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第240回(2019年6月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 居酒屋の頭上注意や夏つばめ
2 ハリヨとふ魚(うお)美しき噴井かな
3 ひかえめに咲いてこぼれて柿の花
4 明滅やそれは蛍の息づかい
5 焙煎の香路地に広がる梅雨の入り
6 躓くやわずかな段差額の花
7 青空を引き立てている村祭
8 嶋一つ浮く湖内(うみうち)夏祭り
9 ぴり辛に仕上ぐるパスタ半夏雨
10 鯱ショーの水かぶりたる薄暑かな
11 エスカレーター駆ける少年麦藁帽
12 校庭の消防連呼夏来る
13 ダリア咲く町の図書館閉館日
14 句坐の窓西日さえぎるブラインド
15 五月蠅追ふ猫一瞬の狩の顔
16 燕の子糞を落としつ育ちけり
17 うつちやつたじやがいもの芽の長さかな
18 午前九時偵察機飛来熊蜂
19 くろがねの南京錠や花うつぎ
20 ドラム缶並べて浮橋影涼し
21 とりどりの餃子の形こどもの日
22 水鉄砲抱かせ小さな柩かな
23 松蝉の鳴くや峠の六地蔵
24 暮泥む紫陽花寺の時の鐘
25 靄まとふ山の裾野の夏蓬
26 嵩よりも重さにあらぬ新茶かな
27 小さくも姿くづさず枇杷熟るる
28 足裏に木目の凹凸夏座敷
29 フーコーの振り子ついりの科学館
30 剣客を気取りひと振り梅雨の傘
31 クリーンヒット逃す少年雲の峰
32 浮かびたる山城跡や夏の天
33 嫁菜咲く白き碍子のログハウス 
34 漁小屋の蠅取りリボン蠢けり 
35 水俣の海馬の稚魚や競渡船
36 針穴をすと出る糸や漁夫帰る
37 おぼえなき特攻花や庭に咲き @特攻花 オオキンケイ菊
38 路地暑き天満橋の川渡御の
39 虹立つやリュックに詰める日本地図
40 葛切や遠く揺らめく多宝塔
41 桜桃忌机上の眼鏡こちら向く
42 蠅取りを知りたるごとく避ける蠅
43 百粒の雨に傾ぎぬ額の花
44 鈍色の匂ひ鼻腔へ梅雨じめり
45 石炭の匂ふ構内夏燕
46 エスエルの座席直角夏燕
47 公園に老々介護若葉晴れ
48 ドクダミの匂ふベンチの花談義
49 飛魚(あご)のとぶ戦艦大和沈む海
50 くちなしの香りや樺美智子の忌
51 黒々と杜を浮かせり麦の秋
52 半眼の野仏濡らす梅雨入かな
53 父の日と言わぬ差し入れセブンスター
54 今年竹浸食域に田も墓も
55 タオルよく乾く立夏のこども園
56 ふあふあと海に抱かれし水母かな
57 麦秋や今朝もてくてく八千歩
58 凛として刺より咲きぬ花薊
59 吹く風の光をはねる柿若葉
60 紫陽花のとりわけ今朝の藍の色
61 ゆふまぐれ舞ひ納めたる花菖蒲
62 線香の密やかに満ち梅雨に入る
63 弥撒に祈るヴェールの媼青葉光
64 花束を駅に忘れてついり雨
65 千億の水輪の音やさみだるる
66 炎天の笑みのまぶしき鼓笛隊
67 たくましき祖母のまなざし梅漬けて
68 繭煮るやゆつくり廻る糸車
69 一歳の孫の新調更衣
70 葉隠れのカフェの看板街薄暑
71 子離れの妻のマニキュア蛍の夜
72 どくだみの白き潔さや雨曇り
73 薄烟る街をひとりの梅雨の傘
74 トロ箱に胸鰭ふたつ走り梅雨
75 鎌を研ぐ父の背中や迎へ梅雨
76 屋上に赤き鳥居や風薫る
77 風薫る湖面に雲の小さき波
78 大輪の薔薇の重さに俯きて
79 中り来し時の撓みや鮎の竿
80 江ノ電で向かふ鎌倉風青し
81 時ならぬ雨にも凛と白菖蒲
82 亡き母と話したきこと山桜桃
83 釣竿に鮎の銀鱗はね上ぐる
84 焼きなすの後ろにそつとグラス酒
85 夕の虹少し錆び浮くベンチかな
86 ごみ広場朱夏にかがよふアルミ缶
87 梅雨晴間ピアノもれ来るプレリュード
88 消灯や張り付く蝙蝠網戸越し
89 初蝉やすつ飛んでいく反抗期
90 石塀の端からゆるり蝸牛
91 新緑やお社の千木天をさす
92 夏服のほそき腕にカフを巻く
93 駄菓子屋に集ふ腕白梅雨晴間
94 釣り船に飛び込む飛魚(あご)や潮止り
95 紫陽花の毬の先にも濃紫陽花
96 膝かかえ泣きつくしけりつくつくし
97 寝静まるアマゾン大河星涼し
98 草笛や昔の彼はもういない
99 かりゆしのホテルウーマン白き指
100 石垣島白服まぶしおさげ髪
101 この先に多き鎖場岩清水
102 植田より朝日賜る厨かな
103 帰りかければ噴水の立ち上がる
104 忘れゆく漢字ぼろぼろ梅雨寒し
105 風清しふとひと駅を歩く初夏
106 起床時刻遠し明易の病棟
107 オホーツク見下ろす苫屋浜豌豆
108 かたつむり一葉旧居跡の井戸
109 早苗月五句選り寄り「柿の花」
110 行く蟻と来る蟻同じ蟻の道
111 アカシアの花殻匂ふ雨催
112 よべの雨引きづる空や山法師
113 比良越えて琵琶湖を叩く大夕立
114 ほうたるのふはり飛び交ふ雨もよひ
115 火の鳥となりて羽ばたく夏氷
116 享年より若き遺影や夏の菊
117 夕立風拾ひし骨のまだ熱し
118 裸子や桃太郎めく丸き腹
119 静寂を絡めてゐたり蜘蛛の糸
120 雨粒に傘すぼめたる海月かな
121 階段の下に陣張る十薬草
122 メドゥーサの怒りもかくや栗の花
123 七夕の星へと友は旅立ちぬ
124 名刹の庭埋めつくす牡丹かな
125 潜伏の祈りの祠夏燕
126 安息の日曜ひと日青葉雨
127 御嶽山青葉目に染む雨上がり
128 鈍色の空に向かひて虹立ちし
129 緑蔭に一日二本のバスを待つ
130 じゃんけんぽんなんじゃもんじゃの咲く空き地
131 病葉を摘みたる午後や妻の留守
132 ロールパン焦げた方取る白桃忌
133 アイスコーヒー朝を散りゆく会社員
134 竹落葉時に聞ゆる鈴祓ひ
135 夫摘花の枇杷は大きな実をつけり
136 田水引く夫はせわしく田を回る
6月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。