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第137」回(2010年9月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 帰省子のすぐに鼾となりにけり
2 静けさや青桐の莢割れし音
3 オオカミの遠吠え響く秋の園
4 ゆっくりと動く団扇も余生かな
5 夕凪や海人のろのろと網を干す
6 長き夜の人の名前がすぐ出でず
7 いつもなら怒りしものを秋うらら
8 手花火ややんちや坊主の黙の刻
9 無防備な面々浮き出庭花火
10 ゴンドラの視界葉月の色となる
11 伝来の味そのままの夜業かな
12 夏惜しむ山の便りの板はがき
13 黙々と駱駝の歩む暑の砂丘
14 照り返る高層ビルや秋暑し
15 朝刊を投げ入るる音秋めきて
16 濁点の無き古文書や秋澄める
17 指立てて弥勒菩薩の愁思かな
18 茘枝裂け南国の色あざらけき
19 一筋の厨に流る秋の風
20 川床に走る断層滝しぶき
21 城跡に句友偲べば木の実落つ
22 露草や墓誌に「サイパンにて戦死」
23 コスモスにふるさとの風にほひけり
24 稲妻や河童の骨を祀る寺
25 二人乗るカヌーの河口から海へ
9月5日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。