鍵蕨
16 月おぼろ地球はどこもスマホ族
17 ひとり汲む新茶の香や夫の忌
18 晩春やスマホに残る亡夫の名
19 母の日や母その母も麦の味噌
20 ひとり来て佇む杣の夕桜
21 納屋隅に錆びて鉄車や五月雨
22 菖蒲湯へ抱きて男児の重きかな
23 卯波立つ智恵子の海や鳶の笛
24  麦秋や庚申塔の苔の艶
25 若きらの部活の声や梅雨晴れ間
26 満々と緑雨蓄えダム湖かな
27 小走りに配達急ぐ走梅雨
28 病棟をつなぐ廊下の梅雨湿り
29 武蔵野の車窓の彼方山笑ふ
30 春の海奏で納めて嫁ぐ友
31 開け放つ図書館の窓椎若葉
32 新緑に吸ひ込まれゆく遊歩道
33 夏立ちぬ酢の物鉢の蛸のいぼ
34 助っ人も若くはあらじ代掻ける
35 風を飲み青空を食むこひのぼり
36 水草につくんつくんとチビめだか
37 灘五郷山風に酔う五月鯉
38 かしわ餅女人行列眺めつつ
39 濃く淡く緑に埋まる山五月
40 風薫る修道院の長回廊
41 飛ぶことをやつと覚えて巣立鳥
42 胡蝶舞ふゆつくり刻の流れゆく
43 暁の空にあんぐり五月鯉
44 尺蠖のくの字で止どむ句碑の上
45 一枝は塀を越したり柿の花
46 急峻な山道に湧く清水かな
47 自転車の少女の笑顔風薫る
48 大川の風頬張るや鯉のぼり
49 行く春を映すが如き潦
50 薫風やカヌ―工房昼下がり
51 素足ごと風呂洗ひたり夏来る
52 磯の香と膏薬の香や潮干狩
53 コールタール匂ふ枕木昭和の日
54 吊るされて再びの空五月鯉
55 躾とる母の面影衣替
56 大皿に漢山盛り夏料理
57 ガードレールに網干す漁師南風
58 汗落とし硝子吹きたる女かな
59  ●先月掲載句と同一のため取り消しとします
60 行く春のや列車見送る無人駅
61 廃校の名残りの桜今は無き 
62 春時雨仔を包み込む夫婦鳩
63 子供の日築地市場に人溢れ
64 街角に音楽祭や桐の花
65 青梅や修行僧ゆく奥の院
66 取り分けて下げる大皿夏料理
67 俗名から仏名となる更衣
68 夏蝶の翅毟りつつ子の笑ふ
69 山里の風ほしいまま鯉のぼり
70 昭和の日戦知る人皆老いぬ
71 葉桜の待合室を暗めをり
72 追ひ追はれしつつ卯浪の競ひかな
73 十薬を干しては干して母白寿
74 五月富士東京赴任のグリーン席
75 源流や鼻の曲がりし尺岩魚
76 信号に右手真つ直ぐ一年生
77 漆喰の壁に風来る帆立貝
78 白寿なる翁も知らぬ竹の花
79 訥弁の訛りなつかし修司の忌  
80 鵜篝の火の粉勢むや総がらみ
81 うず高くアルバム積んで母の日よ
82 甲板の椅子にふたつの夏帽子
83 法堂の丸き窓より新樹光
84 新緑や睨みをきかす鬼瓦
85 鑑真の漂着の浜卯波立つ
86 ちゃぶ台に刺子の布巾豆の飯
87 逆上り廻り煌めく青楓
88 万緑や孫と竸ひて逆上り
89 母の日や母の針目の力布
90 暮れ際の風の添ひくる花の雨
91 風薫るダム湖に赤きブイの列
92 小躍りをしつつ堰越ゆ田植水
93 老鶯の声整いて谷渡る
94 校庭に丸く咲き満つさつきかな
95 風薫る香嵐渓の瀬音かな
96 水芭蕉せせらぐ尾瀬の空碧し
97 胸うすき母四畳半蚊遣かな  
98 闇に声落し白鳥帰りけり
99 巣立ち鳥襲う烏に鳶逃げる
100 三世代の狂言に沸く夏隣
101 葉桜やしづけき午後のニュータウン
102 御嶽の噴煙はるか里若葉
103 兄突きて弟受くるところてん
104 ポケットに覗いてゐるや雨蛙
105 連翹の夜目に明るく揺れてをり
106 朧影視力の落ちし目を凝らす
107 あえかなる初蝶風に抗へず
108 たんぽぽの絮の無数や風を待つ
109 揚雲雀脇目も振らず農夫婦
110 楽土めくルピナスそよぐ休耕田
111 山城へ木曽川の風捉へつつ
112 天守より遥か美濃見る薄暑かな
113 母の日の妻をねぎらひ赤ワイン
114 地球儀の日本見てゐる修司の忌
115 長閑けしや日に三本のバスを待つ
116 文机に渦解く薔薇の香りかな
117 息止めて一歩分け入る夏野かな
118 山藤の香り近しき手に遠し
119 一本で筍づくし喜寿夫妻
120 半玉の裳裾濡らすや走り梅雨
121 薔薇の香のアーチくぐりて納骨す
122 打水や宇宙にもある落し穴
123 アルプスの影映す田や夏来る
124 胎動を感じる気配新樹光
125 先達は方向音痴木下闇
126 早苗田や北信五岳風の中
127 青田波吹き寄せられし水の音
128 薔薇園を抜けたる風の匂ひかな
129 夏の雨ブロンズ像の胸反らす
130 指揮棒の天を突き上げ夏に入る
131 陽炎の中へランナー去りゆけり
132 花は葉に帰らぬ人が又ひとり
133 白き線描きて落つる柿の花
134 春巻きを兜に折れり端午の膳
135 灰なりし仏小さき余花の昼
136 カーテンにかくるる猫や新樹光
137 算盤の塾にご破算蜘蛛の糸
138 夏鴨の胸や左右に拓く水脈
139 床屋出る襟足軽し街薄暑
140 ひとときの夏鶯や蔓橋
141 新緑の濃淡まぶし山盛る
142 母の日や花屋で勘考みぎひだり
5月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。